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確率の低い・・・・人生?
両親の良心は?
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話された内容は
かなり不思議な話だが
ファンヒーター前での事件の事が
真実である!と信用させるには
充分だった。
「御子息は不死の身体です」
「まさか?ホントですか?
それでこの前大丈夫だったんですか?」
キョトンとする母と違い
父親は以外な対応をした。
父親は以前の状況から
半信半疑ではあるが
オクトは普通の体ではないと
考えていたようだった。
母親は『それで?』と
たかが子供が死なないだけで
不倫相手との時間を取られた事の
不快感を全面的にさらけ出した。
「普通に育ててたら
子供が死ぬ事なんて
そんなにあるんですか?」
イライラした口調の母親。
「普通なら問題ありません。
交通事故など不慮の事故は
毎年数件ありますが。
ただ…」と言いかけたところで
1人が目線で言葉を遮る
「この前の事が何か関係してますね?」
と父親が、話やすいように
あえて話しをふるような質問をする
「やはりお父様は
ほぼ理解されてるようですね。」
「なぜあなた達が、今日ここに来たか。
なぜ夫婦同席が必要だったか。
は、全くわかりませんが」
「では、お母様もお忙しいようなので
訪問理由を、お話しさせて頂きます。」
「早くしてよ!」と少し大きな声で
母親がわってはいろうとすると
「お前にとっては
必ず得する話しになるから
今日一日くらいは
我慢した方がいい。
普段どこに行ってるか
わかっている。
それは、あまり家に入れない俺のせいと
諦めているから
今日は我慢しな。」と諭すと
崩していた足を正座にかえ
MiG機関の人の顔を
真正面から見る父親は
「で、対象は家族3名全員ですか?
それともオクトだけ?
移住や、私の仕事はどうなりますか?」
驚くMiG機関と母親。
「かないませんね」MiG機関
「何よ!自分だけ知ってるの?」
「気にせず、話してください
おそらく聞けば彼女は
納得するでしょう。」
父親を睨む母親。
「では、」と話しが始まる
これがオクトの今の境遇をつくる
『
まず、先程申し上げたとおり
御子息は不死の身体になる病気です。
そして、その病気は
過去に何人も国は認識しています。
発表などはありませんが。
しかし、過去の発症は全て
小学生以上でしか事例が
ありませんでした。
ですが、御子息は生まれつき
この病気を持っていたのです。
憶測の域もありますが
間違いないでしょう。
と言うのが研究者の見解です。
そして、お父様の推測の通り
ご両親の精子と卵子
そして御子息の身体を
研究材料として
提供して頂きたいのです。
もちろん御礼はさせて頂きます
』
《母親は御礼と聞いて
ニヤニヤし始めて
父親に止められていた
無駄や暴言は止まった》
まず、精子と卵子には
それぞれ一千万円。
追加をお願いする時は
かなり下りますが100万円です。
「えー500万はするでしょう
恥ずかしいんだしぃ
なぇあなたぁ~」
気持ちいいほどの手のひら返しと
気持ちの悪い猫撫で声
「とりあえず最後まで聞こう」
怒るでもなく、睨むでもなく
父親は、話を進めてもらうよえ促す。
『
もちろん金額は、これが決定ではなく
随時相談とさせて頂ければ
と思います。
こう言うと、かなり失礼ですが
ご両親の体も研究材料としては
かなり重要だと判断しておりますので。
オクト君についてですが
まず1年ほど、機関にお預かりし
成長過程などを調べさせて頂きたい。
はっきりといつまでと
明言できませんが
会いに来て頂くことは
全く問題ないです。
』
父親が
「もし可能であれば
かなり小さいアパートですが
隣などに機関の方が
住み込むなどは無理ですか?
あなた達は、近隣住民に姿を
見られてしまっている。
見た目はかなり特殊な感じだ。
そんな人が来てすぐに
子どもがいなくなれば
噂は私達夫婦だけでは済まない
かもしれない。
国として困る事も想定できる。
今日結論は出さないでいいです。
大金が手に入るんだ
後2回くらいは
俺たちと1日家にいるのは
我慢しろ。
早ければ半日ですむ。
パチンコならそれからでも充分だろ」
『非常に深い考えですね。
まるで、この話がくるのが
わかっていたかのような』
「わかるわけないでしょう。
こんな話」と少し目を潤ませる父親
「あの時、死んでいる方が
オクトは幸せかもしれない
と、毎日考える。
もし、偶然助かったのではなく
死なないなら
オクトはこれから何度も
死ぬほどの苦しみを
味わうのかもしれない
そんな事を想像したとき
せめて、お金なれば。
国からこんな風にお金が出れば
なんて考えるのは
最低な父親だと思います。
でもね、でも、でも……」
と母親は無関心の目を
MiG機関の人は同情の目を
父親に向けているのを感じながら
父親は嗚咽を漏らして泣く。
「心配しないでください
国がオクトくんを守るように
また、すこしでも愛情に触れられる
そんな環境になるように
国や機関と相談します。」
と、訪問している中で
一番役職が高そうな人が
もらい泣きしながら答えた
父親の涙に。
そして、数日後
もう一度だけ話し合いの場が
設けられる事になったが
その日は母親は
1週間前からの不倫旅行で不在。
すでに浮気がバレている事
オクトの事で入ってくるお金で
養育費や慰謝料は困らない
と思ったのか
浮気を隠す事をやめたような行動に
MiG機関の人達は
驚きと呆れた様子を隠せなかった。
「ま、これも想像通りです」
と、苦笑いの父親。
「アイツの条件は聞いてきてます。」
と、メモをだす。
中に書かれているのは
お金についてのみだった。
意味のわからない「慰謝料」もあり
父親は苦笑いしながら
「お金さえたくさん入れば
特に問題ないと思います」
MiG機関の人も、苦笑い。
「基本的に今日これならのは
いろいろ時間調整してくれたのに
来れない妻のせいだから
契約については私の一存で大丈夫です。
言質と念書もとってあります。」
とレコーダーと念書をだし
再生しようとすると
機関の人は
「お父様の行動は信用できます。
逆にいろいろでき過ぎで
怖いくらいです。」
「いろいろありましたから」
機関の一人が《いろいろ》が
気になり、調べたところ
若い頃銀行員だった父親は
騙されて詐欺の手伝いをして
銀行を辞めさせられた。
それがキレ物の父親を
貶めるために、同期の者数名が
強力して行った事で
貶められた事も父親は
知っているらしい。
話し合いはほぼ両方の考えは同じで
金額については
機関の予算範囲の、最上限になった。
その時も父親が
「これくらいが限界でしょう」
と提案した額で
またも機関は驚いた。
さらに父親は機関を驚かせた
「私を人体実験したくはないですか?
見たところあなた達の機関は
女性が多いように見える。
これはもしかすると性差別になる?
でも、そうではなく。
私の精子や細胞などを使い
新たな〔オクト〕を産む
と言う計画はありませんか?
それが可能であれば
私は妻と離婚して
他に女性を作ったとして
アイツの浮気を帳消しにして
自由にさせられる。
そしてオクトの親権を俺にして
機関の女性と、戸籍で再婚し
俺を死亡させる。
その女性には申し訳ないが
養子縁組する事で
親権をアイツに渡す事を防ぎたい。
そうする事で、オクトも
ある程度の自由を手にできる。
人体実験用の様々な対応以外に
館内の掃除などもします。
そうする事で機関も
私を呼び安くなるし
死亡した人が街を歩いている
なんて騒動も防げる。
いかがでしょうか?」
「あなたは何度私達を驚かすんですか?
実は今日はあなたにだけの話があり
まさにその事だったんです。
詳しく話すと
奥様には、お姉さんと妹さんが
おられるのは
もちろんご存知ですね?」
「結婚の挨拶であってます」
「その家族のお子さんには
この病状がでていなくて
ご主人は一人っ子なので
オクト君の病気は
ご主人の遺伝子による影響が
かなり強いのではないか?
と判断しております。
その為、先程提案頂いた内容は
こちらからすると
願ったり叶ったりの提案
と言えますが
あとは金額の問題です。」
「多くは望みません。
住み込みで、昼食は支給。
検査や入院の時の費用や
食事はそちらで。
あとはあまりきにしないつもりです。
妻が知らないお金を
オクトに残したいのです。」
「わかりました
全力で協力します」
そして父は、母の知らない暮らしを
機関の建物で始めた。
もとから感心のない母親であり
さらに生活費や、遊ぶ金に困らなくなり
感心は、ゼロになった。
父親にとっては、好都合
としか言えない状況ではあった
オクトの地獄のような日々は
この後から…
話された内容は
かなり不思議な話だが
ファンヒーター前での事件の事が
真実である!と信用させるには
充分だった。
「御子息は不死の身体です」
「まさか?ホントですか?
それでこの前大丈夫だったんですか?」
キョトンとする母と違い
父親は以外な対応をした。
父親は以前の状況から
半信半疑ではあるが
オクトは普通の体ではないと
考えていたようだった。
母親は『それで?』と
たかが子供が死なないだけで
不倫相手との時間を取られた事の
不快感を全面的にさらけ出した。
「普通に育ててたら
子供が死ぬ事なんて
そんなにあるんですか?」
イライラした口調の母親。
「普通なら問題ありません。
交通事故など不慮の事故は
毎年数件ありますが。
ただ…」と言いかけたところで
1人が目線で言葉を遮る
「この前の事が何か関係してますね?」
と父親が、話やすいように
あえて話しをふるような質問をする
「やはりお父様は
ほぼ理解されてるようですね。」
「なぜあなた達が、今日ここに来たか。
なぜ夫婦同席が必要だったか。
は、全くわかりませんが」
「では、お母様もお忙しいようなので
訪問理由を、お話しさせて頂きます。」
「早くしてよ!」と少し大きな声で
母親がわってはいろうとすると
「お前にとっては
必ず得する話しになるから
今日一日くらいは
我慢した方がいい。
普段どこに行ってるか
わかっている。
それは、あまり家に入れない俺のせいと
諦めているから
今日は我慢しな。」と諭すと
崩していた足を正座にかえ
MiG機関の人の顔を
真正面から見る父親は
「で、対象は家族3名全員ですか?
それともオクトだけ?
移住や、私の仕事はどうなりますか?」
驚くMiG機関と母親。
「かないませんね」MiG機関
「何よ!自分だけ知ってるの?」
「気にせず、話してください
おそらく聞けば彼女は
納得するでしょう。」
父親を睨む母親。
「では、」と話しが始まる
これがオクトの今の境遇をつくる
『
まず、先程申し上げたとおり
御子息は不死の身体になる病気です。
そして、その病気は
過去に何人も国は認識しています。
発表などはありませんが。
しかし、過去の発症は全て
小学生以上でしか事例が
ありませんでした。
ですが、御子息は生まれつき
この病気を持っていたのです。
憶測の域もありますが
間違いないでしょう。
と言うのが研究者の見解です。
そして、お父様の推測の通り
ご両親の精子と卵子
そして御子息の身体を
研究材料として
提供して頂きたいのです。
もちろん御礼はさせて頂きます
』
《母親は御礼と聞いて
ニヤニヤし始めて
父親に止められていた
無駄や暴言は止まった》
まず、精子と卵子には
それぞれ一千万円。
追加をお願いする時は
かなり下りますが100万円です。
「えー500万はするでしょう
恥ずかしいんだしぃ
なぇあなたぁ~」
気持ちいいほどの手のひら返しと
気持ちの悪い猫撫で声
「とりあえず最後まで聞こう」
怒るでもなく、睨むでもなく
父親は、話を進めてもらうよえ促す。
『
もちろん金額は、これが決定ではなく
随時相談とさせて頂ければ
と思います。
こう言うと、かなり失礼ですが
ご両親の体も研究材料としては
かなり重要だと判断しておりますので。
オクト君についてですが
まず1年ほど、機関にお預かりし
成長過程などを調べさせて頂きたい。
はっきりといつまでと
明言できませんが
会いに来て頂くことは
全く問題ないです。
』
父親が
「もし可能であれば
かなり小さいアパートですが
隣などに機関の方が
住み込むなどは無理ですか?
あなた達は、近隣住民に姿を
見られてしまっている。
見た目はかなり特殊な感じだ。
そんな人が来てすぐに
子どもがいなくなれば
噂は私達夫婦だけでは済まない
かもしれない。
国として困る事も想定できる。
今日結論は出さないでいいです。
大金が手に入るんだ
後2回くらいは
俺たちと1日家にいるのは
我慢しろ。
早ければ半日ですむ。
パチンコならそれからでも充分だろ」
『非常に深い考えですね。
まるで、この話がくるのが
わかっていたかのような』
「わかるわけないでしょう。
こんな話」と少し目を潤ませる父親
「あの時、死んでいる方が
オクトは幸せかもしれない
と、毎日考える。
もし、偶然助かったのではなく
死なないなら
オクトはこれから何度も
死ぬほどの苦しみを
味わうのかもしれない
そんな事を想像したとき
せめて、お金なれば。
国からこんな風にお金が出れば
なんて考えるのは
最低な父親だと思います。
でもね、でも、でも……」
と母親は無関心の目を
MiG機関の人は同情の目を
父親に向けているのを感じながら
父親は嗚咽を漏らして泣く。
「心配しないでください
国がオクトくんを守るように
また、すこしでも愛情に触れられる
そんな環境になるように
国や機関と相談します。」
と、訪問している中で
一番役職が高そうな人が
もらい泣きしながら答えた
父親の涙に。
そして、数日後
もう一度だけ話し合いの場が
設けられる事になったが
その日は母親は
1週間前からの不倫旅行で不在。
すでに浮気がバレている事
オクトの事で入ってくるお金で
養育費や慰謝料は困らない
と思ったのか
浮気を隠す事をやめたような行動に
MiG機関の人達は
驚きと呆れた様子を隠せなかった。
「ま、これも想像通りです」
と、苦笑いの父親。
「アイツの条件は聞いてきてます。」
と、メモをだす。
中に書かれているのは
お金についてのみだった。
意味のわからない「慰謝料」もあり
父親は苦笑いしながら
「お金さえたくさん入れば
特に問題ないと思います」
MiG機関の人も、苦笑い。
「基本的に今日これならのは
いろいろ時間調整してくれたのに
来れない妻のせいだから
契約については私の一存で大丈夫です。
言質と念書もとってあります。」
とレコーダーと念書をだし
再生しようとすると
機関の人は
「お父様の行動は信用できます。
逆にいろいろでき過ぎで
怖いくらいです。」
「いろいろありましたから」
機関の一人が《いろいろ》が
気になり、調べたところ
若い頃銀行員だった父親は
騙されて詐欺の手伝いをして
銀行を辞めさせられた。
それがキレ物の父親を
貶めるために、同期の者数名が
強力して行った事で
貶められた事も父親は
知っているらしい。
話し合いはほぼ両方の考えは同じで
金額については
機関の予算範囲の、最上限になった。
その時も父親が
「これくらいが限界でしょう」
と提案した額で
またも機関は驚いた。
さらに父親は機関を驚かせた
「私を人体実験したくはないですか?
見たところあなた達の機関は
女性が多いように見える。
これはもしかすると性差別になる?
でも、そうではなく。
私の精子や細胞などを使い
新たな〔オクト〕を産む
と言う計画はありませんか?
それが可能であれば
私は妻と離婚して
他に女性を作ったとして
アイツの浮気を帳消しにして
自由にさせられる。
そしてオクトの親権を俺にして
機関の女性と、戸籍で再婚し
俺を死亡させる。
その女性には申し訳ないが
養子縁組する事で
親権をアイツに渡す事を防ぎたい。
そうする事で、オクトも
ある程度の自由を手にできる。
人体実験用の様々な対応以外に
館内の掃除などもします。
そうする事で機関も
私を呼び安くなるし
死亡した人が街を歩いている
なんて騒動も防げる。
いかがでしょうか?」
「あなたは何度私達を驚かすんですか?
実は今日はあなたにだけの話があり
まさにその事だったんです。
詳しく話すと
奥様には、お姉さんと妹さんが
おられるのは
もちろんご存知ですね?」
「結婚の挨拶であってます」
「その家族のお子さんには
この病状がでていなくて
ご主人は一人っ子なので
オクト君の病気は
ご主人の遺伝子による影響が
かなり強いのではないか?
と判断しております。
その為、先程提案頂いた内容は
こちらからすると
願ったり叶ったりの提案
と言えますが
あとは金額の問題です。」
「多くは望みません。
住み込みで、昼食は支給。
検査や入院の時の費用や
食事はそちらで。
あとはあまりきにしないつもりです。
妻が知らないお金を
オクトに残したいのです。」
「わかりました
全力で協力します」
そして父は、母の知らない暮らしを
機関の建物で始めた。
もとから感心のない母親であり
さらに生活費や、遊ぶ金に困らなくなり
感心は、ゼロになった。
父親にとっては、好都合
としか言えない状況ではあった
オクトの地獄のような日々は
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