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第三章 運命を変える7ヶ月間
91:すごい会議に参加しました
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ずいぶん豪華な部屋だなとは思っていたけれど、アルフィール様たちと話していた部屋は国王様に謁見するための控え室だったらしい。
普通はここで待った後に謁見の間で国王様にお会いするそうだけど、これから向かうのは国王様が重臣たちを集めて話し合うための会議室だそうだ。
付き添いのリジーを控え室に一人残して、私たちは会議室へ向かう。移動する道すがら、ジェイド様は簡単に会議の事を話してくれた。
どうやら学園祭で私が閉じ込められた事件について話があるらしい。歩きながらだったから詳しくは教えてもらえなかったけれど、国王様のいる会議の議題になるという事は、やっぱり第二王子派が関係しているって事なのかな。
でもだからって、私が呼ばれる理由ってある? 事件の被害者だから?
不思議に思いつつも足を進めて。たどり着いた会議室に入ると、そこにはすでに数人のおじさま方がいた。私はアルフィール様たちと一緒に挨拶しようとしたんだけれど。
「えっ、父さん⁉︎」
「シャルラ、きちんとなさい」
「あっ、ごめんなさい。お父様」
おじさま方の中に父さんがいたから、思わず声を上げてしまった。
驚きながらも淑女の礼を取れば、父さんがおじさま方に私を紹介してくれた。でもそこでまた、私はビックリしてしまった。
だって集まっていたのは、宰相様に魔導士団長様、騎士団長様という錚々たる顔ぶれで。要するに、ジェイド様のお父様とラステロくんのお父様、ゼリウス様のお父様が揃っていたのだ。
そして父さんの上司である魔法管理局局長と、お城の入り口で分かれた兄さんまでいて。
私は混乱して固まりそうになったけれど、どうやら兄さんも私がいる事にビックリしたみたい。珍しい兄さんの驚き顔を見たら不思議と気持ちが落ち着いた。
でもそれも、そう長くは続かないわけで。
「皆、揃っているな」
私たちが席に着いてすぐ、国王様が部屋へ入ってきた。国王様の隣には、アルフィール様のお父様であるメギスロイス公爵様もいる。
立礼してお迎えした私たちの前で、長いテーブルの一番奥、上座にある豪華な椅子に国王様は腰を下ろした。ちらりと国王様を盗み見てみれば、当たり前だけれど学園祭で見た姿と全く違っていて。真っ赤な服を着てプレゼントを置いていった人と同一人物だなんて思えない威厳溢れる様に、私は圧倒されてしまった。
「モルセン管理官。その子がそなたの娘か?」
「はい、陛下。シャルラと申します。……シャルラ」
「お、お初にお目にかかります。シャルラ・モルセンです。陛下におきましては」
「よい。今日はあまり時間がないからな。顔を上げなさい。皆も座るように」
「はい」
父さんに促されて、正式な挨拶をしようとしたのだけれど。国王様に止められてしまい、緊張でカチコチなまま腰を下ろす。
すると国王様は、学園祭で会った時と同じ朗らかな笑みを浮かべた。
「シャルラ嬢。そなたには慣れない場だろうが、しばし耐えてくれるか。我々にはそなたの力が必要だ」
「は、はい。精一杯頑張らせて頂きます」
「ディラインから聞いてた通り、素直で頑張り屋な娘のようだな」
私がこの会議で何の役に立てるのかは分からないけれど、きっと私の気持ちを和ませようとしてくれたんだろう。国王様は優しい声で話してくれた。
でも殿下から聞いてた通りって……国王様も、私が殿下とよく会ってたのを把握してるって事だよね。私、どう思われてるんだろう。
もしも『婚約者がいる息子に言い寄るとはけしからん奴だ!』とか思われてたら、何か粗相した瞬間に殺されちゃうかもしれない?
「シャルラちゃん、心配しなくて大丈夫だよ。何かあっても、ボクがお嫁さんにしてあげるから」
一人で色んな想像をしていると、ちゃっかり私の隣に座っているラステロくんがニコニコ笑顔で囁いた。
何が大丈夫なのかな。私はラステロくんのお嫁さんにはならないよ? ……って言いたい所だけど、国王様たちがいる席でそんな事は言えない。忘れがちだけど、ラステロくんは公爵家のご子息で、本来は子爵令嬢の私が気楽に話していい相手じゃないんだよね。
私は曖昧な笑みを返して、反対隣にいるイールトさんの方にほんの少しだけ体を寄せた。
殿下は国王様と一緒に上座に座っているのだけれど、まだ婚約者の立場のアルフィール様まで、殿下に無理矢理連れて行かれて隣に座らされてる。
その手前に父さんたちお偉方がいて、私たち学生組は下座に座ってるのだけど。いつもなら壁際に立つイールトさんも会議の参加者として呼ばれていたみたいで、私と一緒に並んで座ってくれたのだ。
そうこうしている間に、機密性の高い話をするつもりなのか国王様は人払いをされて。厳粛な空気の中、会議が始まった。
「ではまずは私から。モルセン子爵令嬢、この顔に見覚えはあるか?」
「いえ、見たことはありません」
会議の口火を切った魔導士団長様は、特殊魔法の念写で描いたのだろう、本物そっくりに描かれた女性の顔の絵を私に見せた。
これってあれかな? あの偽物の先輩かもしれない人って事なのかな。これを確かめるために私が呼ばれたんだとしたら、間違えちゃいけない。
気合いを入れて答えれば、魔導士団長様は次の絵を手にした。
「そうか。では、これは?」
「あ、この人です! 私を連れてった先輩!」
二枚目に見せられた絵は、まさしくあの女の人だった。私の答えを聞いて、魔導士団長様は宰相様に目を向けた。
「やはりロイメル公爵令嬢は無実のようだな」
「だが制服は彼女のものだ。実行犯を殺しただけかもしれんだろう」
「殺した……?」
「君を閉じ込めたこの女は、死体で見つかったのだよ」
淡々とした宰相様の言葉に息が詰まる。あの人、殺されたの?
呆然とした私を宥めるように、私の右手をラステロくんが。左手をイールトさんが握ってくれたから、続けられた話をどうにか聞く事が出来た。
普通はここで待った後に謁見の間で国王様にお会いするそうだけど、これから向かうのは国王様が重臣たちを集めて話し合うための会議室だそうだ。
付き添いのリジーを控え室に一人残して、私たちは会議室へ向かう。移動する道すがら、ジェイド様は簡単に会議の事を話してくれた。
どうやら学園祭で私が閉じ込められた事件について話があるらしい。歩きながらだったから詳しくは教えてもらえなかったけれど、国王様のいる会議の議題になるという事は、やっぱり第二王子派が関係しているって事なのかな。
でもだからって、私が呼ばれる理由ってある? 事件の被害者だから?
不思議に思いつつも足を進めて。たどり着いた会議室に入ると、そこにはすでに数人のおじさま方がいた。私はアルフィール様たちと一緒に挨拶しようとしたんだけれど。
「えっ、父さん⁉︎」
「シャルラ、きちんとなさい」
「あっ、ごめんなさい。お父様」
おじさま方の中に父さんがいたから、思わず声を上げてしまった。
驚きながらも淑女の礼を取れば、父さんがおじさま方に私を紹介してくれた。でもそこでまた、私はビックリしてしまった。
だって集まっていたのは、宰相様に魔導士団長様、騎士団長様という錚々たる顔ぶれで。要するに、ジェイド様のお父様とラステロくんのお父様、ゼリウス様のお父様が揃っていたのだ。
そして父さんの上司である魔法管理局局長と、お城の入り口で分かれた兄さんまでいて。
私は混乱して固まりそうになったけれど、どうやら兄さんも私がいる事にビックリしたみたい。珍しい兄さんの驚き顔を見たら不思議と気持ちが落ち着いた。
でもそれも、そう長くは続かないわけで。
「皆、揃っているな」
私たちが席に着いてすぐ、国王様が部屋へ入ってきた。国王様の隣には、アルフィール様のお父様であるメギスロイス公爵様もいる。
立礼してお迎えした私たちの前で、長いテーブルの一番奥、上座にある豪華な椅子に国王様は腰を下ろした。ちらりと国王様を盗み見てみれば、当たり前だけれど学園祭で見た姿と全く違っていて。真っ赤な服を着てプレゼントを置いていった人と同一人物だなんて思えない威厳溢れる様に、私は圧倒されてしまった。
「モルセン管理官。その子がそなたの娘か?」
「はい、陛下。シャルラと申します。……シャルラ」
「お、お初にお目にかかります。シャルラ・モルセンです。陛下におきましては」
「よい。今日はあまり時間がないからな。顔を上げなさい。皆も座るように」
「はい」
父さんに促されて、正式な挨拶をしようとしたのだけれど。国王様に止められてしまい、緊張でカチコチなまま腰を下ろす。
すると国王様は、学園祭で会った時と同じ朗らかな笑みを浮かべた。
「シャルラ嬢。そなたには慣れない場だろうが、しばし耐えてくれるか。我々にはそなたの力が必要だ」
「は、はい。精一杯頑張らせて頂きます」
「ディラインから聞いてた通り、素直で頑張り屋な娘のようだな」
私がこの会議で何の役に立てるのかは分からないけれど、きっと私の気持ちを和ませようとしてくれたんだろう。国王様は優しい声で話してくれた。
でも殿下から聞いてた通りって……国王様も、私が殿下とよく会ってたのを把握してるって事だよね。私、どう思われてるんだろう。
もしも『婚約者がいる息子に言い寄るとはけしからん奴だ!』とか思われてたら、何か粗相した瞬間に殺されちゃうかもしれない?
「シャルラちゃん、心配しなくて大丈夫だよ。何かあっても、ボクがお嫁さんにしてあげるから」
一人で色んな想像をしていると、ちゃっかり私の隣に座っているラステロくんがニコニコ笑顔で囁いた。
何が大丈夫なのかな。私はラステロくんのお嫁さんにはならないよ? ……って言いたい所だけど、国王様たちがいる席でそんな事は言えない。忘れがちだけど、ラステロくんは公爵家のご子息で、本来は子爵令嬢の私が気楽に話していい相手じゃないんだよね。
私は曖昧な笑みを返して、反対隣にいるイールトさんの方にほんの少しだけ体を寄せた。
殿下は国王様と一緒に上座に座っているのだけれど、まだ婚約者の立場のアルフィール様まで、殿下に無理矢理連れて行かれて隣に座らされてる。
その手前に父さんたちお偉方がいて、私たち学生組は下座に座ってるのだけど。いつもなら壁際に立つイールトさんも会議の参加者として呼ばれていたみたいで、私と一緒に並んで座ってくれたのだ。
そうこうしている間に、機密性の高い話をするつもりなのか国王様は人払いをされて。厳粛な空気の中、会議が始まった。
「ではまずは私から。モルセン子爵令嬢、この顔に見覚えはあるか?」
「いえ、見たことはありません」
会議の口火を切った魔導士団長様は、特殊魔法の念写で描いたのだろう、本物そっくりに描かれた女性の顔の絵を私に見せた。
これってあれかな? あの偽物の先輩かもしれない人って事なのかな。これを確かめるために私が呼ばれたんだとしたら、間違えちゃいけない。
気合いを入れて答えれば、魔導士団長様は次の絵を手にした。
「そうか。では、これは?」
「あ、この人です! 私を連れてった先輩!」
二枚目に見せられた絵は、まさしくあの女の人だった。私の答えを聞いて、魔導士団長様は宰相様に目を向けた。
「やはりロイメル公爵令嬢は無実のようだな」
「だが制服は彼女のものだ。実行犯を殺しただけかもしれんだろう」
「殺した……?」
「君を閉じ込めたこの女は、死体で見つかったのだよ」
淡々とした宰相様の言葉に息が詰まる。あの人、殺されたの?
呆然とした私を宥めるように、私の右手をラステロくんが。左手をイールトさんが握ってくれたから、続けられた話をどうにか聞く事が出来た。
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