こちらの異世界で頑張ります

カイ王子に会う!

俺たちは、２日間ゆっくり寛いて待っていた!
その間にマイキ兄上からの連絡が有り休暇は、３日後なので昼に来るとの知らせがきた。それなら城から帰っていると思う。
もしも、帰って居なかったら手紙を一応宿主に渡して置く。
内容は、簡単に（城に行く帰ったら連絡する）と書いてある。
迎えの当日、朝食を食べ終わった頃に城から迎えが着た!

「ハリー様とユキ様ですね。お迎えに参りました。」

「カイ王子の迎えで間違いないですか?…何か証明は有りますか?有るのなら見せてください!」

「はい、こちらが」と言って見せたのが、カイ王子に頂いたコインと同じ物だった。

俺たちは、それを見て馬車に乗る事にした。従魔たちは、モモ以外一応留守番にして貰ったがブーイングのアラシだったよ!（笑）
流石にこの数は、無理だと思ったので我慢して貰った!
モモなら小さいサイズなので連れて行ったとて気になら無いのと何か有った時に皆んなに連絡する事が出来ると思い決めた!
馬車に乗って３０分程で城の入口門の前に着きその後、裏から城に入った!
城の中を歩き回り広くて驚いた!俺１人なら確実に迷子に成るよな!
少しして庭を通り抜け離れの様な屋敷に入り二階に上がる。案内してくれた人が扉の前に立ちノックして、

「カイ王子、お連れ致しました。」

中から従者の者が扉を開けてくれたので部屋に入る。
部屋に入ると応接間が有り其処にカイ王子とバスタ執事それに従者の者達がいた。

「良く来てくれました!ハリーにユキ!…待っていましたよ!　王都に来たという事は、何か解ったのですか?」

「はい、魔の森については詳しくは話せませんが、不思議な水は本当に有りました!」

「ユキ!本当に有ったのですか!それはどうすれば手に入れられますか!教えてくれますか?ユキ!…もう、時間が無い様なのです!　急いでサムソンに行き……」

「カイ王子、落ち着いてください。サムソンに行く必要は有りませんよ!」

「何故ですか!」

「不思議な水は、頂いて持って来ましたからね。だから行く必要は無いのです。」

「ユキ!本当なのか?」

「えぇ、本当です。」

「ありがとうユキ!直ぐに妹に会わせるから寝室に来てくれ!」

カイ王子は、俺たちを寝室に連れて行く。そこには痩せ細った女の子が寝ていた!
俺たちは、驚きここまで酷く成っているとは思っていなかった!