こちらの異世界で頑張ります

kotaro

文字の大きさ
上 下
78 / 100

サムソンへ!

しおりを挟む
カーテンの隙間から朝日が入り少し眩しくて目が覚めた。昨日は、早く寝たのでぐっすりと寝て疲れも取れたようだ!
静かにベッドから出て顔を洗い身支度をして朝食を作るために1階の台所に向かい今朝は、何を作ろうかと悩みながら台所に入った。

「今朝は、サンドイッチでも作ろかな~、後は飲み物だね!紅茶にしようかな?」

作ってる間に皆が、食堂に入ってきた。

「おはよーみんな!朝食出来てるよ。」

「おはよーユキ!」

『おはよーユキ!』「グルル!」

皆んな個々の席に着いて《いただきます!》「グルルゥ!」

「ユキ、今日ギルドで依頼受けるか?」

「う~ん、一応ギルドに行って魔の森の依頼が無いか確認して無かっても魔の森に行くつもりだよ。」

「魔の森に何かあるのか?」

「カイ王子に約束したからね。」

「そうか、ユキは優しいな!」(笑)

食後、俺たちは冒険者ギルドに向かったのである。
まだ、ギルドマスターと師匠に挨拶していないので先ずは、帰省報告をしに会いに行った。

トントン「ギルドマスター、ハリーです。」

「おう、入れ!」

「失礼します。昨日、戻りました。挨拶遅れすいません!」

「いや、気にするな! お帰りハリー、ユキ、領都はどうだった?楽しんできたか?」

「はい、皆には会えなかったが帰って良かったです。」(笑)

「そうか、ユキも楽しかったか?」

「うん、凄く楽しかったよ!…領都のお屋敷に私のお部屋も頂いたの!何時でも来なさいって!」(笑)

「そうか、良かったな! この後の予定は何かあるのか?」

「魔の森に行くので、依頼があればついでに受けようかなと思っている。」

「魔の森に用事でもあるのか?」

俺はユキを見た。言っていい話なのかの確認の為にユキを見たのだが、ユキが察して話してくれるようだ。

「あのね、領都は行く途中で魔物たちに襲われていた人たちがいて助っ人に入ったの…その人たち王族の方で魔の森から王都に帰る途中だったの!」

「それは本当か? 王族がこちらに来るとは聞いてないぞ!それに何故魔の森に!」

「有るものを探しに来たって言ってたよ。でも、見つけられなかった様なの!」

「有るものとは、何だ?」

「どんな病気でも、治る水らしいです!」

「其のような物、本当に有るのか?」

「一応、不思議な泉らしいのは有るのよ!でも、それが病気が治るかは聞かなければ判らないからね!」

「ユキは、何故知っているんだ?」

「スノーたちが、教えてくれた綺麗な湖があって其のもっと奥に洞窟があるのを私が見つけてその中に泉らしいのがあるの!多分それらと思うの」

「何故そう思うのだ?」

「その泉に精霊がいるから!」

「………………!会ったのか!」

「うん!」

「解った!…気をつけて行って来い!」

「うん、言ってくるね。」(笑)

「では、マスター行って来ます。」

「あぁ、ハリーも気をつけて行って来い!」

そして、俺たちは依頼が有るか無いかを確認後魔の森に向かったのである。


しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

転生したので好きに生きよう!

ゆっけ
ファンタジー
前世では妹によって全てを奪われ続けていた少女。そんな少女はある日、事故にあい亡くなってしまう。 不思議な場所で目覚める少女は女神と出会う。その女神は全く人の話を聞かないで少女を地上へと送る。 奪われ続けた少女が異世界で周囲から愛される話。…にしようと思います。 ※見切り発車感が凄い。 ※マイペースに更新する予定なのでいつ次話が更新するか作者も不明。

異世界でのんびり暮らしたい!?

日向墨虎
ファンタジー
前世は孫もいるおばちゃんが剣と魔法の異世界に転生した。しかも男の子。侯爵家の三男として成長していく。家族や周りの人たちが大好きでとても大切に思っている。家族も彼を溺愛している。なんにでも興味を持ち、改造したり創造したり、貴族社会の陰謀や事件に巻き込まれたりとやたらと忙しい。学校で仲間ができたり、冒険したりと本人はゆっくり暮らしたいのに・・・無理なのかなぁ?

【幸せスキル】は蜜の味 ハイハイしてたらレベルアップ

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はアーリー 不慮な事故で死んでしまった僕は転生することになりました 今度は幸せになってほしいという事でチートな能力を神様から授った まさかの転生という事でチートを駆使して暮らしていきたいと思います ーーーー 間違い召喚3巻発売記念として投稿いたします アーリーは間違い召喚と同じ時期に生まれた作品です 読んでいただけると嬉しいです 23話で一時終了となります

幼女と執事が異世界で

天界
ファンタジー
宝くじを握り締めオレは死んだ。 当選金額は約3億。だがオレが死んだのは神の過失だった! 謝罪と称して3億分の贈り物を貰って転生したら異世界!? おまけで貰った執事と共に異世界を満喫することを決めるオレ。 オレの人生はまだ始まったばかりだ!

知識スキルで異世界らいふ

チョッキリ
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ

異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜

芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。 そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。 【カクヨムにも投稿してます】

異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい

ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。 強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。 ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。

【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです

yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~ 旧タイトルに、もどしました。 日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。 まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。 劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。 日々の衣食住にも困る。 幸せ?生まれてこのかた一度もない。 ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・ 目覚めると、真っ白な世界。 目の前には神々しい人。 地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・ 短編→長編に変更しました。 R4.6.20 完結しました。 長らくお読みいただき、ありがとうございました。

処理中です...