こちらの異世界で頑張ります

領都へ 里帰り! 後半へ

ユキのお部屋が決まり、従魔たちが喜んでいる姿を見て笑いながらスノーたちに声をかけ食堂に向かった。
食堂には、家族が揃っていて急いで席に着いた。ユキは、お部屋のお礼を父さまに言う。

「父さま、お部屋を用意していただきありがとうございます！従魔たちも喜んでいます！」

「そうか、気に入ってくれて良かったよ。これからも、ちょくちょく帰って来なさい!」(笑)

「はい、父さまありがとう!」

「父上、オーガの方は片付きましたか？」

「あぁ、やっと落ち着いたよ❗️」(笑)

「そうですか!…では、副団長に頼までた模擬戦の予定はいつか、聞いといてください。」

「いつの間に其のような約束を交わしたんだ!　其れは私も楽しみだな!…ユキ達もか?」

「イエ、ユキは魔法攻撃が主ですので今回の件は、俺だけですよ。」（笑）

「そうか、解った。ハリーは何時でも良いのだな!」

「はい。」

それから、何日か過ぎて副団長からの連絡が着た。
「明日、お願いします。」と言う連絡だ!　俺は苦笑いし了承した。ユキ達も楽しみにしているようだ。
本当は、スノーたちも模擬戦を遣りたかったらしいが諦めて貰った!（笑）

「ハリー兄さま、頑張ってね!」

「旦那様、私たちも見学していいですか?」

「あぁ、構わないだろう。ハリー良いか?」

「あぁ、別に構わないぞ兄上」

という事で明日に決まった。
当日の朝、俺はライガーと朝食を食べに食堂に向かった。ユキ達も既に着ており席に座って待っている。

「おはようございます。父上、母上お待たせしてすいません!…俺が最後ですか?申し訳無い。」

「イヤ、気にするな!私たちが早く着すぎたのだ!」（笑）

「そうだ、ハリー気にするな!…私たち夫婦も早く目が覚めただけだ!」

笑いながら兄上は応えた!

「それより、冷める前に食べようか!…スノーたちが今にもヨダレが落ちそうだぞ!」と父上が笑いながら言った!

食後、少し寛いてから皆んなで訓練場に向かった。
訓練場に入ったら騎士団が整列して待っていた。
副団長が走ってきて領主１家がきたので最初は驚いていたが、直ぐに納得した顔をして迎えにきた。

「領主様、皆様、おはようございます。ハリー様、今日は宜しくお願いします。先ずはあちらの方へ、団長もお待ちです。」

と言って訓練場の奥に見学席が有りそこに団長も待っているらしい。団長が入口で迎えていた。

「皆、お揃いで!（笑）ハリー様、今日は宜しく頼むな!…今、戦がないので緩みきっているから、何か有ったときそれでは、駄目だからな!頼むぞ!」

「事情は解った。頑張ってみるよ!…先ずは個人戦だな!　実力を見たいので、では、始めるか!」

と言ってハリー兄さまは、整列している騎士団の前に行く。

「ハリーだ。これから個人戦をしてお前たちの実力をみる。じっくり観たいので副団長、１０人のグループを作り毎日そのグループ１０人に模擬戦を行なう事にする。その他のグループは何時もの様に騎士団の訓練をするか、俺たちの模擬戦を見るのも良いぞ!」（笑）

それから直ぐにグループ分けされた。
そして、最初の模擬戦が開始する!


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読んで頂きありがとう御座います。
あまり、闘いのシーンは詳しく書いたりしませんが
想像して読んで頂くと有り難いです!
こんなほんわかした小説ですが、もう暫く応援宜しくお願いします。