こちらの異世界で頑張ります

領主の家族たち! 帰郷…

シラユキ親子の登録が終わり家に帰る事にした。
家に向かった領主さまたちの事も気になるしね。
その後の領主さまたちの予定なども聞いて無いしね。
そろそろ領地に戻られるのかな?

「ハリー兄さま、この後の領主さまの予定聞いてますか?」

「イヤ、聞いてはいないが流石に領地に帰ると思うぞ!」

それもそうだよね～と思いながらも帰宅する!

「ただいま戻りました!」

「ハリー、ユキ、お帰りなさい!」

「おふたりとも、お茶でも飲んでお寛ぎください。」

「ありがとう!マーリンさん。」

私は、従魔たちにも水分補給をして寛いている。

「ハリー、私たちは二三日の内に帰ることにしたよ!」

そう言って寂しそうに教えてくれる!
やっとハリー兄さまと誤解が解け仲良くなったのにね!
でも、領主さまが何日も領地を留守にする事も出来ないしね。

「そうですか、寂しくなりますね。」

「ハリー、もしもよかったら何だが家に戻って来る気は無いか?」

その話を聞いてハリー兄さまは驚いた顔をしている!
兄さまは少し考えて父さまにここで暮らすと話した。
でも、遊びがてら家に帰るよとも話す。
父さまたちは、それを聞いて喜んだよ!（笑）
きっと兄さまは、私の事も考えたんだと思うので申し訳無いな～と思う!

「ハリー兄さま、私の事気にしないで良いよ!…スノーたちもいるからね!」

「ユキ、俺はお前たちと居たいのだ!…寂しい事言ってくれるな!」

「ごめんなさい!…ハリー兄さまありがとう!」

私は、領地に帰る領主さまたちにお土産を渡す予定で、調味料類とオセロとトランプだよ!
領地でも、流行ると嬉しいよ!（笑）

「父さま、これがオセロとトランプだよ!　遊び方はハリー兄さまに聞いてくださいね!」

「母さま、これは今このサムソンで流行っている料理に使う調味料類です!…レシピも付けとくので領地で作って貰って食べてくださいね!」

「ありがとうね!ユキ。…貴女も遊びに来てよね!待ってるからね!」

「はい、必ず遊びに行きますね。ハリー兄さまとね!」

「うふふ、そうね!」
　
「スノー、モモ、レッド、シラユキ、グレイ、パール、ハリーとユキの事お願いしますね!」

「わかっておる、ユキたちの事は任せるのだ!」

「シラユキ、子供たちを元気に育てるのよ!…また会うのを楽しみにしてるからね!」

母さまも、猫派だったか!（笑）
シラユキ親子を抱きしめてついでにモフモフしてるよ!（笑）
私もどっちかと言うと猫派何だけどスノーにはナイショね!（笑）
そして、領主さまたちが帰る当日になり父さま、母さま、兄さま、姉さま方にお別れの挨拶を交わす!
ハリー兄さまも挨拶を交わし領主たちは領地に帰った!
領主さまを見送って久々に精霊の森に行ったよ!

「エマさん、ご無沙汰です!」

「まァ、ユキちゃん元気だったの?…顔を出さないから心配してたのよ!…まァ、スノーたちがいるから大丈夫だとは思ってたけどね!」（笑）

「ハリー兄さまのご家族が来ていたので一緒にお出かけしてました!」（笑）

「そうだったの、一緒ということは仲良くさせてもらったのね!良かったわねユキちゃん。」

「はい、とても良くしてくれたの!」

そんな話しをしてまた、仲間が増えた事も連絡しシラユキ親子を紹介する。
エマさんも可愛いシラユキ親子を見て抱きしめてモフモフしたよ。（笑）
それを見た他の従魔たちは少し拗ねていたよ!（笑）
私は、皆んな好きだからね!と言ってスノーたちを抱き着いたよ!
精霊の森で、少し早い昼食を頼み、いない間変わったことは無かったか聞きながら食事を終えた。
料理も娯楽も上手くいってるようだ。
それを聞いて安心したよ。（笑）

「ユキ、悪いがギルドに行きたいのだが、良いか?」

「うん、良いよ!」

俺は、ギルドマスターにお礼を言いにギルドに行く。
領主たちが、迷惑掛けて無ければ良いのだが?
受付けに行きギルマスの面会を頼み、了承が出たのでマスターの執務室に向かった。

トントン「マスター、ハリーです。」

「オウ、入れ。」

「失礼します。」

「オウ、ハリーご苦労だったな!…もう戻られたか?」

「はい、ご迷惑おかけしすいませんでした。」

「イヤ、今回は、仕事も兼ねてたから変な苦労は無かったぞ。」（笑）

「そうですか?…仕事もしたんですね。良かったです。それと親との誤解も無くなりました!…もう家出では無くなったんです。何時でも帰れます!」（笑）

「そうか、良かったなハリーさま!」

「マスター、俺にさまは入りませんよ!」

と言って朗らかに笑った。
新しい従魔も紹介した。
それから、ギルドを出て久しぶりに市場に向かった。
野菜類など買い家に帰った。
今日は、早く晩ご飯を作りゆっくりと食べようと思う。
そして、待ちに待ったモフモフタイムだ～!
１番にお風呂に入り一匹ずつ綺麗に洗ったよ!
大変なのがスノーだよ～大きいからね!
だから、シラユキぐらいに小さくなって貰ったよ!
皆んな綺麗に洗って浴槽に浸かった。皆気持ち良さそうだったよ!（笑）
それから、皆んなを魔法で乾かしブラッシングタイムだ～!
その間に兄さまは風呂に入って貰った。
一匹ずつブラッシングをして少し疲れたけどやり遂げたよ!
皆んな、ツヤツヤ、フワフワだよ!
皆んな気にいってくれて嬉しいよ!
シラユキ親子は、疲れたのか寝に入ったよ!（笑）
シラユキ親子を抱いて二階の寝室に入ってベッドの足元に置いたよ。ぐっすり寝てるよ!

「スノー、モモ、レッドお疲れ様!今日は皆んなで寝ようね!」

皆んなは、喜んで私を囲んで寝に入ったよ!
私は、皆んなをモフモフしながら何時の間にか寝てしまった!