こちらの異世界で頑張ります

ゲイルパーカ領主!

俺たちが魔の森から来たく途中の頃、ゲイルパーカ領では、ある情報が領主の耳に入った!

「何!サムソンで珍しい料理が流行っていると言うのか?」

「はい!旦那様。」

「どの様な物が流行ってるのだ!食べた者がいるのか?」

「はい、依頼でサムソンに行った時に冒険者が宿で食べたそうです。その宿主に聞いたら新しい調味料が出来ていろいろな味付けの料理ができると言う事でした。」

「その調味料は何処でも手に入るのか?」

「いえ、サムソンの街のクラウス商店しか販売していない様です。」

「そうか!…サムソンと言えばアイツがいる街だな～」

「はい、ハリー坊ちゃまが居られる街でございます。」

「そうか、では調査の為にサムソンに行くぞ!」

「領主自ら行かれるのですか!」

「当たり前では無いか!…私が行かなければ誰が行くと言うのだ!」

（ただ、坊ちゃまに会いたいだけでは無いですか⁉）
執事セバスは、心の中でそう思ったのだ!

「わかりました。遠出の準備致します。…他に行かれる方はお決まりですか?」

きっと、サムソンに行く事が知られたならば無理にでも付いて来る方が、何人居られることか～ハァー

「仕事で行くのだから護衛騎士１０人とセバスと侍女２人程で良いではないか?後はセバスに任せる!良いな!…準備出来次第、出発する!」

領主ルーツ様の顔がニヤけている!…あの顔を見ればきっと感の言い方は、気付くはず!
無事に出発出来れば良いが。
取り敢えずは、できる準備をしましょうかね。
セバスは、護衛騎士を頼む為騎士団長の部屋に向かった。
トントン、「騎士団長、失礼します。セバスです。」

「おう、どうした?」

「領主様が、遠出されますので護衛騎士を選んで頂きたいのです。１０人ほどお願い出来ますか?」

「わかったが、何処へ行くのだ?…場所に寄って選出が変わるからな!何処だ?」

「サムソンまで遠出されます!」

「なにー!あそこは～行って良いのか?……行くのはルーツ様だけか?」

「はい、今の時点旦那様だけです!」

「今の時点と言う事は、まだ知られていないのか!」

「はい、でも旦那様のお顔を見て感の良い方ならばばれるのは時間の問題だと思いますよ」(笑)

「そんなに解るほど顔に出ているのか!…こりゃーすぐにばれるな～!」www

騎士団長は、取り敢えず護衛騎士を選抜し用意をして置くとの約束が取れたので、セバスは館に向かった。
旦那様の執務室に向かった。

トントン　「旦那様、セバスです。」

「入れ。」

「失礼致します。護衛騎士の方は騎士団長にお願い致しましたので大丈夫です。後は、侍女ですがマーリンとエルリで宜しいでしょうか!」

「あぁ、任したぞ!」

人選は、決まったが、ハァーこれからが大変な様な気がする!　行くまでに疲れるな～ハァ!

「旦那様、お食事のご用意が出来ましたので食堂の方へお越しください。」

セバスに呼ばれて食堂に向かった。
行けば家族全員揃って席に座っていた。
私も席に座って食事を始めたが、サムソンの料理はどの様な味なのか今から楽しみだ!
顔がニヤけるのは本人は気が付かないが、本人以外は解るものだ!

「ねぇ～旦那様、何か良いことがありまして!」

慌てて様子で「イヤ、何もないぞ!」

「そうですか?…なら良いのですが?」

そう言いながらエマリは、ジィット私を見詰めている!
それを見て息子たちも見詰めてくる!
私は、冷や汗にかきながら無視し付けた!頑張った私なりにだぁ～!（汗）
でも、一瞬で私の頑張りが泡と消えた～!



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この小説を読んで頂いてありがとう御座います。
遂に過保護の家族全員が登場です。
さてと、ハリーとユキはどうなるのか!
わかりませんが、頑張ります。