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第四章
85話
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ー ダンッ!! ー
イヤーマフを付けていてもしっかりと銃声が聞こえるほどに大きな音を立てたBarrett M82の銃弾は、音速を遙かに超えた速度で飛び、約80m先で悠然と構えていたボスの顔へ着弾した。
ボスの顔から血飛沫が上がったのをスコープ越しに見た。
そしてアッパーをくらったボクサーのように上を向き、そのまま倒れ……なかった。
着弾の衝撃で上を向いた顔を正面に戻したボスは、頭部の上半分を吹き飛ばされていた。
それでも大きく口を開き威嚇してきた。
「グゥォォォン!」
「ッ!もう1発いきます!」
頭部の半分を吹き飛ばされてもなお吠えて威嚇してくるボスの気迫に一瞬怯む。
直ぐに狙いを付け直そうとしたとき、口を大きく開けたボスはそのまま口を閉じることなく崩れ落ち、その巨体を地面に打ち付けた。
その衝撃は俺達の所まで伝わってきたほどだ。
どうやら最後の力を振り絞っての一声だったようだ。頭半分なかったんだけどね。
「うおぉぉぉ!」
「うっしゃぁー!」
「おし!」
ボスが倒れるのを見たサイラス、ホスエ、ハコボが声を上げ、圧倒的な存在感を放っていたボスが倒れたことで皆の士気は上がった。
「いいぞ!ドルテナ!てめぇら来るぞ!!」
少し緩んだ緊張感をルーベンが引き締める。
あくまでも1頭いなくなっただけなのだ。まぁその1頭がとてつもなくヤバかった訳なんだが。
そして今まで静観していた全ての分隊と近衛兵が、ボスのあのひと吠えが何かの指示であったかのように、俺達へ一気に迫って来ていた。
皆は狼達へと武器を構えた。
俺もアンチマテリアルライフル【Barrett M82】と土台にしていた机をしまい、次の武器を選ぶ。
次は……FN SCAR-Hを使おう。FN P90は魔物に通用しなかったからな。これならポニーサイズの魔物でも対応可能だろう。一応アンダーバレルも付けておくか。
そう思ってアサルトライフル【FN SCAR-H】を取り出そうとしたときルーベンが叫んだ。
「ドルテナ!避けろ!」
ルーベンの言葉と同時に左腕へガンッ!と衝撃があった。
何事かと思って自分の左腕を見ると、普通種の狼がガッツリと咥えてぶら下がって鋭い眼差しで俺を睨み付けていた。
武器選びに時間をかけすぎたようで、狼達に取りつかれてしまっていた。
しかし俺は慌てることもともなく、アイテムボックスから右手にサバイバルナイフを取り出し、左腕を上へ上げた。
それでもぶら下がっている狼の腹へ思いっきりサバイバルナイフを突き刺した。
切れ味抜群のサバイバルナイフは柄の付け根まで易々と刺さった。
鋭い眼差しで噛みついていた狼は、平気な顔をして自分の腹へナイフを突き立てた俺を信じられないというような驚愕の眼差しへと変えた。
俺は狼の腹に刺さったままのナイフを思いっきり下へ振り降ろして腹を切り裂いた。
切り裂かれた腹から血と共にドバッと内臓を地面へ落としながらも、狼は噛みついた腕を離さなかった。
既に事切れている狼を左腕から引き剥がしアイテムボックスへ入れて、直ぐにアサルトライフル【FN SCAR-H】を取り出した。
「ドルテナ、大丈夫なのか?」
「はい、あれくらいなら問題ありません」
「そ、そうか。なかなか素晴らしい装備のようだな」
ルーベンは心配してくれたが、狼の噛みつき程度の攻撃がこの戦闘服にかなうわけがない。余裕で何度も防げる。
ボスは倒れたが分隊達の攻撃がかなり熾烈で、この場から動くとこが出来ないでいる。
普通種の狼はランクCやDの皆なら何とでもなる。実際に防ぎきれているしね。
だか厄介なのは1頭も倒れていない無傷の魔物の方だ。
普通種の狼が作り出した隙を上手く突いてくるだけでなく、普通種の後ろから飛びかかってきたりする。
そのせいでこちらのダメージが蓄積されていく一方だ。
俺もFN SCAR-Hで応戦する。
暫くすると、狼達は俺が持つ武器を警戒して距離を開け始めた。その為俺の前は一時的に狼との間にスペースができた。
そのお陰で俺の隣にいたルーベンの前からも狼が離れていき、少し余裕が出来たようだ。
「やつらもボスがやられて、お前の武器がヤバいって理解できたようだな。今のうちに予定通りあの木まで移動するぞ!ヴィクター、先導頼む。ドルテナ、お前はヴィクターの横で道を切り開け」
ルーベンの指示にヴィクターが頷く。
俺の武器を警戒して距離を開けてくれるなら道を切り開くのは楽だな。
だが後ろはそうはいかないだろう。俺達を逃がさないために背後からの攻撃がキツくなるはずだ。
ならばそれを先に何とかしてみるか。
「ルーベンさん。移動前に狼達にもっと距離を取らせましょう。そうしたら殿も多少は楽なはずですよね?」
「そりゃそうだが……どうするんだ?」
「移動前に殿の部分にいる狼へ俺が一斉に攻撃します。その後に俺はヴィクターさんの横に移動して全体で移動と」
「……わかった。それでいこう。皆もいいな?」
全員がそれぞれ頷きこの作戦で行くことになった。
俺は直ぐにレオカディオとマイクの間に移動し準備を始める。
手に持っているアサルトライフル【FN SCAR-H】のマガジンを交換してそのまま足元へ置く。
そしてサブマシンガン【FN P90】を取り出し準備完了。
この間も狼達は襲ってきていたが、レオカディオとマイクの2人が攻撃を防いでくれていた。
「ルーベンさん、いきます!撃ち尽くしたら合図します!」
「全員わかったな!遅れるなよ!」
狼達を殺すことより距離を開けさせる方がいいんだ。奴らの足元を狙うか……。
でもその前にレオカディオとマイクの前にいる狼の排除だな。
「レオカディオさん!マイクさん!俺の後ろへ!」
「了解」
「おう」
ー タタタタタタタ ── カツン ー
レオカディオとマイクが俺の視界から消えるのと同時に、FN P90を横一文字に動かしながら引き金を引いて、目の前にいる狼達へ銃弾を浴びせる。
狼達が銃弾に浴びて倒れる中、待ってましたとばかりに魔物が俺を食い千切るため大きく口を開け、鋭い牙を剥き出しにしながら飛びかかってきた。
「甘いんだよ」
俺は姿勢を変えずに足元に置いてあったアサルトライフル【FN SCAR-H】を手に取り引き金を引いた。
ー ダダダダダダ ー
俺はFN P90を撃つ前から片膝姿勢で準備しており、射撃も片膝姿勢で行った。
だから直ぐ手の届くところにレバーを予め引いておいたFN SCAR-Hがあり、FN P90を撃ち尽くした後でも速やかにFN SCAR-Hへ持ち替えが出来たのだ。
飛びかかってきた魔物を撃ち落とした後、残りの弾も狼達へ向けて発砲して俺達から距離を取らせる。
「ルーベンさん!」
「移動だ!」
ルーベンの合図で巨木の方へ走る。俺も直ぐに先頭を走るヴィクターの横に並び、狼達へ向けて発砲しながら道を切り開く。
程なく巨木の前へ到着した俺は反転してFN SCAR-H構えた。殿のレオカディオとマイクが俺を抜けたタイミングで追撃してくる狼達へ発砲しそのうちの2匹を仕留めた。
そのまま狼達へ銃口を向けたまま後退し、巨木を背に半円状になって陣を形成している皆の所へ合流した。
「矢の残りが少ないらしい。ルイスとイレネからのフォローはないと思え」
ある程度は余裕を見て持ってきたはずの矢も、狼達が予想以上にいすぎたため尽きそうになったと2人が謝っていた。
だからといって誰も2人は責めない。今までの戦闘で何度も危うい場面を的確にフォローしてくれていたからだ。
「それと、ドルテナ。お前の武器は確実に魔物にも通用する。お前は極力魔物への攻撃をやってくれ」
ルーベンの指示に頷く。
「魔物の攻撃はまともに受けるなよ。攻撃はフレディ、バリー、ハコボの槍に任せるんだ。俺達盾持ちは防ぐことを優先だ。来るぞ!」
狼達は、俺達が攻撃を仕掛けず守りに徹するとわかったようで、10匹程にまで減った普通種を先頭に魔物達も突っ込んできた。
ここを耐えれば勝機が見えてくるだろう。
イヤーマフを付けていてもしっかりと銃声が聞こえるほどに大きな音を立てたBarrett M82の銃弾は、音速を遙かに超えた速度で飛び、約80m先で悠然と構えていたボスの顔へ着弾した。
ボスの顔から血飛沫が上がったのをスコープ越しに見た。
そしてアッパーをくらったボクサーのように上を向き、そのまま倒れ……なかった。
着弾の衝撃で上を向いた顔を正面に戻したボスは、頭部の上半分を吹き飛ばされていた。
それでも大きく口を開き威嚇してきた。
「グゥォォォン!」
「ッ!もう1発いきます!」
頭部の半分を吹き飛ばされてもなお吠えて威嚇してくるボスの気迫に一瞬怯む。
直ぐに狙いを付け直そうとしたとき、口を大きく開けたボスはそのまま口を閉じることなく崩れ落ち、その巨体を地面に打ち付けた。
その衝撃は俺達の所まで伝わってきたほどだ。
どうやら最後の力を振り絞っての一声だったようだ。頭半分なかったんだけどね。
「うおぉぉぉ!」
「うっしゃぁー!」
「おし!」
ボスが倒れるのを見たサイラス、ホスエ、ハコボが声を上げ、圧倒的な存在感を放っていたボスが倒れたことで皆の士気は上がった。
「いいぞ!ドルテナ!てめぇら来るぞ!!」
少し緩んだ緊張感をルーベンが引き締める。
あくまでも1頭いなくなっただけなのだ。まぁその1頭がとてつもなくヤバかった訳なんだが。
そして今まで静観していた全ての分隊と近衛兵が、ボスのあのひと吠えが何かの指示であったかのように、俺達へ一気に迫って来ていた。
皆は狼達へと武器を構えた。
俺もアンチマテリアルライフル【Barrett M82】と土台にしていた机をしまい、次の武器を選ぶ。
次は……FN SCAR-Hを使おう。FN P90は魔物に通用しなかったからな。これならポニーサイズの魔物でも対応可能だろう。一応アンダーバレルも付けておくか。
そう思ってアサルトライフル【FN SCAR-H】を取り出そうとしたときルーベンが叫んだ。
「ドルテナ!避けろ!」
ルーベンの言葉と同時に左腕へガンッ!と衝撃があった。
何事かと思って自分の左腕を見ると、普通種の狼がガッツリと咥えてぶら下がって鋭い眼差しで俺を睨み付けていた。
武器選びに時間をかけすぎたようで、狼達に取りつかれてしまっていた。
しかし俺は慌てることもともなく、アイテムボックスから右手にサバイバルナイフを取り出し、左腕を上へ上げた。
それでもぶら下がっている狼の腹へ思いっきりサバイバルナイフを突き刺した。
切れ味抜群のサバイバルナイフは柄の付け根まで易々と刺さった。
鋭い眼差しで噛みついていた狼は、平気な顔をして自分の腹へナイフを突き立てた俺を信じられないというような驚愕の眼差しへと変えた。
俺は狼の腹に刺さったままのナイフを思いっきり下へ振り降ろして腹を切り裂いた。
切り裂かれた腹から血と共にドバッと内臓を地面へ落としながらも、狼は噛みついた腕を離さなかった。
既に事切れている狼を左腕から引き剥がしアイテムボックスへ入れて、直ぐにアサルトライフル【FN SCAR-H】を取り出した。
「ドルテナ、大丈夫なのか?」
「はい、あれくらいなら問題ありません」
「そ、そうか。なかなか素晴らしい装備のようだな」
ルーベンは心配してくれたが、狼の噛みつき程度の攻撃がこの戦闘服にかなうわけがない。余裕で何度も防げる。
ボスは倒れたが分隊達の攻撃がかなり熾烈で、この場から動くとこが出来ないでいる。
普通種の狼はランクCやDの皆なら何とでもなる。実際に防ぎきれているしね。
だか厄介なのは1頭も倒れていない無傷の魔物の方だ。
普通種の狼が作り出した隙を上手く突いてくるだけでなく、普通種の後ろから飛びかかってきたりする。
そのせいでこちらのダメージが蓄積されていく一方だ。
俺もFN SCAR-Hで応戦する。
暫くすると、狼達は俺が持つ武器を警戒して距離を開け始めた。その為俺の前は一時的に狼との間にスペースができた。
そのお陰で俺の隣にいたルーベンの前からも狼が離れていき、少し余裕が出来たようだ。
「やつらもボスがやられて、お前の武器がヤバいって理解できたようだな。今のうちに予定通りあの木まで移動するぞ!ヴィクター、先導頼む。ドルテナ、お前はヴィクターの横で道を切り開け」
ルーベンの指示にヴィクターが頷く。
俺の武器を警戒して距離を開けてくれるなら道を切り開くのは楽だな。
だが後ろはそうはいかないだろう。俺達を逃がさないために背後からの攻撃がキツくなるはずだ。
ならばそれを先に何とかしてみるか。
「ルーベンさん。移動前に狼達にもっと距離を取らせましょう。そうしたら殿も多少は楽なはずですよね?」
「そりゃそうだが……どうするんだ?」
「移動前に殿の部分にいる狼へ俺が一斉に攻撃します。その後に俺はヴィクターさんの横に移動して全体で移動と」
「……わかった。それでいこう。皆もいいな?」
全員がそれぞれ頷きこの作戦で行くことになった。
俺は直ぐにレオカディオとマイクの間に移動し準備を始める。
手に持っているアサルトライフル【FN SCAR-H】のマガジンを交換してそのまま足元へ置く。
そしてサブマシンガン【FN P90】を取り出し準備完了。
この間も狼達は襲ってきていたが、レオカディオとマイクの2人が攻撃を防いでくれていた。
「ルーベンさん、いきます!撃ち尽くしたら合図します!」
「全員わかったな!遅れるなよ!」
狼達を殺すことより距離を開けさせる方がいいんだ。奴らの足元を狙うか……。
でもその前にレオカディオとマイクの前にいる狼の排除だな。
「レオカディオさん!マイクさん!俺の後ろへ!」
「了解」
「おう」
ー タタタタタタタ ── カツン ー
レオカディオとマイクが俺の視界から消えるのと同時に、FN P90を横一文字に動かしながら引き金を引いて、目の前にいる狼達へ銃弾を浴びせる。
狼達が銃弾に浴びて倒れる中、待ってましたとばかりに魔物が俺を食い千切るため大きく口を開け、鋭い牙を剥き出しにしながら飛びかかってきた。
「甘いんだよ」
俺は姿勢を変えずに足元に置いてあったアサルトライフル【FN SCAR-H】を手に取り引き金を引いた。
ー ダダダダダダ ー
俺はFN P90を撃つ前から片膝姿勢で準備しており、射撃も片膝姿勢で行った。
だから直ぐ手の届くところにレバーを予め引いておいたFN SCAR-Hがあり、FN P90を撃ち尽くした後でも速やかにFN SCAR-Hへ持ち替えが出来たのだ。
飛びかかってきた魔物を撃ち落とした後、残りの弾も狼達へ向けて発砲して俺達から距離を取らせる。
「ルーベンさん!」
「移動だ!」
ルーベンの合図で巨木の方へ走る。俺も直ぐに先頭を走るヴィクターの横に並び、狼達へ向けて発砲しながら道を切り開く。
程なく巨木の前へ到着した俺は反転してFN SCAR-H構えた。殿のレオカディオとマイクが俺を抜けたタイミングで追撃してくる狼達へ発砲しそのうちの2匹を仕留めた。
そのまま狼達へ銃口を向けたまま後退し、巨木を背に半円状になって陣を形成している皆の所へ合流した。
「矢の残りが少ないらしい。ルイスとイレネからのフォローはないと思え」
ある程度は余裕を見て持ってきたはずの矢も、狼達が予想以上にいすぎたため尽きそうになったと2人が謝っていた。
だからといって誰も2人は責めない。今までの戦闘で何度も危うい場面を的確にフォローしてくれていたからだ。
「それと、ドルテナ。お前の武器は確実に魔物にも通用する。お前は極力魔物への攻撃をやってくれ」
ルーベンの指示に頷く。
「魔物の攻撃はまともに受けるなよ。攻撃はフレディ、バリー、ハコボの槍に任せるんだ。俺達盾持ちは防ぐことを優先だ。来るぞ!」
狼達は、俺達が攻撃を仕掛けず守りに徹するとわかったようで、10匹程にまで減った普通種を先頭に魔物達も突っ込んできた。
ここを耐えれば勝機が見えてくるだろう。
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