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01_ついに俺も転生してしまった件
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雨上がりの青い空。
勢いがつきすぎて水たまりに足を突っ込んでしまったけど、そんな事は全然気にならなかった。
学校、塾、学校、塾、塾、塾、学校、塾。
受験の間ずっと嫌になるくらい勉強漬けになった。大好きなゲームもお預けになって、何とかアニメだけは録画で追いかけて癒されて。それでもだいぶ心が荒みまくったけど。
何とか頑張り抜いて合格通知が届いた瞬間、限界生活がようやく終わりを告げた。
「うん、買った! 進めたらまたマルチプレイしようぜ!」
携帯の向こうは自分より早く入試が終わってた友達。買ったゲームはダンジョン攻略が友達とできるやつ。受験で待たせてた分、早く一人前の冒険者にならないといけない。いつもの面子で卒業旅行という名のアニメ聖地巡礼も待ってるし、急いで追いつかないと。
そんなことばっかり考えてたからだろうか。
周りの人が何か叫んでるなって思って、ふと横を見たら。
トラックが――いつの間にか目の前に居た。
多分吹っ飛ばされたと思うんだけど。
不思議な事に、そこから先の痛さとか光景とかは何も分からなくて。
ただ金色の何かが俺の手を引っ張ったような……そんな気がした。
さわさわと、優しい音がする。
目を開けたら視界いっぱいの青い空に白い雲。周りには明るい緑色の草がゆらゆらと風になびいていた。
多分地面に転がってるんだと思う。でも全然体が痛くない。ちゃんと腕にも足にも力が入るし、動くっぽい。
恐る恐る、起き上がってみると。
「う……え……?」
周りは一面緑の草原だった。
いや待て。俺さっきまでスゲェ街中に居たぞ。草原どころかアスファルトとコンクリートの世界だったぞ。受験終わってはしゃいで、皆でやろうって約束してたゲーム買って、それで。
「トラックにひかれた……よな?」
すぐそこに見えてたのはトラックだったはずだ。運送屋のそこそこデカいトラック。
慌てて体のあちこちを触って確かめてみるけど血は出てないし、手も足もいつもの形でくっついてる。どこも痛くない。
立ち上がってみても何ともない。ちゃんと歩けるし、ちょっと走ってみても問題なく動ける。
体はどこもおかしくない。
周りの景色だけが、おかしい。
地元にもよく遊びに行ってた街中にも、こんな草原はなかったはず。周りに建物が見えないくらい広い草原があったら野外イベントのひとつくらいは開催されてるだろ。
……まさか、天国だったりするんだろうか。
すっかり迷子みたいな気分でキョロキョロしてると、ぴょこんと向こう側から何かが姿を現した。
つぶらな瞳っていうんだろうか、マスコットみたいな黒い目がついたゼリーみたいな透明生物だ。そいつがぴょこぴょこ飛び跳ねながらこっちに来る。飛び跳ねる度に体がぷるぷる揺れて本気でゼリーに見えるんだが。
足元で止まったそいつをじっと見てると、急にそいつが俺に向かって飛び跳ねる。
顔面にぶち当たった勢いが思ったより強くて、立っていられずに尻もちをついてしまった。
「あれ、こいつ……いてっ! いってぇ!!」
調子に乗ったらしいゼリー状の生物が体当たりしてくる。ぷるぷるしてるから一回は痛くないけど、連続でこられたらさすがに痛い。
でもこの変な生き物と行動のおかげで、何となく状況が分かってきた。
「あでっ! こっ、これっ、いって! キミツナ2のチュートリアルか!? あイッテェ!!」
キミツナ2。君と繋ぐ懸け橋2。
前作の戦闘システムが好評で続編が出たっていう新作だ。前作はプレイしてないけど、落とした体験版が面白かったから買ったゲーム。今日家に帰ったらプレイしてたはずのゲーム。
確か体験版の最初は今みたいな草原から始まってたはずだ。
キャラメイクで作った主人公が草原で目覚めて、こいつみたいなチュートリアルモンスターに遭遇して、戦闘に突入する。
「何で俺がチューモンに追いかけられんだよ――ッッ!!」
追いかけられるのは主人公だろ。しかもチュートリアルの主人公は棒みたいな武器持ってたけど俺は何も持ってない。
ただの素手。素手でアレ殴れっていうのか。嫌すぎるだろ。
走って逃げるけど、透明な生物は飛び跳ねながら追いかけてくる。これが陸上部とかなら逃げられたかもしれない。残念ながらオタク属性な帰宅部の身体能力なんてたかが知れてて。
「う゛えっ……も、うむり……ッ」
焦って全力疾走なんかするから、すぐに肺が音を上げて足を動かせなくなってしまった。
へたり込む俺に透明生物がべちんべちんとぶつかってくる。マスコットみたいな顔してるくせに、モンスターだって分かると妙な圧がある気がしてきた。
こんなどう見てもレベル1くらいな奴にぼこぼこ攻撃ブチ当てられて死ぬんだろうか。
トラックならぶつかられたらそりゃ死ぬよなって思うけど、こいつにぶつかられて死ぬとかちょっと……いやかなり嫌だ。
そう思ってどこかに木の棒でも転がってないかと周りを探し始める。
チュートリアル戦闘の通りならどっかに武器あるだろ。まともに戦えるとは思えないけど、秘められし力とか火事場の馬鹿力とかに期待したい。
きょろきょろしてると透明生物とは反対側に何かの影が見えた。
まさか仲間じゃないだろうなと内心焦ってると、その影は飛び跳ねたりしなかった。しかも人間みたいな動きで近付いてくる。
「おい、大丈夫か!?」
近付いてきた影は人間。どう見ても人間。
しかも手にはどう見ても武器。ゲームに出てくる剣みたいなものを持っている。
「た、たすかっ……た!」
この顔知ってる。
チュートリアルで主人公に戦闘の仕方を教えてくれるモブキャラだ。
一匹で突撃してきた透明生物は、強力な助っ人の剣の前にあっさり倒れてしまった。
やっぱり武器って大事だ。
「ちょっとケガしてるな。これで回復するといい」
「あ、あざっす……」
受け取った袋を開けると、どう考えても草ァ!!って臭いのする乾燥した何かが入っていた。
たぶん、というか高確率で薬草。きっと薬草。
塗る感じじゃなさそうだけど食うのか。まさか飲み込むのかこれ。
思わずモブ氏の顔を見ると、鼻をつまんで何かを口に入れる動きをした。一気に飲み込めって話らしい。
まじかよと心の中で呟きながら恐る恐る乾燥しきった草を飲み込む。本気で草食ってるなって味と臭いが凄い。吐きそうになるのを必死に抑え込みながら天を仰いだ。
くっそ不味かったけど、草でしかない乾物の効果はバッチリだった。
勢いよく何回もぶつかられて痛かった所も全然気にならなくなったし、へたり込んだ時にすりむいた所も分からなくなっている。どういう仕組みなんだ、このトンデモ草。
「見ない顔だな。そんな丸腰でどこから来た?」
「ええと、その……に、にほん……?」
「にほ?」
ちょっと大きめに国で応えたけど、モブ氏は想像どおり不思議そうな顔で首を傾げている。
そりゃ剣と魔法のファンタジー世界に日本なんてねぇよな。そうだよな。
「お前、まさか記憶喪失なのか」
「えっ」
何でそうなった?
「たまにいるんだよな、自分がどこから来たか言えない奴」
……それは……ちょっとどうなんだろう。いくらファンタジーとはいえ、身元不明の奴が前例ある感じでぽろぽろ出現するのって。
とは思ったけど勘違いしてくれてる方が都合いい気がする。否定せずにおこう。
狙い通り勘違いしたモブ氏は可哀想にと盛大に同情してくれて、近くの町への案内を買って出てくれた。ついでに例の乾物――やっぱり薬草だったらしいアイテムを3つくれた。
これはちょっと……嬉しくない、かな。
勢いがつきすぎて水たまりに足を突っ込んでしまったけど、そんな事は全然気にならなかった。
学校、塾、学校、塾、塾、塾、学校、塾。
受験の間ずっと嫌になるくらい勉強漬けになった。大好きなゲームもお預けになって、何とかアニメだけは録画で追いかけて癒されて。それでもだいぶ心が荒みまくったけど。
何とか頑張り抜いて合格通知が届いた瞬間、限界生活がようやく終わりを告げた。
「うん、買った! 進めたらまたマルチプレイしようぜ!」
携帯の向こうは自分より早く入試が終わってた友達。買ったゲームはダンジョン攻略が友達とできるやつ。受験で待たせてた分、早く一人前の冒険者にならないといけない。いつもの面子で卒業旅行という名のアニメ聖地巡礼も待ってるし、急いで追いつかないと。
そんなことばっかり考えてたからだろうか。
周りの人が何か叫んでるなって思って、ふと横を見たら。
トラックが――いつの間にか目の前に居た。
多分吹っ飛ばされたと思うんだけど。
不思議な事に、そこから先の痛さとか光景とかは何も分からなくて。
ただ金色の何かが俺の手を引っ張ったような……そんな気がした。
さわさわと、優しい音がする。
目を開けたら視界いっぱいの青い空に白い雲。周りには明るい緑色の草がゆらゆらと風になびいていた。
多分地面に転がってるんだと思う。でも全然体が痛くない。ちゃんと腕にも足にも力が入るし、動くっぽい。
恐る恐る、起き上がってみると。
「う……え……?」
周りは一面緑の草原だった。
いや待て。俺さっきまでスゲェ街中に居たぞ。草原どころかアスファルトとコンクリートの世界だったぞ。受験終わってはしゃいで、皆でやろうって約束してたゲーム買って、それで。
「トラックにひかれた……よな?」
すぐそこに見えてたのはトラックだったはずだ。運送屋のそこそこデカいトラック。
慌てて体のあちこちを触って確かめてみるけど血は出てないし、手も足もいつもの形でくっついてる。どこも痛くない。
立ち上がってみても何ともない。ちゃんと歩けるし、ちょっと走ってみても問題なく動ける。
体はどこもおかしくない。
周りの景色だけが、おかしい。
地元にもよく遊びに行ってた街中にも、こんな草原はなかったはず。周りに建物が見えないくらい広い草原があったら野外イベントのひとつくらいは開催されてるだろ。
……まさか、天国だったりするんだろうか。
すっかり迷子みたいな気分でキョロキョロしてると、ぴょこんと向こう側から何かが姿を現した。
つぶらな瞳っていうんだろうか、マスコットみたいな黒い目がついたゼリーみたいな透明生物だ。そいつがぴょこぴょこ飛び跳ねながらこっちに来る。飛び跳ねる度に体がぷるぷる揺れて本気でゼリーに見えるんだが。
足元で止まったそいつをじっと見てると、急にそいつが俺に向かって飛び跳ねる。
顔面にぶち当たった勢いが思ったより強くて、立っていられずに尻もちをついてしまった。
「あれ、こいつ……いてっ! いってぇ!!」
調子に乗ったらしいゼリー状の生物が体当たりしてくる。ぷるぷるしてるから一回は痛くないけど、連続でこられたらさすがに痛い。
でもこの変な生き物と行動のおかげで、何となく状況が分かってきた。
「あでっ! こっ、これっ、いって! キミツナ2のチュートリアルか!? あイッテェ!!」
キミツナ2。君と繋ぐ懸け橋2。
前作の戦闘システムが好評で続編が出たっていう新作だ。前作はプレイしてないけど、落とした体験版が面白かったから買ったゲーム。今日家に帰ったらプレイしてたはずのゲーム。
確か体験版の最初は今みたいな草原から始まってたはずだ。
キャラメイクで作った主人公が草原で目覚めて、こいつみたいなチュートリアルモンスターに遭遇して、戦闘に突入する。
「何で俺がチューモンに追いかけられんだよ――ッッ!!」
追いかけられるのは主人公だろ。しかもチュートリアルの主人公は棒みたいな武器持ってたけど俺は何も持ってない。
ただの素手。素手でアレ殴れっていうのか。嫌すぎるだろ。
走って逃げるけど、透明な生物は飛び跳ねながら追いかけてくる。これが陸上部とかなら逃げられたかもしれない。残念ながらオタク属性な帰宅部の身体能力なんてたかが知れてて。
「う゛えっ……も、うむり……ッ」
焦って全力疾走なんかするから、すぐに肺が音を上げて足を動かせなくなってしまった。
へたり込む俺に透明生物がべちんべちんとぶつかってくる。マスコットみたいな顔してるくせに、モンスターだって分かると妙な圧がある気がしてきた。
こんなどう見てもレベル1くらいな奴にぼこぼこ攻撃ブチ当てられて死ぬんだろうか。
トラックならぶつかられたらそりゃ死ぬよなって思うけど、こいつにぶつかられて死ぬとかちょっと……いやかなり嫌だ。
そう思ってどこかに木の棒でも転がってないかと周りを探し始める。
チュートリアル戦闘の通りならどっかに武器あるだろ。まともに戦えるとは思えないけど、秘められし力とか火事場の馬鹿力とかに期待したい。
きょろきょろしてると透明生物とは反対側に何かの影が見えた。
まさか仲間じゃないだろうなと内心焦ってると、その影は飛び跳ねたりしなかった。しかも人間みたいな動きで近付いてくる。
「おい、大丈夫か!?」
近付いてきた影は人間。どう見ても人間。
しかも手にはどう見ても武器。ゲームに出てくる剣みたいなものを持っている。
「た、たすかっ……た!」
この顔知ってる。
チュートリアルで主人公に戦闘の仕方を教えてくれるモブキャラだ。
一匹で突撃してきた透明生物は、強力な助っ人の剣の前にあっさり倒れてしまった。
やっぱり武器って大事だ。
「ちょっとケガしてるな。これで回復するといい」
「あ、あざっす……」
受け取った袋を開けると、どう考えても草ァ!!って臭いのする乾燥した何かが入っていた。
たぶん、というか高確率で薬草。きっと薬草。
塗る感じじゃなさそうだけど食うのか。まさか飲み込むのかこれ。
思わずモブ氏の顔を見ると、鼻をつまんで何かを口に入れる動きをした。一気に飲み込めって話らしい。
まじかよと心の中で呟きながら恐る恐る乾燥しきった草を飲み込む。本気で草食ってるなって味と臭いが凄い。吐きそうになるのを必死に抑え込みながら天を仰いだ。
くっそ不味かったけど、草でしかない乾物の効果はバッチリだった。
勢いよく何回もぶつかられて痛かった所も全然気にならなくなったし、へたり込んだ時にすりむいた所も分からなくなっている。どういう仕組みなんだ、このトンデモ草。
「見ない顔だな。そんな丸腰でどこから来た?」
「ええと、その……に、にほん……?」
「にほ?」
ちょっと大きめに国で応えたけど、モブ氏は想像どおり不思議そうな顔で首を傾げている。
そりゃ剣と魔法のファンタジー世界に日本なんてねぇよな。そうだよな。
「お前、まさか記憶喪失なのか」
「えっ」
何でそうなった?
「たまにいるんだよな、自分がどこから来たか言えない奴」
……それは……ちょっとどうなんだろう。いくらファンタジーとはいえ、身元不明の奴が前例ある感じでぽろぽろ出現するのって。
とは思ったけど勘違いしてくれてる方が都合いい気がする。否定せずにおこう。
狙い通り勘違いしたモブ氏は可哀想にと盛大に同情してくれて、近くの町への案内を買って出てくれた。ついでに例の乾物――やっぱり薬草だったらしいアイテムを3つくれた。
これはちょっと……嬉しくない、かな。
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