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第二話
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「本当!まさか夏樹君が一緒に飲んでくれること承諾してくれるなんて!本当に持つべきものは友だよ……!!」
意気揚々としているマコを横目に、さっきから一切口を開かないナオを見る。
最近あからさまにナオの態度が悪化しているのが、手に取るように解るのだ。
最早此処まで来てしまうと、もしかしたら俺は知らず知らずの内に何かやらかしたのかとも思う。
けれどその理由は一切解らないのだ。
「まー………アイツ人見知りだし、それなりに容赦してやって………。
俺と夏樹一応今週は金曜日とか暇だから………」
そう口にしておきながら、夏樹の空いているタイミングさえ把握している自分にドン退く。
其処ら辺にいるカップルよりもお互い、ズブズブになってやしないかと思った。
マコは全く気にしない様子で携帯を弄りながらご機嫌だ。そしてナオは変わらず塩対応である。
俺は何時の間に、ナオに恨まれるようなことをしていたのだろうか。
携帯を開いて飲み会の予定を夏樹に送れば、光の速さで「OK」というスタンプが飛んでくる。
そして真横にいるマコに俺はそれを告げた。
「夏樹、金曜日大丈夫みたい」
「まじか!!やった!!女の子連絡しなきゃ!!
ナオ、ゆきちゃんに連絡入れといて!!」
ゆきちゃん?誰だ?何処のどいつだ?ああ、夏樹の事が好きな小柄なロングヘアの子か。
ぼんやりと姿を思い返すけれど、あんまり顔が思い出せない。
というか女子は余程仲良くなれなければ、顔も名前も覚えないのだ。
覚えたところで一切得がない。俺も夏樹もれっきとしたゲイである。覚える必要性がない。
不機嫌そうなナオが深く溜め息を吐き、露骨に舌打ちをする。
そしてマコをギッと睨み付けた。
「……カナに伝えれば良いだろ?俺は知らない」
そう吐き捨てたナオは立ち上がり、講義室から颯爽と出ていく。
暫しの沈黙の後でマコがくしゃくしゃと頭を掻いた。
え………いきなり何この状態………飲み会出来るの?この面子………。
とても不安な気持ちが沸き上がってきて、マコに思わず問い掛ける。
「なぁ、最近ナオ……おかしくない?」
するとマコがうーんと唸り頭を抱えた。
「やー、ゆきちゃんって元々ナオの幼馴染みでさ、多分なんだけどゆきちゃんが夏樹君の事好きなの、良く思ってない気がするんだよね………」
え、何それ。そんなのナオ絶対ゆきちゃんの事好きじゃないかよ。
甘酸っぱい。青春を題材にしたラブストーリーみたいじゃないか。
ナオがゆきちゃんが好きで夏樹の事が嫌いなら、粗方辻褄が合う。
「ナオ、ゆきちゃんに告白しないの?」
「いや無理でしょ。ゆきちゃんは夏樹君ガチ勢だから。高校の時から好きで、大学入る前に必死でイメチェンして可愛くなったらしい。
ナオは可愛くする前から、多分好きだったけど」
自分の廃れた恋の話は兎も角、他所のそういう話はとても好きだ。
甘酸っぱい恋だとか切ない思いは、一番人が共感可能で作品の題材にしやすい。とても手軽な材料である。
だから人の恋の話を使い、甘酸っぱい恋の歌詞をよく書いたものだ。
その経験のせいなのか今だに恋の話は聞いてしまう。
「そんななら、マコがナオに協力してやればいいのに………なんで協力してやんないの?」
夏樹と付き合える可能性が100%無いことは、俺が良く解っている。
昨日もなんやかんや朝まで俺が抱く位に、ド淫乱のどうしようもないゲイが夏樹だ。
それに残念だが彼の事だからゆきちゃんの名前も顔も、一切頭に入っていないと思う。
可愛らしい片想いの行く末が失恋であることを、俺だけが地味に解っていた。
俺から何故協力をしてやらないのかを聞かれたマコが、とても暗い表情を浮かべる。
怯えたような眼差しを浮かべながら、俺の顔色を覗き込む。
「…………俺の事、軽蔑しない?」
「話の内容次第じゃねぇの?そういうのは」
マコの問い掛けに対して即答で正論を返せば、何やらとても言いづらそうに眉を潜める。
普段お調子者のマコが、こんな風に落ち込む姿が新鮮に見えた。
「え………何?どうしたの?…………解った。じゃあ取り敢えず軽蔑しないことは誓う」
俺がそういった瞬間にマコが俯く。その儘蚊の鳴くような声で囁いた。
「俺………カナちゃんが好きなんです………だから……カナちゃんに頼まれたの断りきれなくて…………」
…………誰だっけ?
馴染みの余り無い名前に首を傾げれば、真っ赤な顔のマコが頬杖を突く。
それから数秒遅れでそれが、この間のショートカットの子だった事に気付いた。
だからマコも一緒になって俺に頭を下げたのかと、其処で初めて納得する。
俺と夏樹が青春という青春を不埒に過ごしている最中、彼らはとても健全に青春を過ごしていたようだ。
俺等とは全く比べ物にならない位にマトモじゃないか。
「………わー、色々青春じゃん………」
「なんだよそれぇ………結構真剣に悩んでるのに………」
俺が思わず漏らした言葉に、マコがムッとした表情を浮かべる。
慌ててマコに対してフォローを入れた。
「いや、馬鹿にしてる訳じゃなくって、ちゃんと恋してたり友達関係で悩んでるの偉いなーって………。
俺面倒臭いの嫌いだから、そういうの避けちゃう」
こうして恋する事で頑張っている人間の傍らで、変な感情を抱かない様に必死になる俺と夏樹。比べてしまえば天と地程の差がある。
俺が自分を否定しないからなのか、マコがゆっくり続きを話す。
「………ナオが素直にゆきちゃんの事、好きって俺に話してくれてたらナオに協力したのに。
ナオに話したら俺はユキなんて好きじゃないの一点張りで………」
やっべぇ、一々甘酸っぱい。なんなのアンタたち。そう思いながらついニヤニヤするのを我慢する。
真剣に悩むマコも物凄く可愛らしく見えているし、素直になれないナオはナオで可愛らしい。
「完全に少女漫画みたいじゃん………」
思わずそう漏らせば、マコが呆れた表情を浮かべた。
「………いや今本当に困ってるけどな?」
メガネを指で上げながら、講義室の椅子に彼は寄り掛かる。
真剣に悩むマコの姿を見つめていた時、俺の身体に何かがのし掛かった。
思わず身体が曲がり、慌てて顔を上げる。
すると目の前には見慣れた華奢な掌と、俺の方を見て目を丸くするマコがいた。
「悠哉………ごはんいこぉ??」
聞き慣れた声に振り返れば、不機嫌そうな夏樹がいる。彼は俺の肩に抱き着きマコに牽制をしていた。
これは間違いなく今、少しやきもちを妬いている。
お前!!そういうところ!!そういうところだからな!!
「……夏樹ぃ………お前…………」
夏樹の身体を引き寄せて顔を押さえて目を覗き込んだ瞬間、目の前にいるマコが唖然とした。
つい何時もの癖で距離感を計り間違えたと気付けば、夏樹の顔も青ざめる。
二人で怯えながらマコの方見ると、目を丸くしたままのマコがこう云った。
「二人、目茶苦茶距離近くない…………??」
ああ、マコから見ても俺たち距離近いんだなぁ………。
そう思いながら苦笑いを浮かべれば、夏樹がおろおろした様子で口を開く。
「あっ……それ、その、俺が距離近すぎる所ちょっとあって、その……あの………!!!」
顔を真っ赤に染めた夏樹がしどろもどろに話す様が、傍目から見て滅茶苦茶可愛らしい。
本当に最近の夏樹は目の毒だ。これは何としてでも上手くやらなければいけない。
夏樹が可愛くて可愛くて、どうしようもなくなってしまうのだ。
「………あのさ、マコ今日一緒に飯食う?夏樹ともうすぐ呑むしさ!!」
苦肉の策で出した案に対して、夏樹の表情が一瞬強張る。
けれどこれだけで動じてしまっていたなら、間違いなくこれからが上手く回らなくなるのだ。
夏樹に目線を送れば、納得したような表情を浮かべる。それからマコの方にお上品に笑いかけた。
「……そうだよー!!眼鏡君も一緒にご飯いこう!!」
………あっ!!コイツ多分マコの名前覚えてねぇ!!
俺はそれに気付いたけれど、マコは一切それに気付いて居ないようだ。
それどころか夏樹に誘われたことで、マコはとても嬉しそうな表情を浮かべた。
「え!!いくいく!!!嬉しい!!!」
マコを連れ出して食堂へ向かいながら、わざと俺と夏樹の間にマコを歩かせる。
人見知りを全力で発揮し続けている夏樹を見ないようにしながら、俺は懸命に何時も通りに振る舞う。
仕方ないのだ。本当にどうしようもない。
快楽に依存しながら生きてる俺たちは、均衡を崩す訳にはいかないのだ。
それにしてもマコもナオも、ちゃんといい恋をしていて偉い。
好きだから傍に居たいがまかり通せる関係性を、心底羨ましいとさえ俺は思っていた。
意気揚々としているマコを横目に、さっきから一切口を開かないナオを見る。
最近あからさまにナオの態度が悪化しているのが、手に取るように解るのだ。
最早此処まで来てしまうと、もしかしたら俺は知らず知らずの内に何かやらかしたのかとも思う。
けれどその理由は一切解らないのだ。
「まー………アイツ人見知りだし、それなりに容赦してやって………。
俺と夏樹一応今週は金曜日とか暇だから………」
そう口にしておきながら、夏樹の空いているタイミングさえ把握している自分にドン退く。
其処ら辺にいるカップルよりもお互い、ズブズブになってやしないかと思った。
マコは全く気にしない様子で携帯を弄りながらご機嫌だ。そしてナオは変わらず塩対応である。
俺は何時の間に、ナオに恨まれるようなことをしていたのだろうか。
携帯を開いて飲み会の予定を夏樹に送れば、光の速さで「OK」というスタンプが飛んでくる。
そして真横にいるマコに俺はそれを告げた。
「夏樹、金曜日大丈夫みたい」
「まじか!!やった!!女の子連絡しなきゃ!!
ナオ、ゆきちゃんに連絡入れといて!!」
ゆきちゃん?誰だ?何処のどいつだ?ああ、夏樹の事が好きな小柄なロングヘアの子か。
ぼんやりと姿を思い返すけれど、あんまり顔が思い出せない。
というか女子は余程仲良くなれなければ、顔も名前も覚えないのだ。
覚えたところで一切得がない。俺も夏樹もれっきとしたゲイである。覚える必要性がない。
不機嫌そうなナオが深く溜め息を吐き、露骨に舌打ちをする。
そしてマコをギッと睨み付けた。
「……カナに伝えれば良いだろ?俺は知らない」
そう吐き捨てたナオは立ち上がり、講義室から颯爽と出ていく。
暫しの沈黙の後でマコがくしゃくしゃと頭を掻いた。
え………いきなり何この状態………飲み会出来るの?この面子………。
とても不安な気持ちが沸き上がってきて、マコに思わず問い掛ける。
「なぁ、最近ナオ……おかしくない?」
するとマコがうーんと唸り頭を抱えた。
「やー、ゆきちゃんって元々ナオの幼馴染みでさ、多分なんだけどゆきちゃんが夏樹君の事好きなの、良く思ってない気がするんだよね………」
え、何それ。そんなのナオ絶対ゆきちゃんの事好きじゃないかよ。
甘酸っぱい。青春を題材にしたラブストーリーみたいじゃないか。
ナオがゆきちゃんが好きで夏樹の事が嫌いなら、粗方辻褄が合う。
「ナオ、ゆきちゃんに告白しないの?」
「いや無理でしょ。ゆきちゃんは夏樹君ガチ勢だから。高校の時から好きで、大学入る前に必死でイメチェンして可愛くなったらしい。
ナオは可愛くする前から、多分好きだったけど」
自分の廃れた恋の話は兎も角、他所のそういう話はとても好きだ。
甘酸っぱい恋だとか切ない思いは、一番人が共感可能で作品の題材にしやすい。とても手軽な材料である。
だから人の恋の話を使い、甘酸っぱい恋の歌詞をよく書いたものだ。
その経験のせいなのか今だに恋の話は聞いてしまう。
「そんななら、マコがナオに協力してやればいいのに………なんで協力してやんないの?」
夏樹と付き合える可能性が100%無いことは、俺が良く解っている。
昨日もなんやかんや朝まで俺が抱く位に、ド淫乱のどうしようもないゲイが夏樹だ。
それに残念だが彼の事だからゆきちゃんの名前も顔も、一切頭に入っていないと思う。
可愛らしい片想いの行く末が失恋であることを、俺だけが地味に解っていた。
俺から何故協力をしてやらないのかを聞かれたマコが、とても暗い表情を浮かべる。
怯えたような眼差しを浮かべながら、俺の顔色を覗き込む。
「…………俺の事、軽蔑しない?」
「話の内容次第じゃねぇの?そういうのは」
マコの問い掛けに対して即答で正論を返せば、何やらとても言いづらそうに眉を潜める。
普段お調子者のマコが、こんな風に落ち込む姿が新鮮に見えた。
「え………何?どうしたの?…………解った。じゃあ取り敢えず軽蔑しないことは誓う」
俺がそういった瞬間にマコが俯く。その儘蚊の鳴くような声で囁いた。
「俺………カナちゃんが好きなんです………だから……カナちゃんに頼まれたの断りきれなくて…………」
…………誰だっけ?
馴染みの余り無い名前に首を傾げれば、真っ赤な顔のマコが頬杖を突く。
それから数秒遅れでそれが、この間のショートカットの子だった事に気付いた。
だからマコも一緒になって俺に頭を下げたのかと、其処で初めて納得する。
俺と夏樹が青春という青春を不埒に過ごしている最中、彼らはとても健全に青春を過ごしていたようだ。
俺等とは全く比べ物にならない位にマトモじゃないか。
「………わー、色々青春じゃん………」
「なんだよそれぇ………結構真剣に悩んでるのに………」
俺が思わず漏らした言葉に、マコがムッとした表情を浮かべる。
慌ててマコに対してフォローを入れた。
「いや、馬鹿にしてる訳じゃなくって、ちゃんと恋してたり友達関係で悩んでるの偉いなーって………。
俺面倒臭いの嫌いだから、そういうの避けちゃう」
こうして恋する事で頑張っている人間の傍らで、変な感情を抱かない様に必死になる俺と夏樹。比べてしまえば天と地程の差がある。
俺が自分を否定しないからなのか、マコがゆっくり続きを話す。
「………ナオが素直にゆきちゃんの事、好きって俺に話してくれてたらナオに協力したのに。
ナオに話したら俺はユキなんて好きじゃないの一点張りで………」
やっべぇ、一々甘酸っぱい。なんなのアンタたち。そう思いながらついニヤニヤするのを我慢する。
真剣に悩むマコも物凄く可愛らしく見えているし、素直になれないナオはナオで可愛らしい。
「完全に少女漫画みたいじゃん………」
思わずそう漏らせば、マコが呆れた表情を浮かべた。
「………いや今本当に困ってるけどな?」
メガネを指で上げながら、講義室の椅子に彼は寄り掛かる。
真剣に悩むマコの姿を見つめていた時、俺の身体に何かがのし掛かった。
思わず身体が曲がり、慌てて顔を上げる。
すると目の前には見慣れた華奢な掌と、俺の方を見て目を丸くするマコがいた。
「悠哉………ごはんいこぉ??」
聞き慣れた声に振り返れば、不機嫌そうな夏樹がいる。彼は俺の肩に抱き着きマコに牽制をしていた。
これは間違いなく今、少しやきもちを妬いている。
お前!!そういうところ!!そういうところだからな!!
「……夏樹ぃ………お前…………」
夏樹の身体を引き寄せて顔を押さえて目を覗き込んだ瞬間、目の前にいるマコが唖然とした。
つい何時もの癖で距離感を計り間違えたと気付けば、夏樹の顔も青ざめる。
二人で怯えながらマコの方見ると、目を丸くしたままのマコがこう云った。
「二人、目茶苦茶距離近くない…………??」
ああ、マコから見ても俺たち距離近いんだなぁ………。
そう思いながら苦笑いを浮かべれば、夏樹がおろおろした様子で口を開く。
「あっ……それ、その、俺が距離近すぎる所ちょっとあって、その……あの………!!!」
顔を真っ赤に染めた夏樹がしどろもどろに話す様が、傍目から見て滅茶苦茶可愛らしい。
本当に最近の夏樹は目の毒だ。これは何としてでも上手くやらなければいけない。
夏樹が可愛くて可愛くて、どうしようもなくなってしまうのだ。
「………あのさ、マコ今日一緒に飯食う?夏樹ともうすぐ呑むしさ!!」
苦肉の策で出した案に対して、夏樹の表情が一瞬強張る。
けれどこれだけで動じてしまっていたなら、間違いなくこれからが上手く回らなくなるのだ。
夏樹に目線を送れば、納得したような表情を浮かべる。それからマコの方にお上品に笑いかけた。
「……そうだよー!!眼鏡君も一緒にご飯いこう!!」
………あっ!!コイツ多分マコの名前覚えてねぇ!!
俺はそれに気付いたけれど、マコは一切それに気付いて居ないようだ。
それどころか夏樹に誘われたことで、マコはとても嬉しそうな表情を浮かべた。
「え!!いくいく!!!嬉しい!!!」
マコを連れ出して食堂へ向かいながら、わざと俺と夏樹の間にマコを歩かせる。
人見知りを全力で発揮し続けている夏樹を見ないようにしながら、俺は懸命に何時も通りに振る舞う。
仕方ないのだ。本当にどうしようもない。
快楽に依存しながら生きてる俺たちは、均衡を崩す訳にはいかないのだ。
それにしてもマコもナオも、ちゃんといい恋をしていて偉い。
好きだから傍に居たいがまかり通せる関係性を、心底羨ましいとさえ俺は思っていた。
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