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第一話
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冷凍庫にキープしている業務用アイスクリームも、気が付けばもう底をつく。
空になったプラスチックケースを見ながら、夏樹が深く溜め息を吐いた。
溜め息の理由がこの部屋に来る頻度を減らそうとしてるからではないのかと、さっきから考え過ぎて心が痛い。
すると夏樹が俺の顔色を窺いながら、あることを言い出した。
「………さすがに業務用のアイスクリーム、バニラだけだと飽きるから、何個か入れとこうか悩んでるんだよね………」
………バニラに飽きただけかよ!!
それを聞いた瞬間に、心配して損したと内心思う。
来ないつもりなんじゃないかと怖くなる自分を感じながら、本当に依存が末期だと笑った。
夏樹が残りのアイスクリームを口に含み、俺の唇にキスをする。
淡く唇を開いた瞬間に、隙間から溶けかけたアイスが滑り込んだ。
甘いバニラの味わいに酔いしれながら、夏樹の口内の深くに舌を這わせる。
この時に夏樹は俺に、何処にも行かないとでも言いたげに甘いキスを何度もくれた。
俺も夏樹ももしも一番必要なものが手に入っていたなら、出逢えて居なかったに違いない。
傷付いて悩んで不埒になったから、こうして巡り会えたのだ。
せめて出逢う世界が違っていたのなら、俺達の選択肢に恋人という選択はあったのだろうか。
俺が埋まらない穴を埋めるのにセックスしなきゃいけない人間じゃなかったなら、夏樹と恋人になれたのだろうか。
だけどこうして出逢ってこうして交わって、こうやって求めあってしまっている。もうどうにもならないじゃないか。
何時恋に変わってもおかしくないような、心の爆弾を抱えているけれど関係性は変えられない。
それに、俺も夏樹もセックス無しで生きてるヴィジョンが浮かばなかった。
「悠哉さ………俺が距離置こうとしてるって、思ってるよね?」
口の周りを溶けたバニラアイスでベタベタにした夏樹が、俺の図星を突いてくる。
それに対して俺は正直に頷いた。
「うん、そう思って落ち込んでる」
そう言って微笑んで見せれば、夏樹が首を左右に振る。
「……俺悠哉居ないと生きてけない位、他の人間と上手くやれないよ?距離なんて置けないってば………」
そう言いながら俺にしがみつく夏樹を抱き返しながら、頭の中で残酷な事を思う。
でもアンタは俺に逢ったじゃないか。気の合うヤツは実在するんだ。俺に出逢ってセックスもするようになった。
俺の上位互換が現れたらどうする。お前の相手が俺である必要が無くなるんだよ。だって俺たちの関係性に名前はない。
でもお互いに名前を付ける関係性に、拘っていたくない。
でももしも夏樹がその人との関係性に、名前を付けたがった時に俺は耐えきれるんだろうか。
俺との関係性に名前は付けてくれないのに、他の人との関係性に名前を付ける夏樹を喜んであげられるか解らない。
誰かに盗られることが嫌だなんて、もう自分で自分が解らない。
ごちゃごちゃ考えている余計なことを悟られないように、フローリングの床にそのまま押し倒す。
すると夏樹が俺の背中に脚を絡ませた。
「ずっと一緒にいられる為に、どうするべきか考えてるの………!!だから安心してよ………!!」
屈託ない笑みを浮かべる夏樹をすがるように抱き締める。
今の俺は夏樹の大嫌いな人間に、成り果てそうでとても嫌だ。
すると夏樹が何かを閃いたかのように、身体を起こして微笑む。
「ね………あのメガネのしたがってる飲み会さ、行こうよ!!
みんなノンケだったよね?友達なら女の子でも良いから!」
俺の両肩に手を置いたかと思えば、掌でぱんぱんと叩いてゆく。
最初、一体なんの事を言っているんだろうと頭が冷静になった。
「………ん?メガネ?え?」
「だからほら!俺達が初めて話した飲み会の………!!」
其処まで夏樹が云った瞬間に、それがマコであることを理解する。
そういえばそんな誘いがあったのを、すっかり忘れてしまっていた。
「あー………良いの?あれ行くつもり?」
「うん。友達作るってことには、それが手っ取り早くない?
それに……悠哉も居てくれるし………」
そう言われた時にその方が安心だと内心思う。
俺の視界に入るところなら、大丈夫だと心から思ってしまう。
我ながら面倒臭い男に成り下がったのが恥ずかしい。
「じゃあ、マコに連絡いれとくよ………」
夏樹の柔らかい髪を両手で犬にじゃれつくように撫でれば、無邪気な様子で彼が笑う。
我慢なんて何時だって今だけだ。音楽を失った時も同じだった。
だからこの愛しさも切なさも不安も、時間が掛かろうが何時か消えてくれるに違いない。
「………だからさ、安心してもっとキスして………」
そう夏樹に言われた時に、自分から今日はキスをして居なかったことに気付く。
俺が戸惑ってしまっていることを、夏樹はもう気付いていた。
「…………キスどころか今日寝かせる気ねぇよ」
何時も通りに微笑みかけながら、夏樹の唇を舌で開かせる。
夏樹の手が俺の頬に触れて髪を撫でる感覚が、とても心地が良い。
最近彼に触れるのも触れられるのも、気持ちがよくてどうにかなってしまいそうだ。
夏樹にずっと触っていたい。俺は今セックスじゃなくて夏樹にのめり込みつつある。
でも人に依存するなんて、怖くて怖くて仕方がないのだ。
音楽でさえある日、青天の霹靂で取り上げられた俺なんだから。
人なんて何時取り上げられるか解ったもんじゃない。
「は………んっ………!!ゆうやそこ………そこぐりぐりされたいぃ………!!」
夏樹の身体を自分のモノで突き回しながら、腰を回して弱い場所を擦る。
リクエスト通りに責め立てられた夏樹の背中が悩ましく、くねりながら湿るのを見つめていた。
今日は珍しく挿入の時の主導権を、夏樹が俺に預けてくれる。
間違いなく今彼は抱かれたい。抱き潰されて、俺の温度を感じて安心したい。
今の夏樹の気持ちは手に取る様にわかるのだ。だって今の俺達は依存し合っている。感付かない訳がないのだ。
肉壁の畝りも熱も絡まりも、総てが快楽を与えてくれる。
夏樹の中がきつく俺を締め上げた時に、激しく突き回したい衝動に駈られた。
「は………!!夏樹の中やっばい………!!めちゃくちゃにしたくなる………!!」
細い腰を掴んで最奥目掛けて打ち付ける。すると夏樹の身体が床に崩れ落ちた。
フローリングの床を引っ掻くかのように、汗で湿った指を這わせる。
彼の小さな頭を自分の方に向かせれば、涙眼で快楽の浮かされた視線が俺に絡まった。
「あう………!!きもち………!!!だめ………!!!すごいいいの…………!!!」
夏樹が俺に向かって伸ばした手を受け取り、そのまま身体を仰向けに転がす。
泣くように喘ぐ夏樹の唇を貪りたいと、潤んだ眼を見て感じていた。
床に手を付けて頭に腕を回す。抱え込むような形で抱きながら、深い深いキスを繰り返す。
「俺も良すぎて………おかしくなりそ…………」
フローリングに這っていた指先は俺の背中に回り、気付けば脚も俺に絡み付く。
必死で俺にすがり付いているような夏樹が、物凄く可愛くて仕方がなかった。
うっかり気を抜いたら好きだとか可愛いとか、恋人に吐く言葉を吐き出しそうだ。
それで夏樹を困らせるのは意図しない。
とっとと自分の中で折り合いをつけないと、何時か愛想を尽かされる。
夏樹が俺のセックスに溺れていてくれるうちに、自分の中で見切りをつけておかなきゃいけない。
だってセックスなんて本当は、覚えさえすれば誰だって出来ることなのだ。
「あああああ!!もうだめ!!イク……!!でちゃうぅ!!!」
俺の背中に夏樹が爪を立てたのを感じ、仄かな痛みに身体が軋む。
普段だったら自分の身体に痕が残るような真似を、誰にだってされたくない。
けれど夏樹になら爪痕を残されて良いと感じていた。
「いいよ……イって………!俺一緒にイキたい………!」
「きて!!きてよゆうやぁ!!おれのなかで………!!」
夏樹の中が締まるのと、俺が熱を吐き出すのは同時だった。
射精して冷静になった思考回路で夏樹を見ると、少しだけ落ち込んでいるような雰囲気が窺える。
何処まで俺と夏樹は同じ穴で産まれたムジナなのかと、思いながら呆れてしまった。
空になったプラスチックケースを見ながら、夏樹が深く溜め息を吐いた。
溜め息の理由がこの部屋に来る頻度を減らそうとしてるからではないのかと、さっきから考え過ぎて心が痛い。
すると夏樹が俺の顔色を窺いながら、あることを言い出した。
「………さすがに業務用のアイスクリーム、バニラだけだと飽きるから、何個か入れとこうか悩んでるんだよね………」
………バニラに飽きただけかよ!!
それを聞いた瞬間に、心配して損したと内心思う。
来ないつもりなんじゃないかと怖くなる自分を感じながら、本当に依存が末期だと笑った。
夏樹が残りのアイスクリームを口に含み、俺の唇にキスをする。
淡く唇を開いた瞬間に、隙間から溶けかけたアイスが滑り込んだ。
甘いバニラの味わいに酔いしれながら、夏樹の口内の深くに舌を這わせる。
この時に夏樹は俺に、何処にも行かないとでも言いたげに甘いキスを何度もくれた。
俺も夏樹ももしも一番必要なものが手に入っていたなら、出逢えて居なかったに違いない。
傷付いて悩んで不埒になったから、こうして巡り会えたのだ。
せめて出逢う世界が違っていたのなら、俺達の選択肢に恋人という選択はあったのだろうか。
俺が埋まらない穴を埋めるのにセックスしなきゃいけない人間じゃなかったなら、夏樹と恋人になれたのだろうか。
だけどこうして出逢ってこうして交わって、こうやって求めあってしまっている。もうどうにもならないじゃないか。
何時恋に変わってもおかしくないような、心の爆弾を抱えているけれど関係性は変えられない。
それに、俺も夏樹もセックス無しで生きてるヴィジョンが浮かばなかった。
「悠哉さ………俺が距離置こうとしてるって、思ってるよね?」
口の周りを溶けたバニラアイスでベタベタにした夏樹が、俺の図星を突いてくる。
それに対して俺は正直に頷いた。
「うん、そう思って落ち込んでる」
そう言って微笑んで見せれば、夏樹が首を左右に振る。
「……俺悠哉居ないと生きてけない位、他の人間と上手くやれないよ?距離なんて置けないってば………」
そう言いながら俺にしがみつく夏樹を抱き返しながら、頭の中で残酷な事を思う。
でもアンタは俺に逢ったじゃないか。気の合うヤツは実在するんだ。俺に出逢ってセックスもするようになった。
俺の上位互換が現れたらどうする。お前の相手が俺である必要が無くなるんだよ。だって俺たちの関係性に名前はない。
でもお互いに名前を付ける関係性に、拘っていたくない。
でももしも夏樹がその人との関係性に、名前を付けたがった時に俺は耐えきれるんだろうか。
俺との関係性に名前は付けてくれないのに、他の人との関係性に名前を付ける夏樹を喜んであげられるか解らない。
誰かに盗られることが嫌だなんて、もう自分で自分が解らない。
ごちゃごちゃ考えている余計なことを悟られないように、フローリングの床にそのまま押し倒す。
すると夏樹が俺の背中に脚を絡ませた。
「ずっと一緒にいられる為に、どうするべきか考えてるの………!!だから安心してよ………!!」
屈託ない笑みを浮かべる夏樹をすがるように抱き締める。
今の俺は夏樹の大嫌いな人間に、成り果てそうでとても嫌だ。
すると夏樹が何かを閃いたかのように、身体を起こして微笑む。
「ね………あのメガネのしたがってる飲み会さ、行こうよ!!
みんなノンケだったよね?友達なら女の子でも良いから!」
俺の両肩に手を置いたかと思えば、掌でぱんぱんと叩いてゆく。
最初、一体なんの事を言っているんだろうと頭が冷静になった。
「………ん?メガネ?え?」
「だからほら!俺達が初めて話した飲み会の………!!」
其処まで夏樹が云った瞬間に、それがマコであることを理解する。
そういえばそんな誘いがあったのを、すっかり忘れてしまっていた。
「あー………良いの?あれ行くつもり?」
「うん。友達作るってことには、それが手っ取り早くない?
それに……悠哉も居てくれるし………」
そう言われた時にその方が安心だと内心思う。
俺の視界に入るところなら、大丈夫だと心から思ってしまう。
我ながら面倒臭い男に成り下がったのが恥ずかしい。
「じゃあ、マコに連絡いれとくよ………」
夏樹の柔らかい髪を両手で犬にじゃれつくように撫でれば、無邪気な様子で彼が笑う。
我慢なんて何時だって今だけだ。音楽を失った時も同じだった。
だからこの愛しさも切なさも不安も、時間が掛かろうが何時か消えてくれるに違いない。
「………だからさ、安心してもっとキスして………」
そう夏樹に言われた時に、自分から今日はキスをして居なかったことに気付く。
俺が戸惑ってしまっていることを、夏樹はもう気付いていた。
「…………キスどころか今日寝かせる気ねぇよ」
何時も通りに微笑みかけながら、夏樹の唇を舌で開かせる。
夏樹の手が俺の頬に触れて髪を撫でる感覚が、とても心地が良い。
最近彼に触れるのも触れられるのも、気持ちがよくてどうにかなってしまいそうだ。
夏樹にずっと触っていたい。俺は今セックスじゃなくて夏樹にのめり込みつつある。
でも人に依存するなんて、怖くて怖くて仕方がないのだ。
音楽でさえある日、青天の霹靂で取り上げられた俺なんだから。
人なんて何時取り上げられるか解ったもんじゃない。
「は………んっ………!!ゆうやそこ………そこぐりぐりされたいぃ………!!」
夏樹の身体を自分のモノで突き回しながら、腰を回して弱い場所を擦る。
リクエスト通りに責め立てられた夏樹の背中が悩ましく、くねりながら湿るのを見つめていた。
今日は珍しく挿入の時の主導権を、夏樹が俺に預けてくれる。
間違いなく今彼は抱かれたい。抱き潰されて、俺の温度を感じて安心したい。
今の夏樹の気持ちは手に取る様にわかるのだ。だって今の俺達は依存し合っている。感付かない訳がないのだ。
肉壁の畝りも熱も絡まりも、総てが快楽を与えてくれる。
夏樹の中がきつく俺を締め上げた時に、激しく突き回したい衝動に駈られた。
「は………!!夏樹の中やっばい………!!めちゃくちゃにしたくなる………!!」
細い腰を掴んで最奥目掛けて打ち付ける。すると夏樹の身体が床に崩れ落ちた。
フローリングの床を引っ掻くかのように、汗で湿った指を這わせる。
彼の小さな頭を自分の方に向かせれば、涙眼で快楽の浮かされた視線が俺に絡まった。
「あう………!!きもち………!!!だめ………!!!すごいいいの…………!!!」
夏樹が俺に向かって伸ばした手を受け取り、そのまま身体を仰向けに転がす。
泣くように喘ぐ夏樹の唇を貪りたいと、潤んだ眼を見て感じていた。
床に手を付けて頭に腕を回す。抱え込むような形で抱きながら、深い深いキスを繰り返す。
「俺も良すぎて………おかしくなりそ…………」
フローリングに這っていた指先は俺の背中に回り、気付けば脚も俺に絡み付く。
必死で俺にすがり付いているような夏樹が、物凄く可愛くて仕方がなかった。
うっかり気を抜いたら好きだとか可愛いとか、恋人に吐く言葉を吐き出しそうだ。
それで夏樹を困らせるのは意図しない。
とっとと自分の中で折り合いをつけないと、何時か愛想を尽かされる。
夏樹が俺のセックスに溺れていてくれるうちに、自分の中で見切りをつけておかなきゃいけない。
だってセックスなんて本当は、覚えさえすれば誰だって出来ることなのだ。
「あああああ!!もうだめ!!イク……!!でちゃうぅ!!!」
俺の背中に夏樹が爪を立てたのを感じ、仄かな痛みに身体が軋む。
普段だったら自分の身体に痕が残るような真似を、誰にだってされたくない。
けれど夏樹になら爪痕を残されて良いと感じていた。
「いいよ……イって………!俺一緒にイキたい………!」
「きて!!きてよゆうやぁ!!おれのなかで………!!」
夏樹の中が締まるのと、俺が熱を吐き出すのは同時だった。
射精して冷静になった思考回路で夏樹を見ると、少しだけ落ち込んでいるような雰囲気が窺える。
何処まで俺と夏樹は同じ穴で産まれたムジナなのかと、思いながら呆れてしまった。
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