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第二話
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姿も形も本当の名前も顔の美醜さえも解らないのに、どうしてこうもあの人は俺の心を鷲掴んで、今も離してくれないのだろうか。
詩人みたいな言葉を頭に浮かべながら、酔っ払った夏樹を連れて夜道を歩く。
酒の力も相まってなのか、夏樹の声と空蘭さんの声が重なる。
夜の街灯が彼の端正な顔を照らし、とても神秘的に見える。
儚く夜の闇に消え入りそうな夏樹が、切なげな眼差しで俺を見た。
「………気持ち悪い………はきそお…………」
…………台無しじゃねぇかよ!!
思わず心の中で突っ込みを入れながら、心の底から呆れてみせる。
さっき焼肉屋で夏樹は大ジョッキのビールを三杯飲み干した。
そりゃあへべれけにもなるだろうと思う。
夏樹が顔を真っ赤に染め上げながら、フラフラと道を歩いている。
その様子を眺めながら、この綺麗な顔面の男は酔っ払うと面倒臭いと思っていた。
「お?大丈夫か?吐くか?」
揶揄うように笑った瞬間に夏樹は地べたに座り込む。
それから無駄にエロい声を上げながら、アスファルト目掛けて総額二万円の焼き肉を嘔吐し始めた。
俺は昨日、この男の何処を品が良いと思ったんだろうか。
「んぅぁ………は…………!!も、だめ…………!!う………!!」
「アンタ本当に今日俺に恥ずかしい姿見せすぎだな……。
俺、段々昔から知ってる友達のような気がしてきたわ………」
延々と嘔吐を続ける夏樹の背中を撫でながら、内心部屋で吐かれなくて良かったなぁと思う。
普段なら15分程度で家に帰れる筈の夜道は、今日は一時間も時間を要した。
俺の部屋に来るなり夏樹は、玄関前の廊下に転がり倒れて寝息を立てる。
眠る夏樹は矢張美人だし寝息もいちいち色っぽい。
これだけ美人じゃなかったら、間違いなく道に置き去りにして帰っているだろう。
その寝息をBGM代わりにしながら郵便物を確認すれば、母親から届いた小包の不在通知が入っていた。
仕送りだろうとぼんやりと思いながら、再配達の設定をする。
親父と離婚したばかりの母親は本当に手が付けられず、音楽を聴くことさえも嫌がった。
離婚して一年位は音楽を聴く度に母親が荒れ、生きた心地がしなかったと今も思う。
そんな母親も最近は少し落ち着いて好きな音楽が出来たことは、兄からの連絡で知った。
まぁ、長らく母親の顔も見ていないから俺は知らないけれど。
母親には申し訳ないが、まだ顔を見る勇気がないのだ。だから実家に帰らない。
親父とはメールでやり取り位はするし、今の家の家賃も少し持って貰ったりしている。
それ位は甘やかしたいと親父から言われた。
だけど自分から進んでメールを送ることを、少しだけ今は控えているのだ。
その理由は父親は時折、俺に「音楽はもう良いのか?」と聞いてしまうからだろう。
もう良いんだ。諦めた。興味がない。そういう言葉を適当に吐き捨てて、話を終えるのは簡単だ。
だけど俺はその言葉を言える位には、諦めを付けれている訳ではないのだ。
音楽には未練と後悔しかない。だからまだ、現実とは向き合えない。
「ん………此処、何処ぉ………?」
寝惚けた声色で夏樹が起き上がり、キョロキョロと部屋を見渡す。
彼の顔は茹で蛸みたいな真っ赤から、真っ青に変わってしまっていた。
「…………俺んちだよ、酔っ払い!!」
夏樹にそう言い放ちながら、夏樹を廊下に座らせた儘でキッチンの方へ走って向かう。
冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出して、彼の元に戻る。
白い壁に凭れかかりながら虚空を眺める横顔は、やっぱり何処と無く絵になるなぁと思う。
静かに夏樹に歩み寄りながら頬にミネラルウォーターをぶつけてみれば、目を丸くして飛び上がった。
「……ひゃっ!!つめたっ!!」
そう言いながらミネラルウォーターの方を見て、それを受け取り蓋を開ける。
ありがとうさえ言う余裕もない儘の彼は、また廊下の上に転がった。
仕草も動作もまるで猫のようだと思いながら、思わず小さく笑う。
「其処で寝んなよ。風邪ひくぞ?」
俺がそう言うと夏樹は、フローリングの床に頬擦りをしてみせた。
「…………冷たくて気持ちいいから、もうちょっと此処にいたい………」
そう言いながらすやすやまた寝息を立てる夏樹を見て、今度酒を呑もうとしたら止めようと心に誓った。
彼がちゃんと眠りについたのは深夜三時。
夏樹はこの後に今度は寒いと言い出して、俺の家のトイレで二回吐いた。
その後でやっとシャワーを浴びて、部屋のベッドの上で眠ってくれたのだ。
もうセックスをしてしまったぐらいだ。隣で寝るのも別に気にする必要はない。
夏樹の隣に潜り込み、目を閉じようと努力する。
けれどやっぱり空蘭さんの事が今日に限って、気になって仕方なくなってしまった。
携帯を開いて『空蘭』の文字を久しぶりに打ち込み、彼のアカウントを確認する。
けれど最終更新日が、俺が音楽を辞めたすぐ後だった事に気がついた。
彼の最期の歌ってみた動画は、俺が初めてバズらせた曲。
「………えっ!?嘘!!嘘でしょ!?」
思わず声に出して飛び起きれば、俺の隣で眠る夏樹が寝返りを打つ。
慌ててイヤホンを取りにベッドから飛び出す。
勉強机の上にあった適当なイヤホンを刺した瞬間、空蘭さんが俺の曲を歌っている声が流れた。
また俺の曲を歌ってくれている。その事実だけでもう、完全に舞い上がっていた。
嬉しい。大好きな大好きな、空蘭さんの声。
イヤホンを繋げて耳に付け再生をしようとしたその時、信じられないものが視界に飛び込んできた。
『今迄ありがとうございました。一身上の都合により、歌い手を辞めます。
最期に一番大好きな作曲家の曲を、歌わせていただきます』
懐かしいメロディーが耳に響くのと同時に、目から涙がバラバラ溢れ出す。
空蘭さんが音楽を辞めていた。歌うことを辞めていた。
天国から地獄とはまさに、こういう事をいうと思う。
空蘭さんの歌った俺の歌はまるで彼の為に作られているようで、三年という月日が経過していることさえ感じさせない。
彼の紡ぐ俺の作った旋律は、一切色褪せてなんていなかった。
この天才が音楽を辞めてしまっているなんて、嘘だ。
信じる訳にいかない。信じたくなんてない。
空蘭さんの歌が終わり動画を切り、世界が終わったような気持ちになる。
自分が先に離脱しておいてどうかとは思うが、彼には音楽を続けていて欲しかった。
大の男が情けなくしゃくり上げながら涙を流し、イヤホンを外して床に座り込む。
するとその時に、俺の背後から優しい声が聞こえた。
「………どしたの?なんかあった?」
寝惚け眼を擦りながら空蘭さんと似た声を出し、首を傾げた美人が笑う。
その声が、息遣いが、総てが、空蘭さんを思い返させた。
「………ちょっと、辛いことあった!大したことじゃないから、平気!!」
泣き顔の儘で思いっきり笑えば、夏樹がふにゃふにゃした笑みを浮かべる。
「じゃーおいで?抱っこしてあげる……」
両手を広げて眠たげに笑う夏樹を見て、何だか安心してしまう自分がいた。
夏樹の隣に潜り込んで抱き付けば、夏樹の腕が俺を抱き返す。
仄かに香るアルコールの匂いと石鹸の香りに包まれて、ほんの少しだけ穏やかな気持ちになる。
この時に俺は誰かに触れたいと思っていて、夏樹はそれを察したようだ。
「………キスしよ?」
彼はそう言いながら俺の返答を待たず、俺の唇に唇を重ねる。
ちゅっ、という音をお互いに響かせ合いながら、顔の傾きを変えてゆく。
まるで示し合わせたようなキスの間隔はやはり、身体の相性が良い事を教えてくれるのだ。
「……ちょっと元気出た」
「良かった」
夏樹はそう言いながら笑い、俺の目を覗き込んで頬を撫でる。
その後に彼はこんな事を言い出した。
「っていうかさ………俺、君の名前聞くのすっかり忘れてた………。
君名前なんていうの………?」
えっ?アンタ今それ聞くの?今更過ぎない?
あれだけヤる事やって一緒に飯迄食って、挙げ句俺の家に迄転がり込んで俺のベッドの上で寝てるのに。
今まさか名前を聞かれるなんて、夢にも思っていなかった。
「いやアンタ………それ今言う?!」
思わず声に出してそう言えば、夏樹が惚けた顔で微笑む。
「いやー………なーんかずっと聞きそびれちゃってたなーって……アハハ!」
そう言って笑う夏樹を見ていると、ほんの少し明るい気持ちになる。
なんだかんだ今コイツがいてくれるだけで、安心している自分がいた。
「……明日起きたら教えてやるから、待っててよ………」
俺はそう言いながら、夏樹の華奢な身体を抱き締めて目を閉じた。
詩人みたいな言葉を頭に浮かべながら、酔っ払った夏樹を連れて夜道を歩く。
酒の力も相まってなのか、夏樹の声と空蘭さんの声が重なる。
夜の街灯が彼の端正な顔を照らし、とても神秘的に見える。
儚く夜の闇に消え入りそうな夏樹が、切なげな眼差しで俺を見た。
「………気持ち悪い………はきそお…………」
…………台無しじゃねぇかよ!!
思わず心の中で突っ込みを入れながら、心の底から呆れてみせる。
さっき焼肉屋で夏樹は大ジョッキのビールを三杯飲み干した。
そりゃあへべれけにもなるだろうと思う。
夏樹が顔を真っ赤に染め上げながら、フラフラと道を歩いている。
その様子を眺めながら、この綺麗な顔面の男は酔っ払うと面倒臭いと思っていた。
「お?大丈夫か?吐くか?」
揶揄うように笑った瞬間に夏樹は地べたに座り込む。
それから無駄にエロい声を上げながら、アスファルト目掛けて総額二万円の焼き肉を嘔吐し始めた。
俺は昨日、この男の何処を品が良いと思ったんだろうか。
「んぅぁ………は…………!!も、だめ…………!!う………!!」
「アンタ本当に今日俺に恥ずかしい姿見せすぎだな……。
俺、段々昔から知ってる友達のような気がしてきたわ………」
延々と嘔吐を続ける夏樹の背中を撫でながら、内心部屋で吐かれなくて良かったなぁと思う。
普段なら15分程度で家に帰れる筈の夜道は、今日は一時間も時間を要した。
俺の部屋に来るなり夏樹は、玄関前の廊下に転がり倒れて寝息を立てる。
眠る夏樹は矢張美人だし寝息もいちいち色っぽい。
これだけ美人じゃなかったら、間違いなく道に置き去りにして帰っているだろう。
その寝息をBGM代わりにしながら郵便物を確認すれば、母親から届いた小包の不在通知が入っていた。
仕送りだろうとぼんやりと思いながら、再配達の設定をする。
親父と離婚したばかりの母親は本当に手が付けられず、音楽を聴くことさえも嫌がった。
離婚して一年位は音楽を聴く度に母親が荒れ、生きた心地がしなかったと今も思う。
そんな母親も最近は少し落ち着いて好きな音楽が出来たことは、兄からの連絡で知った。
まぁ、長らく母親の顔も見ていないから俺は知らないけれど。
母親には申し訳ないが、まだ顔を見る勇気がないのだ。だから実家に帰らない。
親父とはメールでやり取り位はするし、今の家の家賃も少し持って貰ったりしている。
それ位は甘やかしたいと親父から言われた。
だけど自分から進んでメールを送ることを、少しだけ今は控えているのだ。
その理由は父親は時折、俺に「音楽はもう良いのか?」と聞いてしまうからだろう。
もう良いんだ。諦めた。興味がない。そういう言葉を適当に吐き捨てて、話を終えるのは簡単だ。
だけど俺はその言葉を言える位には、諦めを付けれている訳ではないのだ。
音楽には未練と後悔しかない。だからまだ、現実とは向き合えない。
「ん………此処、何処ぉ………?」
寝惚けた声色で夏樹が起き上がり、キョロキョロと部屋を見渡す。
彼の顔は茹で蛸みたいな真っ赤から、真っ青に変わってしまっていた。
「…………俺んちだよ、酔っ払い!!」
夏樹にそう言い放ちながら、夏樹を廊下に座らせた儘でキッチンの方へ走って向かう。
冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出して、彼の元に戻る。
白い壁に凭れかかりながら虚空を眺める横顔は、やっぱり何処と無く絵になるなぁと思う。
静かに夏樹に歩み寄りながら頬にミネラルウォーターをぶつけてみれば、目を丸くして飛び上がった。
「……ひゃっ!!つめたっ!!」
そう言いながらミネラルウォーターの方を見て、それを受け取り蓋を開ける。
ありがとうさえ言う余裕もない儘の彼は、また廊下の上に転がった。
仕草も動作もまるで猫のようだと思いながら、思わず小さく笑う。
「其処で寝んなよ。風邪ひくぞ?」
俺がそう言うと夏樹は、フローリングの床に頬擦りをしてみせた。
「…………冷たくて気持ちいいから、もうちょっと此処にいたい………」
そう言いながらすやすやまた寝息を立てる夏樹を見て、今度酒を呑もうとしたら止めようと心に誓った。
彼がちゃんと眠りについたのは深夜三時。
夏樹はこの後に今度は寒いと言い出して、俺の家のトイレで二回吐いた。
その後でやっとシャワーを浴びて、部屋のベッドの上で眠ってくれたのだ。
もうセックスをしてしまったぐらいだ。隣で寝るのも別に気にする必要はない。
夏樹の隣に潜り込み、目を閉じようと努力する。
けれどやっぱり空蘭さんの事が今日に限って、気になって仕方なくなってしまった。
携帯を開いて『空蘭』の文字を久しぶりに打ち込み、彼のアカウントを確認する。
けれど最終更新日が、俺が音楽を辞めたすぐ後だった事に気がついた。
彼の最期の歌ってみた動画は、俺が初めてバズらせた曲。
「………えっ!?嘘!!嘘でしょ!?」
思わず声に出して飛び起きれば、俺の隣で眠る夏樹が寝返りを打つ。
慌ててイヤホンを取りにベッドから飛び出す。
勉強机の上にあった適当なイヤホンを刺した瞬間、空蘭さんが俺の曲を歌っている声が流れた。
また俺の曲を歌ってくれている。その事実だけでもう、完全に舞い上がっていた。
嬉しい。大好きな大好きな、空蘭さんの声。
イヤホンを繋げて耳に付け再生をしようとしたその時、信じられないものが視界に飛び込んできた。
『今迄ありがとうございました。一身上の都合により、歌い手を辞めます。
最期に一番大好きな作曲家の曲を、歌わせていただきます』
懐かしいメロディーが耳に響くのと同時に、目から涙がバラバラ溢れ出す。
空蘭さんが音楽を辞めていた。歌うことを辞めていた。
天国から地獄とはまさに、こういう事をいうと思う。
空蘭さんの歌った俺の歌はまるで彼の為に作られているようで、三年という月日が経過していることさえ感じさせない。
彼の紡ぐ俺の作った旋律は、一切色褪せてなんていなかった。
この天才が音楽を辞めてしまっているなんて、嘘だ。
信じる訳にいかない。信じたくなんてない。
空蘭さんの歌が終わり動画を切り、世界が終わったような気持ちになる。
自分が先に離脱しておいてどうかとは思うが、彼には音楽を続けていて欲しかった。
大の男が情けなくしゃくり上げながら涙を流し、イヤホンを外して床に座り込む。
するとその時に、俺の背後から優しい声が聞こえた。
「………どしたの?なんかあった?」
寝惚け眼を擦りながら空蘭さんと似た声を出し、首を傾げた美人が笑う。
その声が、息遣いが、総てが、空蘭さんを思い返させた。
「………ちょっと、辛いことあった!大したことじゃないから、平気!!」
泣き顔の儘で思いっきり笑えば、夏樹がふにゃふにゃした笑みを浮かべる。
「じゃーおいで?抱っこしてあげる……」
両手を広げて眠たげに笑う夏樹を見て、何だか安心してしまう自分がいた。
夏樹の隣に潜り込んで抱き付けば、夏樹の腕が俺を抱き返す。
仄かに香るアルコールの匂いと石鹸の香りに包まれて、ほんの少しだけ穏やかな気持ちになる。
この時に俺は誰かに触れたいと思っていて、夏樹はそれを察したようだ。
「………キスしよ?」
彼はそう言いながら俺の返答を待たず、俺の唇に唇を重ねる。
ちゅっ、という音をお互いに響かせ合いながら、顔の傾きを変えてゆく。
まるで示し合わせたようなキスの間隔はやはり、身体の相性が良い事を教えてくれるのだ。
「……ちょっと元気出た」
「良かった」
夏樹はそう言いながら笑い、俺の目を覗き込んで頬を撫でる。
その後に彼はこんな事を言い出した。
「っていうかさ………俺、君の名前聞くのすっかり忘れてた………。
君名前なんていうの………?」
えっ?アンタ今それ聞くの?今更過ぎない?
あれだけヤる事やって一緒に飯迄食って、挙げ句俺の家に迄転がり込んで俺のベッドの上で寝てるのに。
今まさか名前を聞かれるなんて、夢にも思っていなかった。
「いやアンタ………それ今言う?!」
思わず声に出してそう言えば、夏樹が惚けた顔で微笑む。
「いやー………なーんかずっと聞きそびれちゃってたなーって……アハハ!」
そう言って笑う夏樹を見ていると、ほんの少し明るい気持ちになる。
なんだかんだ今コイツがいてくれるだけで、安心している自分がいた。
「……明日起きたら教えてやるから、待っててよ………」
俺はそう言いながら、夏樹の華奢な身体を抱き締めて目を閉じた。
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