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Ⅵ.
Ⅵ 第二話
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「アルバイトは週二日までなら認めます」
「………高校生かよ!!」
遊歩が云った条件を聞きながら、思わず突っ込みを入れる。
すると遊歩がソファーの上で膝を抱えながら、深く溜め息を吐いた。
「………だって、一希居ないとか暇すぎて死んじゃう……」
そう言いながら眉をわざとらしく下げてぶりっ子をする遊歩を見ると、子役の時の美少年の姿が頭の中で再生される。
この時に俺は迂闊にも、遊歩の事がとても可愛いと思ってしまっていた。
「……せめて三日は駄目……?」
ほんの少しでもいい。働きたい。こんなに普段お世話になってる遊歩に、大したものをあげられないのは問題だ。
すると遊歩が唸りながら溜め息を吐いた。
「あー……仕方ねぇなあ……。いいよもう、それで……。
でも俺、お前が家にいるだけで大分安心するんだけどね………」
そう言いながらまた子役の時を彷彿とさせる表情を浮かべる。
あざとい。なんてあざといんだ。あざといにも程があるぞ。
更に遊歩は畳みかけるかの様に、俺の身体にしな垂れかかって来た。
「……やっぱり、何処にも行ってほしくなんてない………!!!」
こう言いだした瞬間に、遊歩が完全にわざと言っているのに気付く。
流石元俳優である。演技力が違うではないか。
だが残念ながらもう四か月毎日遊歩と共に過ごしてきた俺からすれば、その程度では騙されない。
「いや、うまい事やっぱ働きませんって言わせる方向に持ってこうとすんなよ……」
俺がそう返事を返せば、キュルキュル輝いていた遊歩の瞳が、一気に太々しくなった。
小さく舌打ちをしたかと思えば、足を拡げて可愛げなく座る。
そして俺のことを睨み付けながらこう言った。
「さすが普段の俺見慣れてるわ……クッソ……」
「……いやだからなんで遊歩はそんなに俺に働かれたら困るんだよ……」
呆れたようにため息を吐き、携帯でバイトの募集サイトを開く。
遊歩に背を向ける様にしながら、反対側のソファーのひじ掛けに頭を預ける。
すると遊歩が物凄い勢いで、俺の背中に飛びついてきた。
いきなり体重が掛かり身体が変な風に痛くなる。遊歩の手が俺の首に回った瞬間、とても嫌な予感がした。
「だってーーーーー!!!!寂しいんだもぉぉぉぉぉん!!!!」
遊歩がそう言いながら俺にキャメルクラッチを掛ける。
「いでででででででで!!!ふざけんなよ!!!!プレイでやれよ馬鹿やろお!!!!!」
余りの痛さに手でタップをしながら、遊歩からのアルバイト許可が下りたことを純粋に喜ぶ。
これで遊歩に何かサプライズと迄はいかなくとも、プレゼントを買ってあげられる。
正直この時に俺は、働きに行けることに安心してしまっていた。
***
「傷が身体に多すぎるから、お客さんびっくりしちゃうよ……」
このバイト面接で、約十二件目。
同じ理由で門前で落とされるなんて、正直想像以上であった。
十二件目の面接の店から静かに出ながら、自分の身体に付いた大根おろし器のような傷を見つめる。
そしてそれを指で撫でながら、小さく溜め息を吐いた。
今まで俺はこの傷のお陰で命を保ってこれたし、この傷が無ければ遊歩には出会えていない。
けれど今この傷が、俺の人生の隔たりになってしまっている事は事実だ。
「あ、一希お疲れ様。大丈夫か?」
そう言いながら遊歩が俺に歩み寄り、俺の頭を撫でまわす。
面接予定の店の近くで、遊歩が待機をしてくれていた。
何度も何度も同じ理由でバイトを落とされている事に対し、遊歩も俺に心配の気持ちを持っているようだ。
「……大丈夫、ありがと………」
俺がそう言いながら笑えば、遊歩が悪戯っぽい笑みを浮かべる。
そして俺の背中を撫でて、歩きながらこう言った。
「……俺みたいな男と、長い時間一緒にいられる位に一希根性あんのにね?
お前の事、雇わないの本当に勿体ない……」
遊歩がそう言いだした瞬間に何だか安心してしまい、思わず立ち止まる。
今話したら泣いてしまいそうだと思いながら、少し先に行く遊歩の背中に小さく囁いた。
「ありがと………」
俺がそう囁くと、遊歩が俺の腕を引っ張る。
遊歩と二人で商店街を歩きながら街並みを眺めまわす。
するとその時に義人さんといった喫茶店の前を通り過ぎた。
レトロな外装のお洒落な喫茶店は、とても穏やかな雰囲気を醸し出している。
造りはまるで海外の建物を思い出させた。
喫茶店のドアに何か、紙が張り付いているのが見える。
遊歩と歩きながらそれを横目に見つつ、真っ直ぐと道を進んでゆく。
其処には確かに「アルバイト募集」という文字が見えた。
喫茶店のアルバイトなんて絵にかいた接客ではあるけれど、確かあの喫茶店の制服は長袖だったような気がする。
どうせ何度も落ちている身なんだから、ダメ元で面接位行ったって許されるだろう。
「……一希?」
よそ見をしている俺に対して遊歩が声を掛ける。
遊歩の顔を見上げながら、改めて遊歩から勇気を貰えていることを確信した。
今の俺はこの人のお陰で成り立ってると本気で思う。
「……バイト募集のチラシ見てた!!」
日向を失ってから遊歩に出会うその日まで、俺は色々なものを諦めて生きてきた。
ずっと同じ場所から動かないように、必死でしがみ付いていた気がする。
だけど今の俺は、とても楽しく生きているのだ。
俺が笑った顔を見て、心なしか嬉しそうに遊歩が笑う。そしてとても爽やかな笑みを浮かべてこう云った。
「最悪フェラチオ500円とかセックス一回250円とかのお小遣い制も考えてるから心配すんなよ?」
「やだよそんなお小遣い制!!!なんでセックスの方が安いんだよ!!!」
遊歩は本当にクズの極みではあるけれど、そんな遊歩だからなのか自然でいられるのかもしれない。
下品な話を投げ合いながら遊歩と二人で歩いていく。
あの喫茶店の面接を受けても、こんなに下品極まりない俺じゃあ受からないだろうと小さく笑う。
ダメで元々なら、気楽にいけば良い。
その時に遊歩が立ち止まり、一度だけ振り返った。
突然真面目な表情を浮かべながら、遊歩がキョロキョロ周りを見渡す。
「……どうしたの?」
余りにも遊歩がする不思議な動きを不審に思い問いかければ、不可解な表情を浮かべたままで遊歩がこう言った。
「なーんか、嫌な視線感じただけ。稀にあんだよね、こういうの」
遊歩はそう言いながら自宅に向かい歩き出す。
つられて俺も振り返り辺りを見回すが、特に何もそこにある気配はない。
すると遊歩が真剣な眼差しを浮かべ、俺の方に振り返る。
「もしかして霊……?って本気で思ってんだよね……」
遊歩がそう言いながら、ムンクの叫びと同じポーズでほんの少しだけ怯えて見せる。
意外に遊歩は生い立ちからなのか、スピリチュアルな事を信じているようで、時折そんな事を口にする。
だから俺はその都度、呆れたようにそれを制するのだ。
「ねぇよ。そんなんいたらとっくに俺ら取り憑かれて殺されてる」
そういって俺がケラケラ笑えば、遊歩が安心した笑みを浮かべる。
そして俺たちはまた、自宅に向かって歩き出した
***
意を決して喫茶店に電話を入れて、即日面接の日取りを決める。
何故かすんなりと面接の日取りは決まってしまった。
そして今俺は面接を受けに、喫茶店にいるのだ。
「春日さん、いつ頃からお仕事に入れますか?」
面接官をしてくれている主任は、以前俺が紅茶を溢した時に拭いてくれた眼鏡の人だ。
ギャルソン服に身を包んだ彼はとても優し気に笑い、俺の履歴書をちゃんとファイルにしまってくれた。
「え」
想像していない言葉に対して、思わず表情が作れずに固まる。
すると鈴を転がしたかの様に笑い、主任がこういった。
「人が全然足りて無かったですし、色々諦めてたとこでした!しかもキッチンに入ってくださるのはありがたいです!!
改めまして僕は道上遥っていいます!!これから末永く、宜しくお願い致します……!!!」
そう言いながらフレンドリーに手を差し出してくれる遥さんの手を、静かに握り締めながらこくこく頷く。
受かった。まさかこの俺が。こんなお洒落な喫茶店のアルバイトに。
「よ、宜しくお願いいたします……!!!」
思わず泣きそうになりながら、何度も何度も頭を下げる。
遥さんの手はひんやりとしていて、日向を思い出させる温度をしていた。
「制服とかそういうの、今日選んじゃいましょう!!」
遥さんに案内をされながら、喫茶店の中を進んでゆく。
店内にはとても穏やかなクラシックが流れていた。
新しい生活を思い浮かべながら、優しい気持ちで全てを見回す。
この時の俺はこの後に起こる事なんて、全く想像していなかったのだ。
この幸せな空気が嵐が来る前の静けさだとは、一切気が付いていなかった。
「………高校生かよ!!」
遊歩が云った条件を聞きながら、思わず突っ込みを入れる。
すると遊歩がソファーの上で膝を抱えながら、深く溜め息を吐いた。
「………だって、一希居ないとか暇すぎて死んじゃう……」
そう言いながら眉をわざとらしく下げてぶりっ子をする遊歩を見ると、子役の時の美少年の姿が頭の中で再生される。
この時に俺は迂闊にも、遊歩の事がとても可愛いと思ってしまっていた。
「……せめて三日は駄目……?」
ほんの少しでもいい。働きたい。こんなに普段お世話になってる遊歩に、大したものをあげられないのは問題だ。
すると遊歩が唸りながら溜め息を吐いた。
「あー……仕方ねぇなあ……。いいよもう、それで……。
でも俺、お前が家にいるだけで大分安心するんだけどね………」
そう言いながらまた子役の時を彷彿とさせる表情を浮かべる。
あざとい。なんてあざといんだ。あざといにも程があるぞ。
更に遊歩は畳みかけるかの様に、俺の身体にしな垂れかかって来た。
「……やっぱり、何処にも行ってほしくなんてない………!!!」
こう言いだした瞬間に、遊歩が完全にわざと言っているのに気付く。
流石元俳優である。演技力が違うではないか。
だが残念ながらもう四か月毎日遊歩と共に過ごしてきた俺からすれば、その程度では騙されない。
「いや、うまい事やっぱ働きませんって言わせる方向に持ってこうとすんなよ……」
俺がそう返事を返せば、キュルキュル輝いていた遊歩の瞳が、一気に太々しくなった。
小さく舌打ちをしたかと思えば、足を拡げて可愛げなく座る。
そして俺のことを睨み付けながらこう言った。
「さすが普段の俺見慣れてるわ……クッソ……」
「……いやだからなんで遊歩はそんなに俺に働かれたら困るんだよ……」
呆れたようにため息を吐き、携帯でバイトの募集サイトを開く。
遊歩に背を向ける様にしながら、反対側のソファーのひじ掛けに頭を預ける。
すると遊歩が物凄い勢いで、俺の背中に飛びついてきた。
いきなり体重が掛かり身体が変な風に痛くなる。遊歩の手が俺の首に回った瞬間、とても嫌な予感がした。
「だってーーーーー!!!!寂しいんだもぉぉぉぉぉん!!!!」
遊歩がそう言いながら俺にキャメルクラッチを掛ける。
「いでででででででで!!!ふざけんなよ!!!!プレイでやれよ馬鹿やろお!!!!!」
余りの痛さに手でタップをしながら、遊歩からのアルバイト許可が下りたことを純粋に喜ぶ。
これで遊歩に何かサプライズと迄はいかなくとも、プレゼントを買ってあげられる。
正直この時に俺は、働きに行けることに安心してしまっていた。
***
「傷が身体に多すぎるから、お客さんびっくりしちゃうよ……」
このバイト面接で、約十二件目。
同じ理由で門前で落とされるなんて、正直想像以上であった。
十二件目の面接の店から静かに出ながら、自分の身体に付いた大根おろし器のような傷を見つめる。
そしてそれを指で撫でながら、小さく溜め息を吐いた。
今まで俺はこの傷のお陰で命を保ってこれたし、この傷が無ければ遊歩には出会えていない。
けれど今この傷が、俺の人生の隔たりになってしまっている事は事実だ。
「あ、一希お疲れ様。大丈夫か?」
そう言いながら遊歩が俺に歩み寄り、俺の頭を撫でまわす。
面接予定の店の近くで、遊歩が待機をしてくれていた。
何度も何度も同じ理由でバイトを落とされている事に対し、遊歩も俺に心配の気持ちを持っているようだ。
「……大丈夫、ありがと………」
俺がそう言いながら笑えば、遊歩が悪戯っぽい笑みを浮かべる。
そして俺の背中を撫でて、歩きながらこう言った。
「……俺みたいな男と、長い時間一緒にいられる位に一希根性あんのにね?
お前の事、雇わないの本当に勿体ない……」
遊歩がそう言いだした瞬間に何だか安心してしまい、思わず立ち止まる。
今話したら泣いてしまいそうだと思いながら、少し先に行く遊歩の背中に小さく囁いた。
「ありがと………」
俺がそう囁くと、遊歩が俺の腕を引っ張る。
遊歩と二人で商店街を歩きながら街並みを眺めまわす。
するとその時に義人さんといった喫茶店の前を通り過ぎた。
レトロな外装のお洒落な喫茶店は、とても穏やかな雰囲気を醸し出している。
造りはまるで海外の建物を思い出させた。
喫茶店のドアに何か、紙が張り付いているのが見える。
遊歩と歩きながらそれを横目に見つつ、真っ直ぐと道を進んでゆく。
其処には確かに「アルバイト募集」という文字が見えた。
喫茶店のアルバイトなんて絵にかいた接客ではあるけれど、確かあの喫茶店の制服は長袖だったような気がする。
どうせ何度も落ちている身なんだから、ダメ元で面接位行ったって許されるだろう。
「……一希?」
よそ見をしている俺に対して遊歩が声を掛ける。
遊歩の顔を見上げながら、改めて遊歩から勇気を貰えていることを確信した。
今の俺はこの人のお陰で成り立ってると本気で思う。
「……バイト募集のチラシ見てた!!」
日向を失ってから遊歩に出会うその日まで、俺は色々なものを諦めて生きてきた。
ずっと同じ場所から動かないように、必死でしがみ付いていた気がする。
だけど今の俺は、とても楽しく生きているのだ。
俺が笑った顔を見て、心なしか嬉しそうに遊歩が笑う。そしてとても爽やかな笑みを浮かべてこう云った。
「最悪フェラチオ500円とかセックス一回250円とかのお小遣い制も考えてるから心配すんなよ?」
「やだよそんなお小遣い制!!!なんでセックスの方が安いんだよ!!!」
遊歩は本当にクズの極みではあるけれど、そんな遊歩だからなのか自然でいられるのかもしれない。
下品な話を投げ合いながら遊歩と二人で歩いていく。
あの喫茶店の面接を受けても、こんなに下品極まりない俺じゃあ受からないだろうと小さく笑う。
ダメで元々なら、気楽にいけば良い。
その時に遊歩が立ち止まり、一度だけ振り返った。
突然真面目な表情を浮かべながら、遊歩がキョロキョロ周りを見渡す。
「……どうしたの?」
余りにも遊歩がする不思議な動きを不審に思い問いかければ、不可解な表情を浮かべたままで遊歩がこう言った。
「なーんか、嫌な視線感じただけ。稀にあんだよね、こういうの」
遊歩はそう言いながら自宅に向かい歩き出す。
つられて俺も振り返り辺りを見回すが、特に何もそこにある気配はない。
すると遊歩が真剣な眼差しを浮かべ、俺の方に振り返る。
「もしかして霊……?って本気で思ってんだよね……」
遊歩がそう言いながら、ムンクの叫びと同じポーズでほんの少しだけ怯えて見せる。
意外に遊歩は生い立ちからなのか、スピリチュアルな事を信じているようで、時折そんな事を口にする。
だから俺はその都度、呆れたようにそれを制するのだ。
「ねぇよ。そんなんいたらとっくに俺ら取り憑かれて殺されてる」
そういって俺がケラケラ笑えば、遊歩が安心した笑みを浮かべる。
そして俺たちはまた、自宅に向かって歩き出した
***
意を決して喫茶店に電話を入れて、即日面接の日取りを決める。
何故かすんなりと面接の日取りは決まってしまった。
そして今俺は面接を受けに、喫茶店にいるのだ。
「春日さん、いつ頃からお仕事に入れますか?」
面接官をしてくれている主任は、以前俺が紅茶を溢した時に拭いてくれた眼鏡の人だ。
ギャルソン服に身を包んだ彼はとても優し気に笑い、俺の履歴書をちゃんとファイルにしまってくれた。
「え」
想像していない言葉に対して、思わず表情が作れずに固まる。
すると鈴を転がしたかの様に笑い、主任がこういった。
「人が全然足りて無かったですし、色々諦めてたとこでした!しかもキッチンに入ってくださるのはありがたいです!!
改めまして僕は道上遥っていいます!!これから末永く、宜しくお願い致します……!!!」
そう言いながらフレンドリーに手を差し出してくれる遥さんの手を、静かに握り締めながらこくこく頷く。
受かった。まさかこの俺が。こんなお洒落な喫茶店のアルバイトに。
「よ、宜しくお願いいたします……!!!」
思わず泣きそうになりながら、何度も何度も頭を下げる。
遥さんの手はひんやりとしていて、日向を思い出させる温度をしていた。
「制服とかそういうの、今日選んじゃいましょう!!」
遥さんに案内をされながら、喫茶店の中を進んでゆく。
店内にはとても穏やかなクラシックが流れていた。
新しい生活を思い浮かべながら、優しい気持ちで全てを見回す。
この時の俺はこの後に起こる事なんて、全く想像していなかったのだ。
この幸せな空気が嵐が来る前の静けさだとは、一切気が付いていなかった。
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