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Ⅳ.
Ⅳ 第二話
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俺の髪の毛は今、左側だけが異様にボリュームが薄い。
それに髪自体が傷み過ぎていて、ほんの少しぱさぱさとしている。
よく考えれば遊歩と一緒に暮らし始めてから、髪の毛にはとても不健康な生活を送っていたような気がする。
「日常的に引っ張ったりとかすると、髪って千切れやすくなるんだってね」
携帯で検索をしながら遊歩に事実を伝えれば、申し訳なさそうな表情を浮かべる。
遊歩がプレイの最中に髪を引っ張るのは、割と通常だ。
それに本当は俺も髪を鷲掴まれるのは嫌いではない。
けれど此処まで髪が千切れるのは大問題である。
「やー……こんなに千切れると思って無かったからさぁ……バランス揃えて髪の毛切る??」
遊歩がそう言いながら俺の髪を指で撫でる。
この時に俺は自分が最後に髪を切ったのは、何時だっただろうかと考えた。
遊歩に出会う直前位に、とりあえず髪を切ったのが最後だったと思う。
基本的に髪の毛を整えるという作業を、余り俺は好まない。面倒臭い。それに尽きる。
常に手入れを適当に済ませてしまう傾向が強い為、伸ばしっぱなしになりがちだ。
そもそも俺の髪は手入れを余りする必要がない位には、真っ直ぐだし量も程よい。
美容院を固定していくなんて事さえしない。
髪は伸びたら後ろで結ぶ。気が向いたら適当に切ってもらう。それが一番楽な扱いだ。
「あー……切ろうかなぁ……ちょっと此処までになると、流石にバランス悪いよね……」
「そう、じゃあ切ってあげる」
遊歩が部屋に新聞紙を敷き始めるのを見ながら、何だか不思議な気持ちになる。
髪を切る事が出来るなんて、意外な特技だと感心した。
「へぇ、遊歩髪の毛切れるんだ?美容師免許とか持ってんの?」
俺がそう言いながら笑い、新聞紙の上に乗ろうとする。
すると遊歩は自棄に鋭い鋏を片手にこういった。
「全然。持ってんのは調理師」
「…………いやふざけんなよお前!!何しれっと人の髪切ろうとしてんだよ!!!」
慌てて新聞紙の上から降りれば、遊歩が小さく舌を打つ。
そして深く溜め息を吐いてから鋏を置いた。
「えー?だって俺一希の髪の毛、他所の人間に切られるのやだよー??」
「いや独占欲今出してんじゃねぇよ!!髪の毛誰のせいで切ると思ってんだ!!」
思わずそう言って声を荒げれば、遊歩がしゅんとした表情を浮かべた。
しおらしい遊歩を横目にしながら、肩まで伸びた自分の髪を撫でる。
確かに少しだけ伸びすぎた様な気もするし、整えるタイミングなんだろうと思う。
あとプレイで痛んだ髪の毛なんて、正直俺にだって責任はある。
「いいや。まぁ、切るタイミングなんだよきっと。別に怒ってないから」
俺がそう言った瞬間に、遊歩が俺に猫の如くに飛びついてくる。
遊歩に気圧されて床に転がれば、猫撫で声で囁いた。
「一希優しいー!!一希じゃなかったら絶対家から出ていくヤツだからー!!!」
そういえば遊歩は初めてセックスをした日に、俺が逃げたと思って探す位には人に逃げられている。
今だに俺は遊歩の事を共犯者のようなものだと思っているが、正直今となっては大分情が湧いたと思う。
そう簡単に遊歩と離れるという選択肢は、頭の中に浮かばない。
「大丈夫だよ、出ていかないから」
遊歩の頭に手を伸ばし、サラサラした髪を撫でる。
するとほんの少しだけ安心したような表情を浮かべて、俺の身体を抱き寄せた。
***
遊歩の家に転がり込んできてから三か月の時間が過ぎるが、今だに遊歩の家の近くには何があるのか把握出来ていない。
正直出掛けるとしても、スーパーマーケットと家を往復する位だ。
何処に何があるのかなんてさっぱりよく解らない。
遊歩の家から最寄りの商店街の中には沢山の店が並んでいる。それを一つ一つ物色しながら美容院を探していた。
気が付けばもう季節は夏だ。エアコンの効いた遊歩の部屋にずっと閉じ籠っていたせいか、今さらやっと夏を感じた。
フラフラと何処に何の店があるのかを頭の中に記憶しながら歩けば、明るい茶色の壁が視界に入る。
大きな窓から覗き込めば、大きな鏡とセットチェアが見えた。
黒く塗られた木製のドアに手を掛けて、ゆっくりとドアを開く。
カラカラと鳴り響く鐘の音と共に、真っ赤な髪を揺らしながら細身の男性が顔を出した。
「こんにちは……!!此処初めてですか??」
派手な見た目の男性にほんの少しだけ気圧されながら、俺は頭を上下に振る。
すると彼は俺の顔を見て何か言葉を飲み込んだ。
なんだろうと思いながら鏡を見たその時に、自分の顔が痣塗れな事に気が付く。
これは言葉を飲み込むだろうと思い、思わず苦笑いを浮かべた。
「あ……すいません、その、カットお願いします…………」
思わず社会不適合者を丸出しにしながら、促されるままにシャンプーチェアーの方に向かう。
とても気まずい。どうしたって気まずいにも程がある。
こんな怪我まみれの人間に、なんの話をふればいいのだ。
赤い髪の美容師さんが意を決したかの様に口を開いた。
「………このような事を伺って大変申し訳ないのですが、もしかしてSubの方ですか?」
思わず跳ね上がる位に驚けば、美容師さんも同じくらいに跳ね上がる。
この微妙な空気を一新するためには、なるべく会話をしなければいけない。
「はい……」
懸命に絞り出すように答えれば、美容師さんが明るく振る舞う。
「ああやっぱり!僕、Domなんですよ!何となく雰囲気で感じて!!
中々Subの方とお話することないから嬉しいな!!」
絶対雰囲気で感じてねぇ。顔面の怪我でバレてるに違いない。
それに確かに共通の話題を探そうと思ったって、俺みたいな見るからに根暗と出来る話題なんて無いだろう。
そう考えるとダイナミクスの話を振った方が話しやすいのも良く解る。
けれどこの人はこんな社会不適合者の俺とも、しっかり話をしようとしてくれている。
しっかり会話をしてあげたいと心から思った。
「です……!Domの方なんですね!初めてこんな話こういう所でしましたよ!」
俺がそう言うと、彼はゆっくりと椅子を倒す。
「そうなんですよ!!でも、ちゃんとパートナーがいるんで、安心してくださいね……」
赤い髪の美容師さんはそう言いながら、優しく俺の顔にタオルを掛けてくれた。
***
俺の髪のカットが終わったのは、それから約40分後の事だ。
前髪を長めに取りつつも、後ろ髪は遊歩が千切ったのも解らない位に短く整える。
こんなに髪を短くしたのは中学生の時以来だ。
まだ日向が生きていた頃を、ほんの少しだけ思い返す。
「有難うございます……!!」
久しぶりにさっぱりした気持ちになりながら、トレーの上にお金を置く。
すると赤い髪の美容師さんが、悪戯っぽい笑みを浮かべた。
「久しぶりにパートナー以外のSubと話しました!」
そういえば遊歩以外のDomの男の人と話したのは、とても久しぶりだった気がする。
あれだけ警戒しておきながら、いざ会話をしてみればとても楽しかったのだ。
派手な見た目に気圧された事を、ほんの少しだけ申し訳ないと感じた。
「髪、短いのめちゃくちゃ似合ってますよ!!あと良かったらこれ、受け取ってください!」
そう言いながらお釣りを出して、静かに名刺を差し出す。
名刺には『黒澤雅』という名前が書いてあった。
「有難うございます!!また来ます!!」
お礼を伝えて美容室から出れば、ほんの少しだけ首回りが涼しく感じる。
鏡に映った自分の姿はとても新鮮で、何だか真新しい気持ちになった。
蝉の鳴き声を聴き、アスファルトの上を歩く。
遊歩と暮らすようになってから、人間に戻ったような気がする。
それは多分遊歩が俺に対して、上手く俺の理想の支配をしているからだろう。
今日はとても過ごしやすく、風もなんだか心地が良い。
このままの気持ちで商店街を見て回ろうと歩き出す。
するとその時、俺の背後から声がした。
「ねぇ、君、春日君だよね?春日一希君!!!」
苗字で名前を呼ばれるなんて、中学以来無い事だった。
そもそも日向や遊歩以外に俺の名前をまともに呼ぶ奴なんて居なかった筈だ。
ゆっくりと振り返れば、見知らぬ男の顔がある。
柴犬のような顔をした温厚そうな男が、俺の姿を見るなり目を輝かせた。
「誰ですか………?」
全く思い出せない事に申し訳なさを感じながら、彼に問いかける。
すると彼はほんの少しだけ懐かしそうな表情を浮かべた。
「そうだよね!!ごめん!!多分君は俺の事を知らないと思う!!」
男はそういいながら悲し気に目を伏せる。そして驚くべきことを口にした。
「俺、麻倉日向の幼馴染です。だから俺は君の事を知ってる」
日向。その名前を聞いた瞬間、時間が止まったような気がする。
俺はその時に言葉に詰まり、思わず立ち尽くしてしまった。
それに髪自体が傷み過ぎていて、ほんの少しぱさぱさとしている。
よく考えれば遊歩と一緒に暮らし始めてから、髪の毛にはとても不健康な生活を送っていたような気がする。
「日常的に引っ張ったりとかすると、髪って千切れやすくなるんだってね」
携帯で検索をしながら遊歩に事実を伝えれば、申し訳なさそうな表情を浮かべる。
遊歩がプレイの最中に髪を引っ張るのは、割と通常だ。
それに本当は俺も髪を鷲掴まれるのは嫌いではない。
けれど此処まで髪が千切れるのは大問題である。
「やー……こんなに千切れると思って無かったからさぁ……バランス揃えて髪の毛切る??」
遊歩がそう言いながら俺の髪を指で撫でる。
この時に俺は自分が最後に髪を切ったのは、何時だっただろうかと考えた。
遊歩に出会う直前位に、とりあえず髪を切ったのが最後だったと思う。
基本的に髪の毛を整えるという作業を、余り俺は好まない。面倒臭い。それに尽きる。
常に手入れを適当に済ませてしまう傾向が強い為、伸ばしっぱなしになりがちだ。
そもそも俺の髪は手入れを余りする必要がない位には、真っ直ぐだし量も程よい。
美容院を固定していくなんて事さえしない。
髪は伸びたら後ろで結ぶ。気が向いたら適当に切ってもらう。それが一番楽な扱いだ。
「あー……切ろうかなぁ……ちょっと此処までになると、流石にバランス悪いよね……」
「そう、じゃあ切ってあげる」
遊歩が部屋に新聞紙を敷き始めるのを見ながら、何だか不思議な気持ちになる。
髪を切る事が出来るなんて、意外な特技だと感心した。
「へぇ、遊歩髪の毛切れるんだ?美容師免許とか持ってんの?」
俺がそう言いながら笑い、新聞紙の上に乗ろうとする。
すると遊歩は自棄に鋭い鋏を片手にこういった。
「全然。持ってんのは調理師」
「…………いやふざけんなよお前!!何しれっと人の髪切ろうとしてんだよ!!!」
慌てて新聞紙の上から降りれば、遊歩が小さく舌を打つ。
そして深く溜め息を吐いてから鋏を置いた。
「えー?だって俺一希の髪の毛、他所の人間に切られるのやだよー??」
「いや独占欲今出してんじゃねぇよ!!髪の毛誰のせいで切ると思ってんだ!!」
思わずそう言って声を荒げれば、遊歩がしゅんとした表情を浮かべた。
しおらしい遊歩を横目にしながら、肩まで伸びた自分の髪を撫でる。
確かに少しだけ伸びすぎた様な気もするし、整えるタイミングなんだろうと思う。
あとプレイで痛んだ髪の毛なんて、正直俺にだって責任はある。
「いいや。まぁ、切るタイミングなんだよきっと。別に怒ってないから」
俺がそう言った瞬間に、遊歩が俺に猫の如くに飛びついてくる。
遊歩に気圧されて床に転がれば、猫撫で声で囁いた。
「一希優しいー!!一希じゃなかったら絶対家から出ていくヤツだからー!!!」
そういえば遊歩は初めてセックスをした日に、俺が逃げたと思って探す位には人に逃げられている。
今だに俺は遊歩の事を共犯者のようなものだと思っているが、正直今となっては大分情が湧いたと思う。
そう簡単に遊歩と離れるという選択肢は、頭の中に浮かばない。
「大丈夫だよ、出ていかないから」
遊歩の頭に手を伸ばし、サラサラした髪を撫でる。
するとほんの少しだけ安心したような表情を浮かべて、俺の身体を抱き寄せた。
***
遊歩の家に転がり込んできてから三か月の時間が過ぎるが、今だに遊歩の家の近くには何があるのか把握出来ていない。
正直出掛けるとしても、スーパーマーケットと家を往復する位だ。
何処に何があるのかなんてさっぱりよく解らない。
遊歩の家から最寄りの商店街の中には沢山の店が並んでいる。それを一つ一つ物色しながら美容院を探していた。
気が付けばもう季節は夏だ。エアコンの効いた遊歩の部屋にずっと閉じ籠っていたせいか、今さらやっと夏を感じた。
フラフラと何処に何の店があるのかを頭の中に記憶しながら歩けば、明るい茶色の壁が視界に入る。
大きな窓から覗き込めば、大きな鏡とセットチェアが見えた。
黒く塗られた木製のドアに手を掛けて、ゆっくりとドアを開く。
カラカラと鳴り響く鐘の音と共に、真っ赤な髪を揺らしながら細身の男性が顔を出した。
「こんにちは……!!此処初めてですか??」
派手な見た目の男性にほんの少しだけ気圧されながら、俺は頭を上下に振る。
すると彼は俺の顔を見て何か言葉を飲み込んだ。
なんだろうと思いながら鏡を見たその時に、自分の顔が痣塗れな事に気が付く。
これは言葉を飲み込むだろうと思い、思わず苦笑いを浮かべた。
「あ……すいません、その、カットお願いします…………」
思わず社会不適合者を丸出しにしながら、促されるままにシャンプーチェアーの方に向かう。
とても気まずい。どうしたって気まずいにも程がある。
こんな怪我まみれの人間に、なんの話をふればいいのだ。
赤い髪の美容師さんが意を決したかの様に口を開いた。
「………このような事を伺って大変申し訳ないのですが、もしかしてSubの方ですか?」
思わず跳ね上がる位に驚けば、美容師さんも同じくらいに跳ね上がる。
この微妙な空気を一新するためには、なるべく会話をしなければいけない。
「はい……」
懸命に絞り出すように答えれば、美容師さんが明るく振る舞う。
「ああやっぱり!僕、Domなんですよ!何となく雰囲気で感じて!!
中々Subの方とお話することないから嬉しいな!!」
絶対雰囲気で感じてねぇ。顔面の怪我でバレてるに違いない。
それに確かに共通の話題を探そうと思ったって、俺みたいな見るからに根暗と出来る話題なんて無いだろう。
そう考えるとダイナミクスの話を振った方が話しやすいのも良く解る。
けれどこの人はこんな社会不適合者の俺とも、しっかり話をしようとしてくれている。
しっかり会話をしてあげたいと心から思った。
「です……!Domの方なんですね!初めてこんな話こういう所でしましたよ!」
俺がそう言うと、彼はゆっくりと椅子を倒す。
「そうなんですよ!!でも、ちゃんとパートナーがいるんで、安心してくださいね……」
赤い髪の美容師さんはそう言いながら、優しく俺の顔にタオルを掛けてくれた。
***
俺の髪のカットが終わったのは、それから約40分後の事だ。
前髪を長めに取りつつも、後ろ髪は遊歩が千切ったのも解らない位に短く整える。
こんなに髪を短くしたのは中学生の時以来だ。
まだ日向が生きていた頃を、ほんの少しだけ思い返す。
「有難うございます……!!」
久しぶりにさっぱりした気持ちになりながら、トレーの上にお金を置く。
すると赤い髪の美容師さんが、悪戯っぽい笑みを浮かべた。
「久しぶりにパートナー以外のSubと話しました!」
そういえば遊歩以外のDomの男の人と話したのは、とても久しぶりだった気がする。
あれだけ警戒しておきながら、いざ会話をしてみればとても楽しかったのだ。
派手な見た目に気圧された事を、ほんの少しだけ申し訳ないと感じた。
「髪、短いのめちゃくちゃ似合ってますよ!!あと良かったらこれ、受け取ってください!」
そう言いながらお釣りを出して、静かに名刺を差し出す。
名刺には『黒澤雅』という名前が書いてあった。
「有難うございます!!また来ます!!」
お礼を伝えて美容室から出れば、ほんの少しだけ首回りが涼しく感じる。
鏡に映った自分の姿はとても新鮮で、何だか真新しい気持ちになった。
蝉の鳴き声を聴き、アスファルトの上を歩く。
遊歩と暮らすようになってから、人間に戻ったような気がする。
それは多分遊歩が俺に対して、上手く俺の理想の支配をしているからだろう。
今日はとても過ごしやすく、風もなんだか心地が良い。
このままの気持ちで商店街を見て回ろうと歩き出す。
するとその時、俺の背後から声がした。
「ねぇ、君、春日君だよね?春日一希君!!!」
苗字で名前を呼ばれるなんて、中学以来無い事だった。
そもそも日向や遊歩以外に俺の名前をまともに呼ぶ奴なんて居なかった筈だ。
ゆっくりと振り返れば、見知らぬ男の顔がある。
柴犬のような顔をした温厚そうな男が、俺の姿を見るなり目を輝かせた。
「誰ですか………?」
全く思い出せない事に申し訳なさを感じながら、彼に問いかける。
すると彼はほんの少しだけ懐かしそうな表情を浮かべた。
「そうだよね!!ごめん!!多分君は俺の事を知らないと思う!!」
男はそういいながら悲し気に目を伏せる。そして驚くべきことを口にした。
「俺、麻倉日向の幼馴染です。だから俺は君の事を知ってる」
日向。その名前を聞いた瞬間、時間が止まったような気がする。
俺はその時に言葉に詰まり、思わず立ち尽くしてしまった。
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