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Ⅰ.
Ⅰ 第二話
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誰もいない空き教室の中で二人、人目を盗んで見つめ合う。
今日は俺の望みを叶えて貰う日だ。
ずっと憧れていた事だった。こうして欲しいと思っていた。幸せ過ぎてこのまま死んでも悔いはない。
全てが甘い空間の中で、形のいい薄い唇から命令が零れ落ちた。
【Kiss】
命令をされたままに唇を重ね合わせれば、甘い声色で囁かれてさらに唇を落とされる。
【Good】
そう囁きながら艶々とした黒髪を揺らし、彼は微笑む。神経質そうな指先と猫のような目。
人懐こい声色が優しくて、思わず甘えてしまいたくなる。
一つだけ年上の俺の恋人はDomで、名前は麻倉日向といった。
世界で一番愛した人で、俺の初恋の人だった。
日向は着慣れた制服に手を伸ばし、するりと自分のネクタイを外してみせる。
紺色と黒のストライプのネクタイを手にした日向が、着ていた制服のシャツのボタンを崩した。
その姿がとても色っぽく見えて、たまらないと心から思う。
俺の身体を後ろに向かせ、また命令を口にしてゆく。
日向が命令を落とす声が好きで好きで仕方がなかった。
【Stay】
命令に従ったまま立てば、日向が俺の手首をネクタイで縛る。
そしてそのまま俺の着ていた制服に手を掛けた。
関節が一つ一つ太い神経質な指先が、俺の制服を脱がしてゆく度に、じっくりと羞恥心に駆り立てられる。
胸元の素肌に忍び込んだ指先が、胸の突起を撫でた瞬間、思わず小さな吐息が漏れた。
「あ………!!」
俺の声を聞きながら日向が囁く。満足そうな優しい、絡まる様な甘い声。
「かわいい。声、漏れちゃったね……はしたない子……。
一希の肌は触り心地がとても良いから、ずっと触って居たい……」
この頃の俺の素肌には、傷痕なんてものは無かった。
日向が俺の肌を撫ぜながら、とても穏やかな目をして囁く。
履いているスラックス越しに俺のものを撫でられると、身体の反応が止まらない。
日向はスラックスから下着の中に手を入れた。
性器を撫でられ先走りで漏れたのを感じた瞬間に、日向の指先が俺のそれをなぞる水音を感じる。
恥ずかしい。はしたない。気持ちいい。様々な感情に呑み込まれてゆく。
背徳的な快楽の底に沈み込み、溺れる様に身体を預けた。
「ひゅう……がぁ……」
名前を思わず呼んでしまえば、俺の背後で笑った時独特の息が漏れる。
淡く愛撫をされながら、動かないように小さく息を吐く。
すると耳の軟骨付近にぬるりとした温かいものが、なぞる様に触れていった。
それが這って回った場所が仄かに湿ったのを感じながら、俺はそれが日向の舌だとやっと気付く。
また声を漏らしてしまいそうになった瞬間、日向が俺の耳元で囁いた。
【Shush】
突然鋭い痛みがもう片方の耳の軟骨に走り、思わず声が溢れそうになる。
一瞬の衝撃に激痛。けれどそれはその一瞬だけだ。
その感覚は痛みと共に仄かに、俺の耳の軟骨に熱を持たせた。
懸命に悲鳴を喉元で止める様に抑えれば、日向が俺の身体をきつく抱きしめる。
「ふふ、あいた……痛かったでしょ?よく頑張ったね……!!」
日向が俺の身体の拘束を解いて、俺の身体を自由にする。
俺の事を褒める声に、心の奥底から暖かなものが溢れ出す。
熱くなった耳に触れれば、小さな金属の感覚を指先が感じる。
日向が俺の身体に開けてくれたピアスは、人生で初めて与えられたカラーだった。
これは証だ。俺が日向のものであるという証明。日向の所有物になったんだという幸せな感覚。
「続きをしよう?気持ちのいい事を沢山しよう……愛しているよ一希……」
全てが愛しくて穏やかで優しくて、幸せに溢れていた。
この頃は何もかもが眩かった。
「俺も、愛してる………」
そう囁きながら命令が無くても唇を重ね合わせる。
幸せだった。心の底から幸せだったと本気で思う。
過度に殴られることなんてしなくて良かった。過度な痛みなんて無くても満たされていた。
ただ其処に日向が居れば、あの頃はそれだけで良かったのだ。
***
包帯を外して傷の様子を見ていれば、遊歩がまだ乾いていない手首の傷に手を重ねる。
遊歩の手はとても大きな手をしていて、日向とは一切似ても似つかない。
日向と違い全く落ち着きのない様子の遊歩は、本当に遊び歩くかの様に俺の様子を覗きにくる。
こんなに似ても似つかない存在なのに、どうしてこんなに惹かれたんだろうか。
「えー、すっごい………大根おろし器みたいじゃない?気合はいってんねぇ!!!」
遊歩がそう言いながら、嬉しそうな眼で笑う。
大根おろし器という例えはほんの少しだけ癪に障るが、この適当さには好感が持てる。
交流場の近くにある古ぼけたラブホテルで遊歩と二人。もうきっと俺たちはあの交流場には出入りすることが出来ないだろう。
俺の身体はさっき遊歩が付けた傷痕と自傷癖の痕まみれで、洋服は全てさっき流した鼻血塗れだ。
何もかもが汚らしい俺を抱き寄せながら、甘い声色で囁いた。
【Strip】
遊歩が使う命令で、俺の身体は簡単にスペースに陥る。
完全なる支配下の元で遊歩の前で服を脱ぎ捨てれば、遊歩が俺に歩み寄ってきた。
俺の首元に手を伸ばして、きつくきつく締めあげる。
その瞬間陶酔したような目を浮かべて甘い吐息を吐き出した。
「ふ………すげえ可愛い……俺さ、可愛いとか愛しいとか思うと、痛めつけたくなっちゃうの……」
丸腰の俺の身体を蹴り倒し、俺の身体は吹っ飛ぶ。
安っぽいラブホテルの壁が凹み、俺は其処に蹲る。
痛い。苦しい。とても辛い。でも気持ちよくて堪らない。
ああなんで気持ちが良いか解った。この人の暴力全てが愛なんだ。
脳だけじゃない支配の形が、俺の歪んだ思考の中でキラキラ光り輝いてみえる。
「かはっ………!!!」
遊歩が俺の目の前で自分が履いているボトムに手を掛ける。
そこは起き上がりくっきりと形が解るようになっていた。
【Strip】
【Suck】
遊歩の履いているボトムはタイトでおしゃれなものだ。
それを下ろしてボクサーパンツを下ろせば、俺の顔にそそり立ったものがぶつかった。
その様を見ながら遊歩がいやらしい笑みを浮かべ、舌なめずりをして見せる。
顔に近付けただけで解る熱の感覚に、俺のものも反応しているのが解った。
「一希がさあ、俺にいやらしい姿見せるからこんなになっちゃったじゃん?」
ケラケラ下衆な笑いを浮かべながら遊歩が笑う。
そして足を開いて俺にそそり立ったモノを見せつけながら、更にコマンドを口にした。
【Come】
遊歩のものを口に含んで命令通りにしゃぶりつけば、遊歩が身体を仰け反らせた。
「は………!!!上手………ふふっ!!!」
遊歩は俺の髪を鷲掴む様にしながら、俺の喉奥にわざと先端を押し付ける。息苦しくなる度に思考に上手く靄が掛かった。
この人の攻め方は隙がない。俺が余計な事を考えている暇を一切与えない。
その感覚が俺にとってはとてもとても心地が良かった。
だらだらはしたなく唾液を垂れ流しながら、髪を乱すようにしてモノをしゃぶる。
口の中がまだ鉄の香りがする。多分まだ口内の怪我も落ち着いていない。
それでも今俺はこの人のものをしゃぶる事を止められないのだ。
身体が遊歩の出す命令に従いたがってる。
溶けたような眼差しをした遊歩の息遣いが次第に更に荒くなり、口内の遊歩のものが膨れ上がってゆく。
もうすぐ遊歩は俺の口内に吐精する。
口の中は今にもはち切れそうな位に、膨れた遊歩のもので熱くなっていた。
「あ………イく…………出す………!!!」
吐息混ざりの喘ぎ声はとても艶っぽくて、改めて遊歩が美しい事を思い知る。
遊歩が俺の頭を強く押さえつけながら、俺の喉奥目掛けて腰を動かす。
口内に生臭いものが吐き出され、思わず涙目になった瞬間に遊歩が囁いた。
「ふ……はぁ……………飲んで?」
これを飲むことに対しての抵抗感は、何時になっても拭えない。
眉を顰めて喉を鳴らしても、口内に広がった淡い苦みは消えないのだ。
「っ………あっ!!!」
お互いに息を荒げながら見つめ合えば、遊歩が俺の身体に腕を回す。
そして俺の唇に唇を重ね合わせて、苦笑いを浮かべて囁いた。
「ふ……ふふっ!!にっがいねぇ……アハハ!!血の香りもする……!!!」
遊歩はとても美しい。それなのに笑い方から下衆な感覚が拭えない。
けれどその上品ではない笑い方の方が親しみを感じた。
血の匂いがすると言いながらも、遊歩は俺にキスをする。
それを俺はこの人なりのケアなんだろうと感じていた。
今日は俺の望みを叶えて貰う日だ。
ずっと憧れていた事だった。こうして欲しいと思っていた。幸せ過ぎてこのまま死んでも悔いはない。
全てが甘い空間の中で、形のいい薄い唇から命令が零れ落ちた。
【Kiss】
命令をされたままに唇を重ね合わせれば、甘い声色で囁かれてさらに唇を落とされる。
【Good】
そう囁きながら艶々とした黒髪を揺らし、彼は微笑む。神経質そうな指先と猫のような目。
人懐こい声色が優しくて、思わず甘えてしまいたくなる。
一つだけ年上の俺の恋人はDomで、名前は麻倉日向といった。
世界で一番愛した人で、俺の初恋の人だった。
日向は着慣れた制服に手を伸ばし、するりと自分のネクタイを外してみせる。
紺色と黒のストライプのネクタイを手にした日向が、着ていた制服のシャツのボタンを崩した。
その姿がとても色っぽく見えて、たまらないと心から思う。
俺の身体を後ろに向かせ、また命令を口にしてゆく。
日向が命令を落とす声が好きで好きで仕方がなかった。
【Stay】
命令に従ったまま立てば、日向が俺の手首をネクタイで縛る。
そしてそのまま俺の着ていた制服に手を掛けた。
関節が一つ一つ太い神経質な指先が、俺の制服を脱がしてゆく度に、じっくりと羞恥心に駆り立てられる。
胸元の素肌に忍び込んだ指先が、胸の突起を撫でた瞬間、思わず小さな吐息が漏れた。
「あ………!!」
俺の声を聞きながら日向が囁く。満足そうな優しい、絡まる様な甘い声。
「かわいい。声、漏れちゃったね……はしたない子……。
一希の肌は触り心地がとても良いから、ずっと触って居たい……」
この頃の俺の素肌には、傷痕なんてものは無かった。
日向が俺の肌を撫ぜながら、とても穏やかな目をして囁く。
履いているスラックス越しに俺のものを撫でられると、身体の反応が止まらない。
日向はスラックスから下着の中に手を入れた。
性器を撫でられ先走りで漏れたのを感じた瞬間に、日向の指先が俺のそれをなぞる水音を感じる。
恥ずかしい。はしたない。気持ちいい。様々な感情に呑み込まれてゆく。
背徳的な快楽の底に沈み込み、溺れる様に身体を預けた。
「ひゅう……がぁ……」
名前を思わず呼んでしまえば、俺の背後で笑った時独特の息が漏れる。
淡く愛撫をされながら、動かないように小さく息を吐く。
すると耳の軟骨付近にぬるりとした温かいものが、なぞる様に触れていった。
それが這って回った場所が仄かに湿ったのを感じながら、俺はそれが日向の舌だとやっと気付く。
また声を漏らしてしまいそうになった瞬間、日向が俺の耳元で囁いた。
【Shush】
突然鋭い痛みがもう片方の耳の軟骨に走り、思わず声が溢れそうになる。
一瞬の衝撃に激痛。けれどそれはその一瞬だけだ。
その感覚は痛みと共に仄かに、俺の耳の軟骨に熱を持たせた。
懸命に悲鳴を喉元で止める様に抑えれば、日向が俺の身体をきつく抱きしめる。
「ふふ、あいた……痛かったでしょ?よく頑張ったね……!!」
日向が俺の身体の拘束を解いて、俺の身体を自由にする。
俺の事を褒める声に、心の奥底から暖かなものが溢れ出す。
熱くなった耳に触れれば、小さな金属の感覚を指先が感じる。
日向が俺の身体に開けてくれたピアスは、人生で初めて与えられたカラーだった。
これは証だ。俺が日向のものであるという証明。日向の所有物になったんだという幸せな感覚。
「続きをしよう?気持ちのいい事を沢山しよう……愛しているよ一希……」
全てが愛しくて穏やかで優しくて、幸せに溢れていた。
この頃は何もかもが眩かった。
「俺も、愛してる………」
そう囁きながら命令が無くても唇を重ね合わせる。
幸せだった。心の底から幸せだったと本気で思う。
過度に殴られることなんてしなくて良かった。過度な痛みなんて無くても満たされていた。
ただ其処に日向が居れば、あの頃はそれだけで良かったのだ。
***
包帯を外して傷の様子を見ていれば、遊歩がまだ乾いていない手首の傷に手を重ねる。
遊歩の手はとても大きな手をしていて、日向とは一切似ても似つかない。
日向と違い全く落ち着きのない様子の遊歩は、本当に遊び歩くかの様に俺の様子を覗きにくる。
こんなに似ても似つかない存在なのに、どうしてこんなに惹かれたんだろうか。
「えー、すっごい………大根おろし器みたいじゃない?気合はいってんねぇ!!!」
遊歩がそう言いながら、嬉しそうな眼で笑う。
大根おろし器という例えはほんの少しだけ癪に障るが、この適当さには好感が持てる。
交流場の近くにある古ぼけたラブホテルで遊歩と二人。もうきっと俺たちはあの交流場には出入りすることが出来ないだろう。
俺の身体はさっき遊歩が付けた傷痕と自傷癖の痕まみれで、洋服は全てさっき流した鼻血塗れだ。
何もかもが汚らしい俺を抱き寄せながら、甘い声色で囁いた。
【Strip】
遊歩が使う命令で、俺の身体は簡単にスペースに陥る。
完全なる支配下の元で遊歩の前で服を脱ぎ捨てれば、遊歩が俺に歩み寄ってきた。
俺の首元に手を伸ばして、きつくきつく締めあげる。
その瞬間陶酔したような目を浮かべて甘い吐息を吐き出した。
「ふ………すげえ可愛い……俺さ、可愛いとか愛しいとか思うと、痛めつけたくなっちゃうの……」
丸腰の俺の身体を蹴り倒し、俺の身体は吹っ飛ぶ。
安っぽいラブホテルの壁が凹み、俺は其処に蹲る。
痛い。苦しい。とても辛い。でも気持ちよくて堪らない。
ああなんで気持ちが良いか解った。この人の暴力全てが愛なんだ。
脳だけじゃない支配の形が、俺の歪んだ思考の中でキラキラ光り輝いてみえる。
「かはっ………!!!」
遊歩が俺の目の前で自分が履いているボトムに手を掛ける。
そこは起き上がりくっきりと形が解るようになっていた。
【Strip】
【Suck】
遊歩の履いているボトムはタイトでおしゃれなものだ。
それを下ろしてボクサーパンツを下ろせば、俺の顔にそそり立ったものがぶつかった。
その様を見ながら遊歩がいやらしい笑みを浮かべ、舌なめずりをして見せる。
顔に近付けただけで解る熱の感覚に、俺のものも反応しているのが解った。
「一希がさあ、俺にいやらしい姿見せるからこんなになっちゃったじゃん?」
ケラケラ下衆な笑いを浮かべながら遊歩が笑う。
そして足を開いて俺にそそり立ったモノを見せつけながら、更にコマンドを口にした。
【Come】
遊歩のものを口に含んで命令通りにしゃぶりつけば、遊歩が身体を仰け反らせた。
「は………!!!上手………ふふっ!!!」
遊歩は俺の髪を鷲掴む様にしながら、俺の喉奥にわざと先端を押し付ける。息苦しくなる度に思考に上手く靄が掛かった。
この人の攻め方は隙がない。俺が余計な事を考えている暇を一切与えない。
その感覚が俺にとってはとてもとても心地が良かった。
だらだらはしたなく唾液を垂れ流しながら、髪を乱すようにしてモノをしゃぶる。
口の中がまだ鉄の香りがする。多分まだ口内の怪我も落ち着いていない。
それでも今俺はこの人のものをしゃぶる事を止められないのだ。
身体が遊歩の出す命令に従いたがってる。
溶けたような眼差しをした遊歩の息遣いが次第に更に荒くなり、口内の遊歩のものが膨れ上がってゆく。
もうすぐ遊歩は俺の口内に吐精する。
口の中は今にもはち切れそうな位に、膨れた遊歩のもので熱くなっていた。
「あ………イく…………出す………!!!」
吐息混ざりの喘ぎ声はとても艶っぽくて、改めて遊歩が美しい事を思い知る。
遊歩が俺の頭を強く押さえつけながら、俺の喉奥目掛けて腰を動かす。
口内に生臭いものが吐き出され、思わず涙目になった瞬間に遊歩が囁いた。
「ふ……はぁ……………飲んで?」
これを飲むことに対しての抵抗感は、何時になっても拭えない。
眉を顰めて喉を鳴らしても、口内に広がった淡い苦みは消えないのだ。
「っ………あっ!!!」
お互いに息を荒げながら見つめ合えば、遊歩が俺の身体に腕を回す。
そして俺の唇に唇を重ね合わせて、苦笑いを浮かべて囁いた。
「ふ……ふふっ!!にっがいねぇ……アハハ!!血の香りもする……!!!」
遊歩はとても美しい。それなのに笑い方から下衆な感覚が拭えない。
けれどその上品ではない笑い方の方が親しみを感じた。
血の匂いがすると言いながらも、遊歩は俺にキスをする。
それを俺はこの人なりのケアなんだろうと感じていた。
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