恋する電脳Cybernetics~君の名はMARIA~【若き天才プログラマー×高知能AIアンドロイド美少女】

如月緋衣名

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第一章 若き天才と高知能AIアンドロイド

第九話☆

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 バスタブの中で向かい合い、真生の陰茎を膣で飲み込んだマリアを見つめる。
 マリアが腰を揺らす度に、薔薇の花弁が浮かんだ水面がゆらゆらと揺れた。
 上下に腰が揺れる度、たわわな胸元も上下に震える。 
 はぁ、と嬌声交じりの吐息を漏らしながら、プログラム通りの上気した表情を浮かべ、身体を震わせながら感じている。
 マリアが余裕なく真生の背中にしがみ付くと、真生の耳元に唇を寄せ、切なげな声で囁いた。
 
 
「っは…………あっ…………ああっ、は…………ぁっ…………。
…………ご主人様、今日の女の人…………前にお別れした彼女、でしたよね??」
 
 
 マリアは真生の耳の軟骨に舌を這わせ、淡く甘く唇で食む。この時にマリアが綾香の事を、ちゃんと覚えていた事に気が付いた。
 殆どのAIは感情機能が乏しいのを、真生はずっと気がかりだった。
 AIとはいえ自分の人生をサポートしてくれる存在だ。なるべく喜怒哀楽がはっきりしていた方が、感情が伝わりやすいと真生は思う。
 それ故にマリアの感情機能に、多少ネガティブなものも取り入れた。
 
 
 悲しいという感情も、切ないという感情も、ちょっとした嫉妬心も。
 その結果マリアは時折、真央に対してやきもちを妬く様になったのだ。
 
 
 綾香と身体を交えた時に、もう少し気を遣うべきだったと今更真生は思う。
 そもそも育てやすい様に恋愛感情を抱かせて育てたアンドロイドだ。流石に注意が足らなかったと反省をする。
 まさか行為を見られるなんて、想像もしていなかった。
 
 
 今思えば綾香との交わりがあって以来、自分に身体があったら良いのにと、マリアは口にするようになった。
 アンドロイドとは解っていながらも、真生はとてもばつが悪い気持ちになる。
 上手な気の利いた言葉を返せない真生に向かい、マリアは含みのある笑みを浮かべた。
 
 
「…………今の私には身体があるので…………ご主人様が彼女とは出来なかったこと、一緒にしたいです…………」
「…………何がしたいの?マリア、答えて」
 
 
 マリアは浴槽から立ち上がり、真っ白いタイルに手を付ける。腰を高く突き上げ此方に半身を捻り、艶めかしい視線を送った。
 タイルについて無い方の手で、膣口を拡げて人工愛液で濡れた中身を見せ付ける。
 何処からこんな卑猥なポーズを学んできたのだろうかと、真生は生唾を飲み込んだ。
 
 
「………さっきみたいにご主人様の精液ザーメンで、私のおまんこ汚してください…………」
 
 
 AV顔負けの煽り文句に、真生は思わず赤面をする。
 浴槽から勢いよく立ち上がった真生は、マリアの柔らかなお尻を鷲掴んだ。
 勢いよくマリアの性器に陰茎を捩じ込めば、タイルを押えていた指先がずるりと滑る。
 真生が最奥目掛けて腰を打ち付けると、マリアの腰ががくりと崩れた。
 
 
「………あッ!!!いく………!!!こんなのすぐいっちゃいます…………!!!」
 
 
 マリアの中の濡れた肉癖が、うねうねと真央の陰茎に絡まるのが解る。
 真生は悩まし気に吐息を吐き、マリアの締め付けに耐えながら、何度も激しく腰を打ち付けた。
 
 
「…………俺ので汚して欲しいっていったの、マリアでしょ………??そんなはしたない子には、激しくしてあげないと…………」
「あ…………!!たねづけ、してください………!!たねづけ………!!あかちゃんできちゃうくらい………おかしてぇ…………!!!」
「…………ッ!!マリア、それは狡い………!!!」
 
 
 種付けという言葉がマリアから出てきた瞬間、真生の身体が一気に限界に登り詰める。
 理性を一気に失った真生は、マリアの手を壁に強く押さえつけた。
 ばちゃばちゃ、と浴槽の中に張った湯が激しく波打ち水音を立てる。マリアの喘ぎ声は反響してバスルーム中に響き渡った。
 マリアの中がきつく締まると、真生の身体にぞくぞくと冷たい感覚が駆け巡る。
 生温かいドロドロとした精液を最奥に吐き出すと、それで真央の陰茎も濡れてゆく。
 お互いに乱れた息を整えながら、結合していた濡れた膣口と陰茎を離す。
 するとマリアの性器の粘膜を模した割れ目から、だらり、と白濁と愛液が混ざり合ったものが滴った。
 
 
「あ………、沢山、だしてくれたんですね…………??」
 
 
 マリアはそう囁くと、上気した表情の儘で、満面の笑みを浮かべる。
 真生はそんなマリアを見ながら、自分の作ったAIに上手く懐柔されていると思った。
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