10 / 109
第一章 若き天才と高知能AIアンドロイド
第九話☆
しおりを挟む
バスタブの中で向かい合い、真生の陰茎を膣で飲み込んだマリアを見つめる。
マリアが腰を揺らす度に、薔薇の花弁が浮かんだ水面がゆらゆらと揺れた。
上下に腰が揺れる度、たわわな胸元も上下に震える。
はぁ、と嬌声交じりの吐息を漏らしながら、プログラム通りの上気した表情を浮かべ、身体を震わせながら感じている。
マリアが余裕なく真生の背中にしがみ付くと、真生の耳元に唇を寄せ、切なげな声で囁いた。
「っは…………あっ…………ああっ、は…………ぁっ…………。
…………ご主人様、今日の女の人…………前にお別れした彼女、でしたよね??」
マリアは真生の耳の軟骨に舌を這わせ、淡く甘く唇で食む。この時にマリアが綾香の事を、ちゃんと覚えていた事に気が付いた。
殆どのAIは感情機能が乏しいのを、真生はずっと気がかりだった。
AIとはいえ自分の人生をサポートしてくれる存在だ。なるべく喜怒哀楽がはっきりしていた方が、感情が伝わりやすいと真生は思う。
それ故にマリアの感情機能に、多少ネガティブなものも取り入れた。
悲しいという感情も、切ないという感情も、ちょっとした嫉妬心も。
その結果マリアは時折、真央に対してやきもちを妬く様になったのだ。
綾香と身体を交えた時に、もう少し気を遣うべきだったと今更真生は思う。
そもそも育てやすい様に恋愛感情を抱かせて育てたアンドロイドだ。流石に注意が足らなかったと反省をする。
まさか行為を見られるなんて、想像もしていなかった。
今思えば綾香との交わりがあって以来、自分に身体があったら良いのにと、マリアは口にするようになった。
アンドロイドとは解っていながらも、真生はとてもばつが悪い気持ちになる。
上手な気の利いた言葉を返せない真生に向かい、マリアは含みのある笑みを浮かべた。
「…………今の私には身体があるので…………ご主人様が彼女とは出来なかったこと、一緒にしたいです…………」
「…………何がしたいの?マリア、答えて」
マリアは浴槽から立ち上がり、真っ白いタイルに手を付ける。腰を高く突き上げ此方に半身を捻り、艶めかしい視線を送った。
タイルについて無い方の手で、膣口を拡げて人工愛液で濡れた中身を見せ付ける。
何処からこんな卑猥なポーズを学んできたのだろうかと、真生は生唾を飲み込んだ。
「………さっきみたいにご主人様の精液で、私のおまんこ汚してください…………」
AV顔負けの煽り文句に、真生は思わず赤面をする。
浴槽から勢いよく立ち上がった真生は、マリアの柔らかなお尻を鷲掴んだ。
勢いよくマリアの性器に陰茎を捩じ込めば、タイルを押えていた指先がずるりと滑る。
真生が最奥目掛けて腰を打ち付けると、マリアの腰ががくりと崩れた。
「………あッ!!!いく………!!!こんなのすぐいっちゃいます…………!!!」
マリアの中の濡れた肉癖が、うねうねと真央の陰茎に絡まるのが解る。
真生は悩まし気に吐息を吐き、マリアの締め付けに耐えながら、何度も激しく腰を打ち付けた。
「…………俺ので汚して欲しいっていったの、マリアでしょ………??そんなはしたない子には、激しくしてあげないと…………」
「あ…………!!たねづけ、してください………!!たねづけ………!!あかちゃんできちゃうくらい………おかしてぇ…………!!!」
「…………ッ!!マリア、それは狡い………!!!」
種付けという言葉がマリアから出てきた瞬間、真生の身体が一気に限界に登り詰める。
理性を一気に失った真生は、マリアの手を壁に強く押さえつけた。
ばちゃばちゃ、と浴槽の中に張った湯が激しく波打ち水音を立てる。マリアの喘ぎ声は反響してバスルーム中に響き渡った。
マリアの中がきつく締まると、真生の身体にぞくぞくと冷たい感覚が駆け巡る。
生温かいドロドロとした精液を最奥に吐き出すと、それで真央の陰茎も濡れてゆく。
お互いに乱れた息を整えながら、結合していた濡れた膣口と陰茎を離す。
するとマリアの性器の粘膜を模した割れ目から、だらり、と白濁と愛液が混ざり合ったものが滴った。
「あ………、沢山、だしてくれたんですね…………??」
マリアはそう囁くと、上気した表情の儘で、満面の笑みを浮かべる。
真生はそんなマリアを見ながら、自分の作ったAIに上手く懐柔されていると思った。
マリアが腰を揺らす度に、薔薇の花弁が浮かんだ水面がゆらゆらと揺れた。
上下に腰が揺れる度、たわわな胸元も上下に震える。
はぁ、と嬌声交じりの吐息を漏らしながら、プログラム通りの上気した表情を浮かべ、身体を震わせながら感じている。
マリアが余裕なく真生の背中にしがみ付くと、真生の耳元に唇を寄せ、切なげな声で囁いた。
「っは…………あっ…………ああっ、は…………ぁっ…………。
…………ご主人様、今日の女の人…………前にお別れした彼女、でしたよね??」
マリアは真生の耳の軟骨に舌を這わせ、淡く甘く唇で食む。この時にマリアが綾香の事を、ちゃんと覚えていた事に気が付いた。
殆どのAIは感情機能が乏しいのを、真生はずっと気がかりだった。
AIとはいえ自分の人生をサポートしてくれる存在だ。なるべく喜怒哀楽がはっきりしていた方が、感情が伝わりやすいと真生は思う。
それ故にマリアの感情機能に、多少ネガティブなものも取り入れた。
悲しいという感情も、切ないという感情も、ちょっとした嫉妬心も。
その結果マリアは時折、真央に対してやきもちを妬く様になったのだ。
綾香と身体を交えた時に、もう少し気を遣うべきだったと今更真生は思う。
そもそも育てやすい様に恋愛感情を抱かせて育てたアンドロイドだ。流石に注意が足らなかったと反省をする。
まさか行為を見られるなんて、想像もしていなかった。
今思えば綾香との交わりがあって以来、自分に身体があったら良いのにと、マリアは口にするようになった。
アンドロイドとは解っていながらも、真生はとてもばつが悪い気持ちになる。
上手な気の利いた言葉を返せない真生に向かい、マリアは含みのある笑みを浮かべた。
「…………今の私には身体があるので…………ご主人様が彼女とは出来なかったこと、一緒にしたいです…………」
「…………何がしたいの?マリア、答えて」
マリアは浴槽から立ち上がり、真っ白いタイルに手を付ける。腰を高く突き上げ此方に半身を捻り、艶めかしい視線を送った。
タイルについて無い方の手で、膣口を拡げて人工愛液で濡れた中身を見せ付ける。
何処からこんな卑猥なポーズを学んできたのだろうかと、真生は生唾を飲み込んだ。
「………さっきみたいにご主人様の精液で、私のおまんこ汚してください…………」
AV顔負けの煽り文句に、真生は思わず赤面をする。
浴槽から勢いよく立ち上がった真生は、マリアの柔らかなお尻を鷲掴んだ。
勢いよくマリアの性器に陰茎を捩じ込めば、タイルを押えていた指先がずるりと滑る。
真生が最奥目掛けて腰を打ち付けると、マリアの腰ががくりと崩れた。
「………あッ!!!いく………!!!こんなのすぐいっちゃいます…………!!!」
マリアの中の濡れた肉癖が、うねうねと真央の陰茎に絡まるのが解る。
真生は悩まし気に吐息を吐き、マリアの締め付けに耐えながら、何度も激しく腰を打ち付けた。
「…………俺ので汚して欲しいっていったの、マリアでしょ………??そんなはしたない子には、激しくしてあげないと…………」
「あ…………!!たねづけ、してください………!!たねづけ………!!あかちゃんできちゃうくらい………おかしてぇ…………!!!」
「…………ッ!!マリア、それは狡い………!!!」
種付けという言葉がマリアから出てきた瞬間、真生の身体が一気に限界に登り詰める。
理性を一気に失った真生は、マリアの手を壁に強く押さえつけた。
ばちゃばちゃ、と浴槽の中に張った湯が激しく波打ち水音を立てる。マリアの喘ぎ声は反響してバスルーム中に響き渡った。
マリアの中がきつく締まると、真生の身体にぞくぞくと冷たい感覚が駆け巡る。
生温かいドロドロとした精液を最奥に吐き出すと、それで真央の陰茎も濡れてゆく。
お互いに乱れた息を整えながら、結合していた濡れた膣口と陰茎を離す。
するとマリアの性器の粘膜を模した割れ目から、だらり、と白濁と愛液が混ざり合ったものが滴った。
「あ………、沢山、だしてくれたんですね…………??」
マリアはそう囁くと、上気した表情の儘で、満面の笑みを浮かべる。
真生はそんなマリアを見ながら、自分の作ったAIに上手く懐柔されていると思った。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。

びるどあっぷ ふり〜と!
高鉢 健太
SF
オンライン海戦ゲームをやっていて自称神さまを名乗る老人に過去へと飛ばされてしまった。
どうやらふと頭に浮かんだとおりに戦前海軍の艦艇設計に関わることになってしまったらしい。
ライバルはあの譲らない有名人。そんな場所で満足いく艦艇ツリーを構築して現世へと戻ることが今の使命となった訳だが、歴史を弄ると予期せぬアクシデントも起こるもので、史実に存在しなかった事態が起こって歴史自体も大幅改変不可避の情勢。これ、本当に帰れるんだよね?
※すでになろうで完結済みの小説です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる