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第四章
第一話☆
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気が付けば窓の外は真っ暗で、もうお客様の温泉の入浴時間は終わっている。
それなのに俺と操さんは変わらず、布団の上で身体を繋ぎ合わせていた。
「あ……虎ちゃんすごぉい……………こんなにされることなかった………ぁ………ずーっといってて………やばい………」
「………は、俺も、こんなに人の事、自制できなくて抱いてんの初めてです………」
お互いの体液に汚れた布団の上で、相も変わらず絡み合う。
操さんと俺の接合部は、俺の吐き出した精液で濡れ、てらてらと怪しく光っていた。
イキそうになると操さんが俺の腰に足を絡ませて、最奥で吐き出すように促す。
そういえば避妊さえ、まともに出来ていなかったと思いながら、何回目になるか解らない絶頂の感覚を感じる。
ラットになるとこんなにαは狂うもんなのかと、この時俺は体感した。
「あっあっあっ………そこ………そこ、そのまま突いて………あ、いく、いくいくいく………!!!」
操さんの身体が大きく跳ね上がると、中の肉癖が俺に絡みつく。
俺のものが操さんの中で大きくなった瞬間、操さんはまた足を腰に絡ませた。
「………操さん、待って………これ良くない事ですって………!!」
「………むり、中に欲しい………」
「…………っ!!ああもう!!!」
操さんに誘われるがままに中に吐き出すと、満足そうに八重歯を見せて微笑む。
射精の度に頭は少し冷静にはなるものの、全く萎えてくれないままだ。
今の俺と操さんがしている事は、セックスというより交尾な気がする。
乱れた吐息をお互いに整えながら、接合部から自分のものを抜き取った。
流石に何度もしたせいなのか、大分操さんも冷静に戻った気がする。
「………操さん、後で俺避妊薬買いに行きますから………」
「へーきへーき。俺避妊薬ちゃんと常用して飲んでる………」
操さんはそう言いながら、ぐちゃぐちゃに置かれている着物の袖からあるものを出した。
カラフルな柄のシートから、ラムネ菓子の様な錠剤を一粒取り出す。それが避妊薬である事にはすぐに気付いた。
自分の好きな人が避妊薬を常用していることは、内心少しだけショックである。
別にそれが悪いことの訳ではないけれど、妙な生々しさを感じてしまう。
この人はキスも愛撫もやけにこなれた感覚がして、どうしても肉体の奔放さを垣間見る。
操さんは避妊薬を口の中に放り込みながら、疲れた表情で語りだした。
「避妊薬と抑制剤は働いてるΩは必ず飲まないといけないから………ちょっと抑制しすぎちゃったなーって今反省してる。
ってか、逆レイプみたいなことしちゃうヒート、俺初めてだったかも」
操さんが言っていた薬は、抑制剤の事か。
その話を聞いて俺の頭を過ったのは、抑制剤で体を壊して死んだ母さんだった。
母さんが死んだ時のやるせない感情が、俺の心の中でリフレインする。
同じ思いをするのは嫌だ。それにそれが操さんなら猶更辛い。
「………操さん、俺達サポートしますから………そんな無理して抑制剤飲まないでください。
あれ、あんまり体に良くないですし…………」
「あっは!!ありがとー虎ちゃん♡虎ちゃんってとっても優しいね??」
操さんはまるで話を流すかの様にそう言うと、静かに俺から目を逸らす。
誤魔化そうとしている雰囲気だけが、ふわふわと漂っていた。
この時にやっと俺は、番に対しての疑問の事も思い出す。
操さんはどうして二人も子供がいる状態で、番の契約をしていないのだろうか。
絶対にαが居なければ、子供が生まれる事なんて無い。佐京と侑京の父親にあたるαは一体、何処の人間なのだろうか。
「あの………操さん。番の方は………」
俺がそう問いかけた瞬間に、操さんの瞳は冷たくなる。それから不機嫌そうな表情を見せた。
こんなに露骨に嫌な顔をする操さんを見たのは、初めての事だ。
「………いるよぉ??番契約してないだけ。俺は此処で彼が俺を迎えに来てくれるの待ってる」
「………は?」
待ってる、という言葉の意味が、俺にはよく解らない。
そもそも他の人のものに手出しをした事も、俺の中では自分のルールを明らかに反している。
相手の男にはそれなりの謝罪をしなければいけないと、頭の中には過っている。
けれど操さんの口にした「待ってる」という言葉の意味を、俺はさっぱり理解が出来なかった。
「………待ってるって………どういう………?何時から待ってるんですか………??」
「えー??佐京と侑京生まれる前にはぁ、此処出てたよぉ??旅に出たの。忙しい人なんです、彼」
待ってくれ。それって、捨てられてるんじゃねぇのか?
「は………??身重の状態の操さんのこと、置いて出てったんですか………??」
俺がそう言い放った瞬間に、操さんはとても面倒くさそうな顔をする。そして俺の身体を布団の上に倒した。
全く状況が飲み込めないままの俺は、天井と操さんの顔を凝視する。
真っ白な肌を晒した操さんは、俺の上に跨り舌なめずりをした。
猫を思い起こさせる大きな目で、真っ直ぐに俺を見る。そしていやらしく舌なめずりをして、口角の上がった形のいい唇を舌先で湿らせた。
ふわふわと漂う砂糖菓子に似たフェロモンの匂いは、口調とは違って俺を誘っているみたいだった。
「虎ちゃんはぁ、何にも解ってない。ていうか俺の事さっき好きって言ってくれたじゃん??
そういう訳で、虎ちゃんに心はあげられない。身体は幾らでもあげられる。俺だって寂しいからぁ。
浮気の一つや二つ位したっていいと思ってる。これだけ俺は独りぼっちにされてるんだし。
………だけど俺の心はずーっと、たった一人だけのものだから!!」
そう言いながら啖呵を切ったその表情でさえ、毒々しい程に美しい。
俺は操さんに馬乗りになられながら、その美しさに魅入られていた。
俺が「それは捨てられている」と口にしてしまう前に、操さんが自棄になって声を荒げる。
まさに毒婦と言わんばかりな悪い笑みを浮かべた操さんは、そのまま俺のものをまた自分の中に呑み込んだ。
「あ…………!!!」
俺の上で操さんが腰を振り乱すのを見上げながら、混濁した思考の中で、操さんが待っている男の事を考える。
というか、五年も身重のΩをほったらかしにして出ていっているなんて、普通だったらおかしい話だ。
どう考えたって、操さんは利用されているとしか思えない。
「っ…………!!でもおかしいですって!!五年もほったらかしで帰ってこない人なんてっ!!」
「おかしくない………ってばぁ……!!俺は解ってるからぁ……!!愛されてた俺が一番、解ってる…………!!」
愛されてたってなんだよ。本当に愛してたんだったら、ちゃんと責任とって番にしてるだろうが。
この状況の操さんとの会話は、正直埒が明かないと思う。
それに操さん自体もどう見たって、大事な事を話さない様にしている気がした。
俺はこの時少しだけ怒っていた。と、いうかとてもやるせない気持ちになっていたのだ。
何回も何回も何回も、操さんはどんなαと生きているのだろうと思った。
どんな人が相手だったとしても傷付くけれど、操さんが幸せだったら笑顔で諦められた。
でもこんなんじゃ絶対、俺は一切納得がいかない。この人はちっとも幸せそうじゃないじゃないか。
俺の上で腰を振り乱す操さんを抱きしめて、布団の上に乱暴に押し倒す。
その瞬間、操さんの表情から、一瞬にして険が消えた。
俺がこの人にしてあげられる事は一切解らないけれど、今寂しさを埋めてやる事位なら出来る。
細い手首を押さえ付けて、まるで犯すみたいに腰を揺らす。乱暴に唇を奪った瞬間、操さんが眉を顰めた。
「んっ………!!!はぁ……っ!!ああ、だめ……これ………またいきっぱになる………いく………!!」
「…………良いですよ、なってください…………」
操さんは身体を何度も震わせながら、繰り返し絶頂を迎える。中がぐちゃぐちゃに濡れてゆくのを、腰を突き動かす度に感じていた。
操さんは果てて眠るまで俺に縋り、俺は俺で完全に操さんを抱き潰す。
この日を境目に、俺と操さんの関係性は、劇的に変化してしまったのだ。
それなのに俺と操さんは変わらず、布団の上で身体を繋ぎ合わせていた。
「あ……虎ちゃんすごぉい……………こんなにされることなかった………ぁ………ずーっといってて………やばい………」
「………は、俺も、こんなに人の事、自制できなくて抱いてんの初めてです………」
お互いの体液に汚れた布団の上で、相も変わらず絡み合う。
操さんと俺の接合部は、俺の吐き出した精液で濡れ、てらてらと怪しく光っていた。
イキそうになると操さんが俺の腰に足を絡ませて、最奥で吐き出すように促す。
そういえば避妊さえ、まともに出来ていなかったと思いながら、何回目になるか解らない絶頂の感覚を感じる。
ラットになるとこんなにαは狂うもんなのかと、この時俺は体感した。
「あっあっあっ………そこ………そこ、そのまま突いて………あ、いく、いくいくいく………!!!」
操さんの身体が大きく跳ね上がると、中の肉癖が俺に絡みつく。
俺のものが操さんの中で大きくなった瞬間、操さんはまた足を腰に絡ませた。
「………操さん、待って………これ良くない事ですって………!!」
「………むり、中に欲しい………」
「…………っ!!ああもう!!!」
操さんに誘われるがままに中に吐き出すと、満足そうに八重歯を見せて微笑む。
射精の度に頭は少し冷静にはなるものの、全く萎えてくれないままだ。
今の俺と操さんがしている事は、セックスというより交尾な気がする。
乱れた吐息をお互いに整えながら、接合部から自分のものを抜き取った。
流石に何度もしたせいなのか、大分操さんも冷静に戻った気がする。
「………操さん、後で俺避妊薬買いに行きますから………」
「へーきへーき。俺避妊薬ちゃんと常用して飲んでる………」
操さんはそう言いながら、ぐちゃぐちゃに置かれている着物の袖からあるものを出した。
カラフルな柄のシートから、ラムネ菓子の様な錠剤を一粒取り出す。それが避妊薬である事にはすぐに気付いた。
自分の好きな人が避妊薬を常用していることは、内心少しだけショックである。
別にそれが悪いことの訳ではないけれど、妙な生々しさを感じてしまう。
この人はキスも愛撫もやけにこなれた感覚がして、どうしても肉体の奔放さを垣間見る。
操さんは避妊薬を口の中に放り込みながら、疲れた表情で語りだした。
「避妊薬と抑制剤は働いてるΩは必ず飲まないといけないから………ちょっと抑制しすぎちゃったなーって今反省してる。
ってか、逆レイプみたいなことしちゃうヒート、俺初めてだったかも」
操さんが言っていた薬は、抑制剤の事か。
その話を聞いて俺の頭を過ったのは、抑制剤で体を壊して死んだ母さんだった。
母さんが死んだ時のやるせない感情が、俺の心の中でリフレインする。
同じ思いをするのは嫌だ。それにそれが操さんなら猶更辛い。
「………操さん、俺達サポートしますから………そんな無理して抑制剤飲まないでください。
あれ、あんまり体に良くないですし…………」
「あっは!!ありがとー虎ちゃん♡虎ちゃんってとっても優しいね??」
操さんはまるで話を流すかの様にそう言うと、静かに俺から目を逸らす。
誤魔化そうとしている雰囲気だけが、ふわふわと漂っていた。
この時にやっと俺は、番に対しての疑問の事も思い出す。
操さんはどうして二人も子供がいる状態で、番の契約をしていないのだろうか。
絶対にαが居なければ、子供が生まれる事なんて無い。佐京と侑京の父親にあたるαは一体、何処の人間なのだろうか。
「あの………操さん。番の方は………」
俺がそう問いかけた瞬間に、操さんの瞳は冷たくなる。それから不機嫌そうな表情を見せた。
こんなに露骨に嫌な顔をする操さんを見たのは、初めての事だ。
「………いるよぉ??番契約してないだけ。俺は此処で彼が俺を迎えに来てくれるの待ってる」
「………は?」
待ってる、という言葉の意味が、俺にはよく解らない。
そもそも他の人のものに手出しをした事も、俺の中では自分のルールを明らかに反している。
相手の男にはそれなりの謝罪をしなければいけないと、頭の中には過っている。
けれど操さんの口にした「待ってる」という言葉の意味を、俺はさっぱり理解が出来なかった。
「………待ってるって………どういう………?何時から待ってるんですか………??」
「えー??佐京と侑京生まれる前にはぁ、此処出てたよぉ??旅に出たの。忙しい人なんです、彼」
待ってくれ。それって、捨てられてるんじゃねぇのか?
「は………??身重の状態の操さんのこと、置いて出てったんですか………??」
俺がそう言い放った瞬間に、操さんはとても面倒くさそうな顔をする。そして俺の身体を布団の上に倒した。
全く状況が飲み込めないままの俺は、天井と操さんの顔を凝視する。
真っ白な肌を晒した操さんは、俺の上に跨り舌なめずりをした。
猫を思い起こさせる大きな目で、真っ直ぐに俺を見る。そしていやらしく舌なめずりをして、口角の上がった形のいい唇を舌先で湿らせた。
ふわふわと漂う砂糖菓子に似たフェロモンの匂いは、口調とは違って俺を誘っているみたいだった。
「虎ちゃんはぁ、何にも解ってない。ていうか俺の事さっき好きって言ってくれたじゃん??
そういう訳で、虎ちゃんに心はあげられない。身体は幾らでもあげられる。俺だって寂しいからぁ。
浮気の一つや二つ位したっていいと思ってる。これだけ俺は独りぼっちにされてるんだし。
………だけど俺の心はずーっと、たった一人だけのものだから!!」
そう言いながら啖呵を切ったその表情でさえ、毒々しい程に美しい。
俺は操さんに馬乗りになられながら、その美しさに魅入られていた。
俺が「それは捨てられている」と口にしてしまう前に、操さんが自棄になって声を荒げる。
まさに毒婦と言わんばかりな悪い笑みを浮かべた操さんは、そのまま俺のものをまた自分の中に呑み込んだ。
「あ…………!!!」
俺の上で操さんが腰を振り乱すのを見上げながら、混濁した思考の中で、操さんが待っている男の事を考える。
というか、五年も身重のΩをほったらかしにして出ていっているなんて、普通だったらおかしい話だ。
どう考えたって、操さんは利用されているとしか思えない。
「っ…………!!でもおかしいですって!!五年もほったらかしで帰ってこない人なんてっ!!」
「おかしくない………ってばぁ……!!俺は解ってるからぁ……!!愛されてた俺が一番、解ってる…………!!」
愛されてたってなんだよ。本当に愛してたんだったら、ちゃんと責任とって番にしてるだろうが。
この状況の操さんとの会話は、正直埒が明かないと思う。
それに操さん自体もどう見たって、大事な事を話さない様にしている気がした。
俺はこの時少しだけ怒っていた。と、いうかとてもやるせない気持ちになっていたのだ。
何回も何回も何回も、操さんはどんなαと生きているのだろうと思った。
どんな人が相手だったとしても傷付くけれど、操さんが幸せだったら笑顔で諦められた。
でもこんなんじゃ絶対、俺は一切納得がいかない。この人はちっとも幸せそうじゃないじゃないか。
俺の上で腰を振り乱す操さんを抱きしめて、布団の上に乱暴に押し倒す。
その瞬間、操さんの表情から、一瞬にして険が消えた。
俺がこの人にしてあげられる事は一切解らないけれど、今寂しさを埋めてやる事位なら出来る。
細い手首を押さえ付けて、まるで犯すみたいに腰を揺らす。乱暴に唇を奪った瞬間、操さんが眉を顰めた。
「んっ………!!!はぁ……っ!!ああ、だめ……これ………またいきっぱになる………いく………!!」
「…………良いですよ、なってください…………」
操さんは身体を何度も震わせながら、繰り返し絶頂を迎える。中がぐちゃぐちゃに濡れてゆくのを、腰を突き動かす度に感じていた。
操さんは果てて眠るまで俺に縋り、俺は俺で完全に操さんを抱き潰す。
この日を境目に、俺と操さんの関係性は、劇的に変化してしまったのだ。
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