歌舞伎町の雨

興梠司

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第一話 歌舞伎町の雨

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「お前ら山岡組をバラせ」

「わかりました」
現在竹下組と山岡組は抗争中で竹下組は山岡組を潰そうと計画をたてていた、警察目が光る現代において抗争が行われることは滅多にない、竹下組の若頭が山岡組の組員に刺されことがきっかけで抗争が起こりそうになっている。若頭が刺されたきっかけも山岡の組長の女に手を出した男を追い込みかけてる途中に山岡組の若いのが間違えて竹下組の若頭を刺してしまった。

山岡組は手打ちとして若頭の小指と一千万円をもって頭を下げに行ったが竹下組はNOをつきだした、手打ちをするなら「組の解散と組長の指をもってこい」と山岡組「それは勘弁してくれ」と頭を下げたが竹下組は「それなら帰れ」と言われ山岡組は手打ちは出来なかった。

山岡組は抗争に備える体力がなかった、山岡組は小さい組織で抗争をしたら吹き飛ぶ小さな団体であった。しかし解散という道は選べなかった。解散したっ場合若いものはどうする? 一本独鈷でやっている団体で若いものを受け入れてくれる組はない
抗争になっても負ける可能性が高いが解散だけは避けたかった。

「ワシが引退する」と言って小指を詰めた。若頭に小指を託しもう一度竹下組に乗り込んだ。

「組長の引退とこの指で勘弁してくれないか」

「俺が言ったこと覚えてるか??組の解散だって言ったんだ」

「若いもののことを考えると。。」

「組長は本当に引退するんだろうな」

「こちらに引退状もあります」
山岡組の若頭が引退状を竹下組の組長に差し出した。
「わかった、譲歩してやる」

「今後は山岡組には手出しをしない」
「これで手打ちにしてやる」

「ありがとうございます」と若頭は頭を下げ組の方に戻った。

「手打ち終わりました」

「ご苦労だった」
「ワシはこれでこの組からいなくなる、若頭組を頼んだぞ」

組長は山岡組を去っていったが3日後元組長の遺体が見つかった。

「竹下組と全面戦争じゃ」と新組長がいきりたっていた。
元組長が殺されたのは明確的に竹下組が手をだしたとしか考えられない。

竹下組の組長が貸し切りで使うサウナに若いものが飛び込み、竹下組長を拳銃で撃ち殺し、若頭も怪我をした。竹下組の舵取りがいなくなり竹下組は弱体化し他の組織も竹下組の壊滅をさせようとしている。

「竹下組はもう舵取りがいない、壊滅すんぜんだ」
「若いものをこっちに引き寄せろ」

「若いのを勧誘しろってことですか?」

「そうだ、組を完全解体させる、あいつらの縄張りはこちらがもらう」
山岡組は竹下組を破壊し縄張りを山岡組に引っ張ってこようと思う。

戦力を無くした竹下組は山岡組に吸収されていって竹下組の縄張りは山岡組に吸収されて行った、歌舞伎町にはいろんな組織が入っている中竹下組を吸収した山岡組は3番目に大きい組織になっていった。
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