私は貴方を許さない

興梠司

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W県編

解散危機

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「掃除屋さんがパクられました」とあゆみの方に偵察から電話が入った。
あゆみはキッチンを掃除している最中だった、何故パクられたのかを偵察に聞いても「わかりません」の一点張りだった、電話を切り寺島の方に電話をすると「山田の件でパクられた」と言っていた。

山田は地元のマル暴であゆみたちに目をつけていたが殺す道理がなかったので生かしておいた、三日前路地裏で
山田の死体が発見された。胸に拳銃の撃たれたあとがあった。
掃除屋はたまたまそこを通っただけで何をしたわけでもない

あゆみは知り合いの訳アリの弁護士に電話をした、今から「今から警察署行って取り戻してきますよ」
と言って電話を切ったが弁護士のことは信用してなかったがさ3時間くらいして弁護士と一緒に掃除屋が帰ってきた
。掃除屋は怒っていた、霧島という刑事にどやされ、殴り飛ばされたという、弁護士はその辺りは裁判で訴えますし週刊誌の方にも持っていきますの安心してください。「掃除屋さんいつものいいですか?」と掃除屋にいうと掃除屋はボイスレコーダーを弁護士にわ渡した。
あゆみたちは弁護士に言われ小柄のボイスレコーダーを持ち歩かされている、事件を解決させたいためではなく
人が死ぬ音が聞きたいという弁護士はあゆみたちに金額を請求してきたことは一回もない。

掃除屋は霧島を殺そうと心に決めた。「霧島にそうとうやられてらしいな」と言いながら自宅にズカズカ入ってくるのは寺島だった、寺島が来たってことは依頼がきたってことか?ってあゆむはワクワクした。
「その霧島やらねーか?」「うちの若い衆も寺島にさんざんやられてきたんだ」

「今回は俺にやらせてくれ」と掃除屋があゆみに懇願した、あゆみは舌打ちをしながら「しょうがねーな」と言って掃除屋の胸ポケットに入ってるタバコを取り出しふかした。

霧島殺人計画がはじまる
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