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第3章
銀の林檎
しおりを挟む彼があんなに取り乱す姿を、初めて見た。
(……?)
心臓が落ち着かないような、こわいような感覚に胸をそっと押さえて、ハークは俯く振りをして首を傾げる。世界の青を閉じ込めた瞳に、窓を透かして映り込んでくる緑の景色が上から下へと流れていく。
「ハーク、どうしたの?」
肩に止まった小型の銀竜が、擦り寄るようにして大きな瞳にハークを写す。ハークと同じ銀と青を持つ彼は、種は異なれどハークの大事な相棒だ。窓の光を受けて虹色に輝く額の宝石に触れぬよう気をつけながら、そっとその顎から首を撫でる。
「なんでもありませんわ。サン、ありがとう」
「そう? それにしても、すごいね。人間の技術ってここまできてるんだ」
翼を開いたり閉じたりしながら、サンは興奮したように鳴く。尻尾がぱたぱたとハークの肩甲骨に当たり、そのくすぐったさにハークは我慢していた喜びを仄かに口元に示した。
「そうですわね」
聖虹教会及びフェオファノア家の紋章が船首に刻まれた、飛空艇。鉄鉱石を加工して薄い平版にし、木の骨組みに張り合わせた乗り物だというそれは、ハーク達銀の守護者にとって真新しい技術の結晶である。
銀竜と共に暮らす彼女達にとって飛行という移動手段こそ一般的であれ、生き物の力を借りず魔力のみで稼働する乗り物は珍しいを通り越して奇怪に写る。銀の守護者の大半が魔力を持たず生きている為で、どうしても魔力という存在が不可思議に思えて仕方ないのだろう。
(そう、不思議なもの、なのでしょう)
隣で同じく眼下を見下ろすサンから見えぬよう、ハークはそっと吐息する。今のハークには魔力の存在こそが当たり前で、だからこそ魔力のみで稼働するこの乗り物が珍しく、心持ち弾むような気分になるのだと理解していた。
フェリシアから受けた魔法の影響か、それともナイシャのように思い入れの強い相手とすれ違ったせいか、原因は分からない。しかし、これまでハークの中に秘されてきた記憶が、出来事をきっかけに開かれようとしていた。サンには話せていない。生きる意味を失いそうな気がして、こわいのだ。
「プラチナのおねーさん」
思考に耽りつつあったハークを引き留めたのは、これまで聞いた中で一番幼く、張りのある声だった。私服を着ているからだろうか、相手の空気はやや緊張している。
ハークが振り返るのを待ち、顔を見た途端あからさまにほっとした様に頬を綻ばせた。
「貴方は」
「透水。透火の、……基音の、弟」
少年はサンを気にして椅子に座るハークの周囲をうろうろとしていたが、席を譲ると温順しく腰を下ろした。サンがハークの膝に降り、透水を見上げる。
「竜って本当にいるんだね。うわっ」
ばさりと開いた翼に驚いて、透水が肩を竦める。悪戯が成功したことに笑うサンを撫でて窘め、ハークは少年と目線を合わせた。
「なにか?」
月の色を持つ兄と違い、弟の彼は窓の外に広がる若草の瞳をしている。まるで透火を基点に正反対に座しているようで、興味深い。
「……透火の事で。確認と、聞きたいことがあって」
若芽のような心細さを色に宿し、透水は尋ねる。
「私に?」
こくりと神妙に頷く姿は子供らしく、可愛げがあった。
彼が怯えぬ様、ハークはサンを抱えて次を促す。サンが翼を畳んで、ハークの首筋に擦り寄る。
「基音になったら、どうなるの。最後は死ぬ?」
銀の守護者への問い掛けなのに、少しだけ、動揺した。ぱちぱちと瞬きをして透水を見ていたが、真剣な面持ちは微塵も変わらない。
「まあ……創生虹記はご存知で?」
「知ってる。でも、……見てると不安になるから。はっきり教えて欲しいんだ。これから、どうなるのかを」
両膝に握り拳を置いて、透水が喉を鳴らす。
彼の恐れや怖さを思考で慮り、その上で、ハークは拙い優しさを言葉から剥ぎ取った。
「空の神になるか、唯一史実を語る者として後世に伝える者となるか。それが、彼の未来ですわ」
「それさ、ヒト以外は全部忘れるってことなの? ……俺と透火が兄弟だってこととか」
「正しくは、基音となった瞬間からの記憶を失うだけですわ。貴方には年の近い兄が居て、……何らかの理由で別の土地で暮らしている。そのように貴方の記憶に蓄積されることはあり得ます」
「死なないけど、周りから忘れられるってこと?」
「基音や空の神であることを生そのものだと感じるなら、そうなるでしょう。貴方のお兄様は、王族の従者という記録がありますので、その点においては忘却されにくいと思われますわ」
年下の子供相手に語りながら、ハークは事務的な自分の説明が背後で流れる川のように遠いものであることを自覚した。透火が基音となることは義務であり、それを監視、空の神へと導くことは銀の守護者としてのハークの義務、そして使命でもある。
気付きたくない不安を、心の裏側に追いやる。
「記録は残るけど、記憶は残らない……。史実を語る者になっても?」
「……国や種族の方針に寄るでしょう。現に、先代始音は今代始音となるまで監禁されていました。彼女の存在を知る者は一部だけであり、発見にも時間がかかったと聞いています」
瞠目する透水から視線を外し、瞼を伏せる。
やっと届いた仲間からの文書には、始音の許諾と自身の状況が記されていた。
長命の羅魔は、本来の創生虹記を信仰する者が多い。深く根強い信仰心から、数百年の繁栄よりも空の神を種族から生み出すことが重視され、気位の高い種族性も相まって、空の神となれない事実は受け入れ難い結果であった。さらに、先代始音が先代基音と懇意であり、壱音には打ち勝てど基音に敗北を帰したこともまた、監禁の理由として数えられている。
今代始音の誕生経緯は短く纏められていたが、要するに名誉挽回の機を与えられただけのようであり、空の神誕生まで三人のヒトが同時存在し続けられるかどうか分からないという現状は変わらない。基音を誕生させられただけ、まだ救いがあった。
「謂わば、生きる書物ですわ。他の者はその者が種の代表であり特別な存在であることは認識できますが、その者自身について記憶することが出来なくなる」
「兄弟でも?」
「……史実には記録がありませんので、私にも分かりかねますわ」
「そう……」
二人して視線を俯かせていると、サンが慰めるように翼をはためかせる。彼の背を撫でながら、ハークは小さく息を吐いた。
使命を果たすことに異論はないのに、基音が空の神となることを強く推し切れない自分がいる。夜会での舞踊に誘われた時も、そうだった。喉の奥に靄のような綿のような柔らかいよくわからないものが引っかかって、すっきりしない。
ぼんやりとしているハークに、透水が手のひら一つ分距離を詰めた。
「話、変えるね。おねーさんのこと教えてよ。名前は?」
打って変わって、少年らしい気さくな笑みを見せる。多少強引ながらも慣れた空気を感じて、ハークは上体を僅かに引いた。
「聞いて、どうするんですの?」
頬に銀髪が掛かり、滑っていく。
「だって、透火の監視役なんでしょ。これから沢山顔を合わせるんだし、名前知っときたいなって」
「はあ……。ハーク・ジッバ・ラティですわ」
「ハークおねーさんね。さっきも言ったけど、俺は透水」
差し出された手のひらに応じて握手を交わすと、透水は、へへ、と照れたように笑った。
「竜の子も、宜しくね」
「サンだよ」
銀竜の鳴き声にひらひらと手を振り、透水は楽しそうだ。基音など魔力の高いヒトでなければ、サン達の声は声に聞こえない。
ハークがサンの名前を紹介したところで、甘い香りが鼻腔を擽った。
「三人で何話してるの?」
両手に小皿を持った透火が、やはり私服姿でそこに立っている。ベストを着てタイを結んでいると、背が高くとも年相応に見えた。
「別に。それ俺の?」
「うん、ガトー・インビジブル。林檎を使ったお菓子。
あっちのテーブルに紅茶置いてるから、座って食べな」
「うまそー。ありがと」
兄弟らしい気安い会話を眺めていると、透水を見送った透火と目が合った。
花が開くように微笑んで、彼はハークの隣に座った。
「プラチナもどうぞ。サンも」
差し出されたそれは、林檎と生地が何層にも重ねられた焼き菓子で、芳ばしく酸味の含んだ香りでハークとサンの食欲を誘う。おずおずと小皿を受け取り、近くで綺麗に焼き上げられた表面を見つめた。
「何話してたの?」
菓子に見惚れるハークの横顔を、笑っていない瞳が見つめてくる。頬杖をついて微笑む様は朗らかで、ハークたちがケーキを食すのを楽しげに見守っている風なのに、冬の湖面に浮かんだ月のような冷ややかさが静かにハークの喉を刺す。
ケーキを一口大に切り、サンの前に差し出す。
「自己紹介を」
「それにしては長かったよね。透水も詰め寄ってたし」
「……何でもありませんわ」
「ふーん。そう」
ちまちまとケーキを切り分けているふりをして、返答を疎かにする理由を作る。透火の視線の矢は変わらず頬を突き刺すが、構うものかとハークは小さな唇にケーキを迎え入れた。
柔らかな林檎の酸味が広がって、間に挟まれたクリームが優しく後味の引かない甘さを感じさせる。咀嚼するのも惜しい程に熟した果実はさらりと口内で溶け、喉の奥に落ちていった。
「美味しい」
サンがせっついて強請るので、一口大を三つ作り、分け与える。
「良かった。初めて作ったんだよね、これ」
窓の外へ視線を移し、透火が安堵の溜息を零す。先刻のちくちくした空気は無く、本来の彼に戻ったようだ。
「器用ですわね」
「そうでもないよ。料理長に見てもらって作ったから」
遠慮でも卑下するでもなく、透火は淡々と事実を述べて賛辞を躱す。褒められ慣れているのかもしれない躱し方に、ハークの胸の奥がちくりと痛んだ。
喉を潤わせるべく、サンが羽ばたき離れていく。
「ねえ。プラチナはさ、空の神が生まれなかったらどうなるの?」
奇しくも、弟とは真逆の質問を彼は口にした。
視線は窓の外に固定されたまま、層雲で見えなくなりつつある大地を瞳に写している。照り返しを受ける肌は白く健康的で、長い睫毛は瞬く度に光を反射し輝く。人形師が調えたような美しい横顔を見つめて、ハークは瞬きを繰り返した。
「どう……と言われましても。私達は、空の神の誕生のためにつくられた種族で、」
「うん、だからさ。もし、その空の神が居なくなったら、君たちはどうなるのかなって。そういうのって何かに記されてないの? こうなるから空の神を生みなさい、みたいなさ」
彼が何を言いたいのかを察しきれず、ハークは困惑して首を傾げるしかできなかった。
義務や使命があるから、彼女達は銀の守護者であり続ける。根底を覆すような事を、そもそもとして許すはずがない。
「あり得ませんわ。世界が滅ぶことを、一体誰が望むのでしょう」
「……そうだよね。ごめん、変なこと聞いて」
困ったように笑って、透火がやっと此方を向く。後方に手をつき肩を竦めるようにして上体を支えると、彼はだらりと身体を伸ばす。粗雑に伸びた脚を避けるべくハークは爪先の位置を変え、透火とは反対側に載せるものを失った小皿を置いた。
「逆に、貴方はどうなんですの?」
「?」
ひどく幼い表情になって、透火が目だけで訊き返す。眩しいほどに翳りのない彼を見ていると、後ろ暗い自分の足下が濃い影に飲まれていくようだ。
「空の神になったら、どうするんですの?」
「どうするかは、芝蘭や占音が決めるよ。俺が決めることじゃない」
他人事のようにあっさりと述べた答えは、当事者とは思えないものだった。
義務や使命に複雑さを覚えつつあるハークにとって、透火の余りにも自分を希薄化した回答は衝撃で、同時に、自分がそれを感じていることに非常に動揺した。困惑せずには、いられなかった。
(空の神になるということが、どういうことか分かっていないのですわ)
説明不足の招いた結論なら、ハークにも責任がある。
改めて説明をせねばならないと口を開きかけたところに、透火が、だって、と付け足した。
「生きるのは俺じゃないから、どうしようもないし」
苦笑混じりの答えに、言葉を失った。
自分と年の変わらないこの少年は、当事者でありながら、自分の使い方を弁え過ぎている。ハークとて義務や使命という重い理由があるから、弱音も吐くことなく知らぬ土地で知らぬ人間達と共にやっていこうと思えるが、彼はそれとは違う気がした。
義務や使命など、彼には呼吸と同等の、当然のようにそこにあるものでしかなく、改めて意識する必要すらないのだ。彼がどう思おうと、どう感じようと、関係ない。仕方がないと、言ってしまえる。
一抹の哀しさと敬意に、ハークは目を細める。彼のようになれないことが、とても苦しく思われた。
「ところでさ」
声を明るくして、透火が話題を転じる。
空気の悪くなったことを察知したのだろう、つくづく、よく気のつく少年だ。
「ほんとに、さっき何話してたの?」
「……しつこいですわね」
繰り返された問いの平凡さに、失笑する。張り詰めていた何かが脱力した気分に安堵すら覚えて、正面の窓に目を凝らした。空が晴れ、再び青い大地が見えている。
二人の肩は小皿二つ分の空白を挟んで並んでいたが、もっと近くに寄りたいようなもどかしさを、感じ始めていた。
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