虹の向こうへ

もりえつりんご

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第1章

雪の追憶は空に消えて

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 廊下から眺める空は、昨晩と変わらず曇天だ。
 昨日降り積もった雪を兵士たちが手分けしてかきわけ、午後の出立のための道を作っている。
 雪は好きだ。
 熱を奪うと淡く溶けてしまうけれど、確かにそこには温かみがあると感じられる。
 十二年前、父が消えて路頭に追い出され、弟を抱いたまま蹲っていた透火を優しく包むのは、雪だけだった。暖炉も食べ物も何もなく、泣き疲れて寝ている弟と自分の体温だけが唯一の温もりだった。

『今から俺が、お前たちの家族だ』

 頬を包む手の温かさを教えてくれたのは、記憶に朧げな父親でも顔の知らない母親でもなく、芝蘭だ。
 父親のように、兄のように、友のように傍にいた。共に育った。彼とは、真正直に向き合ってきた。
 誰よりも近い場所で、同じ時間を共有した。

『只今をもって、直井透火を従者に任命する』

 そして、二年。肩に剣の重みを受け入れ、新たに主人と従者という関係を得た。
 雪が降り積もるように静かに、確かに透火の中にはこれまでのその瞬間が色褪せず残っていて、溶けない熱を持っている。
 今この時だって、それは奥底で輝いたままだ。

「……従者として、か」

 けれど、積もった雪をかき分け整えなければ生きていけぬように、刹那に生まれて降り積もった願いも煩雑な感情をかき分け、形を変えていく。
 柄を弾いて、提げた剣を傾ける。この剣は従者となる前、学生の頃に芝蘭から授かった剣の一つだ。透火個人に与えられた片手剣は、一生手放さないと決めた大事な物の一つでもある。
 そして今、透火の身を包む魔法付加がなされた軍服は、従者になった時、芝蘭から直接手渡されたものだ。他の軍人と異なる色を与えられているのは、主人にとって空のように広く、寛大に受け入れ、支える側になれという意味がある。
 従者である限りはこの服を着る必要があり、これを脱ぐということは、従者を辞退することを意味していた。
(選べって話なのかな……)
 爪先で弾いた小石を拾って、掌で弄ぶ。
 紫亜とエドヴァルドの前でああいった手前、動かぬわけにはいくまい。だが、透火は芝蘭の従者として側で彼を守る義務がある。
 選ぶべきは後者だ。他の軍人に頼み、兵士を動かして盗人を探す。その間、自分は芝蘭の側で何かの時に備える。それが本来すべき行動で、紫亜たちもそれを考慮に入れているだろう。妥当な判断だ、と。
 けれど、透火自身、それは最も選んではならないことだと考えた。あの賢王が、わざわざ分かりきったことのために呼び寄せるとは到底思えない。
 それ程までに警戒すべき理由を、紫亜は持つ。
 ソニアは、芝蘭の側にいるだけで、ルーカス家という最も影響力の強い貴族と繋がりを示すことができた。実力も確かにあり、だから芝蘭も側に置いた。
 透火は、芝蘭の政策を進める上で、看板のような役目を果たしていた。いるだけで、彼の行動を裏付けることができる。そのために、透火は従者になることを許された。
 その透火が、業務上の問題で従者を辞退したとなれば、どうなるかなど考えるまでもない。民衆によくない印象を与えるし、芝蘭の立ち位置までもを危うくさせかねない。否、確実にそうなる。
 弄んでいた小石を庭の方へ放り投げる。

「あーあ、面倒くさいなあ……」

 まさかたった二年で、従者を辞める時を見極めなければならなくなるとは思わなかった。
(なにかいい手はないかな。従者をやめても、影響を最小限に抑える方法……いやいや、従者やめないでどうにかできる方法……)
 悩むのは簡単だ。どれがいいかあれこれ考えて、自分の中で納得できる場所を見つけるだけだから。実際に行動した時、本当にそうなるとは限らないと理解した上で、引き受けるのはあくまで自分だけとなる範囲で好きに悩めばいい。
 ただし、それは周りを、前を見えなくするのと同義である。

「あの、」
「うわあっ!」

 背後から声を掛けられ、肩を竦めた。
 後方を見ると、そこには銀の守護者と銀竜。

「……プラチナ?」
「これを」

 眉間に皺を寄せて睨んだかと思えば、長い銀色のまつ毛で白肌に陰をつくる。差し出された手には、先ほど透火が投げた小石が握られていた。

「すみません、小石が廊下に入り込んでたので外に出そうと思って……」

 両手を挙げて降参を示しながら、彼女から距離を取る。彼女は、暖かそうな羽毛のフードがついた外套に身を包んでいた。王城から貸し出したのか、外套には王族の印が刻まれていて、小柄な体躯の彼女には仰々しく見える。

「こんな寒いところで、どうされたんです?」

 風に髪が煽られたのをいいことに話を替える。
 この時間は空気の入れ替えのために廊下の窓が開いている。暖炉のある室内と異なり、常に風が吹いている状態なので気温は外と変わらない。
 外套を借りてまで、部屋の外ですべきことがあったのだろうか。

「他の銀の守護者と連絡を取っていました。動向に変わりはないようですが、……早く、基音を目覚めさせなければなりません」

 声に孕んだ緊張が、鼓膜を震わす。
 その不自然さが、なにか引っかかった。
(そういえば、……何だろう。全体的に、変だな)
 あまりに突然で勢いに圧倒されて忘れてしまっていたが、彼女はどうして、あの場所にやってきたのだろう。銀竜が銀鎖の鈴の位置を探知できるなら、いつでもあの場所に来れたはず。勘違いをしたと言っていたが、そもそも彼女は何を勘違いしたのか。
 なにより、銀竜に協力してもらえれば見つかる物を目的の物すらまともに見たことのない人間に探させる意味は、あるのか。紫亜なら、気付くはずだ。
(わざと? 時間稼ぎか、盗人も関係しているとか)
 振り返るに、透火が毒入りの蜂蜜酒を渡された時から、おかしかったのだ。毒を入れた容疑を透火にかけるでもなく、かといって使用人に疑いをかけたとも言わない。
 振り返れば、透火が芝蘭と合流した時には、銀鎖の鈴は盗人の手に渡っていた。剣を抜いていたから、芝蘭が応戦したことは分かる。では、何故、盗人は敢えて戦ったのか。
 紫亜も芝蘭も誰もが銀鎖の鈴だけに話を限定している理由は、何だろうか。

「どうかしましたの?」
「え、あ、いえ」

 風が吹いて、二人分の白い息が流れていく。また、雪が降るなあとどこか呑気になりたい自分が頭の片隅で呟く。
 空よりも深い青の瞳が、じっと透火を見つめる。

「……何か、あるんですか?」
「?」

 ハークが小首を傾げて透火を見上げる。透火とは正反対の色が外套の上に散る。

「基音を目覚めさせなければならない理由です。急いでいるようだから」
「貴方は、種族の未来が潰えても宜しいと仰るんですの?」
「そういう話じゃなくて。余りに不自然だから」
「……世界の穢れの話はご存知ですわよね。世界が穢れる前に、新たな空の神を決めなければなりませんわ」

 ふと、ハークの髪に小さな砂粒がついていることに気付いた。一言置いて、手でそっと払う。

「それとは関係ないんじゃないかと思って」
「……何を、仰っていますの?」
「プラチナは、中立なんですよね。どの種族に対しても」
「……ええ」

 返答が遅れたのは、含みがあったのか無意識か。いずれにせよ、透火の疑問は強ち的外れではないかもしれない。一瞬だけ、彼女の瞳が揺れた。
 洗いざらいはっきりさせなければ、銀鎖の鈴を取り戻しても意味がなさそうだ。
 やはり、一筋縄ではいかない。透火たちにとって初対面の相手でも、紫亜が関与する以上、油断ならない。
 透火はハークに僅かに近いて、薄く微笑んだ。

「芝蘭を貶めようとしているのなら、立場が何であれ容赦しない」

 怯えが表情に滲んだので、今度はちゃんと微笑んで部屋の方へ手を向けた。

「王子が準備に向かう頃です。急ぎましょう」
「……そうですわね」
「ハークをいじめるな!」

 後頭部に銀竜が体当たりしてきたが、甘んじて受け止めておいた。
 透火だって妄想や考えすぎだと思いたいのだ。それができないから、可能性を一つずつ潰すしかない。周囲を把握して、うまく立ち回らなければならない。

「喋ったと思えば乱暴な竜だなあははは」
「ぐぎぎぎぎ」

 それでも痛いことには痛かったので、口周りを手で握ってやった。

「サンを離してくださる?」
「じゃあ噛み付かないようにしてください」

 雑談に気を紛らわせながら、二人と一匹で部屋に向かう。 

「それでは芝蘭様、こちらへ……」 

 ちょうど、芝蘭が準備に出かけるところに鉢合わせた。 
 間に合ってよかったと思う反面、間に合わせないまま銀鎖の鈴を探しに行けばよかったのではないかと考えてしまう自分がいる。

「遅かったな」
「ごめんごめん」

 お互い安堵しているのが、逆に奇妙だった。
 扉の前に立つ芝蘭と、彼の斜め後ろに控える日向。
 従者を辞めなくてはならないと思ったからか、日向が芝蘭の側にいるからいいや、という気持ちになった。ソニアも彼の前では大人しくするだろうし、なにより日向は、透火や芝蘭よりも年上だ。王城のことも、軍のことにも精通している。貴族の出身でも身分関係なく接してくれるので、人柄についても安心できる。
(……余計な心配、なのかも?)
 主に城外での影響に重きを置いて考えれば、意外に大丈夫なような気がしてきた。透火が役に立てる場所は、他にもあるような、そんな気がした。

「ソニアは?」 

 改めて考えてみる。紫亜やエドヴァルドとの関連が気になるが、彼女も従者だ。
 魔法の使い手としては劣るが、戦闘や芝蘭の身を守る衛兵としては十分な実力を持っている。私情を挟みやすいけれど、彼女なりに芝蘭のためになることをしようとしていると見れば、必ず彼女は芝蘭を守ってくれると信じられる。
 彼女がこれ以上間違いを犯さなければいいのだ。

「昨日の件はあるが、あいつを連れて行かないわけにはいかない。次の働きで処遇を判断する」
「了解」

 芝蘭も透火と違って魔力が少なく、魔法を使いこなすことは難しいが、努力家で体術や剣術については日々の鍛錬のおかげで人並み以上の実力を示す。
 一見強面、もとい強気な発言をすることが多いため人を外巻きにしやすいが、人情味に溢れていて優しく、少しだけ臆病なところがある。向こう見ずで行動するときもあり、けれど慕う者は少なくない。
 小さい頃はよく抜け出していた国務もきちんとこなすようになり、民のことを一番に考えるようになった。
 それは透火の贔屓目かと思っていたが、そうでもないのかもしれない。
(そっか。隣に居る必要ってあんまりないんだ)
 恩を返すことばかり考えきたが、今回のことで目が覚めた気がした。

「彼奴は着替えを済ませてすでに門の前で待機しているそうだ。お前も、」
「うん。着替えて、後から行くよ」
「後で何言われたか教えろよ」
「わかってるよ。……いってらっしゃい」

 頭を撫でられ、何も知らない子供のように、笑ってみせた。
 使用人を引き連れ、別室に向かう芝蘭の背中に向かって手を振る。名残惜しいのはどうしてだろう。別に、会えなくなるわけでもないのに。
 姿が見えなくなるまで見送って、それからようやく日向とハークを振り返った。
 苦笑いに近い声音で笑って、日向が目を細める。

「相変わらずですね」
「ですね」

 いつものやりとりなのに、今日はどこか心が落ち着かない。

「王子は随分とご執心のようですわね。貴方に」

 ハークが不思議そうに言う。

「家族同然に育ったから」
「そう、ですの」
「行きましょう」

 透火と日向は芝蘭同様、外回りのために着替えをしなくてはならない。ハークと銀竜は、国務には関わらないということで、一度別れることとなった。
 城内を簡単に案内しながら進めば、彼女の部屋にあっという間にたどり着く。

「それでは」
「どうぞごゆっくり」

 別れを済ませ、二人は駆け足で別棟へ移動した。
 王城には王族の住む王宮を中心に、東西南北それぞれに棟が通じている。使用人や召使いの住居もそこに含まれており、軍人や兵士もそれぞれ特定の地位に就いている者には部屋が与えられている。
 今回は自室ではなく、従者専用の部屋へ向かう。そこには、催事用の衣装や主人の衣装を引き立てるための普段着までがずらりと並べられていて、先日着ていた神官衣装もそこに保管されていた。
 軍服でも問題はないが、誕生式典一環の催事である以上、軍を意識させるよりも芝蘭自身に注目してもらわなければならない。よって、軍服の機能性と神官服の芸術性を兼ね備えた、人の目を引く衣装が特別に作られていた。
 軍服の隠れ鈕を外しながら、考える。
 このまま芝蘭の国務に出ることはできまい。彼は透火が伝えたかった本来の意図を読み取って応じてくれた。それはいい。
 あとは、この軍服をいつ返すべきか。

「着替えないと間に合わないよ」
「あ……俺、別件を頼まれてるんです。だから、」
「そう。なら、もう自室へ戻って大丈夫だよ」
「そうなん、ですけど……えーと」

 頭では理解が遅れているくせに、実際に行動してしまっているところに、透火は混乱した。言われずとも一言先に置いて自室に向かえばよかったのだ。

「……九条さん、意見を聞かせて欲しいんですけど、いいですか?」
「? どうぞ」

 軍服を掛け、衣装に腕を通しながら日向は応える。白い生地に金と翡翠色の糸が繊細な模様を刻んでいる。軍服のようでいて、神官服のようにゆったりとした造りは、日向の名前とともによく似合っていた。

「芝蘭王子は、部下の願いで自分の立場が良くなったら、どう思うと思いますか?」
「それを私に聞くのかい? 君の方が、私よりも親しいでしょうに」

 親しい、といわれて、さっと頭が冷えた。
 そうだ。透火は、自分の願いのために従者の地位を得た。 
 従者という殻を利用していただけで、実際は透火のために動いていただけだ。
 従者として自分は本当に、彼に仕えたかったのか。恩を返したかったのか。

「……従者としての俺は、未熟で。すぐ迷ってしまうんです」
「……そう」

 厚顔無恥に過ごしてきた二年が恥ずかしく思えて、顔を上げられなくなった。

「 『従者の願いは主人と共にあり、主人の願いは従者の願いと重ならない』」

 懐かしい言葉に、身体が震える。

「君が、最初に私に教えた言葉だね」

 異なる形で紫亜にも伝えた言葉に、顔を上げる。日向との面識は学生の頃から、少なくとも五年は前からあるはずだが、いつ彼にそんなことを言ったのかは思い出せない。
 当惑したままの透火を宥めるように、日向は眉根を下げる。

「言葉は不思議だね。君が何を思ってそれを教えてくれたのか、そもそもどういう意味なのかを、私は数年経ってから理解した」
「……」
「君が従者になってくれて私は嬉しかったし、なにより芝蘭王子と共に育った君がそういう考えを持ってそうなってくれたことが、とても誇らしかった。……ただ、君はまだ子供なんだよ」
「……九条さん?」

 鈕を全て留め終えてから、日向が透火を見上げる。
 貫禄のある、頼もしい年長者の笑みだった。

「間違えることもある。わからなくなることもたくさんある。それでいいよ。自分の本当の願いを、見失わないためにね」

 窓硝子の向こうで、風が唸る。
 降り積もった願いが、新しい形で見つかった。そんな気分だった。

「頭が良すぎるのも考えものだね。従者という立場なんて、本当は君が思うほど重要ではない。きっかけが小さいに越したことがないのは確かだけど」
「九条さん、あの、」

 逸る気持ちと胸の鼓動を意識する。
 あれだけためらっていた軍服を、清々しい気持ちで脱いだ。仮置きの服を着て、畳んだ空色の軍服を日向に差し出す。

「これ、芝蘭に渡してください」
「……わかった。気をつけて」
「はい! それと、」 

 気を付けをして、腰から上を折り曲げる。
 この人がいるのなら、こんな人がいるのなら、きっと、彼は大丈夫だと思えた。 

「芝蘭のこと、よろしくお願いします」 
「それは君に言われるまでもない。行っておいで」

 垣間見た騎士としての彼の本性に、浮き足立った心が瞬時に落ち着きを取り戻す。

「ありがとうございました!」

 礼を言い、透火は一直線に自室に向かう。
 もう、迷いなどどこにもなかった。


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