in Cells ~花眠病~

もりえつりんご

文字の大きさ
上 下
10 / 14

Part.6 Human Beings -2 (完結)

しおりを挟む

 国立感染症研究所は、西は島根県、東は山梨県・東京都の三箇所に立地する。ここでは、細菌、ウイルス、昆虫に獣など多岐に渡る感染症が研究されており、各感染症はバイオセイフティーレベル毎に区別される。
 花眠病の現時点でのバイオセイフティーレベルは2。故に大学でも研究が出来るわけだが、専門とする研究所はやはり、格が違った。
「うわー……」
 下から上まで見上げるだけで、自然と喉奥から声が出る。
 山梨県甲府市の西端、尾根の向こうにうっすらと富士山が覗くその場所に、第二国立感染症研究所はあった。バイオセイフティーレベル2以下の感染症を扱う研究所で、瑤子と香椎、宙の目の前に建つのは、細菌と植物を扱う棟になる。白と硝子張りの研究棟は、青々しい山間の立地ながら存在感を放つ。右手奥の駐車場を目指して、通りを進む車の音が呑気に木霊する。
「さ、中へ。浅香くん、車は奥にお願いするよ」
「承知しました。いってらっしゃい」
 香椎と瑤子にそれぞれ応え、宙に関しては無視を決め込み、汐梨が車を移動させる。
「愛想の無い」
「そりゃあ、不法侵入すればねえ」
 軽口で窘め、香椎の後を追う。自動扉を開けば吹き抜けのロビーと円形に入り口を備えた研究室が視界に映り込む。
 右手の受付で香椎が四人分の入所許可を提出すると、ロビーのソファに座る間もなく殺菌・消毒室へと通された。白衣とマスクは着用必須で、各自サイズを選び、室内のエレベータで二階へ上がる。
 吹き抜けは最上階まで続いているようで、陽光に照らされた白い廊下に躍り出る。気分が良くなって、瑤子は身を乗り出してロビーと天井を見た。一階から徒歩で上に向かうルートは、非常階段しかないらしい。内部の階段は侵入者対策のために研究室の並ぶ廊下と直結しておらず、カードリーダーと指紋認証が付属した透明扉が行く手を阻む。
「すごい、ですね」
「頼めば、住居もここから直結の渡り廊下で帰れるらしいよ」
「泊まり込みのリッチ版ですねえ」
 はしゃぐ孫と祖母のような二人の背後で、手持ち無沙汰に宙は突っ立っている。首を巡らせ、後方で開いた扉の音に反応した。
「ようこそ、おいでくださいました。秘書の若村です。皆さま、お揃いでしょうか?」
 汐梨とは真反対の、いかにもな出で立ちの秘書だった。黒髪ストレートに紺色のセーター、白いロングスカートの丈は膝下で、足下は高さのないパンプスながら、歩く度にカツカツと廊下を鳴らす。所作の美しい、瑤子が逆立ちしてもなれないタイプの人間だ。
「あと一人、秘書の浅香が来る予定です。この度はどうも」
「かしこまりました。それでは、私が浅香様をご案内いたしますので、御三方は先に客間へどうぞ」
 フロアの隅に位置するその部屋は、他の研究室と壁を異にしていて、ドリンクサーバーと小さな待合室が近くに設けられていた。三人が順に入ると、室内に入ることなく若村が静かに扉を閉める。
「お待ちしておりました」
 三人を迎えたのは、四十代半ばと見える黒髪の男性だった。シャツにネクタイ、白衣と礼儀正しい服装をして、短く切り揃えられた髪は日本人らしい丸頭を強調する。体型は中肉中背で、長い腕で紙カップとソファを勧める。
「どうぞ、お好きなソファへ。飲み物は先に用意致しましたが、好みでなければそちらのサーバーをお使いください」
 自身は革張りの一人がけ椅子の前に立つ。他は、一人がけと、二人がけのソファが一つずつに、クッションのような椅子の形を保っていないソファが二つほどあり、興味本位で瑤子は斜め向かいの後者に座る。座った瞬間、ふわふわとした座り心地に、疲れや緊張を忘れそうになる。
(これ、人をダメにするやつだ!)
「お久しぶりですねえ、佐倉先生」
「香椎先生も。ご健勝で何よりです」
 挨拶を交わしている間にそそくさと一人がけのソファ前に移動し、姿勢を正して二人の挨拶が終わるのを待つ。一部始終を見ていた宙が目で何か揶揄ってきたが、気付いてない振りをした。
「初めまして、佐倉功一いさいちです」
 香椎の紹介を待たず、瑤子に水が向けられる。物腰柔らかく、名刺を差し出す。
「専門は微生物学と遺伝子工学、昨年度から第二国立感染症研究所の所長をしながら、研究をしています」
「は、じめまして。水野瑤子です。専門は……植物学と応用生物、趣味で合成生物学を学んでいます」
「趣味! いいですねえ」
 差し出された手は、運動をする人のように厚みがあるのに、骨張っていた。さらりと離された手が指を折り込み、親指だけを立てる。気さくな人らしい。
「香椎先生からお話は伺っています。今からでもお二人に入っていただけるようにはしておりますが、ご都合もあるでしょう。本来は休みの日なのですが、花眠病に関わる予定のスタッフや研究員は今日も出所しておりますので、詳しくは彼らに聞いてください」
「……何を聞いても、大丈夫ですか? 取材ではなく、個人的な興味の範囲で」
 無言で手を挙げたかと思えば、一番に食い付いたのは宙だ。
 選りすぐりの研究者達が集う環境だ。アポイントを取るだけでも難しく、テレビとなると実験の内容も取り扱いには気を使う。だが、香椎の許可無しに取材も撮影も出来ない彼は、それらを逆手にとった。
 荷物運び、もとい香椎の助手と聞いたか、佐倉は疑う様子もなく、ええ、と微笑む。ガッツポーズを隠さない彼を横目に睨んでいると、佐倉が卓の下から菓子折りを取り出し、広げた。
「見学の前に一つ、ご相談がありまして。香椎先生に」
「……例の論文のことなら、私からはコメントしか渡せませんよ」
 中身は流石に、普通のお菓子包みであったが、二人のやりとりは歴史の教科書や小説で見るような有名なやりとりに見えた。賄賂、癒着。意味の強い単語が脳裏を駆け巡って、部外者で居たいあまりに、唇が開く。
「バーナビーの件はね、私は信頼していないんだ。評価するにも値しない」
 瑤子の早とちりを抑え、ほうと香椎は息を吐いた。カップの水面には茶色い液体が揺らいでおり、緩慢な動きにも素直に従う。
「職員の話を聞くに、身内を被験者にしているようだ。意識はあるが応答は人間らしいとも言えず、人工知能の方がまともな会話をする、と。肺炎患者を扱ったのも頂けない。
 どんな理由があって査定を通したのか、通らせたのかは分からないが、私は彼の研究には反対だよ」
「香椎先生は、バーナビー氏のことをご存知でしょう。その辺りも含め、寄稿をしていただきたいんです。……本研究所のためにも」
「……考えておくよ」
 いつになく感情的な香椎の姿に、取り上げられた人物の影が薄くなる。つい最近、論文でも見かけた名前だ、とぼんやり考えて──瑤子は身を乗り出した。
「香椎先生って、ドクター・バーナビーとお知り合い、なんですか?」
「博士の頃に少し。私は嫌いだがね」
「うわー、そうなんですか。すごい……」
「香椎先生もすごい経歴をお持ちですから、ね」
 佐倉がフォローに回るも、瑤子と宙は新たな情報に目を見張るばかりだ。紙カップの中身を優雅に飲み干し、香椎が話の流れを変える。
「ここいらで良いね。案内してもらうとしよう」
「はい。どちらからご覧になられますか?」
「やはりここは、花眠病研究室からかねえ」
 部屋を出、先ほど使ったエレベーターで四階に移動する。今度は割烹着タイプの白衣とヘアーキャップ、マスクを装着して殺菌・消毒を受けて、廊下に出る。吹き抜けで各階の廊下が中央に寄せられていると思ったが、どうやら四階から上は全て硝子が追加されているようだ。二階では身を乗り出せた廊下も、硝子の壁に阻まれて見下ろせない。
「ここから上の階では、バイオセイフティーレベルが2のものを扱います。花眠病だけは対策が不明のため、消毒は厳重に行なっていますが、他の階は特に必要ありません」
 斜向かいの研究室を指してから、佐倉が先導して歩き出す。
 一階では人の気配を感じなかったはずなのに、扉や壁の向こうで、何かが蠢いている。独特な臭気から、ラットを飼っているらしいと推測がいく。
 佐倉、香椎、宙の順に研究室へ入っていくので、遅れて、瑤子も足を踏み入れた。
 全体的に青白い部屋には、天井まで届く高さの冷蔵庫が二つ並び、その四分の一スケールと呼べそうな冷凍庫が一つあった。磨り硝子の扉を佐倉が開けて、中に呼び掛ける。
 外からは読めない部屋の広さとクリーンベンチなどの機材の豊富さに、目が点になった。きっとここには、自動細胞培養機器もある。
「初めまして!」
「こんにちは」
 中から出て来たのは、日本人には見えない二人だった。一人は琥珀色の髪に薄い色の瞳と、欧米でよくある彫りの深い顔立ちの女性。もう一人は、肌の焼けた黒髪の似合うアジア系の男性だ。
「英語でも問題ないですか?」
「大丈夫です」
 研究者ではない宙を配慮して、佐倉が確認を取ってから、二人に英語で話し掛ける。日本語は難しいというし、世界的に活躍する研究者なら、英語は話せて当然だ。
「良かった。彼と二人きりは寂しかったのよ」
「やあ、香椎先生。お会いできるとは光栄です。周アンリです」
「私はエミ・ニコラスです。よろしく」
 日本語でなくなった途端、彼等は気さくに香椎や瑤子に話し掛ける。アンリが嬉々として香椎にあれこれ話しかける横で、エミが瑤子に目を付けた。
「花眠病の研究者が来ると聞いたのだけど、貴方がそう?」
「うーん。研究はしているけど、私は見学に来ただけで……」
「ええ、そうなの!? 勿体無い、ほら、見て」
 大きな体を素早く動かし、エミはクリーンベンチの前に瑤子を誘導する。
 手を差し込む式の、高価なものだ。真空状態の中に、培養液らしき液体がシャーレに用意されており、何かを寄生させたか、溶媒を混ぜたか、色のおかしいシャーレもあった。
「発症患者のiPS細胞よ。あっちのベンチでは感染した後のものを培養しているのだけれど、増殖速度が異なるの」
「……細胞死アポトーシスの周期が違うということ?」
「そうね、花眠病に感染した方が周期が遅い。来週には大腸菌や他のバクテリアにも塗布して、最終的にはラットにも感染させられないか、準備しているところなの。ああそうだ、別室では植物学者の意見を元に、いくつか毒性のある植物を投与した細胞もあって」
 冷蔵庫を開け、実験台の上を見せてと様々エミは瑤子に実験内容や器具を紹介し、その度に軽い問答をした。
 瑤子が見学に来る前に実験したiPS細胞は、どれも望んだ結果が得られなかった。
 観察では、毒性が微弱だったか、選んだ植物ではないか、遺伝子の突然変異が起こらなかったせいだと推測されて、細胞周期といった細胞自体の動きにまで考えが及ばなかった。
 瑤子が遺伝子や発現した特徴から追い始めたなら、エミは全くの逆、現象の再現を目指すことで花眠病を明らかにしようとしていた。使用する材料は同じでも、そこに至るまでの考え方、発想が異なると、結果の捉え方も変わる。
「エミは、医学系を出ているの?」
「ええ。再生医療の現場を経験している。そこから、iPS細胞を使った花眠病検査の方法を考えられないかと思って、ここに志願したの」
「……すごいデスね」
 日本語でボソリと呟き、入り口へ戻るエミの後に続く。植物なら瑤子にも負けない部分があるのに、彼女があまりに理想とされる研究者に見えて、居心地が悪かった。
 一方、瑤子達が姿を見せてもまだ、アンリは香椎に様々質疑をしていた。どうせ、嫌でもこれから顔を合わせるのにと言いたげな空気を素通りして、彼は一方的に白熱する。隙を見て端末を出そうとする宙の手を阻んで、辟易と、香椎は溜息を吐く。
「花眠病について、今の段階で私が考えていることは話したくないよ」
「はい、分かっています。あと、そうだ、ドクター・バーナビーの件でも、貴方のご意見を伺いたくて。僕は彼の考えを支持したいのですが、患者の選定に納得がいかないんです。それに、彼らの研究スタッフは定期的に検査を受けているようで、そちらの方が過程を追うにはいいんじゃないかと」
 あちらこちらに登場するジョセフ・バーナビーの名前が、耳に障る。患者のことも、薬のこともあるが、なによりアンリの話が気に障ったのは、今は健康な研究者の花眠病発症過程を追うという発想だ。
 人体実験を推奨するような発言を、どうして彼は、こんな場所でするのだろう。かの国は、過去に反省から人体実験を禁止する法律まで作ったというのに。
 瑤子が痺れを切らしかけたところで、今度は溜息も呆れもなく、冷ややかな表情で香椎が応える。
「アンリさん。そういった個人の感情が混ざった意見は、聞きたくないんですよ」
 議論ではなく、一方的な意見の押し付けだと言外に仄めかす。研究者として意見を聞きたいなら、それ相応に振る舞えという、香椎の忠言だった。
 熱くなっていたアンリも、返答にサッと顔色を悪くする。
「……あ、すみません。言い過ぎました」
「移動しましょう。次は植物の方を……ご覧になられますか?」
 微妙な空気が漂いそうになったタイミングで、佐倉が顔を出した。神妙な顔をする若手研究者と、澄まし顔の香椎と宙の姿に、事情を察してくれたらしい。以降は彼が常に付き添い、隣の研究室へ、それからまた隣へ、と四階の研究室をぐるりと歩き、最後は渡り廊下を通って温室を見に行った。
 世界中の植物を集めたというその温室は、危険性と毒性の特徴、生息地の分布から細かく仕切りが設けられ、全体的に薄緑から黄緑色に溢れていた。中には瑤子の知る高山植物もあり、登山でもしなければ観察のできない植物も散見されて、ここで一番、瑤子はテンションが上がった。
「これの何がいいんだ?」
「コバケイソウはアイヌネギと誤って採取される植物で、似た名前の植物と住み分けをしているんですよ。つまり、似た特徴を持っていても、生息地を分けることで生き延びることができるとも言えるわけでして……」
「……悪いが、さっぱり面白みが分からん」
 茶々を入れながらも、付き合い良く宙は瑤子に話しかけ、エミやアンリもなんだなんだと交わりながら、穏やかに見学時間の終わりを待った。
 予定された見学時間は二時間。あっという間だった。
 温室の出口に立って、くるりと振り返る。温度調整や入出による植物への影響を考慮して、扉は直ぐに閉ざされてしまった。白いだけの壁と扉を見つめて、その室内に眠る植物に思いを馳せる。
 高山植物も育てられるほどの設備、管理の素晴らしさは身をもって学んだ。花眠病を研究するに当たって知識が足りていないこと、仮説に対する観察点や結果の捉え方にも勉強が必要だと感じた。大学院に居ただけでは甘やかされていたであろう瑤子のペースも、改善が必要だと分かった。
 来て良かった。
「で? 未来の救世主になる覚悟はできたのか?」
 動き出さない瑤子の隣に、宙が並ぶ。この見学で気付いたが、彼はなんだかんだ面倒見がいい。高槻や香椎もそうだ。偶然が重なって、瑤子は良い研究者達に巡り会えた。香椎の伝手だから、手繰り寄せたともいえる。ここに見学に来れたのも、エミやアンリのような、大学院や同一分野では見ないタイプの研究者と会えたのも、香椎が声を掛けてくれたからだ。
 日和が花眠病になって、研究する題材が増えた。動機は大それたものではないけれど、人よりチャンスに恵まれたのは瑤子だ。
 世界中の人を救いたいとは、相変わらず思えない。騙されて嫌な思いをする人が減ったらいいなとか、未解決の問題を解き明かした一人になりたいとか、不純な動機はいくらでも出てくるのに、白状なものだ。
 でも、その程度には不真面目で呑気だから、時間の流れを待ったり読んだりできるのだろう。
「答えは、細胞が教えてくれますよ」
 自分が進む道の先が見えたようで、思わず、破顔した。
 さあ、始めよう。疑問は山積みだ。










 後に、『伊崎ノート』というキーワードが研究者達の間で話題になる。
 日本人研究者が花眠病発症者から預かったと言われるそのノートには、ジョセフ・バーナビー氏の研究を反証する内容が含まれており、当研究者を含むグループは実験結果と共にその内容を証明した。公表された内容から、花眠病は芽が出て蕾ができるまでの萌芽期と、蕾から開花してからの成熟期の二段階で、異なる症状を引き起こすことが分かった。
 成分が判明したのはそれから四年後、植物が同定されたのはさらに十年の時間がかかった。
 明らかになった花眠病の実態は、次に示した通りとなる。
 ・花眠病と呼ばれる症状・状態になるのは、種が体内に侵入した場合のみ
 ・花粉が嗅細胞を通過することで、一時的な催眠状態を促すことができる
 ・取り込んだ花粉の量が多い場合、これらが一つの種の形を形成し、体内に根付くことがある
  なお、この場合、種が体内に生着した場合と同様の状態になる
 ・花眠病を引き起こした植物は、金銀木の突然変異株
 ・花眠病の研究により、金銀木の有毒成分の一部が解明された
 
 端末を閉じて、椅子に凭れかかる。テーブルの上で湯気を浮かべる珈琲に口を付け、大窓の方へと椅子を回転させる。
「……そろそろ許可を取りに行くか」
 一つの賭けに勝った彼は、カップの陰に三日月の唇を隠して立ち上がった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

エロ・ファンタジー

フルーツパフェ
大衆娯楽
 物事は上手くいかない。  それは異世界でも同じこと。  夢と好奇心に溢れる異世界の少女達は、恥辱に塗れた現実を味わうことになる。

性転換マッサージ

廣瀬純一
SF
性転換マッサージに通う人々の話

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました

氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。 ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。 小説家になろう様にも掲載中です

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

処理中です...