上 下
24 / 47
第6章

1話 オバちゃんの守護神

しおりを挟む
「女王陛下。こちらがご所望の品でございます」

 神官がケツァルを入れた鳥籠を掲げ、女王の前に恭しく跪く。
 女王はその鳥籠に目を遣り、相好を崩した。

「アハッ! 待ってたのよ!」

 玉座から立ち上がり、待ちきれないように両手を広げる女王。
 神官は階段を上り鳥籠を彼女に手渡すと、もとの場所に戻り仰々しく平伏す。

「おい! キサマが極悪非道の女王かっ!」

 鳥籠の中からケツァルが怒号を発した。
 神官が鎮めようと顔を上げる。
 女王はそれを目で制してから、鳥籠に顔を近づけケツァルを覗き込む。そして悪戯っぽく顔を歪めた。

「うふふっ。随分と口が悪いのねぇ……アンタのお友達はとても大人しいのに……」

 女王はそう言いながら、玉座の左側に置かれた鳥籠に、意味深な視線を投げる。
 その鳥籠の中にいたのは――真っ白なケツァル。

 ――いや正確には、白くモフっとしたケツァルに、真っ赤な二本の長い角を生やし、これまた赤い鞭のような尻尾を持つ生き物である。
 それを見たケツァルは、大きく目を見張り呻き声を漏らす。

「オ、オヌシは! ム、ムシュフシュ……なの……か?」

「……ケツァルコアトル。貴方はなぜ、こんな世界に来てしまったのです」

 ムシュフシュと呼ばれた生き物は、悲しげに俯く。

「な⁉ 何故なにゆえじゃと……ふざけるな! そんなの決まっておるではないか! オヌシを捜してじゃよ! 他に理由なんてあるかっ!」

「私のことなど放って置けばよかったのです……そうすれば貴方を巻き込まずに済んだと言うのに……」

「こらこら、ケンカしないの」

 女王が茶化すように口を挟んだ。そして控えていた侍従に命じ、ケツァルの入った鳥籠を玉座の右側に置かせる。
ケツァルとムシュフシュを両側にはべらせた玉座。女王はその玉座にゆっくりと腰を下ろしながら、彼らを窘めた。

「これからアンタたちは、死ぬまでワタシに飼われるのよ。仲良くしなきゃダメじゃない」

「死ぬまで飼うじゃと? 何故なにゆえ、キサマはそんなことをするのじゃ!」

 女王は軽く肩を竦めた。

「だってドラゴンはとっても貴重なのよ。現にこの世界には、ドラゴンが一匹もいないんだもの……どうしてそんな世界にしたのかしら……せっかくこれがあるのに……」

 そう言うと女王は、胸のペンダントを摘まみ上げケツァルの前で振って見せる。

「これはね……『ドラゴン・ジュエル』っていうアイテムなの。ドラゴンの魔力を奪って、なんでも願いを叶えてくれるのよ。まるで魔法のランプみたいでしょう! それでね――」

 嬉しそうに喋る女王を遮るように、ガシャンと音を立ててケツァルが鳥籠の格子を掴んだ。

「――ちょっと待て! ならば……あの傀儡石を生み出しているのは……」

「あら! この世界に来たばかりなのによく知ってるのね。そうよ、もとを正せばドラゴンの魔力よ……ああ、ドラゴンが二匹ともなると素晴らしいわ! 傀儡石が桁違いにパワーアップしたのよ! アンタ、本当によく迷い込んでくれたわね。アンタの魔力、有意義に使ってあげる! ふふっ」

 無邪気に微笑む女王。反対にケツァルは、格子を掴んだまま表情を失った。
 その時、広間の重厚な扉が開け放たれる。そこに隊列をなした騎士たちが、赤い髪の青年と巨大な狼を引き連れ姿を現した。
 列の中程にいる青年は手脚を鎖に繋がれ、その隣の狼には傀儡石の首輪がガッチリと嵌められている。
 騎士たちは、女王の前に青年と狼を平伏させると、後ろに下がり整列した。
 その中から騎士の一人が進み出て、女王に跪く。

「女王陛下。魔族王、並びにその腹心フェンリル。御前おんまえに」

 女王は騎士に頷くと、美しい眉をワザとらしく顰めてケツァルを覗き込んだ。

「楽しいおしゃべりの途中だけど……ごめんなさいね、ゲストが来ちゃったわ」

 力なく平伏す青年を見つめケツァルが呟く。

「……あの者が魔族王」

 女王は「ふん」と鼻で笑う。

「魔族王なんて大層な呼び名だと思わない? あんな貧相なのに。それに比べて……隣のフェンリルは格好いいわ! 巨大な狼の怪物って素敵! ずっと欲しかったの。でもね、今まではあの狼の力が強すぎて服従させられなかったのよ。でもこれからは……アハッ!」

「キサマ……何をするつもりだ」

 ケツァルが怒りに肩を震わせ、唸るように言った。
 女王は勿体ぶった態度で唇の前に両手を合わせると、邪悪な笑みを浮かべる。

「うふふっ。何だと思う?」

「いいから、早く答えぬかっ! どうせ、ろくなことではないのであろう! キサマは何故なにゆえ、魔族を虐げる。一体、なんの恨みがあると言うのじゃ!」

「別に恨みなんてないわ」

 女王はあっけらかんと言い放った。そしてクスクスと笑いながら、魔族王を顎でしゃくる。

「ただ、アレをいたぶるのに格好の餌ってだけよ。だってアレを直接痛めつけるより、仲間の苦しむ姿を見せた方がより効果的でしょう?」

何故なにゆえそんな真似を……」

 女王は「なぜ?」とケツァルに聞き返すと、一瞬の内に笑みを消し去る。その無表情の顔は彫刻のような冷たさが露わになり、寒ささえも感じさせた。

「アイツが大嫌いなのよ」

 女王はそう言い捨てると、鼻白んだように玉座から立ち上がった。
 そして階段を一段一段ゆっくりと降りる。静まり返る広間に、女王の靴音だけが鳴り響いた。
 女王は平伏す魔族王の前で立ち止まると、彼の髪を乱暴に掴み上を向かせる。
 赤い髪を思い切り掴まれ、顔を引き攣らせる魔族王。だが深い藍色の目は女王の姿をしっかりと捉えていた。

「今回も存分にワタシを楽しませるのよ」

 死神の如くニヤリとほくそ笑む女王。魔族王の返事を待たずに「まずは……」と隣のフェンリルに目を遣る。

「フェンリル! 魔族王を殺さない程度にいたぶれ」

 フェンリルは「オォォォーーーーン」と雄叫びを上げた。そして、その大きな前足で魔族王を躊躇なく薙ぎ倒す。
 鋭い鉤爪に脇腹を抉られた魔族王は、グシャと壁に激突してからゴムまりのように床に転がる。

「あはははは! いいわ! もっと、もっとよ!」

 女王が手を叩き、黄色い歓声を上げた。
 フェンリルは転がる魔族王の肩をガブリと咥え、その体を持ち上げる。そしてまるで玩具で遊ぶ犬のように振り回した。
 フェンリルが頭を振る度、魔族王の鮮血が周囲に飛び散る。その真っ赤な血が、笑顔で見物していた女王の頬を汚した。
 女王がその生暖かい感触に顔を顰め、フェンリルに「待て」と指示を出す。
 すると、フェンリルはピタリと動きを止めた。その大きな口は、魔族王をボロキレのように咥えている。
 女王が血を嫌がり「やだー、気持ち悪い」と子供のように喚き立てた。

「いい加減にせぬかっ!」

 ケツァルから怒号とも言える叫びが上がった。
 女王はピクリと眉を動かし、ケツァルを振り返る。

「ちょっとー、アンタまで水を差さないでくれる? そうじゃなくても薄汚い血をつけられて興が削がれたのに!」

「キサマと言う奴は……」

 ケツァルは憎しみを滾らせた目で諭すように続ける。

「救いようのない大馬鹿者じゃ。その内、手痛いしっぺ返しを食らうじゃろうよ。他人に穴を掘る者は自らそれに落ちるものじゃ……」

 女王は目を丸くし、やがてあざけるようにわらう。

「あはははは! 何それ~? 爺臭~い!」

「笑うだけ笑うがいいさ。リコが……我が友がお前を倒す!」

 女王の顔から笑顔がスーッと消える。

「何を言ってるの? リコって誰よ?」

 ケツァルは何も答えず、前足を組み「ふん」とそっぽを向いた。
 女王が不機嫌そうに「チッ」と舌打ちし、隅に控える神官に鋭い視線を送る。
 神官は自分に向けられた女王の殺気を感じて、うわずった声で報告した。

「じょ、女王陛下。リ、リコとは、その生き物をヨーク村にて保護していた年増女です。と、取るに足らない者ですので、ど、どうぞお気になさらぬよう……」

「村のオバサン? ふーん……そんな年寄りに一体、何が出来るのよ? まぁ、どうでもいいわ。この『ドラゴン・ジュエル』がある限り、ワタシを倒せる奴なんてこの世界にいないんだから」

 女王は「御託はもう十分」とでも言うようにケツァルを一瞥し、前に向き直った。
 そんな女王に、今度は頭上から邪魔が入る。

「……ぼ、僕の……友達を……解放して……あげて……」

 フェンリルに咥えられたままの魔族王であった。そう言い終えると、血を流し過ぎたのかスーッと気を失う。
 女王は顔を忌々しそうに歪める。そして、腰に手を当て大袈裟に「はぁ」と溜息を吐いた。

「なんだか白けちゃった……とりあえず一旦、お開きにしましょう。お前たち、コイツとフェンリルを牢にぶち込んで置きなさい」

 指示を受けた騎士たちは、速やかに魔族王とフェンリルを連れ、謁見の間を後にする。
 彼らのいなくなった広間を見回す女王。
 白い壁や大理石の床に、魔族王の鮮血がベットリとついている。
 所々に、フェンリルがつけたであろう鋭い爪の跡も残っていた。

「あーあ。ここで楽しむとせっかくの広間が台無しね。ワタシも汚い血で穢されて不快な思いをするし……そうだ! 感動のフィナーレはコロシアムで開催しましょう! ああ! 今から楽しみでしょうがないわ!」

 女王はその新しいアイデアに気分を良くして、浮かれた声ではしゃぐ。
 そして、躍るような足取りでケツァルのもとまで来ると、腰屈め顔を近づけた。

「残念だけど……その時アンタは、お友達とここでお留守番。アタシの楽しいお遊び。またアンタに水を差されたくないからね。ふふっ! あははははは!」

 女王は高笑いを残し、広間から去って行った。
しおりを挟む
感想 12

あなたにおすすめの小説

能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?

火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…? 24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?

『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる

農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」 そんな言葉から始まった異世界召喚。 呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!? そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう! このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。 勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定 私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。 ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。 他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。 なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

オタクな母娘が異世界転生しちゃいました

yanako
ファンタジー
中学生のオタクな娘とアラフィフオタク母が異世界転生しちゃいました。 二人合わせて読んだ異世界転生小説は一体何冊なのか!転生しちゃった世界は一体どの話なのか! ごく普通の一般日本人が転生したら、どうなる?どうする?

異世界あるある 転生物語  たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?

よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する! 土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。 自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。 『あ、やべ!』 そして・・・・ 【あれ?ここは何処だ?】 気が付けば真っ白な世界。 気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ? ・・・・ ・・・ ・・ ・ 【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】 こうして剛史は新た生を異世界で受けた。 そして何も思い出す事なく10歳に。 そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。 スキルによって一生が決まるからだ。 最低1、最高でも10。平均すると概ね5。 そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。 しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。 そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。 追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。 だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。 『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』 不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。 そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。 その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。 前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。 但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。 転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。 これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな? 何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが? 俺は農家の4男だぞ?

異世界サバイバルセットでダンジョン無双。精霊樹復活に貢献します。

karashima_s
ファンタジー
 地球にダンジョンが出来て10年。 その当時は、世界中が混乱したけれど、今ではすでに日常となっていたりする。  ダンジョンに巣くう魔物は、ダンジョン外にでる事はなく、浅い階層であれば、魔物を倒すと、魔石を手に入れる事が出来、その魔石は再生可能エネルギーとして利用できる事が解ると、各国は、こぞってダンジョン探索を行うようになった。 ダンジョンでは魔石だけでなく、傷や病気を癒す貴重なアイテム等をドロップしたり、また、稀に宝箱と呼ばれる箱から、後発的に付与できる様々な魔法やスキルを覚える事が出来る魔法書やスキルオーブと呼ばれる物等も手に入ったりする。  当時は、危険だとして制限されていたダンジョン探索も、今では門戸も広がり、適正があると判断された者は、ある程度の教習を受けた後、試験に合格すると認定を与えられ、探索者(シーカー)として認められるようになっていた。  運転免許のように、学校や教習所ができ、人気の職業の一つになっていたりするのだ。  新田 蓮(あらた れん)もその一人である。  高校を出て、別にやりたい事もなく、他人との関わりが嫌いだった事で会社勤めもきつそうだと判断、高校在学中からシーカー免許教習所に通い、卒業と同時にシーカーデビューをする。そして、浅い階層で、低級モンスターを狩って、安全第一で日々の糧を細々得ては、その収入で気楽に生きる生活を送っていた。 そんなある日、ダンジョン内でスキルオーブをゲットする。手に入れたオーブは『XXXサバイバルセット』。 ほんの0.00001パーセントの確実でユニークスキルがドロップする事がある。今回、それだったら、数億の価値だ。それを売り払えば、悠々自適に生きて行けるんじゃねぇー?と大喜びした蓮だったが、なんと難儀な連中に見られて絡まれてしまった。 必死で逃げる算段を考えていた時、爆音と共に、大きな揺れが襲ってきて、足元が崩れて。 落ちた。 落ちる!と思ったとたん、思わず、持っていたオーブを強く握ってしまったのだ。 落ちながら、蓮の頭の中に声が響く。 「XXXサバイバルセットが使用されました…。」 そして落ちた所が…。

異世界道中ゆめうつつ! 転生したら虚弱令嬢でした。チート能力なしでたのしい健康スローライフ!

マーニー
ファンタジー
※ほのぼの日常系です 病弱で閉鎖的な生活を送る、伯爵令嬢の美少女ニコル(10歳)。対して、亡くなった両親が残した借金地獄から抜け出すため、忙殺状態の限界社会人サラ(22歳)。 ある日、同日同時刻に、体力の限界で息を引き取った2人だったが、なんとサラはニコルの体に転生していたのだった。 「こういうときって、神様のチート能力とかあるんじゃないのぉ?涙」 異世界転生お約束の神様登場も特別スキルもなく、ただただ、不健康でひ弱な美少女に転生してしまったサラ。 「せっかく忙殺の日々から解放されたんだから…楽しむしかない。ぜっっったいにスローライフを満喫する!」 ―――異世界と健康への不安が募りつつ 憧れのスローライフ実現のためまずは健康体になることを決意したが、果たしてどうなるのか? 魔法に魔物、お貴族様。 夢と現実の狭間のような日々の中で、 転生者サラが自身の夢を叶えるために 新ニコルとして我が道をつきすすむ! 『目指せ健康体!美味しいご飯と楽しい仲間たちと夢のスローライフを叶えていくお話』 ※はじめは健康生活。そのうちお料理したり、旅に出たりもします。日常ほのぼの系です。 ※非現実色強めな内容です。 ※溺愛親バカと、あたおか要素があるのでご注意です。

異世界でのんびり暮らしたいけど、なかなか難しいです。

kakuyuki
ファンタジー
交通事故で死んでしまった、三日月 桜(みかづき さくら)は、何故か異世界に行くことになる。 桜は、目立たず生きることを決意したが・・・ 初めての投稿なのでよろしくお願いします。

転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜

上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】  普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。 (しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます) 【キャラクター】 マヤ ・主人公(元は如月真也という名前の男) ・銀髪翠眼の少女 ・魔物使い マッシュ ・しゃべるうさぎ ・もふもふ ・高位の魔物らしい オリガ ・ダークエルフ ・黒髪金眼で褐色肌 ・魔力と魔法がすごい 【作者から】 毎日投稿を目指してがんばります。 わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも? それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。

処理中です...