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番外 《恋バナⅢ 》
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あれから一週間。ラティラの生活はガラリと変わり、今日は朝からソワソワふわふわしております。
(おじょー 落ち着けば。もう支度終了したんでしょ。ルラック、昨日騎士団長が持って来たお菓子食べたい)
「落ち着いてます! ねえ、この服変じゃないかな? 髪は大丈夫」
先程メイドに髪を纏めて貰い、服も綺麗にリボンを結んで、完成させた後も鏡の前でウロウロしてるラティラを、ベッドで寝転びお気に入りのダイアン君で遊びながらも横目で見て。
(綺麗だよ~ 何時も一つに縛ってる髪下ろして、綺麗な物で留めてるね)
「昨日、朝練にラインハルト様がいらして、その後今日のお誘いと一緒にプレゼントしてくれたのよ。
私の瞳と同じ色の石を、ルルって可愛い小花をモチーフに彫った髪留めなのよ。可愛いでしょ。サイドを編み上げ纏める時に、着けてもらったんだけど….久しぶりに髪下ろしたのよね。変じゃないかな?」
(シルバーのウエーブした髪が、歩くとふわふわしてついつい遊びたくなるし、その服の首に垂れてる紐にも、突進したくなるよ! しても良い?)
「駄目! ずぇーたいにダメ」
ラティラは、ルラックから距離を置いた。
「アンさんの作ってくれた、ミニワンピースなのよ。アンさんいわく、綺麗な足を見せ付けワンピースだそうよ。
落ち着いたピンクの七分袖で、首には長い紐のリボンタイで胸元は広く開いてて、フリルが胸横に縦にウエスト迄降りてる、極上の美シルエットワンピースだって。破いたら殺すって言われたわ……」
部屋が無音になり、温度も下がった時。外から呼ぶ声が聞こえて来た。窓の下にラインハルトが居て、満面の笑みで手を大きく振っている。
(子供みたいだね……団長)
「可愛いわね」
(えーーーーーー ないないないないないない)
「行ってくるわねルラック! お土産何か買ってくるからね!」
ルラックが首を、ないない言いながら横にフリフリしてても無視して、ラティラはスキップしながら出て行った。ルラックが、窓を見下ろすと未だにラインハルトは手を振っている。
(お似合いだね……)
ルラックはベッドに行きダイアン君に豪快なヘッドロックをかけた。
(おじょー 落ち着けば。もう支度終了したんでしょ。ルラック、昨日騎士団長が持って来たお菓子食べたい)
「落ち着いてます! ねえ、この服変じゃないかな? 髪は大丈夫」
先程メイドに髪を纏めて貰い、服も綺麗にリボンを結んで、完成させた後も鏡の前でウロウロしてるラティラを、ベッドで寝転びお気に入りのダイアン君で遊びながらも横目で見て。
(綺麗だよ~ 何時も一つに縛ってる髪下ろして、綺麗な物で留めてるね)
「昨日、朝練にラインハルト様がいらして、その後今日のお誘いと一緒にプレゼントしてくれたのよ。
私の瞳と同じ色の石を、ルルって可愛い小花をモチーフに彫った髪留めなのよ。可愛いでしょ。サイドを編み上げ纏める時に、着けてもらったんだけど….久しぶりに髪下ろしたのよね。変じゃないかな?」
(シルバーのウエーブした髪が、歩くとふわふわしてついつい遊びたくなるし、その服の首に垂れてる紐にも、突進したくなるよ! しても良い?)
「駄目! ずぇーたいにダメ」
ラティラは、ルラックから距離を置いた。
「アンさんの作ってくれた、ミニワンピースなのよ。アンさんいわく、綺麗な足を見せ付けワンピースだそうよ。
落ち着いたピンクの七分袖で、首には長い紐のリボンタイで胸元は広く開いてて、フリルが胸横に縦にウエスト迄降りてる、極上の美シルエットワンピースだって。破いたら殺すって言われたわ……」
部屋が無音になり、温度も下がった時。外から呼ぶ声が聞こえて来た。窓の下にラインハルトが居て、満面の笑みで手を大きく振っている。
(子供みたいだね……団長)
「可愛いわね」
(えーーーーーー ないないないないないない)
「行ってくるわねルラック! お土産何か買ってくるからね!」
ルラックが首を、ないない言いながら横にフリフリしてても無視して、ラティラはスキップしながら出て行った。ルラックが、窓を見下ろすと未だにラインハルトは手を振っている。
(お似合いだね……)
ルラックはベッドに行きダイアン君に豪快なヘッドロックをかけた。
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