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一年生
9章 監禁と見崎会長の秘密
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「どうぞ」
「…………」
なぜか丁寧に迎え入れられてるんだけど。
「警戒しないでよ。綺麗にしたから」
そこじゃないわ。
「それとも………」
な、なんだ?
「少し玄関臭かった?ごめん、いつも消臭はしてるんだけど……」
あれ?もっと脅すかと思ったのに。
「…失礼します」
ここで立っていても疲れるので私は仕方なく、室内へ。
「いらっしゃい」
そう笑顔で言われたら何も言い返せないよ。
「座ってて。ご飯用意してくるから」
自炊とかするんだ?へー…。
「それと、俺のことは双木先生って呼んでよ。それとも冬夜のほうがいい?」
「双木先生、なんでそんなに私に構うんですか?」
「興味ですかね。不宮さん、変わり者ですから」
そんなにかな?
「私を誘拐する意味は?」
「それ、聞きます?普通犯人に」
呆れられたし。
「まぁ、いいでしょう。率直に言うと俺と付き合って欲しいから」
本当にそれなのかな?
「なんで私なんですか?」
双木先生はかなり人気が高いからよりどりみどりだと思うけど……。
「俺さ、自分のとこにグイグイくる子は好きじゃなくて。でも不宮さんは冷たかったしそこが決め手かな」
「他に彼氏持ちの子だっていたじゃないですか。どうして」
「不宮さん、だいぶ異色でしょう?先生と付き合ってるのにうまくいってるし。……(それにもう一組のカップルは彼氏が怖いから手出せないし)」
「はぁ……」
いや…先輩に拉致られたし、いまも軟禁され中だよ。てか、先生最後なんて言った?なんも聞こえなかった。
「何より」
え、なに?
「タイプなんですよね」
結局!?
「はい、ごはん」
「あ、ありがとうございます…」
なんか拍子抜けしちゃったんだけど。出してくれたのはドリアだった。
「いただきます」
「い、いただきます」
双木先生はドリアを食べる。私はというと…
(毒あったらどうするよ…)
と考えてた。殺しはしないと思うけど、何か仕掛けている可能性もゼロではない。
「もしかしてドリアのこと疑ってる?」
不審そうに先生は私のことを見てる。そりゃ疑うわ。
「え、あ……」
「変なの入れてないから。ほら」
先生は私のドリアを一口食べてみせる。確かに毒は無さそう。
「では……」
しょうがないから食べるか。
「おいし……」
「でしょ?料理苦手だけど頑張ったんだよ」
あぁ、そうなの……。この愛さえなければモテただろうな。
「…………」
ひたすら食べる。
「気に入ったならよかったよ」
あっという間に平らげてしまった。悔しいけど美味しかった。
「これ、お風呂後の服とスキンケアね」
しかもお風呂入る時の配慮は彼氏以上だし。なんでこの人の家に私いるんだっけ?
「これ、お気に入りの紅茶」
お茶まで出してくれたし。
「ありがと……ございま…」
私はそこで意識を失った。
見崎side
「やっと終わった。補習+生徒会の仕事」
めんどくさいことに数学の補習のあとに情報室にこもって3学期の生徒会に必要な資料作成をしていた。それもやっと終わったが。
「鍵返しにきました」
これで帰れる。
「み、見崎!?」
「あれ?瀬田先生じゃないか」
先生も仕事だったのか。
「どうしたんだ?顔面蒼白で」
「それが、若葉が……誘拐された」
誘拐か。え、
「ゆ、誘拐だと!?誰にだ!」
「な、双木先生」
あの先生?しっかりしてそうだけどな。
「見崎、頼む。てつだ……」
「心音が聞こえなかったら信じなかったんだが……」
私は先生の言葉を遮る。これも何かの縁だしな。
「場所はわかるか?」
「これ、双木先生の住所」
「とりあえず向かうぞ。おい、自転車」
「わーたから」
自転車を先生に出させ、マップを開きながら私たちは双木先生の家に向かった。
若葉side
「んー…」
寝ちゃってた。目を擦ろうと手に力を入れる。
ジャラッ
腕が重い。よく見たら腕枷させられてるし。
「目が覚めました?」
「これはどういうことですか!?」
双木先生を睨みつける。
「少し俺のことしか見えないようにしてあげただけです」
「へ?」
クイッ
唐突な顎クイ。
「いいですね、その絶望に満たされた顔。本当にそそられます」
怖い。
「や、やめて」
「今日はこれくらいにしますかね。生憎仕事があるので」
と言い私の頬にキスをして部屋から出ていった。これから私はどうなるのだろう。誰か、助けてよ。
ピンポーン
しばらくするとインターホンの音。助けを呼ぶチャンスかもしれない。
「たす…」
声を出そうとした瞬間。
「若葉はどこやっ」
聞き覚えのある声が聞こえた。あぁ、やっぱり来てくれた。走る足音が近くなる。音は私の部屋の前で止まり、目の前のドアがゆっくりと開いていく。不思議と怖くない。
見崎side
「ここか」
「ああ」
一つの家を見上げる。控えめな性格がよく出た家だ。
「監禁されてるとしたらキッチン横の部屋だ」
「なんで知っとんの?」
「間取り見た」
「流石有能」
当たり前だろ、とため息を漏らしながらスマホを取り出す。
「警察呼ぶん?」
「いや?」
「…ああ、もしもし私だ。そうGPSで分かるだろ?きて欲しい。大事な後輩が監禁されててな。頼んだ」
私は警察よりも信頼している機関に電話をする。
「今から5分後に突撃する。前衛は私らが引き受けるから、先生は若葉を優先して探せ」
「え、でも僕が前衛のほうが」
「私、ではない。大丈夫、安心しろ」
「……分かった。無理はせえへんといて」
「分かっている。若葉奪還後はこちらに任せて欲しい」
「何から何まで感謝するわ」
と、ここで私の呼んだ機関の人が到着。
「お嬢、作戦は」
「送った通りだ。頼むぞ」
私たちは早速インターホンを鳴らす。
ピンポーン
しばらくして鍵の開いた音がした。
「はーい」
「総員、動け!」
前衛が一気に攻めかかる。
「わ、何すんですか!」
もちろん、相手は無防備だ。反抗もできずに縄に縛られた。その隙に瀬田先生は若葉を捜索しに家に入っていった。
「総員、引き上げろ」
その合図とともに部屋の奥から泣き声が聞こえた気がした。
若葉side
「若葉っ!」
ドアが開いて入ってきたのは私の一番愛しい人だった。
「無事でよかった……」
先生が優しく私のことを抱きしめてくれた。まるで宝物を扱うように。それが温かくて思わず泣いてしまった。
「これ、外すわ」
最も簡単に拘束器具を壊す先生。力強っ。壊すと同時にまた抱きしめられてしまった。
「本当に、本当によかった………無茶なことせんといて……。心臓に悪いから」
「うん……ごめん」
先生も本当に心配してくれてたんだ…。
「それともう僕から離れんといて。一生離さんから」
私を抱きしめる力を強める。
「うん……ありがとう、助けに来てくれて」
「当たり前やん。彼氏だかんな」
先生……。
「あー…取り込んでいるところ悪いがいいか?」
「わっ!か、会長!?」
「見崎!」
会長まで来てたの!?
「まず、こいつは前科もあったからこちらで処分することにした。問題ないな?」
「「ない」」
「二人の声が揃って嬉しいよ…」
呆れられてる!?
「それともう暗いから帰れ。不宮、家まで送ろうか?」
「その、両親海外出張なんで今いなくて」
「それじゃ、瀬田先生の家に送り届けよう」
会長が指を鳴らす。
「はい」
どこからか執事?が現れた。
「瀬田先生の家までこいつらを届けろ」
「かりこまりました」
私たちは車に入れられ、
「それじゃ、ゆっくり休め」
と強制的に撤退させられた。何者なんだ、あの会長。
「お嬢のことが気になりますか?」
「え、あ…はい」
執事さんが私の疑問を見抜いたように話しかけてきてくれた。
「なみお嬢様は由緒ある見崎家のご長子様でございます。見崎家は特に情報屋とも呼ばれており、世界の情報が集います。その情報を操るのが見崎家の者なのです。お嬢様はその家系と特殊能力により、国でかなりの地位をお受けされてました。これがお嬢様があれだけやっても逮捕されない理由です」
長い。てか意外とすごい人すぎん?
「先生は知ってたの?」
私は隣の瀬田先生に問いかける。
「知っとるわ。まぁ、大っぴらにはしないけどな」
知ってたらしい。
「ここがご自宅ですか?」
「はい。ありがとうございます」
「ありがとうございます」
私たちは執事さんにお礼をし、先生の家へ。
「そいや若葉、双木に変なことされんかった?」
「うん、されなかっ………」
思い出す、頬のキス。
「あ、された……」
「え、なにされた!?」
「頬にキスされた」
「はぁ!?」
いや、私だって嫌だったよ?
「若葉」
そう私の名前を呼ぶと瀬田先生は優しく私の頬にキスをした。
「あ、え……」
動揺して頭が働かない。
「消毒終わり。じゃ、寝よか」
「え、えぇ!?」
私とは裏腹に満足そうに布団に入る先生。私も後を追う。
「若葉、僕の彼女になってくれてありがとう」
ふと目が合い、先生が声を漏らす。
「せんせ……私こそ、好きになってくれてありがとう…」
こんなに私のことを愛してくれる人なんて、絶対瀬田先生以外見つからない。
「おやすみ」
「おやすみなさい」
そうして私たちは眠りについた。
「…………」
なぜか丁寧に迎え入れられてるんだけど。
「警戒しないでよ。綺麗にしたから」
そこじゃないわ。
「それとも………」
な、なんだ?
「少し玄関臭かった?ごめん、いつも消臭はしてるんだけど……」
あれ?もっと脅すかと思ったのに。
「…失礼します」
ここで立っていても疲れるので私は仕方なく、室内へ。
「いらっしゃい」
そう笑顔で言われたら何も言い返せないよ。
「座ってて。ご飯用意してくるから」
自炊とかするんだ?へー…。
「それと、俺のことは双木先生って呼んでよ。それとも冬夜のほうがいい?」
「双木先生、なんでそんなに私に構うんですか?」
「興味ですかね。不宮さん、変わり者ですから」
そんなにかな?
「私を誘拐する意味は?」
「それ、聞きます?普通犯人に」
呆れられたし。
「まぁ、いいでしょう。率直に言うと俺と付き合って欲しいから」
本当にそれなのかな?
「なんで私なんですか?」
双木先生はかなり人気が高いからよりどりみどりだと思うけど……。
「俺さ、自分のとこにグイグイくる子は好きじゃなくて。でも不宮さんは冷たかったしそこが決め手かな」
「他に彼氏持ちの子だっていたじゃないですか。どうして」
「不宮さん、だいぶ異色でしょう?先生と付き合ってるのにうまくいってるし。……(それにもう一組のカップルは彼氏が怖いから手出せないし)」
「はぁ……」
いや…先輩に拉致られたし、いまも軟禁され中だよ。てか、先生最後なんて言った?なんも聞こえなかった。
「何より」
え、なに?
「タイプなんですよね」
結局!?
「はい、ごはん」
「あ、ありがとうございます…」
なんか拍子抜けしちゃったんだけど。出してくれたのはドリアだった。
「いただきます」
「い、いただきます」
双木先生はドリアを食べる。私はというと…
(毒あったらどうするよ…)
と考えてた。殺しはしないと思うけど、何か仕掛けている可能性もゼロではない。
「もしかしてドリアのこと疑ってる?」
不審そうに先生は私のことを見てる。そりゃ疑うわ。
「え、あ……」
「変なの入れてないから。ほら」
先生は私のドリアを一口食べてみせる。確かに毒は無さそう。
「では……」
しょうがないから食べるか。
「おいし……」
「でしょ?料理苦手だけど頑張ったんだよ」
あぁ、そうなの……。この愛さえなければモテただろうな。
「…………」
ひたすら食べる。
「気に入ったならよかったよ」
あっという間に平らげてしまった。悔しいけど美味しかった。
「これ、お風呂後の服とスキンケアね」
しかもお風呂入る時の配慮は彼氏以上だし。なんでこの人の家に私いるんだっけ?
「これ、お気に入りの紅茶」
お茶まで出してくれたし。
「ありがと……ございま…」
私はそこで意識を失った。
見崎side
「やっと終わった。補習+生徒会の仕事」
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「鍵返しにきました」
これで帰れる。
「み、見崎!?」
「あれ?瀬田先生じゃないか」
先生も仕事だったのか。
「どうしたんだ?顔面蒼白で」
「それが、若葉が……誘拐された」
誘拐か。え、
「ゆ、誘拐だと!?誰にだ!」
「な、双木先生」
あの先生?しっかりしてそうだけどな。
「見崎、頼む。てつだ……」
「心音が聞こえなかったら信じなかったんだが……」
私は先生の言葉を遮る。これも何かの縁だしな。
「場所はわかるか?」
「これ、双木先生の住所」
「とりあえず向かうぞ。おい、自転車」
「わーたから」
自転車を先生に出させ、マップを開きながら私たちは双木先生の家に向かった。
若葉side
「んー…」
寝ちゃってた。目を擦ろうと手に力を入れる。
ジャラッ
腕が重い。よく見たら腕枷させられてるし。
「目が覚めました?」
「これはどういうことですか!?」
双木先生を睨みつける。
「少し俺のことしか見えないようにしてあげただけです」
「へ?」
クイッ
唐突な顎クイ。
「いいですね、その絶望に満たされた顔。本当にそそられます」
怖い。
「や、やめて」
「今日はこれくらいにしますかね。生憎仕事があるので」
と言い私の頬にキスをして部屋から出ていった。これから私はどうなるのだろう。誰か、助けてよ。
ピンポーン
しばらくするとインターホンの音。助けを呼ぶチャンスかもしれない。
「たす…」
声を出そうとした瞬間。
「若葉はどこやっ」
聞き覚えのある声が聞こえた。あぁ、やっぱり来てくれた。走る足音が近くなる。音は私の部屋の前で止まり、目の前のドアがゆっくりと開いていく。不思議と怖くない。
見崎side
「ここか」
「ああ」
一つの家を見上げる。控えめな性格がよく出た家だ。
「監禁されてるとしたらキッチン横の部屋だ」
「なんで知っとんの?」
「間取り見た」
「流石有能」
当たり前だろ、とため息を漏らしながらスマホを取り出す。
「警察呼ぶん?」
「いや?」
「…ああ、もしもし私だ。そうGPSで分かるだろ?きて欲しい。大事な後輩が監禁されててな。頼んだ」
私は警察よりも信頼している機関に電話をする。
「今から5分後に突撃する。前衛は私らが引き受けるから、先生は若葉を優先して探せ」
「え、でも僕が前衛のほうが」
「私、ではない。大丈夫、安心しろ」
「……分かった。無理はせえへんといて」
「分かっている。若葉奪還後はこちらに任せて欲しい」
「何から何まで感謝するわ」
と、ここで私の呼んだ機関の人が到着。
「お嬢、作戦は」
「送った通りだ。頼むぞ」
私たちは早速インターホンを鳴らす。
ピンポーン
しばらくして鍵の開いた音がした。
「はーい」
「総員、動け!」
前衛が一気に攻めかかる。
「わ、何すんですか!」
もちろん、相手は無防備だ。反抗もできずに縄に縛られた。その隙に瀬田先生は若葉を捜索しに家に入っていった。
「総員、引き上げろ」
その合図とともに部屋の奥から泣き声が聞こえた気がした。
若葉side
「若葉っ!」
ドアが開いて入ってきたのは私の一番愛しい人だった。
「無事でよかった……」
先生が優しく私のことを抱きしめてくれた。まるで宝物を扱うように。それが温かくて思わず泣いてしまった。
「これ、外すわ」
最も簡単に拘束器具を壊す先生。力強っ。壊すと同時にまた抱きしめられてしまった。
「本当に、本当によかった………無茶なことせんといて……。心臓に悪いから」
「うん……ごめん」
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私を抱きしめる力を強める。
「うん……ありがとう、助けに来てくれて」
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先生……。
「あー…取り込んでいるところ悪いがいいか?」
「わっ!か、会長!?」
「見崎!」
会長まで来てたの!?
「まず、こいつは前科もあったからこちらで処分することにした。問題ないな?」
「「ない」」
「二人の声が揃って嬉しいよ…」
呆れられてる!?
「それともう暗いから帰れ。不宮、家まで送ろうか?」
「その、両親海外出張なんで今いなくて」
「それじゃ、瀬田先生の家に送り届けよう」
会長が指を鳴らす。
「はい」
どこからか執事?が現れた。
「瀬田先生の家までこいつらを届けろ」
「かりこまりました」
私たちは車に入れられ、
「それじゃ、ゆっくり休め」
と強制的に撤退させられた。何者なんだ、あの会長。
「お嬢のことが気になりますか?」
「え、あ…はい」
執事さんが私の疑問を見抜いたように話しかけてきてくれた。
「なみお嬢様は由緒ある見崎家のご長子様でございます。見崎家は特に情報屋とも呼ばれており、世界の情報が集います。その情報を操るのが見崎家の者なのです。お嬢様はその家系と特殊能力により、国でかなりの地位をお受けされてました。これがお嬢様があれだけやっても逮捕されない理由です」
長い。てか意外とすごい人すぎん?
「先生は知ってたの?」
私は隣の瀬田先生に問いかける。
「知っとるわ。まぁ、大っぴらにはしないけどな」
知ってたらしい。
「ここがご自宅ですか?」
「はい。ありがとうございます」
「ありがとうございます」
私たちは執事さんにお礼をし、先生の家へ。
「そいや若葉、双木に変なことされんかった?」
「うん、されなかっ………」
思い出す、頬のキス。
「あ、された……」
「え、なにされた!?」
「頬にキスされた」
「はぁ!?」
いや、私だって嫌だったよ?
「若葉」
そう私の名前を呼ぶと瀬田先生は優しく私の頬にキスをした。
「あ、え……」
動揺して頭が働かない。
「消毒終わり。じゃ、寝よか」
「え、えぇ!?」
私とは裏腹に満足そうに布団に入る先生。私も後を追う。
「若葉、僕の彼女になってくれてありがとう」
ふと目が合い、先生が声を漏らす。
「せんせ……私こそ、好きになってくれてありがとう…」
こんなに私のことを愛してくれる人なんて、絶対瀬田先生以外見つからない。
「おやすみ」
「おやすみなさい」
そうして私たちは眠りについた。
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