僕は僕に恋をする。

人は恋をする。

その人がいればもう何もいらないと
思うくらいに
恋はまさに盲目だ…

そんな人が、そう思える人が欲しかった。
欲しかった……だが僕の愛は歪みきっていた。


たくさんの人にチヤホヤされて
馬鹿みたいに愛されて
死ぬほど求められながら
首を思いっきり絞められて
死にたい。

歪んだ……
歪みきった愛が欲しかった…

けど…嫌われるのが怖くて言えなかった。

でもそんな時に現れたんだ。
彼女が……


僕の目の前に現れた運命の人
何もかも僕の全てを受け入れてくれた。

まるで僕が求めている事を
わかっているかのように
その願いすらも叶えるように


だがそんなの当然だった。


だって……


僕は僕自身に恋をしたのだ。


最高に狂った愛を求めるために
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