一緒に異世界転移したチート彼女が逆ハーレムを狙っている様なんだが、戦闘チートなしのボクはどうしたら良いのだろう?

亜々流

文字の大きさ
上 下
34 / 37
第二章 ボクと彼女と××××!?

16、ボクと彼女と連合国4 まったりと進む平和的侵略

しおりを挟む
 まったりと時間は過ぎていく。
 ルイジアナとショタエルフ、ロリエルフは、一緒に冒険をしている。ニャンテンドウのドリスタの通信機能を使ってのパーティープレイだ……。
 本物のモンスターがいるのだから、リアルでやれば良いのにと思う。

「そういえば、カス……キャスはドラゴンを一緒に倒した事があるんだぞ。
 こんど、モンスター退治に連れて行ってもらうと良いんじゃないか?」

 ボクの言葉に、兄エルフを尊敬の眼で見るロリエルフ……。
 もしかしたらショタエルフが兄の意地を見せて、冒険の中で命を落とす未来があるかも知れない。

「それ、勇者様が倒した北の山のドラゴンの事だから! 僕は付いて行っただけだからね!」

「いやいや、実やキャスはドラゴンを殴っては蹴っての大活躍を……」
「していません!」

「う~ん。キャスは若いんだから、乗せられて俺TUEEEとか言ってドラゴンに突っ込んでいく無謀さも許されると思うんだがな……?」

「そんなマネしたら死ぬじゃないですか!」

「…………」

「拓真、あんまりからかうとキャスくんが可哀相だよ」

「はっははは……。もしもの時は、ちゃんとお墓参りには行くから安心してよいよ」

 どうやら、彼女はショタ趣味はないようなので安心してよい。単に小さな子の姿を可愛いと思っているだけで他意はないようだ。

 ところで、童話のピーターパンは原作の中で仲間の子供が大人になりかけると処分していたという。
 このショタエルフもいつかは、大人の姿になるのかと思っていると、ふとショタエルフと目があった……。

☆☆☆
 魅惑のポッチャリ体系を維持する秘訣?!
 とにかく高カロリーな美味しい物を心行くまで食べましょう。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――なので、運動は、控えめにね。
 ちなみに今日の流行の先駆けとなったのは、600年前のこと。当時やまもと王国で、外交官を勤めていたアゥキャス元王子であるとされています。
(エルフ通信:やまもと暦666年6月6日6時発信)
☆☆☆

 今エルフの未来に何らかの影響を与えたような気がするが……気のせいだろうか。

 オクトーバ王国は、オクトーバ民主主義共和国へと国名を替えた。無事に政権がひっくり返ったそうだ。
 さっそく連合国への加盟を打診してきている。

 連合国では基本的な法を共通に、細かいところは各国で決めることにしている。
 基本法は、改正に天使の承認を必要とするが、殺人や強盗、強姦を禁じる普遍的な法なので改正の必要が来る事は早々無いだろう。

 日本国憲法の9条の様に、国家の基本的な権利を侵害する矛盾したものではない。
 敵国(当時のアメリカ)が、侵略した国で施行した法といってもアレはあまりに酷過ぎる。その上に現在まで続くほどに、改正が困難になっている。


 最近気がついたのだが、悪魔の実の呪いで受けているステータスのマイナス補正の回復が早い。

「ルイジアナ。666年も回復にかかる筈が、一年で6も回復しているのはどうしてだ?」


山本拓真 19歳 Lv87 人間
HP    7770/7770 MP 8880/8880
攻撃力  110(770-660) 
防御力  120(780-660) 
速度   220(880-660) 
魔法力  160(820-660) 
魔防力  210(870-660) 

スキル:物品引き寄せLv99 鑑定Lv10
魔法:生活魔法Lv70 

追記:召喚された勇者の恋人(異世界言語)


『へんだね? ちょっと見てみるよ。
 う~ん。……強い力と結びついて、君の中の力が活性化したせいだね』

「……?」

『平たく言うと、エッチしたおかげだね。
 早く回復させたいなら、スケベの回数増やすといいかも知れないよ』

 ボクが思わず彼女の方を見ると、彼女がほほを染めてコクリと頷いた。

 やまもと王国を中心とする連合国は、増えつつある。
 その中で比較的近い距離にありながら、ほとんど接触が無い国があった。

 草原の魔王、獣人の王国である。
 

◇============================◇

恋愛小説大賞にエントリー中です。
できれば、投票お願いします。
しおりを挟む
感想 17

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない

みずがめ
恋愛
 宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。  葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。  なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。  その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。  そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。  幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。  ……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。

旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜

ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉 転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!? のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました…… イケメン山盛りの逆ハーです 前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります 小説家になろう、カクヨムに転載しています

何故か超絶美少女に嫌われる日常

やまたけ
青春
K市内一と言われる超絶美少女の高校三年生柊美久。そして同じ高校三年生の武智悠斗は、何故か彼女に絡まれ疎まれる。何をしたのか覚えがないが、とにかく何かと文句を言われる毎日。だが、それでも彼女に歯向かえない事情があるようで……。疋田美里という、主人公がバイト先で知り合った可愛い女子高生。彼女の存在がより一層、この物語を複雑化させていくようで。 しょっぱなヒロインから嫌われるという、ちょっとひねくれた恋愛小説。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第三章フェレスト王国エルフ編

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

勇者のハーレムパーティー抜けさせてもらいます!〜やけになってワンナイトしたら溺愛されました〜

犬の下僕
恋愛
勇者に裏切られた主人公がワンナイトしたら溺愛される話です。

美醜逆転世界でお姫様は超絶美形な従者に目を付ける

朝比奈
恋愛
ある世界に『ティーラン』と言う、まだ、歴史の浅い小さな王国がありました。『ティーラン王国』には、王子様とお姫様がいました。 お姫様の名前はアリス・ラメ・ティーラン 絶世の美女を母に持つ、母親にの美しいお姫様でした。彼女は小国の姫でありながら多くの国の王子様や貴族様から求婚を受けていました。けれども、彼女は20歳になった今、婚約者もいない。浮いた話一つ無い、お姫様でした。 「ねぇ、ルイ。 私と駆け落ちしましょう?」 「えっ!? ええぇぇえええ!!!」 この話はそんなお姫様と従者である─ ルイ・ブリースの恋のお話。

処理中です...