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第一章 ボクと彼女の××××!?
14、ボクと彼女の王国脱出作戦2 決意と策動
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彼らに、ボク達のような強者を殺す方法があったのは予想外だった。
ボクのこの世界の知識の範囲では、通常の毒なら効かない筈だったんだ。この分では、まだまだ隠し玉があってもおかしくない。
HPの回復も遅くなっている。ポーションや治癒魔法での回復も出来ない。
これも徐々に回復するらしい666年をかけて……。回復時間を計ると一時間で1回復する。HPが満タンになるまで、11ヶ月弱かかる。
MPの回復に影響がなかったのは、せめてもの事だ。
ボクは、鑑定の能力を上げておくべきだったのだと思った。
まあその上で、あの毒を受けていたら死んでいただろうが。
レベルアップは可能なので、鑑定のスキルは地道に上げていくしかない。
内政チートで、発展させてあげるつもりもあったのだが、心情的にも無理だ。
この国を脱出する。
彼女を連れて、この国を出ようとすれば、争いは避けられない。彼女を殺す方法を隠している可能性も出てきた。
他国に行かれるくらいなら、いっそ……なんて事になったら大変だ。
現在ボクのステータスは、再び弱くなっている。最初に比べれば、かなり良いのだが……。
数値は平均より強い方だと言ってよいだろう。ただHPの回復がないようなものだ。
もともとボクは争い事は嫌いだし、彼らはボクを追い出したがっている。
なら、出て行けばいい。
ボクは、彼らに追い出されてやろうと思う。
そして準備を整える。彼女の事は少し不安だが……。短期間のうちに、逆ハーレム最高~拓真さよなら~なんて、ないよね。
ボクは、小火騒ぎを起こしたり、狙われて怯えているポーズを見せ付けていく。
そして、城を出たいと内々に告げた。その時に見せた奴らのしてやったりの顔は、いつかこの国の王族は滅ぼしちゃっても良いかなと思わせた。
正式には彼女の前で、そして奴らにも釘をさした。
余計なまねをして、彼女との関係を拗らせるようなマネはしないだろう。
取りあえず彼女には、まともな勇者の仕事を割り当ててある。彼女を戦争の道具にはさせない。
遅くても七日後には、彼女は仕事を終えてボクに会いに来るだろう。
それまでに、ボクはこの国を出る準備を進める。
◇============================◇
よろしくお願いします。
ボクのこの世界の知識の範囲では、通常の毒なら効かない筈だったんだ。この分では、まだまだ隠し玉があってもおかしくない。
HPの回復も遅くなっている。ポーションや治癒魔法での回復も出来ない。
これも徐々に回復するらしい666年をかけて……。回復時間を計ると一時間で1回復する。HPが満タンになるまで、11ヶ月弱かかる。
MPの回復に影響がなかったのは、せめてもの事だ。
ボクは、鑑定の能力を上げておくべきだったのだと思った。
まあその上で、あの毒を受けていたら死んでいただろうが。
レベルアップは可能なので、鑑定のスキルは地道に上げていくしかない。
内政チートで、発展させてあげるつもりもあったのだが、心情的にも無理だ。
この国を脱出する。
彼女を連れて、この国を出ようとすれば、争いは避けられない。彼女を殺す方法を隠している可能性も出てきた。
他国に行かれるくらいなら、いっそ……なんて事になったら大変だ。
現在ボクのステータスは、再び弱くなっている。最初に比べれば、かなり良いのだが……。
数値は平均より強い方だと言ってよいだろう。ただHPの回復がないようなものだ。
もともとボクは争い事は嫌いだし、彼らはボクを追い出したがっている。
なら、出て行けばいい。
ボクは、彼らに追い出されてやろうと思う。
そして準備を整える。彼女の事は少し不安だが……。短期間のうちに、逆ハーレム最高~拓真さよなら~なんて、ないよね。
ボクは、小火騒ぎを起こしたり、狙われて怯えているポーズを見せ付けていく。
そして、城を出たいと内々に告げた。その時に見せた奴らのしてやったりの顔は、いつかこの国の王族は滅ぼしちゃっても良いかなと思わせた。
正式には彼女の前で、そして奴らにも釘をさした。
余計なまねをして、彼女との関係を拗らせるようなマネはしないだろう。
取りあえず彼女には、まともな勇者の仕事を割り当ててある。彼女を戦争の道具にはさせない。
遅くても七日後には、彼女は仕事を終えてボクに会いに来るだろう。
それまでに、ボクはこの国を出る準備を進める。
◇============================◇
よろしくお願いします。
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