4 / 6
最後の最後で勇気が出せませんでした
しおりを挟む
そして、一年はあっという間だった。
私とタカシのように、いつの間にかヒロキとミクも恋人同士になっていて、四人で力を合わせ、私たちは仲良く暮らしてきた。
今日は、本当に移住するかどうかの選択を迫られる日だ。
もっとも、答えなんて四人ともとうに決まっていたのだけれど。
「俺たち四人は、これからもこの世界で一緒に暮らしていきたいと思っている」
代表して答えたタカシに、少彦名命は困った顔をした。
「そっか。嬉しいような嬉しくないような。どうして、人間たちは、移住にこんなに前向きなんだろうね? よほど現実を嫌っているのかな」
私の胸は、ドキンとした。
ため息をついた少彦名命は、言葉を続ける。
「君らのようなグループが、あと十くらいあるんだけど、そのほとんど全員が移住したいって答えているんだよ。できればみんな受け入れてやりたいけれど、今回は、はじめての試みだからね、そんなにたくさんは移住させられないんだ。よくて半分くらいかな?」
「……半分」
私たちは、呆然とした。
「そう。仮移住してもらっておいて悪いけど、君たちのグループから移住できるのは二人が限度だ。話し合って誰が残るか決めてくれるかな?」
そう言って少彦名命は姿を消した。
残った私たちは、顔を見合わせる。
「そんな。急に二人だなんて言われても困るわよね」
おそるおそる話しだした私の言葉を、ミクが遮った。
「お願い! 私を移住させてください!」
土下座せんばかりに頭を下げる。
「ミク?」
「……私、現世に戻ったら死んでしまうの!」
私とタカシは、ポカンと口を開けた。
「死ぬって?」
「私、ガンなの。見つかった時には既に手の施しようがなくって、ここにくる寸前まで終末期医療を受けていたわ。おかげで痛みはなかったけれど、全身だるくて、もう声も出せなくなっていて――――私、この世界にこられて、また歌うことができて、本当に幸せだった。お願い! 私から、また歌を奪わないで」
ワッと泣き出したミクは、顔を両手で覆い体を震わせる。
そんな彼女を、ヒロキがそっと抱き寄せた。
あまり驚いた風はないから、知っていたのかもしれない。
「俺もできれば、ここに残りたい。わがままを言っている自覚はあるから、殴ってくれてかまわない。……俺は、ホームレスだ。昔は起業して小さい会社を経営していたんだが、不況で潰れて何もかもを失った。家族とも離縁して……それでも日雇いで稼いだ僅かな金を別れた妻に送金していたんだが……ここにくる寸前、彼女から、再婚するのでもうお金を送ってこないでくれとメールがきたんだ。家族の様子を知るために、どんなに困窮しても携帯だけはずっと手放さないでいたんだが、それも着信拒否されて……現世に戻っても俺には、もうなにも残っていない。だから、頼む!」
ヒロキは、神力でずっと金髪のままの頭を深く下げた。
私は――――ズルいと思ってしまう。
二人のそんな話を聞いたら、ただ会社でミスしただけの私が、残りたいだなんて言えるはずがないからだ。
それはタカシも同じようだった。
「……わかった」
静かに頷いたタカシは、苦笑をもらす。
「俺は、彼女にフラれただけだからな。病気はないし生活に困ってもいない。……まあ、彼女も、その結婚相手も同じ会社の同僚で、正直居たたまれない気持ちはあるが……別に会社をクビになったわけじゃないんだ。ばつが悪いのは、むしろあっちの方だろう。……俺がいなくなる必要はどこにもないんだから、俺は、現世に帰る」
それを聞いた私も、覚悟を決めた。
「私も……私も帰るわ。私なんて、仕事でミスして怒られただけだもの。会社だって、ちょっと厳しいけど別にブラックとかそういうわけじゃないし。……全然平気よ」
ヒロキとミクは、パッと頭を上げた。
クシャクシャの顔で泣き崩れ「ありがとう!」と言ってまた頭を下げる。
私とタカシは、顔を見合わせた。
現世に帰るということは、今のタカシとは離ればなれになるということだ。
住所とか、電話番号とか、メールアドレスとかを交換すれば、向こうでも再び会うことはできるだろうけれど
――――でも、そのときの私は、今の私ではない。
三十歳の冴えない独身OLだ。
そんな私を、タカシは変わらず愛してくれるだろうか?
ほんの少しの間だけ、私は迷った。
おそらくタカシも同じ気持ちだったのだろう。私たちは何も言えずに見つめ合う。
そして、そのわずかの間が、私とタカシを引き離した。
突如その場に少彦名命が現れる。
「ああ、無事に決まったようだね。別れを長引かせてせっかくの決意が揺らいでもたいへんだから、現世に帰る人は、早速それぞれの場所に送ることにするよ。一年間、ありがとう。元気でね。君たちの幸せを祈っているよ」
ニカッと笑った少年神は、一方的にそんなことを告げてきた。
「え?」
「なっ! そんな、待っ――――」
焦る私とタカシにはお構いなしに、バイバイと手を横に振る。
次の瞬間、周囲が急に真っ暗になった。
二、三度瞬きをする間に、ボスンと何かの上に背中から放り出される。
見上げれば――――染みの浮いた天井があった。
「え? え?」
体を起こして周囲を見回せば、そこは間違いなく私のアパート。
豆電球がぼんやりと部屋の中を照らしている。
ベッドと反対側の壁際に、大きめの姿見があった。
そこには、疲れきった顔をした三十歳の私が映っている。
「帰ってきたんだ。……帰ってきちゃったんだ」
少彦名命は、メールに返信した時点に遡って帰してくれると言っていた。
慌ててスマホを確認したけれど、そこにはもうなんの痕跡も残っていなかった。
「私、夢をみていたのかしら?」
しっかり一年間暮らした記憶の残る夢なんて考えられないけれど、でも、そういえば中国に一生分の栄枯盛衰の夢をお粥が煮る間に見たという話があったなと思い出す。
「ううん。違うわ。夢なんかじゃない! だって、夢の中であんなに真剣に恋なんてしないもの」
そう呟いたとたん、涙が溢れた。
「タカシ、もう会えないの」
一年間、毎日傍にいた。
最初はぎこちなく、でも想いを通わせあってからは、一緒に笑って、一緒に悩んで、……彼の傍が一番安心できる私の居場所だった。
それを失ってしまったのだ。
「あの時、ほんの少し躊躇ってしまった。たったそれだけで」
どうして私はあそこで勇気を出せなかったのだろう?
仮移住をして、自分に必要なのが勇気と行動力だとわかっていたはずなのに。
常世の国で学んだことを、私は結局生かせなかった。
――――その夜、一晩中私は泣き明かした。
私とタカシのように、いつの間にかヒロキとミクも恋人同士になっていて、四人で力を合わせ、私たちは仲良く暮らしてきた。
今日は、本当に移住するかどうかの選択を迫られる日だ。
もっとも、答えなんて四人ともとうに決まっていたのだけれど。
「俺たち四人は、これからもこの世界で一緒に暮らしていきたいと思っている」
代表して答えたタカシに、少彦名命は困った顔をした。
「そっか。嬉しいような嬉しくないような。どうして、人間たちは、移住にこんなに前向きなんだろうね? よほど現実を嫌っているのかな」
私の胸は、ドキンとした。
ため息をついた少彦名命は、言葉を続ける。
「君らのようなグループが、あと十くらいあるんだけど、そのほとんど全員が移住したいって答えているんだよ。できればみんな受け入れてやりたいけれど、今回は、はじめての試みだからね、そんなにたくさんは移住させられないんだ。よくて半分くらいかな?」
「……半分」
私たちは、呆然とした。
「そう。仮移住してもらっておいて悪いけど、君たちのグループから移住できるのは二人が限度だ。話し合って誰が残るか決めてくれるかな?」
そう言って少彦名命は姿を消した。
残った私たちは、顔を見合わせる。
「そんな。急に二人だなんて言われても困るわよね」
おそるおそる話しだした私の言葉を、ミクが遮った。
「お願い! 私を移住させてください!」
土下座せんばかりに頭を下げる。
「ミク?」
「……私、現世に戻ったら死んでしまうの!」
私とタカシは、ポカンと口を開けた。
「死ぬって?」
「私、ガンなの。見つかった時には既に手の施しようがなくって、ここにくる寸前まで終末期医療を受けていたわ。おかげで痛みはなかったけれど、全身だるくて、もう声も出せなくなっていて――――私、この世界にこられて、また歌うことができて、本当に幸せだった。お願い! 私から、また歌を奪わないで」
ワッと泣き出したミクは、顔を両手で覆い体を震わせる。
そんな彼女を、ヒロキがそっと抱き寄せた。
あまり驚いた風はないから、知っていたのかもしれない。
「俺もできれば、ここに残りたい。わがままを言っている自覚はあるから、殴ってくれてかまわない。……俺は、ホームレスだ。昔は起業して小さい会社を経営していたんだが、不況で潰れて何もかもを失った。家族とも離縁して……それでも日雇いで稼いだ僅かな金を別れた妻に送金していたんだが……ここにくる寸前、彼女から、再婚するのでもうお金を送ってこないでくれとメールがきたんだ。家族の様子を知るために、どんなに困窮しても携帯だけはずっと手放さないでいたんだが、それも着信拒否されて……現世に戻っても俺には、もうなにも残っていない。だから、頼む!」
ヒロキは、神力でずっと金髪のままの頭を深く下げた。
私は――――ズルいと思ってしまう。
二人のそんな話を聞いたら、ただ会社でミスしただけの私が、残りたいだなんて言えるはずがないからだ。
それはタカシも同じようだった。
「……わかった」
静かに頷いたタカシは、苦笑をもらす。
「俺は、彼女にフラれただけだからな。病気はないし生活に困ってもいない。……まあ、彼女も、その結婚相手も同じ会社の同僚で、正直居たたまれない気持ちはあるが……別に会社をクビになったわけじゃないんだ。ばつが悪いのは、むしろあっちの方だろう。……俺がいなくなる必要はどこにもないんだから、俺は、現世に帰る」
それを聞いた私も、覚悟を決めた。
「私も……私も帰るわ。私なんて、仕事でミスして怒られただけだもの。会社だって、ちょっと厳しいけど別にブラックとかそういうわけじゃないし。……全然平気よ」
ヒロキとミクは、パッと頭を上げた。
クシャクシャの顔で泣き崩れ「ありがとう!」と言ってまた頭を下げる。
私とタカシは、顔を見合わせた。
現世に帰るということは、今のタカシとは離ればなれになるということだ。
住所とか、電話番号とか、メールアドレスとかを交換すれば、向こうでも再び会うことはできるだろうけれど
――――でも、そのときの私は、今の私ではない。
三十歳の冴えない独身OLだ。
そんな私を、タカシは変わらず愛してくれるだろうか?
ほんの少しの間だけ、私は迷った。
おそらくタカシも同じ気持ちだったのだろう。私たちは何も言えずに見つめ合う。
そして、そのわずかの間が、私とタカシを引き離した。
突如その場に少彦名命が現れる。
「ああ、無事に決まったようだね。別れを長引かせてせっかくの決意が揺らいでもたいへんだから、現世に帰る人は、早速それぞれの場所に送ることにするよ。一年間、ありがとう。元気でね。君たちの幸せを祈っているよ」
ニカッと笑った少年神は、一方的にそんなことを告げてきた。
「え?」
「なっ! そんな、待っ――――」
焦る私とタカシにはお構いなしに、バイバイと手を横に振る。
次の瞬間、周囲が急に真っ暗になった。
二、三度瞬きをする間に、ボスンと何かの上に背中から放り出される。
見上げれば――――染みの浮いた天井があった。
「え? え?」
体を起こして周囲を見回せば、そこは間違いなく私のアパート。
豆電球がぼんやりと部屋の中を照らしている。
ベッドと反対側の壁際に、大きめの姿見があった。
そこには、疲れきった顔をした三十歳の私が映っている。
「帰ってきたんだ。……帰ってきちゃったんだ」
少彦名命は、メールに返信した時点に遡って帰してくれると言っていた。
慌ててスマホを確認したけれど、そこにはもうなんの痕跡も残っていなかった。
「私、夢をみていたのかしら?」
しっかり一年間暮らした記憶の残る夢なんて考えられないけれど、でも、そういえば中国に一生分の栄枯盛衰の夢をお粥が煮る間に見たという話があったなと思い出す。
「ううん。違うわ。夢なんかじゃない! だって、夢の中であんなに真剣に恋なんてしないもの」
そう呟いたとたん、涙が溢れた。
「タカシ、もう会えないの」
一年間、毎日傍にいた。
最初はぎこちなく、でも想いを通わせあってからは、一緒に笑って、一緒に悩んで、……彼の傍が一番安心できる私の居場所だった。
それを失ってしまったのだ。
「あの時、ほんの少し躊躇ってしまった。たったそれだけで」
どうして私はあそこで勇気を出せなかったのだろう?
仮移住をして、自分に必要なのが勇気と行動力だとわかっていたはずなのに。
常世の国で学んだことを、私は結局生かせなかった。
――――その夜、一晩中私は泣き明かした。
7
お気に入りに追加
117
あなたにおすすめの小説

醜さを理由に毒を盛られたけど、何だか綺麗になってない?
京月
恋愛
エリーナは生まれつき体に無数の痣があった。
顔にまで広がった痣のせいで周囲から醜いと蔑まれる日々。
貴族令嬢のため婚約をしたが、婚約者から笑顔を向けられたことなど一度もなかった。
「君はあまりにも醜い。僕の幸せのために死んでくれ」
毒を盛られ、体中に走る激痛。
痛みが引いた後起きてみると…。
「あれ?私綺麗になってない?」
※前編、中編、後編の3話完結
作成済み。

【完結】ホワイトローズの大敗
yukimi
キャラ文芸
『ウェインは今日から一年以内に結婚するか、しないか』
無口で冷酷無感情、女嫌いと揶揄されるウェインを酒の肴に、なんの間違いか、酒場『ホワイトローズ』で大博打が始まった。
参加したのは総勢百二十八人。
結婚する相手すら存在しない本人も賭けに参加し、彼はたった一年間、誰とも結婚しないだけで大金を得られる身の上となった。
ところが大変残念なことに、運命で結ばれたヘレンが掃除婦としてウェインの家へやって来る。
酒場では『(誰でも良いから)ウェインに結婚させたい派』と、彼に恋人ができることさえ危機と感じる『結婚させたくない派』が暗躍する中、うっかりヘレンを住み込みにしてしまうウェイン。
狂人の大富豪やら恋敵からヘレンを守りながら、恋に不器用な男は果たして結婚せずに一年を逃げ切ることができるのか――?
場所は架空の街コヴェン、時代設定はスマホが登場するより少し前の現代です。
ルナール古書店の秘密
志波 連
キャラ文芸
両親を事故で亡くした松本聡志は、海のきれいな田舎町に住む祖母の家へとやってきた。
その事故によって顔に酷い傷痕が残ってしまった聡志に友人はいない。
それでもこの町にいるしかないと知っている聡志は、可愛がってくれる祖母を悲しませないために、毎日を懸命に生きていこうと努力していた。
そして、この町に来て五年目の夏、聡志は海の家で人生初のバイトに挑戦した。
先輩たちに無視されつつも、休むことなく頑張る聡志は、海岸への階段にある「ルナール古書店」の店主や、バイト先である「海の家」の店長らとかかわっていくうちに、自分が何ものだったのかを知ることになるのだった。
表紙は写真ACより引用しています
【完結】悪役令嬢が可愛すぎる!!
佐倉穂波
ファンタジー
ある日、自分が恋愛小説のヒロインに転生していることに気がついたアイラ。
学園に入学すると、悪役令嬢であるはずのプリシラが、小説とは全く違う性格をしており、「もしかして、同姓同名の子が居るのでは?」と思ったアイラだったが…….。
三話完結。
ヒロインが悪役令嬢を「可愛い!」と萌えているだけの物語。
2023.10.15 プリシラ視点投稿。

婚約破棄で命拾いした令嬢のお話 ~本当に助かりましたわ~
華音 楓
恋愛
シャルロット・フォン・ヴァーチュレストは婚約披露宴当日、謂れのない咎により結婚破棄を通達された。
突如襲い来る隣国からの8万の侵略軍。
襲撃を受ける元婚約者の領地。
ヴァーチュレスト家もまた存亡の危機に!!
そんな数奇な運命をたどる女性の物語。
いざ開幕!!
悪役令嬢と言われ冤罪で追放されたけど、実力でざまぁしてしまった。
三谷朱花
恋愛
レナ・フルサールは元公爵令嬢。何もしていないはずなのに、気が付けば悪役令嬢と呼ばれ、公爵家を追放されるはめに。それまで高スペックと魔力の強さから王太子妃として望まれたはずなのに、スペックも低い魔力もほとんどないマリアンヌ・ゴッセ男爵令嬢が、王太子妃になることに。
何度も断罪を回避しようとしたのに!
では、こんな国など出ていきます!
若奥様は緑の手 ~ お世話した花壇が聖域化してました。嫁入り先でめいっぱい役立てます!
古森真朝
恋愛
意地悪な遠縁のおばの邸で暮らすユーフェミアは、ある日いきなり『明後日に輿入れが決まったから荷物をまとめろ』と言い渡される。いろいろ思うところはありつつ、これは邸から出て自立するチャンス!と大急ぎで支度して出立することに。嫁入り道具兼手土産として、唯一の財産でもある裏庭の花壇(四畳サイズ)を『持参』したのだが――実はこのプチ庭園、長年手塩にかけた彼女の魔力によって、神域霊域レベルのレア植物生息地となっていた。
そうとは知らないまま、輿入れ初日にボロボロになって帰ってきた結婚相手・クライヴを救ったのを皮切りに、彼の実家エヴァンス邸、勤め先である王城、さらにお世話になっている賢者様が司る大神殿と、次々に起こる事件を『あ、それならありますよ!』とプチ庭園でしれっと解決していくユーフェミア。果たして嫁ぎ先で平穏を手に入れられるのか。そして根っから世話好きで、何くれとなく構ってくれるクライヴVS自立したい甘えベタの若奥様の勝負の行方は?
*カクヨム様で先行掲載しております

新説・鶴姫伝! 日いづる国の守り神 PART6 ~もう一度、何度でも!~
朝倉矢太郎(BELL☆PLANET)
キャラ文芸
長きに渡る日本奪還の戦いも、いよいよこれで最終章。
圧倒的な力を誇る邪神軍団に、鶴と誠はどのように立ち向かうのか!?
この物語、とうとう日本を守りました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる