星架の望み《ステラデイズ》・星


 ――落ちた星。

 砕けた欠片より生まれ落ちた――〝最悪の竜〟
 異常事態、驚天動地、狂瀾怒濤。
 人類種最大の危機、全てを喰らい尽くす七匹の厄竜は深き眠りから目覚める。
 天樹を宿す〝愚者〟は厄災を越えるため、その力を振るう。
 逆望の願い――最悪へ覆る現実――砕け散る理想。
 燦々と輝く星々の架ける天、数多の結末を持って彼の者は歩む。

 ――星は三千世界を知らず、救いの手を伸ばし続けた。
 残った天は三千世界の夢を見る。

 愚者は壊れた理想/願望を果たす為、朽ち果て崩壊へ向かう己を抱いて歩を進める。
 決して折れぬ〝鉄心〟――裁定の〝秤〟。
 運命に根付く天樹の縁、選択者に成れぬ愚かな当事者。
 でも、それでも――――その手を伸ばし続ける。


 これは――
   〝顕現する竜を殺す〟物語――




概要――
 投稿日は一日一話、あるいはまちまち。
 誤字脱字の方がありましたら、コメントの方で教えて頂ければ幸いです。
 この作品は「カクヨム」様、「小説家になろう」様でも公開しています。他にも「世界の修正者は世界を守らない」という作品も書いているので、お暇があればそちらもご覧頂ければ嬉しいです。
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