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第4章
修行の日々
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萌は上田の見習い弟子として道場に入門した。
見習い弟子の仕事は道場の掃除や雑用そして・・・
日々の厳しい修行だった。
道場の外れに狭い離れがあった。
薄暗く埃っぽい蔵の様な古びた建物だ。
その暗い室内にひゅーひゅーと何か苦しそうな息遣いの音が響いている。
その息遣いには時折、うぐ、んぐぅ、と呻き声のような音が混じっている。
暗い板の間に小さな天窓から弱い光が射し込み、床に倒れている何かを照らしていた。
その何かはかなり厳重に縄で縛られていた。
それは蠢きながらギシギシと音をたてている。
萌だった。
萌は巫女服の上から全身を縄で厳重に縛り上げられていた。縄は首から胸、腹、腰、と萌の身体に食い込み、股にも食い込んでいた。
両腕は背後で折り畳まれ後ろ手に腕を組むような形で手首を縛られ、二の腕も胴体と一緒にギッチリと縛られている。
手首と二の腕の縄が背中で結ばれ、手首が二の腕の縄に吊るされている様な状態だった。
足も巫女服の袴の上から太股から足首までビッチリと縄が締め上げていた。
口には咥え猿轡がキツく噛まされ、その上から鼻から顎まで覆う被せ猿轡が何重にも巻かれ、それもかなりきつめに萌の顔を締め上げていた。
猿轡の下からひゅーひゅーと苦しそうな呼吸音と微かな呻き声を上げながら、自由にならない身体をよじっていた。
時折、萌の身体は硬直したように仰け反りながら足をピンと伸ばす動きを見せた。
萌はこの誰もいない暗い蔵で何度もイッていた。
(浄化されてる・・・気持ちいい・・・)
萌は快楽と至福の中にいた。
(ずっとこのままでいたい・・・)
こうして一人の少女が上田の毒牙にかかって緊縛の虜になったのだった。
もう彼女は緊縛と猿轡無しでは生きていけない身体になっていた。
完
見習い弟子の仕事は道場の掃除や雑用そして・・・
日々の厳しい修行だった。
道場の外れに狭い離れがあった。
薄暗く埃っぽい蔵の様な古びた建物だ。
その暗い室内にひゅーひゅーと何か苦しそうな息遣いの音が響いている。
その息遣いには時折、うぐ、んぐぅ、と呻き声のような音が混じっている。
暗い板の間に小さな天窓から弱い光が射し込み、床に倒れている何かを照らしていた。
その何かはかなり厳重に縄で縛られていた。
それは蠢きながらギシギシと音をたてている。
萌だった。
萌は巫女服の上から全身を縄で厳重に縛り上げられていた。縄は首から胸、腹、腰、と萌の身体に食い込み、股にも食い込んでいた。
両腕は背後で折り畳まれ後ろ手に腕を組むような形で手首を縛られ、二の腕も胴体と一緒にギッチリと縛られている。
手首と二の腕の縄が背中で結ばれ、手首が二の腕の縄に吊るされている様な状態だった。
足も巫女服の袴の上から太股から足首までビッチリと縄が締め上げていた。
口には咥え猿轡がキツく噛まされ、その上から鼻から顎まで覆う被せ猿轡が何重にも巻かれ、それもかなりきつめに萌の顔を締め上げていた。
猿轡の下からひゅーひゅーと苦しそうな呼吸音と微かな呻き声を上げながら、自由にならない身体をよじっていた。
時折、萌の身体は硬直したように仰け反りながら足をピンと伸ばす動きを見せた。
萌はこの誰もいない暗い蔵で何度もイッていた。
(浄化されてる・・・気持ちいい・・・)
萌は快楽と至福の中にいた。
(ずっとこのままでいたい・・・)
こうして一人の少女が上田の毒牙にかかって緊縛の虜になったのだった。
もう彼女は緊縛と猿轡無しでは生きていけない身体になっていた。
完
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