おじさんと縄

ごろつき

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第1章

おじさんの鞄

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えりかは小学3年生。
共働きの両親と3人暮らしだ。
今日は土曜日、父は仕事、母は用事があり家にはえりかが一人で留守番をしていた。

えりかが一人で漫画を読んでいると玄関のチャイムが鳴った。
(誰だろ?)
えりかがインターホンに出ると近所に住む親戚のおじさん俊夫だった。

「おじさんいらっしゃい」
えりかは俊夫を家に上げた。
「こんにちは、えりかちゃん。何だ両親は留守かい?一人で留守番なんてえりかちゃん偉いね!」
俊夫は重そうなボストンバッグを玄関の床に下ろした。
えりかは何が入っているのか気になった。
「ちょっとトイレ借りるよ」
俊夫はそう言って勝手にトイレに入って行った。

えりかは好奇心から俊夫のバッグを勝手に開けて中を見た。
バッグの中には縄の束が何本も入っていた。
(何これ?)
そこへ俊夫がトイレから出て来た。
「おじさんこんなに縄ばっかりどうするの?」
「あっ!こら勝手に人のバッグを見るんじゃない!」
俊夫はかなり焦りながらえりかを叱った。
「ご、ごめんなさい・・・」
えりかは予想外に怒られシュンとした。

「い、いや、いいんだよ。怒っちゃってごめんよ、えりかちゃん。」
俊夫も咄嗟に感情的になった事を反省した。
「その縄は仕事の道具なんだ、い、今仕事の帰りだったからね」
「そうなんだ」
「両親は何時ごろ帰ってくるの?」
えりかは時計を見上げた。今は14時だ。
「えーとね、2人とも19時頃って言ってた」
「そっかぁ今日はえりかちゃんずっと一人なんだね」
俊夫はしばらく沈黙し、言いにくそうに口を開いた。
「えりかちゃん、時間もあるし暇だろ?おじさんと誘拐ゴッコでもして遊んでみない?おじさんが誘拐犯役で・・・」
俊夫の目が怪しく光った。
「うーん、もしかしてえりか縛られるの?まぁ別にいいけど・・・」
えりかは何も考えずにあっさりOKした。
「そ、そうかちょうど縄もあるしさっそくやるか!」
俊夫は急にテンションが上がった。
「さぁ!えりかちゃんを誘拐しちゃうぞー」
俊夫はバッグから縄を取り出しえりかを気を付けをさせて立たせた。
「はいはい、手短に済ませてね」
えりかは俊夫の相手をしてあげてるといった感じでドライな態度だった。

俊夫はかなり手慣れた素早い動きでえりかの身体に縄をかけていった。
「え・・・」
えりかは瞬く間に全身に縄をかけられ茫然とした。

首、胸、腰、股、とまるで縄を着ているかの様に複雑にえりかの身体に縄が張り巡らされた。
えりかが呆気に取られているといつの間にか両腕が背後で腕を組んだような形で縄で固定されてしまった。
「え、ちょっと・・・」
えりかの中の羞恥心が激しく刺激された。
「お、おじさん、これ・・・」
えりかは自分が何か普通では無い事をされていると気付き縄から逃れようともがいた。
だが時すでに遅し、縄はえりかの全身にギッチリと食い込みえりかの自由を奪っていた。
その縄はえりかの股間にも通され、スカートを割ってパンツにねっとりと食い込んでいる。

えりかは初めて感じる全身の拘束感と縄の食い込みに興奮を覚えた。
身体がゾクゾクし息が荒くなる。
(やだ、何これ・・・・)
俊夫はえりかの変化にすぐに気が付いた。
「えりかちゃん、どうする?誘拐ゴッコ続ける?」
卑怯な俊夫はこれを続けるかどうかの選択をえりかに委ねた。
えりかは戸惑った。何かいけない事をされていると本能的に感じたが、えりかの身体はもうすでに縄酔いの状態に入っていた。
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