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Ⅰ ”最も優秀なオメガ”カイルのお見合い話
カイルの決意
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謁見の間を飛び出すと石造りの回廊に出た。慌てて辺りを見渡すと角を曲がろうとしている竜尾の男の後ろ姿が見えた。
「待ってくれ!」
カイルはとっさに叫んで後を追う。だが聞こえているはずなのに男はどんどん先へ行ってしまう。カイルよりはるかに大きいだけあって歩幅が大きい。
「くそっ」
カイルは走りながらフロックコートのボタンを外すと全力で男を追いかけた。
(「待て」というのはこっちの言葉で何て言ったっけ?)
「インツゥア、ナール!」
すると大きな背中が止まった。すかさずカイルは飛びつくようにして男の右下の腕を掴む。だが両手を使って渾身の力を籠めて引っ張ったにも関わらず、男はビクともしなかった。
(重……っ!)
腹の底に響くような声がして、男がようやく振り向いた。
『なんの用だ』
見上げると、恐ろしく不機嫌そうな顔で男がカイルを見下ろしている。黒い眼の中に光る金色の光彩やどんなものでも容易に噛み砕けそうながっしりとした顎、きつく顰められた太い眉、子どもの胴くらいありそうな首、そういったものが合わさるととてつもなく威圧感がある。こんな顔で睨まれたらあの役人たちなど腰を抜かすどころじゃ済まなかったに違いない。だがあいにくカイルはそんなことで怖気づくような可愛さは持ち合わせてはいなかった。
(それに……よくよく見ればかなり男前な顔なのでは……)
深窓の令嬢なら恐ろしさに失神してしまうかもしれないが、甘さのまったくない彫の深い顔立ちや峻厳な態度は、カイルの目にはどちらかといえば好ましく映った。
『まってくれ、話を……』
必死に習い覚えた言葉を思い出しながら、ゼエゼエと必死に呼吸を取り戻そうと肩で息をする。その間も逃がしてなるものかとますます両腕に力を籠めた。ただ、あまりにもなじみのない蒸し暑さの中で窮屈なスーツ姿で全力疾走したせいで、話をしようにも息が切れて続かない。
『たのむ、すこしで、いい、から、……っ、はな、しを、させ……ゲホッ』
カイルが咳き込むと、男が諦めたようにため息をつき、わずかに身体をこちらに向けた。
『……とりあえず話は聞いてやる』
「だ……だんにゃ、わーど……」
ありがとうという意味の単語をなんとか思い出して肺から絞り出した。そしてこの隙に頭の中を整理する。
彼の話す言葉はなんとか理解できている。といってもまだ全然会話らしい会話もできてはいないが。問題は自分がちゃんと彼に通じるように話せるかどうかだ。息を整え身体を起こし、真正面から彼の目を見る。一瞬でも気圧されたり目を逸らしたりしたらもう二度と話を聞いては貰えなさそうな気がした。
『私は、カイルといいます』
ダン相手に何度も練習してきた言葉を繰り返す。男が名乗るのをじっと待ったが反応はなかった。とりあえず言いたいことは言おうと決意して、知っている単語を並べて訴える。
『貴方と私のけっこん、は、私も……かんがえる、むずかしい。だがこれは……縁? 機会?」
ちょうどいい言葉なのか分からず首を傾げる。けれど男は相変わらず手助けする気はないらしく、厳しい顔つきのままカイルを見ていた。仕方なくカイルはたどたどしく言葉を重ねる。
『ええと……だから私は、知りたい。あなた、このインデシアを』
『インデシアなどと言う名は知らん』
突然男がそう言った。思わず「え?」と聞き返す。男はますますきつく眉を顰めて言った。
『ここはいにしえのイーシュワラの治める土地《サンカラーラ》。インデシアとはお前たちが勝手につけた名だ』
「えっ、そうなのか!?」
驚きのあまり自国の言葉が飛び出てしまう。そんなカイルに男の目がフッと冷めた。
『対等な立場で■■を望むなら相手に敬意を払い、言葉くらいは学んでくるはず。だがお前の■■たちはそれさえもせず、■■な顔を晒して恥じることもない』
ところどころ知らない単語が混じっていたがおおよその検討はつく。もっともな男の言い分にカイルは一言も言い返せなかった。
『婚姻話などとはただの口実で、この国を■■■にでもしようと企んで来たか。とんだ思い上がりだな、ニンゲンよ』
男は今度こそ興味の失せた顔でカイルの手を振り払う。
『■■とともに国へ帰れ。お前では所詮、この国では三日ともたん』
返す言葉もなく、カイルは拳を握って立ち去る男の背中を見送った。
(完全に僕の準備不足だ。考えが足りなかった)
彼の言う通りだ。他国を勝手な名で呼ぶなんて、まるで大国が植民地に対してするようなあまりに礼に欠ける行為だ。そしてそのことを知りもしなかった。
彼とはほんの二言三言言葉を交わしただけだが、それでも彼がたいそう誇り高く、自分の信条を何より重んじていることは充分すぎるほどわかる。そんな男にとってカイルや政府の役人たちの言動や態度は我慢できないほどの侮辱に感じられたことだろう。カイルはきつく唇を噛み締める。
するとバタバタと足音がしてシュレンが駆けつけてきた。
「ミスター! 大丈夫ですか!?」
「ああ……」
あれこれと心配して問い質してくるシュレンを手で押しとどめ、カイルは考える。
「シュレン、お前はステイツへ戻れ」
「お前は、って……貴方はどうするんです」
「僕はここに残る」
「な……まさかお一人でこの地に留まると!?」
シュレンが驚きに眉を上げて言い返してきた。
「私は貴方の個人秘書です。貴方が残るなら当然私も残ります」
「いや、一人がいいんだ」
カイルは絶句するシュレンの後からやって来たダンを見る。
「ダン、すまないがあのお役人どもを適当に言いくるめてシュレンと一緒に全員本国へ連れて帰ってくれ」
「ミスター!」
まだ反駁しようとするシュレンの頭を抱え込んでダンが頷いた。
「おう、引き受けた。だがその前に積んできた荷を下ろしてからだ。あんたの私物も届けさせるよう手配する。どこへ運べばいいんだ?」
それから無精髭の生えた顎を撫でてニヤリと笑う。
「何があったか知らないが、あんた一人で残ることに意味があるんだろう?」
「ああ、そうなんだ」
「はっ、ずいぶんと覚悟の決まった顔してやがるぜ」
「待っててくれ、急いで話をつけてくる」
カイルはダンとシュレンにそう言って再び走りだす。そして最初にカイルたちをここへ案内してくれた男を捕まえて言った。
『さっきの男。どこ? 頼む』
幸いカタコトでも通じたようで、男が廊下の先を指さす。急いで走って行くとあの男がこの建物から出ようとしたところを捕まえることができた。全力で回り込んで行く手を遮る。
『ほかの人、帰る。私、残る、一人。邪魔しない』
だがやはり男は答えない。言葉が通じているのかどうかわからずじれったさに歯噛みしながら、カイルは強い強い気持ちをぐっと視線にこめて訴えた。
「確かに貴方の言ったことは正しい。だからこそ僕はこの国のことを学びたいし、貴方のことをもっと知りたい……うわっ!」
突然胸倉を掴まれて思わず声を詰まらせる。別の腕に腰とうなじを同時に掴まれ乱暴に引き寄せられた。わけがわからず息を止めると、男が首筋にぐいと顔を近づける。
「な……なに……っ?」
『……お前は臭くないな』
「は?」
それがほぼ初対面の相手に言うことか? 「無作法なのはどっちだ」と思わず言い返そうとした時、恐ろしく間近にあの黒い目と金色の光彩が映って出そうになった声を飲み込んだ。
三本の腕に完全に押さえ込まれて身動きが取れない。すると男があの腹に響く声で言った。
『一人でここに残るというのか?』
「ああ、そうだ」
カイルが母国の言葉で返したにも関わらず、一応意味は通じたようだった。パッと男が手を離し、カイルはかろうじてバランスをとって姿勢を正す。男はいまいましげに舌打ちをすると冷たい目でカイルを見下ろし、言った。
『……勝手にしろ』
「感謝する」
男がくるりと踵を返すと、尻から生えた極太の尾も一緒に動いた。根本が太く、先に行くにつれ細くなっていく巨大な尾は一面薄い薄い鱗に覆われている。
(キラキラ光ってる)
カイルは後について歩きながら、ついその大きな竜尾に見入ってしまう。するとその尾が突然ドスン! と石の床を打った。
「す、すまない!」
(さすがに不躾だったか?)
ひょっとして尻尾を凝視されるということは、人間に例えれば髪やうなじや尻を無遠慮にじろじろ見られるようなものだろうか? だとしたらとんだ変態行為だ。
カイルは真っ青になって「いや、本当にすまない、あ、通じないか、ええと謝るのはなんと言ったっけ……」と呟きながら男の後を追った。
「待ってくれ!」
カイルはとっさに叫んで後を追う。だが聞こえているはずなのに男はどんどん先へ行ってしまう。カイルよりはるかに大きいだけあって歩幅が大きい。
「くそっ」
カイルは走りながらフロックコートのボタンを外すと全力で男を追いかけた。
(「待て」というのはこっちの言葉で何て言ったっけ?)
「インツゥア、ナール!」
すると大きな背中が止まった。すかさずカイルは飛びつくようにして男の右下の腕を掴む。だが両手を使って渾身の力を籠めて引っ張ったにも関わらず、男はビクともしなかった。
(重……っ!)
腹の底に響くような声がして、男がようやく振り向いた。
『なんの用だ』
見上げると、恐ろしく不機嫌そうな顔で男がカイルを見下ろしている。黒い眼の中に光る金色の光彩やどんなものでも容易に噛み砕けそうながっしりとした顎、きつく顰められた太い眉、子どもの胴くらいありそうな首、そういったものが合わさるととてつもなく威圧感がある。こんな顔で睨まれたらあの役人たちなど腰を抜かすどころじゃ済まなかったに違いない。だがあいにくカイルはそんなことで怖気づくような可愛さは持ち合わせてはいなかった。
(それに……よくよく見ればかなり男前な顔なのでは……)
深窓の令嬢なら恐ろしさに失神してしまうかもしれないが、甘さのまったくない彫の深い顔立ちや峻厳な態度は、カイルの目にはどちらかといえば好ましく映った。
『まってくれ、話を……』
必死に習い覚えた言葉を思い出しながら、ゼエゼエと必死に呼吸を取り戻そうと肩で息をする。その間も逃がしてなるものかとますます両腕に力を籠めた。ただ、あまりにもなじみのない蒸し暑さの中で窮屈なスーツ姿で全力疾走したせいで、話をしようにも息が切れて続かない。
『たのむ、すこしで、いい、から、……っ、はな、しを、させ……ゲホッ』
カイルが咳き込むと、男が諦めたようにため息をつき、わずかに身体をこちらに向けた。
『……とりあえず話は聞いてやる』
「だ……だんにゃ、わーど……」
ありがとうという意味の単語をなんとか思い出して肺から絞り出した。そしてこの隙に頭の中を整理する。
彼の話す言葉はなんとか理解できている。といってもまだ全然会話らしい会話もできてはいないが。問題は自分がちゃんと彼に通じるように話せるかどうかだ。息を整え身体を起こし、真正面から彼の目を見る。一瞬でも気圧されたり目を逸らしたりしたらもう二度と話を聞いては貰えなさそうな気がした。
『私は、カイルといいます』
ダン相手に何度も練習してきた言葉を繰り返す。男が名乗るのをじっと待ったが反応はなかった。とりあえず言いたいことは言おうと決意して、知っている単語を並べて訴える。
『貴方と私のけっこん、は、私も……かんがえる、むずかしい。だがこれは……縁? 機会?」
ちょうどいい言葉なのか分からず首を傾げる。けれど男は相変わらず手助けする気はないらしく、厳しい顔つきのままカイルを見ていた。仕方なくカイルはたどたどしく言葉を重ねる。
『ええと……だから私は、知りたい。あなた、このインデシアを』
『インデシアなどと言う名は知らん』
突然男がそう言った。思わず「え?」と聞き返す。男はますますきつく眉を顰めて言った。
『ここはいにしえのイーシュワラの治める土地《サンカラーラ》。インデシアとはお前たちが勝手につけた名だ』
「えっ、そうなのか!?」
驚きのあまり自国の言葉が飛び出てしまう。そんなカイルに男の目がフッと冷めた。
『対等な立場で■■を望むなら相手に敬意を払い、言葉くらいは学んでくるはず。だがお前の■■たちはそれさえもせず、■■な顔を晒して恥じることもない』
ところどころ知らない単語が混じっていたがおおよその検討はつく。もっともな男の言い分にカイルは一言も言い返せなかった。
『婚姻話などとはただの口実で、この国を■■■にでもしようと企んで来たか。とんだ思い上がりだな、ニンゲンよ』
男は今度こそ興味の失せた顔でカイルの手を振り払う。
『■■とともに国へ帰れ。お前では所詮、この国では三日ともたん』
返す言葉もなく、カイルは拳を握って立ち去る男の背中を見送った。
(完全に僕の準備不足だ。考えが足りなかった)
彼の言う通りだ。他国を勝手な名で呼ぶなんて、まるで大国が植民地に対してするようなあまりに礼に欠ける行為だ。そしてそのことを知りもしなかった。
彼とはほんの二言三言言葉を交わしただけだが、それでも彼がたいそう誇り高く、自分の信条を何より重んじていることは充分すぎるほどわかる。そんな男にとってカイルや政府の役人たちの言動や態度は我慢できないほどの侮辱に感じられたことだろう。カイルはきつく唇を噛み締める。
するとバタバタと足音がしてシュレンが駆けつけてきた。
「ミスター! 大丈夫ですか!?」
「ああ……」
あれこれと心配して問い質してくるシュレンを手で押しとどめ、カイルは考える。
「シュレン、お前はステイツへ戻れ」
「お前は、って……貴方はどうするんです」
「僕はここに残る」
「な……まさかお一人でこの地に留まると!?」
シュレンが驚きに眉を上げて言い返してきた。
「私は貴方の個人秘書です。貴方が残るなら当然私も残ります」
「いや、一人がいいんだ」
カイルは絶句するシュレンの後からやって来たダンを見る。
「ダン、すまないがあのお役人どもを適当に言いくるめてシュレンと一緒に全員本国へ連れて帰ってくれ」
「ミスター!」
まだ反駁しようとするシュレンの頭を抱え込んでダンが頷いた。
「おう、引き受けた。だがその前に積んできた荷を下ろしてからだ。あんたの私物も届けさせるよう手配する。どこへ運べばいいんだ?」
それから無精髭の生えた顎を撫でてニヤリと笑う。
「何があったか知らないが、あんた一人で残ることに意味があるんだろう?」
「ああ、そうなんだ」
「はっ、ずいぶんと覚悟の決まった顔してやがるぜ」
「待っててくれ、急いで話をつけてくる」
カイルはダンとシュレンにそう言って再び走りだす。そして最初にカイルたちをここへ案内してくれた男を捕まえて言った。
『さっきの男。どこ? 頼む』
幸いカタコトでも通じたようで、男が廊下の先を指さす。急いで走って行くとあの男がこの建物から出ようとしたところを捕まえることができた。全力で回り込んで行く手を遮る。
『ほかの人、帰る。私、残る、一人。邪魔しない』
だがやはり男は答えない。言葉が通じているのかどうかわからずじれったさに歯噛みしながら、カイルは強い強い気持ちをぐっと視線にこめて訴えた。
「確かに貴方の言ったことは正しい。だからこそ僕はこの国のことを学びたいし、貴方のことをもっと知りたい……うわっ!」
突然胸倉を掴まれて思わず声を詰まらせる。別の腕に腰とうなじを同時に掴まれ乱暴に引き寄せられた。わけがわからず息を止めると、男が首筋にぐいと顔を近づける。
「な……なに……っ?」
『……お前は臭くないな』
「は?」
それがほぼ初対面の相手に言うことか? 「無作法なのはどっちだ」と思わず言い返そうとした時、恐ろしく間近にあの黒い目と金色の光彩が映って出そうになった声を飲み込んだ。
三本の腕に完全に押さえ込まれて身動きが取れない。すると男があの腹に響く声で言った。
『一人でここに残るというのか?』
「ああ、そうだ」
カイルが母国の言葉で返したにも関わらず、一応意味は通じたようだった。パッと男が手を離し、カイルはかろうじてバランスをとって姿勢を正す。男はいまいましげに舌打ちをすると冷たい目でカイルを見下ろし、言った。
『……勝手にしろ』
「感謝する」
男がくるりと踵を返すと、尻から生えた極太の尾も一緒に動いた。根本が太く、先に行くにつれ細くなっていく巨大な尾は一面薄い薄い鱗に覆われている。
(キラキラ光ってる)
カイルは後について歩きながら、ついその大きな竜尾に見入ってしまう。するとその尾が突然ドスン! と石の床を打った。
「す、すまない!」
(さすがに不躾だったか?)
ひょっとして尻尾を凝視されるということは、人間に例えれば髪やうなじや尻を無遠慮にじろじろ見られるようなものだろうか? だとしたらとんだ変態行為だ。
カイルは真っ青になって「いや、本当にすまない、あ、通じないか、ええと謝るのはなんと言ったっけ……」と呟きながら男の後を追った。
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