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★ミナミくん、二度目の実技指導。
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呉凱は強面な顔とぶっきらぼうな態度に似合わずマメで面倒見がよくて優しい。
現になんだかんだ言いながらも南を雇ってくれて、勤務時間なども南の希望通りにしてくれている。その上こうして南が相談を持ちかければ、連日の勤務で疲れているだろうにも関わらず、時間を割いて南の話を聞いてくれようとしているのだ。
この店には何人ものアルバイトや副店長、ソープ嬢たちが働いているが、皆が怖いだのなんだの言いながらも呉凱を頼りになる店長さんだと尊敬し懐いていることは入ったばかりの南でもわかる。きっと今の南の悩みも呉凱が必ず解決してくれるだろう。
(だって店長さんはなんでも知ってるんだから)
水商売に関しては付け焼刃もいいとこの南と違って、呉凱は店長としてこの界隈ではナンバーワンと言われるこの店を長年守り、盛りたててきているのだ。南は初めてこの店で『研修』を受けた時に見せられた呉凱の姿を思い出す。
あの時、商品を品定めするかのような呉凱の視線に、思わず身体が震えた。
太い血管の浮いた赤黒い呉凱のペニスを生まれて初めて舌と唇と喉奥で味わって、それだけで南は勃起した。
そして、南が長いことソコを貫かれるのを妄想しながら指やオモチャで慰めてきたその場所。そこに呉凱が触れた瞬間を、南は恐らく一生忘れられないだろう。
呉凱の長くて節だった指がだしぬけに入り口を押し開き、中に入ってきたその瞬間。狭い狭い肉壷をぬくぬくと突き上げた指の感触。マットの上で這わされて、指で押し開かれ舌で舐めて溶かされて、抉られて。そしてとうとう自分でも知らなかった身体の奥の奥まで貫かれ、ナマの精液を溢れるほど注ぎこまれたのだ。
店では普段必ずゴムを使うように厳しく言われているので、南がいわゆる中出しをされたのはあれが最初で最後だ。何事にも慎重そうな呉凱がどこの誰ともわからぬ南相手にナマでしたのは今になって思えば随分と意外だったが、何か考えがあってのことだろう。
呉凱のあの熱くて堅くて太い男根。思い出しただけでも南の頭はぼうっとして身体は熱くなる。けれどあの時ほどの快感と興奮を、南はあれ以降何人もの男と寝てもまったく感じたことがなかった。
(なんでなんだろう。店長さんとの時はあんなに気持ちよかったのに)
だがよくよく考えてみればあの時は全部が全部呉凱にお任せ状態だった。ということはやはり今の自分のプレイの内容に問題があるのではないだろうか。
その時、ドアの開く音と鍵の閉まる音がして思わず南は息を飲んだ。なんとなく落ち着かなくて床に蹲ったままローションのボトルを弄っていると、やがて呉凱が風呂場のドアを開けた。
売り上げの締め作業を終え、残っていたアルバイトの黒服と嬢を全員返した呉凱は、先ほどよりもずっとラフな格好だった。いつもの白シャツからネクタイは抜かれ襟のボタンも外されている。袖も随分と無造作にまくられていた。
「ミナミ」
名を呼ばれてハッと我に返る。
「研修したいって、ココですんのか?」
「あ、えーと」
慌てて南は口を開いた。
「あの、店長さんがお客さんの役やって、そんで俺の手順っていうかやり方でマズイとこないか意見してくれないですか?」
「わかった」
そう答えると、呉凱はその場で服を脱ぎ出した。そして風呂場の外の床に放り投げると真っ裸になった呉凱が風呂場に入ってきた。南は慌てて椅子やローションを揃えて床に跪く。そして呉凱を見上げて言った。
「ミナミです。よろしくお願いします」
「ん」
そして立ち上がり、呉凱のすぐ目の前に立った。その顔を見上げて南は密かに気合を入れる。
(まず、お客さんの顔をじっと見つめる。来てくれてありがとう、大好きって気持ちで)
最初の呉凱からの指導と、携帯であれこれ口コミ情報などを調べて自分なりに考えた手順を思い出しながら南は呉凱の手を取る。そしてもう片方の手で呉凱を引き寄せると背伸びをしてそっと口付けた。初めての時はあまりの身長差に爪先立ちになった南はうっかり転びそうになったが、今は呉凱が屈んでくれたのでなんとか自分で支えられた。
初めはやさしく。次は少し大胆に。呉凱のいかにも肉食の虎らしい大きな口の端を食んで、吸って、それから舌を忍び込ませる。鋭い牙にも舌を這わせて恭順を示し、それでもし相手が応じてきたら、そこからは遠慮なくガンガン攻めて行く。
ざらついた呉凱のぶ厚い舌にねっとりと自分の舌を絡めて深く口付ける。やっと腕が回るかどうかの逞しい身体を引き寄せて自分の胸を押しつけ、自らの心音を伝える。呉凱はこちらの出方を伺ってるのか、それとも南のやり方を冷静にチェックしているのか、自分から動く気配はまるでなかった。
南は背伸びしていた姿勢を正して呉凱の顎や首筋、鎖骨に口づけて時々歯を立てる。そしてできるだけ大きく口を開けて、かぷ、と呉凱の口を甘噛みすると、呉凱が低く笑ったのが聞こえた。それが嬉しくて、南は呉凱の硬い歯列をなぞり舌の裏を擦り、ぴちゃぴちゃといやらしい音を立てて唾液を交し合うと、ゾクゾクとえも言われぬ震えが這い上がってきた。
「なんだ、ミナミちゃんはキスだけでこんなに感じちまうのか」
客という役を忠実に再現しているのか、呉凱がふいにそんなことを言った。見下ろせば二人の間で自分のペニスだけが勃ち上がっている。南は腰を引くとそっと根元の近くを指でなぞって笑みを浮かべた。
「……そうなんです。俺インランだから、早くお客さんとシたくてこんなんなっちゃってるんです」
「ふーん、エロいんだな」
そう言って呉凱が牙を剥きだしてニッと笑う。どうやらここまでは合格のようだ。
南は再び呉凱の手を取ると、プラスチック製の椅子の前へと連れて行った。それは真ん中が溝のようになっていて、そこから客の尻の下に手を入れてあちこち刺激するための物だ。南はそれに風呂から汲んだお湯をかけて温めると、呉凱を促して座らせた。
「消毒とかの手順は飛ばしていいですよね」
そう言って南が呉凱のモノに手を伸ばそうとすると、呉凱がその手を掴んだ。
「いや、ちゃんと洗えよ。お前は何べんもシャワーとか浴びてっけど俺は普通に一日働いた後なんだからな」
「え……、店長さんなら別に大丈夫だと思うけどな……」
そう呟きながらも言われた通りシャワーを取って呉凱のソコを丁寧に洗ってやる。もこもこに泡立てたボディソープで勃起していなくても充分すぎるほど太い呉凱のペニスをやさしく撫でるように擦り、時々握った手のひらを回転させてやる。そして竿だけでなくくびれと睾丸、その奥の会陰から尻の谷間にかけても手のひらで丁寧に丁寧に擦った。最後にお湯をかけて泡を流すと、南の愛撫に呉凱の男根が鎌首をもたげて勃ち上がりつつあった。それを見て南の脳は甘く靄が掛かる。
(……店長さんの……俺が初めてしゃぶらせてもらった、ホンモノの……)
南は呉凱の足の間に跪くと、ペニスの根元を支えて顔を近づける。そして目を閉じ亀頭に心をこめてキスをすると、尖らせた舌の先で先端の小さな穴をくすぐった。呉凱の身体がピクリと反応したのに気をよくして、南はそのまま閉じた唇の隙間に押し込むようにして咥えこんだ。
現になんだかんだ言いながらも南を雇ってくれて、勤務時間なども南の希望通りにしてくれている。その上こうして南が相談を持ちかければ、連日の勤務で疲れているだろうにも関わらず、時間を割いて南の話を聞いてくれようとしているのだ。
この店には何人ものアルバイトや副店長、ソープ嬢たちが働いているが、皆が怖いだのなんだの言いながらも呉凱を頼りになる店長さんだと尊敬し懐いていることは入ったばかりの南でもわかる。きっと今の南の悩みも呉凱が必ず解決してくれるだろう。
(だって店長さんはなんでも知ってるんだから)
水商売に関しては付け焼刃もいいとこの南と違って、呉凱は店長としてこの界隈ではナンバーワンと言われるこの店を長年守り、盛りたててきているのだ。南は初めてこの店で『研修』を受けた時に見せられた呉凱の姿を思い出す。
あの時、商品を品定めするかのような呉凱の視線に、思わず身体が震えた。
太い血管の浮いた赤黒い呉凱のペニスを生まれて初めて舌と唇と喉奥で味わって、それだけで南は勃起した。
そして、南が長いことソコを貫かれるのを妄想しながら指やオモチャで慰めてきたその場所。そこに呉凱が触れた瞬間を、南は恐らく一生忘れられないだろう。
呉凱の長くて節だった指がだしぬけに入り口を押し開き、中に入ってきたその瞬間。狭い狭い肉壷をぬくぬくと突き上げた指の感触。マットの上で這わされて、指で押し開かれ舌で舐めて溶かされて、抉られて。そしてとうとう自分でも知らなかった身体の奥の奥まで貫かれ、ナマの精液を溢れるほど注ぎこまれたのだ。
店では普段必ずゴムを使うように厳しく言われているので、南がいわゆる中出しをされたのはあれが最初で最後だ。何事にも慎重そうな呉凱がどこの誰ともわからぬ南相手にナマでしたのは今になって思えば随分と意外だったが、何か考えがあってのことだろう。
呉凱のあの熱くて堅くて太い男根。思い出しただけでも南の頭はぼうっとして身体は熱くなる。けれどあの時ほどの快感と興奮を、南はあれ以降何人もの男と寝てもまったく感じたことがなかった。
(なんでなんだろう。店長さんとの時はあんなに気持ちよかったのに)
だがよくよく考えてみればあの時は全部が全部呉凱にお任せ状態だった。ということはやはり今の自分のプレイの内容に問題があるのではないだろうか。
その時、ドアの開く音と鍵の閉まる音がして思わず南は息を飲んだ。なんとなく落ち着かなくて床に蹲ったままローションのボトルを弄っていると、やがて呉凱が風呂場のドアを開けた。
売り上げの締め作業を終え、残っていたアルバイトの黒服と嬢を全員返した呉凱は、先ほどよりもずっとラフな格好だった。いつもの白シャツからネクタイは抜かれ襟のボタンも外されている。袖も随分と無造作にまくられていた。
「ミナミ」
名を呼ばれてハッと我に返る。
「研修したいって、ココですんのか?」
「あ、えーと」
慌てて南は口を開いた。
「あの、店長さんがお客さんの役やって、そんで俺の手順っていうかやり方でマズイとこないか意見してくれないですか?」
「わかった」
そう答えると、呉凱はその場で服を脱ぎ出した。そして風呂場の外の床に放り投げると真っ裸になった呉凱が風呂場に入ってきた。南は慌てて椅子やローションを揃えて床に跪く。そして呉凱を見上げて言った。
「ミナミです。よろしくお願いします」
「ん」
そして立ち上がり、呉凱のすぐ目の前に立った。その顔を見上げて南は密かに気合を入れる。
(まず、お客さんの顔をじっと見つめる。来てくれてありがとう、大好きって気持ちで)
最初の呉凱からの指導と、携帯であれこれ口コミ情報などを調べて自分なりに考えた手順を思い出しながら南は呉凱の手を取る。そしてもう片方の手で呉凱を引き寄せると背伸びをしてそっと口付けた。初めての時はあまりの身長差に爪先立ちになった南はうっかり転びそうになったが、今は呉凱が屈んでくれたのでなんとか自分で支えられた。
初めはやさしく。次は少し大胆に。呉凱のいかにも肉食の虎らしい大きな口の端を食んで、吸って、それから舌を忍び込ませる。鋭い牙にも舌を這わせて恭順を示し、それでもし相手が応じてきたら、そこからは遠慮なくガンガン攻めて行く。
ざらついた呉凱のぶ厚い舌にねっとりと自分の舌を絡めて深く口付ける。やっと腕が回るかどうかの逞しい身体を引き寄せて自分の胸を押しつけ、自らの心音を伝える。呉凱はこちらの出方を伺ってるのか、それとも南のやり方を冷静にチェックしているのか、自分から動く気配はまるでなかった。
南は背伸びしていた姿勢を正して呉凱の顎や首筋、鎖骨に口づけて時々歯を立てる。そしてできるだけ大きく口を開けて、かぷ、と呉凱の口を甘噛みすると、呉凱が低く笑ったのが聞こえた。それが嬉しくて、南は呉凱の硬い歯列をなぞり舌の裏を擦り、ぴちゃぴちゃといやらしい音を立てて唾液を交し合うと、ゾクゾクとえも言われぬ震えが這い上がってきた。
「なんだ、ミナミちゃんはキスだけでこんなに感じちまうのか」
客という役を忠実に再現しているのか、呉凱がふいにそんなことを言った。見下ろせば二人の間で自分のペニスだけが勃ち上がっている。南は腰を引くとそっと根元の近くを指でなぞって笑みを浮かべた。
「……そうなんです。俺インランだから、早くお客さんとシたくてこんなんなっちゃってるんです」
「ふーん、エロいんだな」
そう言って呉凱が牙を剥きだしてニッと笑う。どうやらここまでは合格のようだ。
南は再び呉凱の手を取ると、プラスチック製の椅子の前へと連れて行った。それは真ん中が溝のようになっていて、そこから客の尻の下に手を入れてあちこち刺激するための物だ。南はそれに風呂から汲んだお湯をかけて温めると、呉凱を促して座らせた。
「消毒とかの手順は飛ばしていいですよね」
そう言って南が呉凱のモノに手を伸ばそうとすると、呉凱がその手を掴んだ。
「いや、ちゃんと洗えよ。お前は何べんもシャワーとか浴びてっけど俺は普通に一日働いた後なんだからな」
「え……、店長さんなら別に大丈夫だと思うけどな……」
そう呟きながらも言われた通りシャワーを取って呉凱のソコを丁寧に洗ってやる。もこもこに泡立てたボディソープで勃起していなくても充分すぎるほど太い呉凱のペニスをやさしく撫でるように擦り、時々握った手のひらを回転させてやる。そして竿だけでなくくびれと睾丸、その奥の会陰から尻の谷間にかけても手のひらで丁寧に丁寧に擦った。最後にお湯をかけて泡を流すと、南の愛撫に呉凱の男根が鎌首をもたげて勃ち上がりつつあった。それを見て南の脳は甘く靄が掛かる。
(……店長さんの……俺が初めてしゃぶらせてもらった、ホンモノの……)
南は呉凱の足の間に跪くと、ペニスの根元を支えて顔を近づける。そして目を閉じ亀頭に心をこめてキスをすると、尖らせた舌の先で先端の小さな穴をくすぐった。呉凱の身体がピクリと反応したのに気をよくして、南はそのまま閉じた唇の隙間に押し込むようにして咥えこんだ。
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