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元・日本の大学生くんのこれから
25 そして陽はまた昇る(2)【完】
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(今朝は二話同時更新しています)
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「ええと、よくわかんないけどトナティルが全部の張本人だったってこと?」
「ああ、そうだ」
「あー、じゃあ俺が彼に対して申し訳ないって思う必要はないってことか! なら良かった!」
ちょっとホッとしたところでもう一つ大事なことを思い出す。
「っていうか、それってつまり俺はもう元の世界には戻れないってこと?」
「トナティルがいない今となっては、難しいと思う」
「そ、そうかぁ~~~~」
なんというか、もうあまりにもいろんなことがいっぺんに起こりすぎて、そんな言葉しか出てこなかった。でもどうしようもないならぐだぐだ考えていても仕方がない。いつも友人たちに「お気楽極楽野郎」などと言われていた気性が少しずつ戻って来る。
「じゃあそれならなんとか頑張ってここで生きていくしかないね」
「……それでいいのか?」
アトラの方が驚いたような顔をしてるのがなんだかおかしい。
「いいっていうか、どうしようもないんじゃ、しょうがないよね」
そう答えるとアトラが形のいい眉を顰めた。彼の黒い綺麗な目でじっと見つめられると、なんだか心の奥まで探られてるような気になってちょっと落ち着かなくなる。俺は視線を飛ばしながら少し迷って、正直に言った。
「……本当はさ、親のこととか友達のこととか考えるとすごいショックだし、俺みたいになんの特技もない人間がこんな古代のどこかみたいなところで生きていけるかっていうと絶対無理そうな気がして、ものすごく怖いよ」
アトラは俺の訥々としたしゃべりを真剣な顔をして聞いてくれた。
「だからさ、とりあえず今は深く考えずに目の前のことから一個ずつ片付けて、なんとか生きていくしかないんじゃないかな、って思う」
「そうか」
アトラが励ますように俺の手を取って握りしめた。その力の強さや温かさが胸にぐっときて泣きそうになる。するとアトラがまっすぐに俺の目を見て言った。
「おれと来るか?」
それはあの山上の聖壇でアトラが俺に聞いたのと同じ言葉だった。本当に、なんて優しくて頼もしい人なんだろう。俺はついまじまじとアトラの顔を凝視する。俺をあそこから連れ出してくれたのだって多分命がけの反逆だったと思う。その時、俺は今更ながら気が付いた。
「アトラ、アトラこそあの人たちに見つかったら殺される? だって儀式がちゃんと行われなかったら、祭司長だって他の人たちだって怒るどころじゃ……」
そこまで言って急に怖くなってくる。
「そ、そうだよ、だったら俺なんて放っといて逃げなきゃ……!」
だがアトラは落ち着き払った様子で首を振った。
「大丈夫だ、儀式はしきたり通りに終わった」
「え?」
「祭壇の下に隠れていた男がいただろう。彼を覚えているか」
「え、俺が知ってる人?」
「あれは神子となるためにトナティルと最後まで争い、敗れた男だ。以前宴の最中にお前に向かって『役目を果たす自信がなければすぐにでも代わってやる』などと言っていただろう。覚えていないか?」
ああ、確か宴の最初の日だったか、俺の手を掴んでそんなことを言っていたやつがいたような気がする。ハッとした俺にアトラが頷いた。
「宴の夜に抜け出してあの男を見つけ出し、話をつけた。お前の代わりにあの男が生贄となって心臓を捧げ、身体はメシカの民に、翌年の祭りの仮面を作るために必要な頭は残してきたが、皮は剥いで松明で燃やしておいた。だからあれがトナティルではないと分かりはしない。大丈夫だ」
あまりに凄惨な内容に思わず吐きそうになる。あの祭りはそんなにも残酷なものだったのか。そしてトナティルの意識と同化した時に流れ込んできたいろんな事柄が今頃になって蘇ってきた。
トシュカトルの祭りは《夜の王》と呼ばれるテスカトリポカという神に生贄を捧げる儀式のことだ。その生贄と引き換えにテスカトリポカがメシカの国を守ってくれると信じられている。
その神様の名前はあまりにも有名で、南米史にそこまで詳しいわけじゃない俺だって聞き覚えがあった。
「メシカってメキシコの語源になった言葉……? ってことはマヤとかアステカとか……。そういえばアステカ文明って生贄の儀式で人を殺しまくってたせいで国力が衰えて……ってネットで見たことあるような……」
ああ、ほんとにもっと世界史の勉強をしておけばよかった。今となっては本当に文字通り”後の祭り”だけど。ウケる。なんてやけくそ気味に考える俺をアトラが不思議そうに見下ろしていた。いかん、これじゃ俺はただのおかしいヒトだ。俺は居住まいを正してアトラに聞いた。
「もしアトラさえよければ一緒にいていい? 俺、ここのことなんにも知らないし。頑張っていろいろ覚えて、出来るように頑張るから」
「ああ、もちろんだ」
そう頷いたアトラの顔には頼もしい笑みが浮かんでいた。ああ、本当にこの人のこういう顔を見ると心の底からホッとする。ところが気が緩んだせいか急にお腹が鳴って思わず赤面した。
「腹が減ったのか」
「なんか安心したら急に」
恥ずかしさで俯く俺にアトラが「いや、食欲が戻ったのはいいことだ」と真面目な顔で頷く。
「ここにはちょうど水がある。火を熾し、食べるものを見つけて来よう」
そう言ってアトラがいつもの調子で俺を抱き上げようとした。それを慌てて押し止める。
「いや、俺もう神子様じゃないし、すぐそこなら自分で歩いていけるし、それにもっと歩いて早く足を慣らさないと……」
「ん? ああ、そうか……確かにそうだな。すまん」
しまった間違えた、って感じに珍しく彼の口調が乱れた。あれ、アトラがちょっとうろたえたような顔をしている。こんなの初めて見た。カワイイな。
でもそんな風に相手に照れられるとこっちまで気恥しくなってくる。だって今まで俺はどんだけこの人にお姫様みたいにお世話されてきたんだよ。いつでもどこでも抱っこで、嫌いなもの食べてもらったり身体まで洗ってもらって、それから……
アトラのごつごつした指で胸や下腹やもっと恥ずかしいところを弄られた時の感触が急に蘇ってきてカッとなる。いやいやいやいや! あれはプルケのせい! 媚薬のせいだから!!
「じゃあ、お前はそこにいてくれ」
そう言って立ち上がったアトラが、再びしゃがんで俺の顔を覗き込んできた。あまりに整った男前の顔が至近距離にあってどぎまぎしてしまう。するとアトラはものすごく真面目な顔をして言った。
「さっき、なぜ自分を助けたのかと尋ねたな」
「え、あ、うん」
「あのままお前を死なせたくなかった。おれはお前ともっと話がしてみたいと思ったんだ」
俺をじっと見ているアトラの目はピカピカに磨かれたあの黒曜石の鏡にそっくりだった。ものすごい力で吸い寄せられるみたいに目が離せなくなる。アトラは綺麗な黒い目で俺の心臓を串刺しにしたまま、かすかに口角を上げた。
「それに、おれはまだお前の名も聞いていない。約束しただろう? 祭りが終わったら教えてくれると」
ものすごい男前に間近に迫られてなんだか口説かれてるような気分になる。間違いなく俺の顔はゆでタコみたいになっているだろう。童貞舐めんな。俺はカラカラに乾いた口をなんとか動かして答えた。
「ハルト。陽が登るって書いてハルトっていうんだ」
アトラに漢字という概念はないだろうけど、これでわかるかな? というかなんで俺たち言葉が通じてるんだろう。なんて苦し紛れに考えてたらアトラがそれこそ太陽みたいにいい笑顔で言った。
「そうか、良い名だ」
アトラの大きな手が伸びてきて思わずビクッと身構える。そんな俺をなだめるように髪を撫でて耳に触れ、そっとうなじを掴まれ顔を上げさせられた。乾いた唇が額に優しいキスをする。なのになぜか一瞬「そこじゃない」と思って自分でびっくりした。
「ア、アトラ?」
動揺するあまり情けない震え声で名前を呼ぶ。するとアトラのもう片方の手が俺の背中から腰に降りて来てぎゅっと抱きしめられた。
「待ってろ、食うものを見つけてくる」
ぽんぽんと背中を叩かれて、アトラの体温が遠ざかっていく。それがすごく残念だなぁって思ってしまって、思わず地面に倒れ込んだ。
え、ヤダこのヒトちょっとほんとにカッコよすぎない? 俺、これからこのアトラと二人きりで暮らしていくんだよな? 大丈夫?
ヤバイ。めちゃくちゃ顔が熱い。
再び「童貞舐めんな」の言葉が頭の中にドーンと浮かぶが、同時に「あ、でも俺もう処女ではないんだな」と気づいて今度こそ再起不能になった。
おわり
★あと1話おまけ話があります。また明日更新します。
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「ええと、よくわかんないけどトナティルが全部の張本人だったってこと?」
「ああ、そうだ」
「あー、じゃあ俺が彼に対して申し訳ないって思う必要はないってことか! なら良かった!」
ちょっとホッとしたところでもう一つ大事なことを思い出す。
「っていうか、それってつまり俺はもう元の世界には戻れないってこと?」
「トナティルがいない今となっては、難しいと思う」
「そ、そうかぁ~~~~」
なんというか、もうあまりにもいろんなことがいっぺんに起こりすぎて、そんな言葉しか出てこなかった。でもどうしようもないならぐだぐだ考えていても仕方がない。いつも友人たちに「お気楽極楽野郎」などと言われていた気性が少しずつ戻って来る。
「じゃあそれならなんとか頑張ってここで生きていくしかないね」
「……それでいいのか?」
アトラの方が驚いたような顔をしてるのがなんだかおかしい。
「いいっていうか、どうしようもないんじゃ、しょうがないよね」
そう答えるとアトラが形のいい眉を顰めた。彼の黒い綺麗な目でじっと見つめられると、なんだか心の奥まで探られてるような気になってちょっと落ち着かなくなる。俺は視線を飛ばしながら少し迷って、正直に言った。
「……本当はさ、親のこととか友達のこととか考えるとすごいショックだし、俺みたいになんの特技もない人間がこんな古代のどこかみたいなところで生きていけるかっていうと絶対無理そうな気がして、ものすごく怖いよ」
アトラは俺の訥々としたしゃべりを真剣な顔をして聞いてくれた。
「だからさ、とりあえず今は深く考えずに目の前のことから一個ずつ片付けて、なんとか生きていくしかないんじゃないかな、って思う」
「そうか」
アトラが励ますように俺の手を取って握りしめた。その力の強さや温かさが胸にぐっときて泣きそうになる。するとアトラがまっすぐに俺の目を見て言った。
「おれと来るか?」
それはあの山上の聖壇でアトラが俺に聞いたのと同じ言葉だった。本当に、なんて優しくて頼もしい人なんだろう。俺はついまじまじとアトラの顔を凝視する。俺をあそこから連れ出してくれたのだって多分命がけの反逆だったと思う。その時、俺は今更ながら気が付いた。
「アトラ、アトラこそあの人たちに見つかったら殺される? だって儀式がちゃんと行われなかったら、祭司長だって他の人たちだって怒るどころじゃ……」
そこまで言って急に怖くなってくる。
「そ、そうだよ、だったら俺なんて放っといて逃げなきゃ……!」
だがアトラは落ち着き払った様子で首を振った。
「大丈夫だ、儀式はしきたり通りに終わった」
「え?」
「祭壇の下に隠れていた男がいただろう。彼を覚えているか」
「え、俺が知ってる人?」
「あれは神子となるためにトナティルと最後まで争い、敗れた男だ。以前宴の最中にお前に向かって『役目を果たす自信がなければすぐにでも代わってやる』などと言っていただろう。覚えていないか?」
ああ、確か宴の最初の日だったか、俺の手を掴んでそんなことを言っていたやつがいたような気がする。ハッとした俺にアトラが頷いた。
「宴の夜に抜け出してあの男を見つけ出し、話をつけた。お前の代わりにあの男が生贄となって心臓を捧げ、身体はメシカの民に、翌年の祭りの仮面を作るために必要な頭は残してきたが、皮は剥いで松明で燃やしておいた。だからあれがトナティルではないと分かりはしない。大丈夫だ」
あまりに凄惨な内容に思わず吐きそうになる。あの祭りはそんなにも残酷なものだったのか。そしてトナティルの意識と同化した時に流れ込んできたいろんな事柄が今頃になって蘇ってきた。
トシュカトルの祭りは《夜の王》と呼ばれるテスカトリポカという神に生贄を捧げる儀式のことだ。その生贄と引き換えにテスカトリポカがメシカの国を守ってくれると信じられている。
その神様の名前はあまりにも有名で、南米史にそこまで詳しいわけじゃない俺だって聞き覚えがあった。
「メシカってメキシコの語源になった言葉……? ってことはマヤとかアステカとか……。そういえばアステカ文明って生贄の儀式で人を殺しまくってたせいで国力が衰えて……ってネットで見たことあるような……」
ああ、ほんとにもっと世界史の勉強をしておけばよかった。今となっては本当に文字通り”後の祭り”だけど。ウケる。なんてやけくそ気味に考える俺をアトラが不思議そうに見下ろしていた。いかん、これじゃ俺はただのおかしいヒトだ。俺は居住まいを正してアトラに聞いた。
「もしアトラさえよければ一緒にいていい? 俺、ここのことなんにも知らないし。頑張っていろいろ覚えて、出来るように頑張るから」
「ああ、もちろんだ」
そう頷いたアトラの顔には頼もしい笑みが浮かんでいた。ああ、本当にこの人のこういう顔を見ると心の底からホッとする。ところが気が緩んだせいか急にお腹が鳴って思わず赤面した。
「腹が減ったのか」
「なんか安心したら急に」
恥ずかしさで俯く俺にアトラが「いや、食欲が戻ったのはいいことだ」と真面目な顔で頷く。
「ここにはちょうど水がある。火を熾し、食べるものを見つけて来よう」
そう言ってアトラがいつもの調子で俺を抱き上げようとした。それを慌てて押し止める。
「いや、俺もう神子様じゃないし、すぐそこなら自分で歩いていけるし、それにもっと歩いて早く足を慣らさないと……」
「ん? ああ、そうか……確かにそうだな。すまん」
しまった間違えた、って感じに珍しく彼の口調が乱れた。あれ、アトラがちょっとうろたえたような顔をしている。こんなの初めて見た。カワイイな。
でもそんな風に相手に照れられるとこっちまで気恥しくなってくる。だって今まで俺はどんだけこの人にお姫様みたいにお世話されてきたんだよ。いつでもどこでも抱っこで、嫌いなもの食べてもらったり身体まで洗ってもらって、それから……
アトラのごつごつした指で胸や下腹やもっと恥ずかしいところを弄られた時の感触が急に蘇ってきてカッとなる。いやいやいやいや! あれはプルケのせい! 媚薬のせいだから!!
「じゃあ、お前はそこにいてくれ」
そう言って立ち上がったアトラが、再びしゃがんで俺の顔を覗き込んできた。あまりに整った男前の顔が至近距離にあってどぎまぎしてしまう。するとアトラはものすごく真面目な顔をして言った。
「さっき、なぜ自分を助けたのかと尋ねたな」
「え、あ、うん」
「あのままお前を死なせたくなかった。おれはお前ともっと話がしてみたいと思ったんだ」
俺をじっと見ているアトラの目はピカピカに磨かれたあの黒曜石の鏡にそっくりだった。ものすごい力で吸い寄せられるみたいに目が離せなくなる。アトラは綺麗な黒い目で俺の心臓を串刺しにしたまま、かすかに口角を上げた。
「それに、おれはまだお前の名も聞いていない。約束しただろう? 祭りが終わったら教えてくれると」
ものすごい男前に間近に迫られてなんだか口説かれてるような気分になる。間違いなく俺の顔はゆでタコみたいになっているだろう。童貞舐めんな。俺はカラカラに乾いた口をなんとか動かして答えた。
「ハルト。陽が登るって書いてハルトっていうんだ」
アトラに漢字という概念はないだろうけど、これでわかるかな? というかなんで俺たち言葉が通じてるんだろう。なんて苦し紛れに考えてたらアトラがそれこそ太陽みたいにいい笑顔で言った。
「そうか、良い名だ」
アトラの大きな手が伸びてきて思わずビクッと身構える。そんな俺をなだめるように髪を撫でて耳に触れ、そっとうなじを掴まれ顔を上げさせられた。乾いた唇が額に優しいキスをする。なのになぜか一瞬「そこじゃない」と思って自分でびっくりした。
「ア、アトラ?」
動揺するあまり情けない震え声で名前を呼ぶ。するとアトラのもう片方の手が俺の背中から腰に降りて来てぎゅっと抱きしめられた。
「待ってろ、食うものを見つけてくる」
ぽんぽんと背中を叩かれて、アトラの体温が遠ざかっていく。それがすごく残念だなぁって思ってしまって、思わず地面に倒れ込んだ。
え、ヤダこのヒトちょっとほんとにカッコよすぎない? 俺、これからこのアトラと二人きりで暮らしていくんだよな? 大丈夫?
ヤバイ。めちゃくちゃ顔が熱い。
再び「童貞舐めんな」の言葉が頭の中にドーンと浮かぶが、同時に「あ、でも俺もう処女ではないんだな」と気づいて今度こそ再起不能になった。
おわり
★あと1話おまけ話があります。また明日更新します。
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