146 / 161
後日談やおまけなど
カイの過去と未来と緑の大地(2)
しおりを挟む
そして視界に飛び込んできたのは光が溢れる部屋の、どこか見覚えのあるような美しい幾何学模様の天蓋だった。
「神子様……! お目覚めにございますか……!」
感極まったような声とともに僕を覗き込んできた顔に、思わず瞬きをする。
「……ウルド……?」
「はい……! ウルドでございます。神子様」
え、なんで? 僕、あの砂漠の塔にいたはずなのに。恐る恐る身体を起こそうとして、自分がものすごく大きくて豪華な寝台に寝ていたことに気が付いた。
「こ……ここは……」
「ここはダーヒルの中央神殿にございます」
ウルドが僕の背を支えて起こしながら教えてくれる。
「神子様はレティシア女王陛下のご婚約のお祝いにイスタリアへ行かれ、その後エイレケとの国境に近い砂漠で意識を失われ倒れられたところを、同行しておられたサイード将軍とダルガート様がこの神殿へとお連れしたのでございます」
「そ、そうなんだ……って、女王?」
「昨年、イスタリアではナタリア女王陛下が崩御され、レティシア様がご即位されました」
ええとつまり、僕がイスタリアでサイードさんの仇のことを聞いて、あの砂漠の塔があった場所へ行ったところまでは記憶にある通りなのか? で、そこで何かあって意識をなくして、ってのは塔であの男と話した後のことなんだろうか。
自分の頭の中にはいろんな記憶があって、一体どれが本当で何がどう繋がっているのかとっさにはわからない。
混乱して痛むこめかみに手を当てようとした時に、その手に掛かる髪がやけに長いことに気が付いた。
「……え? な、なんか髪、長くない……?」
確かに最近の僕の髪は肩にかかりそうなほど伸びてはいたけれど、これはそれどころの長さじゃない。驚くくらいまっすぐで黒い髪は僕の肩どころか胸の下辺りまである。
「神子様、鏡をご覧になられますか?」
そう言ってウルドが傍机から手鏡を取って僕に渡してくれた。
「…………これ、誰」
そこに映っていたのは、真っ白な肌に流れ落ちるような黒髪の、呆れるくらい綺麗ではかなげな美青年の顔だった。
「え? は?」
二の句が継げずに意味不明な声を漏らす僕を心配そうにのぞき込んでウルドが言った。
「神子様。神子様はこの神殿に戻られてから七年間、眠ったままでいらっしゃったのです」
「な、七年!?」
七年も意識不明だったのならそりゃあ髪くらい伸びているだろう。でも七年も寝たきりなら筋肉がすっかり衰えて身動きとれないだろうに、一応身体は動かせている。それによく見ればパーツはそう変わっていないけれどやけにキラキラしているこの外見の変化は、僕が大人になったくらいのことで起こるとは到底思えない。
その時、突然部屋の扉が開けられて誰かが飛び込んできた。
「ダ、ダルガート……?」
それは間違いなくダルガートだった。でもこんな焦ったような、驚いたような彼の顔は見たことがない。彼は大股で歩いてくると、さっと身を引いたウルドに代わって僕の手を取り、額に押し当てて何か聖句のようなものを呟いた。そして改めて僕の顔を見ながら言う。
「無事のお目覚め、お慶び申し上げる」
「ダ、ダルガート、え、あ、うん」
間近で彼の顔をみて、つい言葉が口から飛び出た。
「……え、あれ? なんか、顔変わった?」
するとダルガートの口角がわずかに上がる。
「ご自分の顔をご覧になったのならばお分かりになるだろう」
「え、でも」
あ、そうか。七年経ったんだからダルガートだってその分顔も変わるよね。じゃあ今は四十とかそんなもん……?
うわ、どうしよう。七年後のダルガートの顔は鋭さやこちらが圧倒されるような威圧感は変わらないけれど、やはり前より渋みが増している。
自分が知っている彼より年月を重ねた顔や雰囲気に、なぜかひどく気恥しさや落ち着かなさを感じてしまった。
「え、ええと、なんか七年も寝てたみたいで……心配かけてごめん」
そう謝る僕にダルガートは答えず、深く被ったシュマグの下の底の知れない黒い目でじっと僕を見つめた。その視線に籠る熱に、急に腹の底がゾクゾクしてしまう。その空気を壊すように慌てて僕は口を開いた。
「あ、あの、僕はどうして神殿に? サイードさんは?」
するとダルガートが寝台に腰を下ろして説明してくれた。
「《砂の顎》で、我らの目の前で貴方は突然姿を消された。それから間を置かずして戻られたが意識が戻らず、私とサイード殿とでこの神殿にお連れした。アル・ハダールへ戻すにも道中神子殿のお身体に何かあっては、と、神殿長殿のご厚意でこの神殿にてお世話を」
「そ、そうなんだ」
「ハリファ・カハルの命でウルドと私がここへ残り申した。そして私は神子殿専属の主騎に」
「ダ、ダルガートが僕の?」
ダルガートはカハル陛下の筆頭近衛騎士だ。それが僕専属の近衛に? と驚くと、ダルガートが僕の手をとったまま不意に口角を上げた。
「いかにも。今は私が貴方をお守りする唯一の従者だ」
なんとなく肉食獣めいたその笑みにまた背筋がぞくり、とする。
ああ、ヤバイ。このダルガートはものすごくヤバイ。そんな気がする。
「サ、サイードさんは……」
「サイード殿は今北方へ。北の蛮族の襲来に備えておられる」
それで僕はハッと思い出した。
「う、腕は!? サイードさんの……」
「腕? 彼の腕がどうかなさったか」
その言葉を聞いて、今はサイードさんの腕が無事なのだとわかった。良かった、と心の底からホッとする。その途端、サイードさんに会いたくてたまらなくなった。するとすぐにダルガートがそれを悟ってぎゅっと手を握ってくれる。
「サイード殿へはすぐに早馬と伝鳥を送りまする。サイード殿の身動きが取れずとも、神子殿のお身体が本調子に戻れば必ず私がお連れいたそう」
「……うん、ありがとう」
それからウルドが傍仕えに命じて用意させたらしい着替えやお茶、花だの珍しい果物だのが次から次に運ばれてきた。そして驚いたことにダルガートがずっと僕につきっきりでお茶の注がれた器を手渡してくれたり果物の皮を剥いて手ずから僕に食べさせたりしてくる。
「え、あの、自分でできるし、ええと……」
サイードさんじゃあるまいし、あまりに至れり尽くせりなダルガートの世話にものすごく違和感を感じる。こんなの絶対にダルガートらしくない。
「ダルガートも何か仕事とかあるんじゃない?」
「今の私の役目は神子殿をお守りすることのみだ」
「いや、でも、えーと……」
するとダルガートがかすかに笑って言った。
「恐らく、サイード殿がここにおられれば同じことをして差し上げただろう」
つまりサイードさんの代わりにこうして甘やかしてくれているということだろうか。以前アル・ハダールでやっぱりサイードさんが不在だった時に、ダルガートが同じようなことを言っていたのを思い出す。
「気持ちは嬉しいけど、無理してサイードさんの代わりをしなくていいんだよ」
突然ダルガートが顔を近づけて、硬直する僕の手から茶器を取り傍机に置く。
「ではこう申し上げようか」
そしてすくい上げた僕の長い髪に口づけながら囁いた。
「ひと時なりとも、貴方を独占したいのだ、と」
「神子様……! お目覚めにございますか……!」
感極まったような声とともに僕を覗き込んできた顔に、思わず瞬きをする。
「……ウルド……?」
「はい……! ウルドでございます。神子様」
え、なんで? 僕、あの砂漠の塔にいたはずなのに。恐る恐る身体を起こそうとして、自分がものすごく大きくて豪華な寝台に寝ていたことに気が付いた。
「こ……ここは……」
「ここはダーヒルの中央神殿にございます」
ウルドが僕の背を支えて起こしながら教えてくれる。
「神子様はレティシア女王陛下のご婚約のお祝いにイスタリアへ行かれ、その後エイレケとの国境に近い砂漠で意識を失われ倒れられたところを、同行しておられたサイード将軍とダルガート様がこの神殿へとお連れしたのでございます」
「そ、そうなんだ……って、女王?」
「昨年、イスタリアではナタリア女王陛下が崩御され、レティシア様がご即位されました」
ええとつまり、僕がイスタリアでサイードさんの仇のことを聞いて、あの砂漠の塔があった場所へ行ったところまでは記憶にある通りなのか? で、そこで何かあって意識をなくして、ってのは塔であの男と話した後のことなんだろうか。
自分の頭の中にはいろんな記憶があって、一体どれが本当で何がどう繋がっているのかとっさにはわからない。
混乱して痛むこめかみに手を当てようとした時に、その手に掛かる髪がやけに長いことに気が付いた。
「……え? な、なんか髪、長くない……?」
確かに最近の僕の髪は肩にかかりそうなほど伸びてはいたけれど、これはそれどころの長さじゃない。驚くくらいまっすぐで黒い髪は僕の肩どころか胸の下辺りまである。
「神子様、鏡をご覧になられますか?」
そう言ってウルドが傍机から手鏡を取って僕に渡してくれた。
「…………これ、誰」
そこに映っていたのは、真っ白な肌に流れ落ちるような黒髪の、呆れるくらい綺麗ではかなげな美青年の顔だった。
「え? は?」
二の句が継げずに意味不明な声を漏らす僕を心配そうにのぞき込んでウルドが言った。
「神子様。神子様はこの神殿に戻られてから七年間、眠ったままでいらっしゃったのです」
「な、七年!?」
七年も意識不明だったのならそりゃあ髪くらい伸びているだろう。でも七年も寝たきりなら筋肉がすっかり衰えて身動きとれないだろうに、一応身体は動かせている。それによく見ればパーツはそう変わっていないけれどやけにキラキラしているこの外見の変化は、僕が大人になったくらいのことで起こるとは到底思えない。
その時、突然部屋の扉が開けられて誰かが飛び込んできた。
「ダ、ダルガート……?」
それは間違いなくダルガートだった。でもこんな焦ったような、驚いたような彼の顔は見たことがない。彼は大股で歩いてくると、さっと身を引いたウルドに代わって僕の手を取り、額に押し当てて何か聖句のようなものを呟いた。そして改めて僕の顔を見ながら言う。
「無事のお目覚め、お慶び申し上げる」
「ダ、ダルガート、え、あ、うん」
間近で彼の顔をみて、つい言葉が口から飛び出た。
「……え、あれ? なんか、顔変わった?」
するとダルガートの口角がわずかに上がる。
「ご自分の顔をご覧になったのならばお分かりになるだろう」
「え、でも」
あ、そうか。七年経ったんだからダルガートだってその分顔も変わるよね。じゃあ今は四十とかそんなもん……?
うわ、どうしよう。七年後のダルガートの顔は鋭さやこちらが圧倒されるような威圧感は変わらないけれど、やはり前より渋みが増している。
自分が知っている彼より年月を重ねた顔や雰囲気に、なぜかひどく気恥しさや落ち着かなさを感じてしまった。
「え、ええと、なんか七年も寝てたみたいで……心配かけてごめん」
そう謝る僕にダルガートは答えず、深く被ったシュマグの下の底の知れない黒い目でじっと僕を見つめた。その視線に籠る熱に、急に腹の底がゾクゾクしてしまう。その空気を壊すように慌てて僕は口を開いた。
「あ、あの、僕はどうして神殿に? サイードさんは?」
するとダルガートが寝台に腰を下ろして説明してくれた。
「《砂の顎》で、我らの目の前で貴方は突然姿を消された。それから間を置かずして戻られたが意識が戻らず、私とサイード殿とでこの神殿にお連れした。アル・ハダールへ戻すにも道中神子殿のお身体に何かあっては、と、神殿長殿のご厚意でこの神殿にてお世話を」
「そ、そうなんだ」
「ハリファ・カハルの命でウルドと私がここへ残り申した。そして私は神子殿専属の主騎に」
「ダ、ダルガートが僕の?」
ダルガートはカハル陛下の筆頭近衛騎士だ。それが僕専属の近衛に? と驚くと、ダルガートが僕の手をとったまま不意に口角を上げた。
「いかにも。今は私が貴方をお守りする唯一の従者だ」
なんとなく肉食獣めいたその笑みにまた背筋がぞくり、とする。
ああ、ヤバイ。このダルガートはものすごくヤバイ。そんな気がする。
「サ、サイードさんは……」
「サイード殿は今北方へ。北の蛮族の襲来に備えておられる」
それで僕はハッと思い出した。
「う、腕は!? サイードさんの……」
「腕? 彼の腕がどうかなさったか」
その言葉を聞いて、今はサイードさんの腕が無事なのだとわかった。良かった、と心の底からホッとする。その途端、サイードさんに会いたくてたまらなくなった。するとすぐにダルガートがそれを悟ってぎゅっと手を握ってくれる。
「サイード殿へはすぐに早馬と伝鳥を送りまする。サイード殿の身動きが取れずとも、神子殿のお身体が本調子に戻れば必ず私がお連れいたそう」
「……うん、ありがとう」
それからウルドが傍仕えに命じて用意させたらしい着替えやお茶、花だの珍しい果物だのが次から次に運ばれてきた。そして驚いたことにダルガートがずっと僕につきっきりでお茶の注がれた器を手渡してくれたり果物の皮を剥いて手ずから僕に食べさせたりしてくる。
「え、あの、自分でできるし、ええと……」
サイードさんじゃあるまいし、あまりに至れり尽くせりなダルガートの世話にものすごく違和感を感じる。こんなの絶対にダルガートらしくない。
「ダルガートも何か仕事とかあるんじゃない?」
「今の私の役目は神子殿をお守りすることのみだ」
「いや、でも、えーと……」
するとダルガートがかすかに笑って言った。
「恐らく、サイード殿がここにおられれば同じことをして差し上げただろう」
つまりサイードさんの代わりにこうして甘やかしてくれているということだろうか。以前アル・ハダールでやっぱりサイードさんが不在だった時に、ダルガートが同じようなことを言っていたのを思い出す。
「気持ちは嬉しいけど、無理してサイードさんの代わりをしなくていいんだよ」
突然ダルガートが顔を近づけて、硬直する僕の手から茶器を取り傍机に置く。
「ではこう申し上げようか」
そしてすくい上げた僕の長い髪に口づけながら囁いた。
「ひと時なりとも、貴方を独占したいのだ、と」
96
お気に入りに追加
4,862
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
宰相閣下の執愛は、平民の俺だけに向いている
飛鷹
BL
旧題:平民のはずの俺が、規格外の獣人に絡め取られて番になるまでの話
アホな貴族の両親から生まれた『俺』。色々あって、俺の身分は平民だけど、まぁそんな人生も悪くない。
無事に成長して、仕事に就くこともできたのに。
ここ最近、夢に魘されている。もう一ヶ月もの間、毎晩毎晩………。
朝起きたときには忘れてしまっている夢に疲弊している平民『レイ』と、彼を手に入れたくてウズウズしている獣人のお話。
連載の形にしていますが、攻め視点もUPするためなので、多分全2〜3話で完結予定です。
※6/20追記。
少しレイの過去と気持ちを追加したくて、『連載中』に戻しました。
今迄のお話で完結はしています。なので以降はレイの心情深堀の形となりますので、章を分けて表示します。
1話目はちょっと暗めですが………。
宜しかったらお付き合い下さいませ。
多分、10話前後で終わる予定。軽く読めるように、私としては1話ずつを短めにしております。
ストックが切れるまで、毎日更新予定です。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)

身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
【短編】乙女ゲームの攻略対象者に転生した俺の、意外な結末。
桜月夜
BL
前世で妹がハマってた乙女ゲームに転生したイリウスは、自分が前世の記憶を思い出したことを幼馴染みで専属騎士のディールに打ち明けた。そこから、なぜか婚約者に対する恋愛感情の有無を聞かれ……。
思い付いた話を一気に書いたので、不自然な箇所があるかもしれませんが、広い心でお読みください。

お荷物な俺、独り立ちしようとしたら押し倒されていた
やまくる実
BL
異世界ファンタジー、ゲーム内の様な世界観。
俺は幼なじみのロイの事が好きだった。だけど俺は能力が低く、アイツのお荷物にしかなっていない。
独り立ちしようとして執着激しい攻めにガッツリ押し倒されてしまう話。
好きな相手に冷たくしてしまう拗らせ執着攻め✖️自己肯定感の低い鈍感受け
ムーンライトノベルズにも掲載しています。
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。