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【第二部】東の国アル・ハダール
91 ナルド神官の訴え
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「いやいやいやいやちょっと待て。これって思春期真っ盛りの男子高校生が思いがけず異世界召喚されて幾多の困難を乗り越え人間として成長していくヒロイックファンタジーじゃなかったの!? 実はエロゲ?! エロゲなのか!? いや僕やったことないけどさ!!」
「神子殿、えろげとは……?」
昨夜、隣のみんなに聞こえないように必死に声を殺しながらダルガートに指だの舌だので体中ありとあらゆるところをたっぷり愛されてぐっすり寝て起きたらなぜか水源復活してました☆ という衝撃の事実に突然発狂した僕を心配そうに見下ろしてヤハルが聞いて来た。
それに「え? いや、なんでもないよ!?」と引きつった笑いを向けつつ、僕は考えるのを止めた。
下手の考え休むに似たり。賽の河原の石積み、石橋を叩きすぎて壊す。そう、考えすぎは止めよう。ろくなことないからな。
神殿の地下の水路に水が戻ったというナルド神官の話を詳しく聞きたくて、その日の朝は神殿の食堂で他の神官たちと一緒にご飯を食べた。ちなみにダルガートは僕が目を覚ました時にはもういなかった。
食事の席についた途端、僕たちに同行してくれた中央神殿のアスール神官がスッと音もなく近づいてきて、出された種なしパンやスープの毒見をしてくれる。
いや、さすがに毒とか入ってはいないだろうけどさ。そこらへんの用心深さはさすが宰相さんの肝入りで派遣されてきた人だな。
随分と薄味のスープを飲んで食後のお茶を飲みながら、もうエキサイトしっぱなしのナルド神官の話に耳を傾ける。
いわく、朝の祈りの鐘の前に日課の見回りをしていた下級神官が最初に気づいてナルド神官のところに駆けつけたらしい。
朝食が終わって僕も実際に見に行くと、昨日は空っぽだった地下水路にはなみなみと水が湛えられていて、再び僕は唖然としてしまった。
「……水が流れている気配はないですが、ここからどこかに繋がってはいないんですか?」
「はい。ここは神殿の儀式用の水路でございます。儀式の際はここで汲んだ水を上の聖堂へ運び、祈りを捧げるのでございます」
そうか、水路って呼び方をしているけど水を運ぶための一般的なものとは違うんだな。ってことは次に気になるのは神殿や村にある井戸の水の方だ。
すると興奮しきった様子の別の神官が飛び込んできて、神殿の炊事場の井戸の水量が明らかに増えている、と報告してくれた。
…………これはやはり、昨夜のアレが本当に効いてしまったのだろうか…………。え、水が増えたのはいいことだけど、え、それは本当に手段としてはぶっちゃけどうなの??
残る当事者の一人であるダルガートにぜひとも意見を聞きたかったけど、今朝もダルガートはどこかに行っているらしい。ここに来てから彼はずっと一人で隠れて何かしているようだ。
一瞬、あの宰相さんの言葉が蘇ってきそうになったけど、僕は急いでそれを打ち消す。だって彼を信じるって決めたんだから。いちいち無様に狼狽えたくはない。
その時、突然ナルド神官たちが一斉に僕の足元にひれ伏した。
「ああ……ラハル神の恩寵深き慈雨の神子よ……! この度われらにお与え下さった御業を伏して……伏して感謝申し上げまする……!」
「え……っ、あ、はい。僕もお役に立てて良かったと思います!」
他にどう言えっていうんだ。なかなかこういうノリに慣れることができない僕は、口々に「神子よ!」と叫ぶ彼らの熱量が正直ちょっと怖くて引いてしまう。
すると先頭で頭を石の床に擦りつけるように拝んでいたナルド神官が不意に顔を上げて僕を見た。
神殿の神官である彼は、ダーヒル神殿の神殿長さんと同じく白い布を頭から被り、同じ白くて裾の長い服で全身を覆っている。
その白い布の下から見える熱を帯びた目が、なんだかすごく怖い。きつく引き結ばれていたナルド神官の口から低く流れるように声が聞こえてくる。
「慈雨の神子よ。貴方様をこの神殿にお迎えし、このように誰にも成しえぬ奇跡を目の当たりにできましたこと、このナルド、心の底から感謝申し上げまする。そして神子の御業を世々代々広く語り継ぎ、知らしめるために全身全霊を持ってお仕え申し上げることこそ我が勤めと心得ましてございます」
「え、いや、その」
「ゆえに神子よ、どうかあの俗世にまみれ、神子の尊きお力を私利私欲に用いんと企む輩の徘徊する都へはお戻りなさいますな……!」
出た、出てしまったそのひと言……!
僕は冷や汗が出そうになりながらなんとか言葉を挟んだ。
「いえ、それはいろいろと誤解があると……」
「神子よ! その懸命なる眼をあの者どもに曇らされてはなりませぬ!!」
ナルド神官といつの間にか増えていた他の神官たちの目はますますギラギラと不穏な色を湛えている。
「神子の御業は遍く東の地全土を慰撫するためのもの。だからこそこの最も神の恩寵より遠き東の辺境こそ、神子がそのお力を振るうに相応しい場所と心得まする!」
「……いいえ、僕はそう思いません」
僕がそう答えるとナルド神官は驚いた顔で僕を見た。僕も勇気を出してまっすぐに彼の目を見据えて言う。
「確かに、僕の力はこのアル・ハダールを少しでも恵まれた土地になるように使うべきものだと思います。でもそれを行うのにここが一番適した場所だとは思えません」
だって普通に考えて、国内で一番情報が集まるのって帝都じゃん? もちろんこのアーケルみたいに辺境過ぎて目が行き届かないような場所だってあるだろうけど、だからってこんな端っこの方にいたら他の地域のことなんて帝都にいる以上にわかりっこないじゃないか。
「そ……それは……」
僕の言葉に一瞬怯んだように見えたナルド神官は、すぐに眦を吊り上げて言い返してきた。
「ですが貴方様がラハル神に使わされた慈雨の神子であらせられることには違いございません! 貴方様がおられるべき場所は神殿と決まっておりまする!」
「その決まりって誰が考えたんですか」
悪気はないんだろうけど、あまりに一方的すぎる物言いに段々腹が立ってくる。
「このアル・ハダール、いえ、東の地に慈雨の神子が来たのは僕が初めてだと聞いています。ってことは前例はまるでないんですよね? だったらこの先慈雨の神子が何をどうしていくかはこれから僕たちが決めて行くことであって、すでに決まっている規則はないはずです」
うーん。我ながらなかなかの詭弁だ。
すぐ隣に立って彼らから僕を守ってくれていたアスール神官が驚き顔でこっちを見ている。その反面、反対側にいるヤハルが「いいぞもっと言ってやれ!」みたいな顔してるのが妙に笑えるな。
「しかし……」
まだ何か言おうとしているナルド神官に、ニッと笑って言った。
「さて! 水が戻ったといってもまだ神殿しか確認してないですよね!? 僕たちはちょっとこれから周りの村やなんかの様子も見てきます! ヤハル!」
「はっ!」
その声を合図に足元に跪く神官たちの隙間をパッと飛び越えて、僕たちは一目散に駆け出した。
「神子殿、えろげとは……?」
昨夜、隣のみんなに聞こえないように必死に声を殺しながらダルガートに指だの舌だので体中ありとあらゆるところをたっぷり愛されてぐっすり寝て起きたらなぜか水源復活してました☆ という衝撃の事実に突然発狂した僕を心配そうに見下ろしてヤハルが聞いて来た。
それに「え? いや、なんでもないよ!?」と引きつった笑いを向けつつ、僕は考えるのを止めた。
下手の考え休むに似たり。賽の河原の石積み、石橋を叩きすぎて壊す。そう、考えすぎは止めよう。ろくなことないからな。
神殿の地下の水路に水が戻ったというナルド神官の話を詳しく聞きたくて、その日の朝は神殿の食堂で他の神官たちと一緒にご飯を食べた。ちなみにダルガートは僕が目を覚ました時にはもういなかった。
食事の席についた途端、僕たちに同行してくれた中央神殿のアスール神官がスッと音もなく近づいてきて、出された種なしパンやスープの毒見をしてくれる。
いや、さすがに毒とか入ってはいないだろうけどさ。そこらへんの用心深さはさすが宰相さんの肝入りで派遣されてきた人だな。
随分と薄味のスープを飲んで食後のお茶を飲みながら、もうエキサイトしっぱなしのナルド神官の話に耳を傾ける。
いわく、朝の祈りの鐘の前に日課の見回りをしていた下級神官が最初に気づいてナルド神官のところに駆けつけたらしい。
朝食が終わって僕も実際に見に行くと、昨日は空っぽだった地下水路にはなみなみと水が湛えられていて、再び僕は唖然としてしまった。
「……水が流れている気配はないですが、ここからどこかに繋がってはいないんですか?」
「はい。ここは神殿の儀式用の水路でございます。儀式の際はここで汲んだ水を上の聖堂へ運び、祈りを捧げるのでございます」
そうか、水路って呼び方をしているけど水を運ぶための一般的なものとは違うんだな。ってことは次に気になるのは神殿や村にある井戸の水の方だ。
すると興奮しきった様子の別の神官が飛び込んできて、神殿の炊事場の井戸の水量が明らかに増えている、と報告してくれた。
…………これはやはり、昨夜のアレが本当に効いてしまったのだろうか…………。え、水が増えたのはいいことだけど、え、それは本当に手段としてはぶっちゃけどうなの??
残る当事者の一人であるダルガートにぜひとも意見を聞きたかったけど、今朝もダルガートはどこかに行っているらしい。ここに来てから彼はずっと一人で隠れて何かしているようだ。
一瞬、あの宰相さんの言葉が蘇ってきそうになったけど、僕は急いでそれを打ち消す。だって彼を信じるって決めたんだから。いちいち無様に狼狽えたくはない。
その時、突然ナルド神官たちが一斉に僕の足元にひれ伏した。
「ああ……ラハル神の恩寵深き慈雨の神子よ……! この度われらにお与え下さった御業を伏して……伏して感謝申し上げまする……!」
「え……っ、あ、はい。僕もお役に立てて良かったと思います!」
他にどう言えっていうんだ。なかなかこういうノリに慣れることができない僕は、口々に「神子よ!」と叫ぶ彼らの熱量が正直ちょっと怖くて引いてしまう。
すると先頭で頭を石の床に擦りつけるように拝んでいたナルド神官が不意に顔を上げて僕を見た。
神殿の神官である彼は、ダーヒル神殿の神殿長さんと同じく白い布を頭から被り、同じ白くて裾の長い服で全身を覆っている。
その白い布の下から見える熱を帯びた目が、なんだかすごく怖い。きつく引き結ばれていたナルド神官の口から低く流れるように声が聞こえてくる。
「慈雨の神子よ。貴方様をこの神殿にお迎えし、このように誰にも成しえぬ奇跡を目の当たりにできましたこと、このナルド、心の底から感謝申し上げまする。そして神子の御業を世々代々広く語り継ぎ、知らしめるために全身全霊を持ってお仕え申し上げることこそ我が勤めと心得ましてございます」
「え、いや、その」
「ゆえに神子よ、どうかあの俗世にまみれ、神子の尊きお力を私利私欲に用いんと企む輩の徘徊する都へはお戻りなさいますな……!」
出た、出てしまったそのひと言……!
僕は冷や汗が出そうになりながらなんとか言葉を挟んだ。
「いえ、それはいろいろと誤解があると……」
「神子よ! その懸命なる眼をあの者どもに曇らされてはなりませぬ!!」
ナルド神官といつの間にか増えていた他の神官たちの目はますますギラギラと不穏な色を湛えている。
「神子の御業は遍く東の地全土を慰撫するためのもの。だからこそこの最も神の恩寵より遠き東の辺境こそ、神子がそのお力を振るうに相応しい場所と心得まする!」
「……いいえ、僕はそう思いません」
僕がそう答えるとナルド神官は驚いた顔で僕を見た。僕も勇気を出してまっすぐに彼の目を見据えて言う。
「確かに、僕の力はこのアル・ハダールを少しでも恵まれた土地になるように使うべきものだと思います。でもそれを行うのにここが一番適した場所だとは思えません」
だって普通に考えて、国内で一番情報が集まるのって帝都じゃん? もちろんこのアーケルみたいに辺境過ぎて目が行き届かないような場所だってあるだろうけど、だからってこんな端っこの方にいたら他の地域のことなんて帝都にいる以上にわかりっこないじゃないか。
「そ……それは……」
僕の言葉に一瞬怯んだように見えたナルド神官は、すぐに眦を吊り上げて言い返してきた。
「ですが貴方様がラハル神に使わされた慈雨の神子であらせられることには違いございません! 貴方様がおられるべき場所は神殿と決まっておりまする!」
「その決まりって誰が考えたんですか」
悪気はないんだろうけど、あまりに一方的すぎる物言いに段々腹が立ってくる。
「このアル・ハダール、いえ、東の地に慈雨の神子が来たのは僕が初めてだと聞いています。ってことは前例はまるでないんですよね? だったらこの先慈雨の神子が何をどうしていくかはこれから僕たちが決めて行くことであって、すでに決まっている規則はないはずです」
うーん。我ながらなかなかの詭弁だ。
すぐ隣に立って彼らから僕を守ってくれていたアスール神官が驚き顔でこっちを見ている。その反面、反対側にいるヤハルが「いいぞもっと言ってやれ!」みたいな顔してるのが妙に笑えるな。
「しかし……」
まだ何か言おうとしているナルド神官に、ニッと笑って言った。
「さて! 水が戻ったといってもまだ神殿しか確認してないですよね!? 僕たちはちょっとこれから周りの村やなんかの様子も見てきます! ヤハル!」
「はっ!」
その声を合図に足元に跪く神官たちの隙間をパッと飛び越えて、僕たちは一目散に駆け出した。
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