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web版【第一部】おまけ&後日談
回想 ウルドの心配
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「……あの、これ、本当に本物なんですか……?」
近従ウルドの主人である『慈雨の神子』はそう呟いたきり、手にした羊皮紙を見つめて絶句した。それはたった今神殿長ムスタールから神子へと手渡されたものだった。
「確かに本物じゃ。とは言え、三国それぞれが作ったものを儂が密かに集めて繋げた物ゆえ、縮尺などは多少違っておるかもしれぬが」
「縮尺って……そんなことより、これは……」
そう言って、またしても神子が口を噤む。
何か神子にとって良くないことがそこに書かれているのかと、ウルドは傍らに控えながらひどく心配になった。
「……あの、神殿長さん……は、これをご覧になってどのように……?」
神子がわずかに青ざめた顔でムスタール神殿長を仰ぎ見る。だが彼は白くて長い髭を撫でて静かに首を振った。
「我らはただ、これはそういう物だと受け止めるのみじゃ。他の国の者たちも、恐らくは同じじゃろうて」
「でも……」
「神子殿、儂は幼少の折に誓願を立てこの神殿へ入った。よって生涯、神殿領より外に出ることはない」
神殿長が重ねた年月の長さを物語る骨ばった手を神子の肩に乗せ、言った。
「もしも貴方が『これはおかしい』と思うのなら、貴方自身がそれを確かめてきて欲しい」
「……わかりました」
「それはお持ち下され。ただし、人に見られぬよう」
「はい」
そして神子は慎重にそれを丸めて懐に入れ、その日はそれ以上自分の部屋から出ることはなかった。
いつもなら食事の時間ギリギリまで神殿の書庫で数多の書物に齧りついているのに、とウルドは不思議に思う。
だが部屋でじっと何かを考え込むように窓から外を見ている神子を見て、ウルドは密かに決意し、他の近従に後を任せて部屋を出た。
◇ ◇ ◇
ウルドが向かったのはアル・ハダールの騎士たちが身体が鈍らぬように日々訓練を行っている神殿の裏手の広場だった。
そこで部下の騎士たちの手合わせを見ていた騎兵団団長サイードに交手すると、すぐに彼はウルドの用件を察してくれた。
「神子がどうかされたか」
「は……」
頷いて、神子が先ほど神殿長の元より戻って以来塞ぎこんでいることを話す。
本来なら主人である神子や騎兵団の団長であるサイードへウルドの方から直接何かを言うことは禁じられているのだが、何分こちらの生活にも、また人を使うということ自体に慣れていないカイが何か不自由をしたり不都合なことが起きる前にどんな些細な事でも必ず知らせるように、と特別に命じられていた。
「……神殿長より渡された物を見て、そのように?」
「はっ、それが何かまではわかりませぬが……」
そしてウルドは他にも気に掛かっていたことをサイードに伝える。
「神子様は暇さえあれば神殿の書庫に籠っておられます。時に食事やお茶の時間さえ惜しまれるように」
皇帝カハルの筆頭近衛騎士であるダルガートから送られた書付を見てこの国の文字が読めるとわかってからの神子はすぐさま神殿長の許可を得ると、サイードが部下たちの訓練や馬の世話などで外へ行っている間中ずっと神殿に収められた書物を読みふけっている。
恐らくは、ここを発つまであと数日しかないからなのだろうが、それにしてもあれほど何刻も続けて読んでいる姿は、ウルドたち近従にとって驚くべきものだった。
(本国の高貴なお方に仕えたことのあるマリクでさえ、あのように書物ばかり読んでおられる主人は初めて見たと言っていた)
神子がそうしたいのならウルドごときが差し出口を挟む謂れはないのだが、あのように薄暗い部屋に閉じこもってずっと細かな字ばかりを追っているのでは、神子がまた体調を崩してしまうのではないかと心配だった。
「恐れながら、些か、根を詰めすぎておられないかと」
そう言って、ウルドは頭を下げた。
本来ならウルドが直接サイードに言うのも、またその内容自体も不敬に当たる事だ。それに厳密にいえば神子の健康についてウルドが注進するべき相手は御典医かその配下の医師になる。もちろん今回の神殿への遠征にも本国第三位の医師が同行している。
だがウルドは神子に何かあった時は、迷わず神子の守護者であるサイードに第一に伝えた。
サイードはアル・ハダールの武官の中では第三位に当たる第三騎兵団の団長だ。
肩にかかるかどうか、という黒髪の前と横を後ろで結っているせいで、誰しもが思わず目を惹かれるような男らしく端正な美貌が露わになっている。
秀でた額やいかにも意志の強そうなまっすぐな眉、切れ長の黒い目やかたく引き結ばれた唇に常に背筋を伸ばしてまっすぐに前を見ている堂々たる体躯など、どこから見ても抜きんでた男振りだ。
彼自らが育て鍛えたという愛馬に跨り、彼にしか操れぬような大きな鋼鉄の大槍を携える姿は、アル・ハダールの騎士たちと女性たちの憧れの的だ。
そんな彼が異世界からやってきた神子を大層大事にしている様は、この神殿にいる者すべてが一度は目にしたことがあるだろう。
謹厳実直で、普段決して笑わないサイードが神子に対してはひどく柔らかな顔をするのを見た者は多いが、彼がそれ以上に神子の心以外すべてをも愛し慈しんでいることを知っているのはウルドともう一人、ダルガートだけだ。
蒸し風呂でサイードやダルガートが神子の憂いや欲を慰める時、ウルドは他の近従や召使いを外に出し自分一人が傍につくようにしたし、先日二人の騎士が神子の閨で夜通し睦み合っていた時も召使いに任せずウルド自身が天蓋のベールの外で番をした。
それはサイードとダルガートが、そして何より神子自身が彼らの関係を公のものとする意思がなさそうに思えたからだ。
神子はまだ年若く、これまで戦場に出たことなどなさそうな傷一つない滑らかな手をして、ほっそりとした身体は鍛えられた形跡もなく明らかに飢えや厳しい生活も知らない。
そんな彼と、数多の戦場を生き抜いてきた歴戦の騎士である二人との力や体格の差は相当なものだ。
だから万が一、二人が神子に無体を働いたり、神子の意思に背いて己の劣情を遂げようとするようなことがあれば、命を賭して割って入ろうとウルドは常に彼らの傍に控え続けた。
だが結局それはまったくの杞憂だった。
あの夜、天蓋の中から漏れ聞こえる二人の言葉を聞けば彼らがいかに神子を大事に思っているかがわかったし、ウルドが用意した香油を使って二人が実に長い時間を掛けて優しく丁寧に神子の身体を拓き、高め、慈しんだかを思えば、彼らがどれほど神子の心と身体を気づかっているか一目瞭然だった。
だからウルドは今、心からの信頼とともにサイードに己の心配をすぐに報告した。そして案の定、サイードは神子を案じるがゆえに身分を越え直訴したウルドを叱ったりはせず、すぐに頷いて言った。
「わかった。なんとかしよう」
そう言って再び騎士たちの手合わせに視線を向けたサイードの横顔を見上げ、ウルドはようやく肩の荷を下ろす。
サイードが『なんとかしよう』と言ったのなら、何があっても彼は必ず『なんとかして』くれる。
彼を見るものは誰でも、なぜか心からそう信頼し、納得してしまう。
そんな空気を、ウルドは不思議に思いつつも再び深く頭を下げた。
近従ウルドの主人である『慈雨の神子』はそう呟いたきり、手にした羊皮紙を見つめて絶句した。それはたった今神殿長ムスタールから神子へと手渡されたものだった。
「確かに本物じゃ。とは言え、三国それぞれが作ったものを儂が密かに集めて繋げた物ゆえ、縮尺などは多少違っておるかもしれぬが」
「縮尺って……そんなことより、これは……」
そう言って、またしても神子が口を噤む。
何か神子にとって良くないことがそこに書かれているのかと、ウルドは傍らに控えながらひどく心配になった。
「……あの、神殿長さん……は、これをご覧になってどのように……?」
神子がわずかに青ざめた顔でムスタール神殿長を仰ぎ見る。だが彼は白くて長い髭を撫でて静かに首を振った。
「我らはただ、これはそういう物だと受け止めるのみじゃ。他の国の者たちも、恐らくは同じじゃろうて」
「でも……」
「神子殿、儂は幼少の折に誓願を立てこの神殿へ入った。よって生涯、神殿領より外に出ることはない」
神殿長が重ねた年月の長さを物語る骨ばった手を神子の肩に乗せ、言った。
「もしも貴方が『これはおかしい』と思うのなら、貴方自身がそれを確かめてきて欲しい」
「……わかりました」
「それはお持ち下され。ただし、人に見られぬよう」
「はい」
そして神子は慎重にそれを丸めて懐に入れ、その日はそれ以上自分の部屋から出ることはなかった。
いつもなら食事の時間ギリギリまで神殿の書庫で数多の書物に齧りついているのに、とウルドは不思議に思う。
だが部屋でじっと何かを考え込むように窓から外を見ている神子を見て、ウルドは密かに決意し、他の近従に後を任せて部屋を出た。
◇ ◇ ◇
ウルドが向かったのはアル・ハダールの騎士たちが身体が鈍らぬように日々訓練を行っている神殿の裏手の広場だった。
そこで部下の騎士たちの手合わせを見ていた騎兵団団長サイードに交手すると、すぐに彼はウルドの用件を察してくれた。
「神子がどうかされたか」
「は……」
頷いて、神子が先ほど神殿長の元より戻って以来塞ぎこんでいることを話す。
本来なら主人である神子や騎兵団の団長であるサイードへウルドの方から直接何かを言うことは禁じられているのだが、何分こちらの生活にも、また人を使うということ自体に慣れていないカイが何か不自由をしたり不都合なことが起きる前にどんな些細な事でも必ず知らせるように、と特別に命じられていた。
「……神殿長より渡された物を見て、そのように?」
「はっ、それが何かまではわかりませぬが……」
そしてウルドは他にも気に掛かっていたことをサイードに伝える。
「神子様は暇さえあれば神殿の書庫に籠っておられます。時に食事やお茶の時間さえ惜しまれるように」
皇帝カハルの筆頭近衛騎士であるダルガートから送られた書付を見てこの国の文字が読めるとわかってからの神子はすぐさま神殿長の許可を得ると、サイードが部下たちの訓練や馬の世話などで外へ行っている間中ずっと神殿に収められた書物を読みふけっている。
恐らくは、ここを発つまであと数日しかないからなのだろうが、それにしてもあれほど何刻も続けて読んでいる姿は、ウルドたち近従にとって驚くべきものだった。
(本国の高貴なお方に仕えたことのあるマリクでさえ、あのように書物ばかり読んでおられる主人は初めて見たと言っていた)
神子がそうしたいのならウルドごときが差し出口を挟む謂れはないのだが、あのように薄暗い部屋に閉じこもってずっと細かな字ばかりを追っているのでは、神子がまた体調を崩してしまうのではないかと心配だった。
「恐れながら、些か、根を詰めすぎておられないかと」
そう言って、ウルドは頭を下げた。
本来ならウルドが直接サイードに言うのも、またその内容自体も不敬に当たる事だ。それに厳密にいえば神子の健康についてウルドが注進するべき相手は御典医かその配下の医師になる。もちろん今回の神殿への遠征にも本国第三位の医師が同行している。
だがウルドは神子に何かあった時は、迷わず神子の守護者であるサイードに第一に伝えた。
サイードはアル・ハダールの武官の中では第三位に当たる第三騎兵団の団長だ。
肩にかかるかどうか、という黒髪の前と横を後ろで結っているせいで、誰しもが思わず目を惹かれるような男らしく端正な美貌が露わになっている。
秀でた額やいかにも意志の強そうなまっすぐな眉、切れ長の黒い目やかたく引き結ばれた唇に常に背筋を伸ばしてまっすぐに前を見ている堂々たる体躯など、どこから見ても抜きんでた男振りだ。
彼自らが育て鍛えたという愛馬に跨り、彼にしか操れぬような大きな鋼鉄の大槍を携える姿は、アル・ハダールの騎士たちと女性たちの憧れの的だ。
そんな彼が異世界からやってきた神子を大層大事にしている様は、この神殿にいる者すべてが一度は目にしたことがあるだろう。
謹厳実直で、普段決して笑わないサイードが神子に対してはひどく柔らかな顔をするのを見た者は多いが、彼がそれ以上に神子の心以外すべてをも愛し慈しんでいることを知っているのはウルドともう一人、ダルガートだけだ。
蒸し風呂でサイードやダルガートが神子の憂いや欲を慰める時、ウルドは他の近従や召使いを外に出し自分一人が傍につくようにしたし、先日二人の騎士が神子の閨で夜通し睦み合っていた時も召使いに任せずウルド自身が天蓋のベールの外で番をした。
それはサイードとダルガートが、そして何より神子自身が彼らの関係を公のものとする意思がなさそうに思えたからだ。
神子はまだ年若く、これまで戦場に出たことなどなさそうな傷一つない滑らかな手をして、ほっそりとした身体は鍛えられた形跡もなく明らかに飢えや厳しい生活も知らない。
そんな彼と、数多の戦場を生き抜いてきた歴戦の騎士である二人との力や体格の差は相当なものだ。
だから万が一、二人が神子に無体を働いたり、神子の意思に背いて己の劣情を遂げようとするようなことがあれば、命を賭して割って入ろうとウルドは常に彼らの傍に控え続けた。
だが結局それはまったくの杞憂だった。
あの夜、天蓋の中から漏れ聞こえる二人の言葉を聞けば彼らがいかに神子を大事に思っているかがわかったし、ウルドが用意した香油を使って二人が実に長い時間を掛けて優しく丁寧に神子の身体を拓き、高め、慈しんだかを思えば、彼らがどれほど神子の心と身体を気づかっているか一目瞭然だった。
だからウルドは今、心からの信頼とともにサイードに己の心配をすぐに報告した。そして案の定、サイードは神子を案じるがゆえに身分を越え直訴したウルドを叱ったりはせず、すぐに頷いて言った。
「わかった。なんとかしよう」
そう言って再び騎士たちの手合わせに視線を向けたサイードの横顔を見上げ、ウルドはようやく肩の荷を下ろす。
サイードが『なんとかしよう』と言ったのなら、何があっても彼は必ず『なんとかして』くれる。
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