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第10話:VS〝爆ぜる空の魔女〟<前編>

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 深夜。
 エクリシスとの〝お茶会〟まで残り三十分。
 怒り疲れて眠ってしまったライラをベッドへと移動させると、レヴが暖炉の傍でムーンハウルを取り出し、分解して掃除をしていた。

 その様子を見ていたミオが、呆れたような顔で口を開く。

「君は私が思っているより、ずっと馬鹿だな」

 その言葉に、レヴがうんざりといった表情を浮かべた。

「もうそれ、何回も言われたよ。誰に聞いたのか、ユーレリア先生とキリナさんからも苦言のお手紙が飛んできたよ」

 レヴが脇に置いてある、立体的に折りたたまれた、鳥の形を模した二通の手紙へと顎を向けた。

「どこの世界に入学早々、〝エステル〟の上級生でしかも序列上位の魔女に決闘を申し込む奴がいる。我々の計画がめちゃくちゃじゃないか」
「そうかい? イクスとやるか、エクリシスとやるかの違いだよ。僕からすれば――些事だ」

 レヴは自信たっぷりにそう言いながら、慣れた様子でムーンハウルを組み立てていく。それは、いつも暗殺任務前に行うレヴの習慣のようなものだ。

 最後に、回転式弾倉へと鈍色の銃弾を込めていく。

「分かっていないな。君が、いくら外の世界で魔女を殺していようとも、そいつらと現役の魔女は訳が違う」

 ミオが仕方ないとばかりに、説明をしはじめた。

「いいかい、魔女とは言うのは――〝若く美しいほどに強い〟と言われている。これには理由があって、魔術の基本であるエーテルに対する干渉量や回数は、血液内にある、<竜因子>の数に比例するが――」

 その言葉の続きをレヴが口にした。

。だから竜因子の濃い者同士で子を産むことで、さらに竜因子の濃い子が出来上がる。そうやって魔女達は少しずつ自分の血筋を濃く、強くしていっている、だろ?」
「つまり、新しい世代ほど竜因子の数が多く、それだけ魔術に長けているってことだ! 君が殺してきた外の世界の魔女は、確かに経験と知識ではこの学園の魔女に勝ててはいるが、その秘めたポテンシャルは全く違う。もちろん、イクスのように半端な魔女がいるのも事実だが……君が戦う相手は違う」

 レヴも、もちろんそれは承知だった。

 今日一日、色々と観察を続けてきたが、エクリシスも含め、これまでに殺してきた魔女達と、何ら遜色のない実力を兼ね備えた生徒がたくさんいた。

「それでも知識と経験は大事だと思うけどね。それと、その話はあくまで<竜脈型>の魔女の話だ。エクリシスは多分違うと思うよ」

 レヴの言葉にミオがため息をつく。

「もし彼女が<月纏型>の魔女だとしたら、余計に厄介だぞ」

 魔術の発動には、大きく分けて二種類の方法がある。

 自身の血液内に流れる竜因子を使って、エーテルへと干渉する<竜脈型>。
 これは最も古く、かつ一般的な技術であり、魔術と言えば、<竜脈型>と言われるほどだ。その威力や範囲は竜因子の濃さに比例するので、一般的に新しい世代ほど強くなる素質があるという。

 それとは全く違う方法で発動する方法が<月纏型>と呼ばれており、こちらは比較的新しい技術だ。
 月光を浴びた物質が持つという、竜因子に似て非なる存在、月因子。それを使ってエーテルに干渉するその技術は、血の濃さに左右されない点で、後進の魔女達に多大な影響を与えた。

 どちらも一長一短であり、生まれや血筋、素質で決まるものだが、稀に両方を使いこなす魔女もいるという。

 当然、レヴもミオもその両方の特徴をよく把握していた。

「<竜脈型>はシンプルだけど、強い魔術が多い。だけどもその効果範囲は基本的に自身とその近辺が限度だ」

 例えば、ライラやイクスは<竜脈型>の魔女だとレヴは推測していた。おそらく効果範囲は自身を中心とした半径三メルトル程度だろう。

「だが<月纏型>なら、効果範囲はほぼ無限だ。なんせこの地上には月光を浴びた物質の方が圧倒的に多いからね。もしエクリシスがそうなら、レヴ君、苦戦は必須だよ」

 <月纏型>が扱う魔術はその性質上、効果範囲が広く、また様々な偽装も仕込める。ただ、エーテルへの干渉が周囲の環境に左右されるので、安定性が低く、また発動にも条件や制約がある。
 
「まあ、どっちでもなんとかなるさ」
「言っておくが、圧倒的な魔術の前では、知識も経験も無力だよ。いくら君が経験豊富な暗殺者だろうと、エクリシスには勝てない。あれはもうおそらく、完成された魔女だ」

 ミオがまるで見てきたかのように、そう言葉を吐いた。

「彼女がどういう魔術を使うか知っているの?」
「詳細は不明だ。当たり前だが、誰だって自分の魔術のことをみだりにひけらかしたりはしない。爆発の魔術を使うことぐらいで、それ以外は不明だ。なんせ、彼女と決闘した魔女は皆、口を閉ざしてしまう」

 ミオの言葉に、レヴが笑みを浮かべた。

 残忍さと美しさが同居する、見る者を震えさせるような、そんな笑み。

「面白い。そういうの、一番ワクワクする」
「君はやっぱり馬鹿だよ……」
「心配しなくても、僕には実力がある。それを証明する良い機会だ」

 レヴが銃弾を込め終えた弾倉をガチャリとセットした。

「それが悪名高き、魔女狩りの武器か」

 ミオがその弾倉に込められた銃弾の正体を知って、目を細めた。
 その技術に、流石の彼女も感心していた。

 なるほど、使、と新たな知見を得られたほどだ。

「ミオの話は間違っていないけど、一つ、想定していないことがある」
「それは?」

 レヴがムーンハウルをホルスターへと仕舞うと、ゆっくりと身体を伸ばしていく。

「エクリシスは、。魔女狩りの恐ろしさを知らない。魔女同士の戦いしか経験していない者に……僕が負けるわけがない」

 そう言い放って、レヴがゆっくりと窓へと歩いていく。ライラのベッドの横で止まると、寝相が悪く、毛布を蹴っ飛ばしているライラを見て、微笑む。そして毛布を掛け直すと、再び窓の方へと向かった。

 その背に、声が掛かる。

「むにゃ……レヴ君……死なないで……むにゃむにゃ」

 それはライラの寝言だった。レヴはしかし振り返らずに、その寝言に答えた。

「もちろん、死なないよライラ。約束する」

 そう誓って、レヴが窓から外へと飛び出たのだった。


***


 午前一時――城の前にある広場に、レヴとエクリシスの姿があった。

 少し距離を置いた二人の間に、二人の仮面を被った生徒が立っている。
 一人は月を模した仮面、もう一人は竜を模した仮面を被っており、その素顔は見えない。

 月の仮面を被った者がレヴとエクリシスを見て、くぐもった声を出した。

「開催人――エクリシス・サザール様。招待客、レヴ・アーレス様。両者、相違ありませんか?」

 その問いにレヴが頷き、エクリシスがくだらないことを聞くなとばかりに鼻で笑う。

「ふん、さっさと始めなさい」
「レヴ様は初めての〝お茶会〟ということで、少しだけ説明をさせていただきます。ご了承のほどを」

 月の仮面の言葉に、エクリシスが不承不承それを認めた。

「では――まず〝お茶会〟のルールから説明します。勝敗については、シンプルに生死問わず、戦闘不能になった者の負けとします。その判定について我ら、見届け人が行います。また、〝お茶会〟で指定された会場からの意図的な離脱は強制的に負けとなりますのでご注意を。戦闘の結果、最悪の場合は死に至る可能性もありますが、我々側では一切治療は施しませんので、心配なら医術士を事前に用意しておくことをオススメします」
「それ、先に教えてほしいよね。まあいいけど」

 レヴが肩をすくめると、月の仮面が説明を続けた。

「さらに、勝者は敗者一つだけ、何か要求することができます。ただし、それは敗者に実行可能なものだけに限り、また〝永久に隷属せよ〟などといった要求は却下されます」
「はいはい」
「以上となります」

 月の仮面がそう言って頭を下げた。

「それで? ここでやるの?」

 レヴが周囲を見渡した。城の前の広場は適度に広く、遮蔽物はあまりない。レヴとしてはあまり好ましくない環境だ。

「いいえ。〝お茶会〟の会場については、その時と場所は直前まで秘匿されています。理由は、予め魔術や魔術式の仕込みができないようにするためです」
「ああ、確かにそれで有利不利が決まるもんね」
「はい。というわけで、今から会場へとご案内します。ついてきてください」

 そんな言葉と共に、月の仮面と竜の仮面が同時にくるりとターンをして、城の中へと入っていく。

「面倒なことをするね」
「それが、〝お茶会〟のルールよ。事前に場所を知っていたら、決闘にならない。でも、あることだけは要望は出せるのよ」

 エクリシスの言葉にレヴが笑みを浮かべる。
 
「ふーん。ま、僕はどこでもいいけどね」
「その余裕、どこまで続くか楽しみ」

 火花を散らしながら、二人が進んでいき辿り付いたのは――

「大講義室か」
「悪くないわね」

 そこは大講義室と呼ばれる巨大な部屋で、中央には舞台があり、それを囲むように座席が用意されている。まるで劇場さながらの場所で、二階席まであった。

 当然、一階の座席には誰も座っていないが、

「まさか観客までいるとはね」

 レヴが二階席に、それぞれ違う仮面を被った魔女達が座っているのを見て、そう思わず口にしてしまう。

「開催人であるエクリシス・サザール様の意向で、本日は観客ありとさせていただいております」

 月の仮面の言葉を聞いて、レヴが愉快そうな声を出した。

「へえ。じゃあ事前にある程度場所は絞れるわけだ。客を入れられる場所なんて限られているだろうし」
 
 レヴが意地悪そうにそうエクリシスへと言葉を投げると、エクリシスは意地の悪そうな笑みを浮かべた。

「さてどうかしらね? でも、お互いに戦闘前に好きなだけこの会場を調べることができるわよ。もし仮に事前に何かを仕込めたとしても、すぐにバレる」
「へー。一応、ちゃんと考えてあるんだ」

 二人が講義室の中央にある舞台に向い合うように立つと、今度は竜の仮面を被った魔女が口を開いた。

「それでは、場の確認を両者お願いします」

 竜の仮面の言葉に、エクリシスが即座に言葉を返す。

「私は必要ないわ。空気で分かる」
「同じく。、大体分かるから」

 レヴの両目が妖しく光っているのを見て、エクリシスがフン、と鼻を鳴らした。

「勇気も相手次第ではただの蛮勇となるわよ」
「別に、勇者になったつもりはないけどね」

 そんな両者を見て、竜の仮面が再び口を開いた。

「では、両者とも会場を了承したと判断します。開始の合図――〝三つ鐘〟までしばらくお待ちください。それでは――良い夜を」

 竜と月の仮面が退室していく。

 講義室の扉が閉じられ、無音が世界を支配した。

 レヴは目だけを動かして周囲の状況を確認する。舞台の上には一切遮蔽物はない。そこから段状になっている一階の座席は、しゃがめば身を隠せる程度の高さはあった。二階席を見ると、薄いベールのようなものが張られている。おそらく、こちらの魔術を防ぐ結界術の類いだろう。

「しかし、客を入れたのはそっちの要望だろうけど、見られていいの? 凄い魔術なんでしょ」
「見えたところで、分からないから――私の魔術は凄いのよ」
「なるほどね」

 エクリシスの自信満々な様子から、レヴは何とか彼女の魔術の本質と特性を分析しようと試みる。
 視覚では捉えられない何かを使った魔術であることは間違いない。問題は、それが何であるかだ。

 レヴは講義室の周囲にある窓へと目を向けた。どれもガラスが埋め込まれているだけのもので、開閉することはできないタイプだ。窓の向こうは中庭になっていて、あの竜を模した噴水が見えた。

 講義室内は無風。室温も湿度にもおかしいところはない。匂いも昼間に来た時と変わらない。

 この状態を、レヴは脳に刻み込んだ。
 少しの異変が、魔術を解く鍵となるからだ。それを察知するには、変化前を感じ取っておく必要がある。

 目を閉じて、耳をすませる。そんな行為を邪魔しないようにか、二階席からは一切音がしない。おそらく一方的な遮音の魔術が掛けられているのだろう。

 細かい配慮だなあ、とレヴは感心していた。

「そろそろ鐘が鳴るわよ。三つ目の鐘が鳴ったと同時に戦闘を開始するから、せいぜい足掻きなさい。私はここから一歩も動かずに――お前を殺すから」

 エクリシスが殺意を剥き出しに、笑った。

「ご丁寧にどうも。じゃあ一歩でも動いたら、自動的にそっちの負けってことでいい?」
「無理よ。予言するけど……お前は開始五秒で死ぬ」
「はいはい」

 レヴの適当な返事と同時に、一つ目の鐘が鳴った。

「これはね、見せしめなの。この時期になるといるのよね。勘違いして、思い上がって我々に喧嘩売る馬鹿が。そういう奴が今後出ないためにも、お前は――」

 二つ目の鐘が鳴る。

「ここで殺す」

 三つ目の鐘の音が響くと同時に――レヴの立っていた位置が爆発。舞台の床すらも爆散させたそれをしかし、レヴは読んでいた。

 爆発すらも推進力として、エクリシスへと疾走するレヴ。その手にはムーンハウルが既に握られている。

「素晴らしい反応ね。でも終わり」

 エクリシスがレヴを睨み付けると、彼の前と左右全ての空間が同時に爆発。
 直進している以上、それはどう足掻いても避けることのできない、爆裂の包囲網。

 しかしその爆音と同時に、レヴが手に持つムーンハウルが吼えたことに、エクリシスは気付かない。

「ねえ、五秒経ったけど?」

 そんな頭上から声に、エクリシスが驚愕する。

 上から強襲するレヴへと、エクリシスが見上げながら杖を振り上げた。その軌跡をなぞるように爆発が起こり、レヴの目の前が爆炎に包まれた。

 その瞬間、再びレヴがムーンハウルの柄にある引き金を引いた。

 撃鉄が弾倉に込められた銃弾へと叩き付けられ、装薬が爆発。その衝撃で銃弾が刃の横にある銃口から発射されると同時に、その弾頭が割れる。

 その瞬間、奇妙な現象が起こった。

 上から下へと、重力に従って動いていたレヴの身体が――まるで見えない壁か何かに弾かれたように、真上へと飛び上がった。

 明らかに重力と慣性を無視した動きで爆発を回避したレヴが、宙返りをしつつ、舞台へと音もなく着地する。

「おお、確かに一歩も動いていない。凄いね」

 レヴがエクリシスへと賞賛の言葉を贈る。その制服の端々は爆発によって千切れているが、本人は無傷。

 その様子に、エクリシスが歯茎を剥き出しにするほどの怒りを覚えていた。

「ありえない。どうやって私の魔術を避けた!?」
「さて……それを考えるのは君の仕事だろう? 僕は大体読めたけども」

 レヴがムーンハウルを手で弄びながら、今の一連の流れを鑑みて、エクリシスの魔術の特性を推測していく。

 まだ判断はつかないが、エクリシスは事前の推測と違って、イクスと同じ<竜脈型>の魔女である可能性が高かった。
 使う魔術もイクスと同じ、基礎魔術にもある、〝爆発〟の魔術だろう。
 エーテルを使って、を爆薬へと変化させることで、爆発を起こすことができる魔術だ。ただし、それを行うにはかなり繊細な魔術の操作と座標設定が必要であり、動いている相手に合わせて放つのはまず無理だ。

 イクスの場合は、予め発動が容易な〝火花〟の魔術を使って、それに導線と座標指定の役割を担わせ、その魔術自体を爆発させるという方法で素早い発動を可能にしていたと推測できる。

 だけども、当然そんな見え見えな魔術は中々当たらない。だがエクリシスは違う。彼女は何の導線もなく、連続で空間を爆発させていた。

 魔術の常識から考えればありえない現象だが、レヴは既にその仕掛けを見抜き、口にしていく。

「君は爆発を起こす時、必ずこちらを。つまり、君は。現に僕が突っ込んだ時に、僕の背中側を爆発させていなかった。あの速さで突っ込んでくる相手は急に止まれないから、後ろを爆発させる必要はない。でもそれは、しなかったんじゃなくて、できなかったからだ。なぜなら視線が僕で遮られてしまうから」

 レヴの推測に、エクリシスは無表情のまま、答えない。

「最後の杖の動きはフェイク……というより、杖の軌跡を目で追って、爆発させたってところかな。うん、とても素晴らしいアイディアだと思う。座標指定が難しい上に、発動させるのにかなりの手順が必要な爆発の魔術を、視線を爆発させるという方法で座標指定を省略して、脳内の処理を全て発動手順に回すことができる」

 だからこそ、あの速度で爆発の魔術を連発できたのだろう。

 目や視線を使った魔術操作は才能が大きく関わる分野であり、そういう意味ではエクリシスは相当に優秀な魔女なのだとレヴは確信した。

 更にこうした難易度の高い魔術を操作できる目を――〝魔眼〟と呼ぶのだが、これは本来、血液の中にのみ存在するはずの竜因子が、何かの異常で目に大量に集まってしまった場合のみ発現するものだ。

 だからこそ、エクリシスが竜脈型の魔女だと分かった。
 視線を爆発させると言っても、見える範囲全てというわけではないはずだ。せいぜい、五メルトルほどだろう。

「〝起爆の魔眼〟、とでも呼ぼうかな。でもタネが分かれば、なんてことはない」
「それで? どうする気?」

 エクリシスがなぜか余裕そうな表情で、そうレヴを挑発した。

 その態度からまだエクリシスに隠し球があることを彼は確信した。しかし、それが何かまでは今の時点では掴めない。

「ま、どっちにしろ関係ない」

 その言葉と共に、レヴがムーンハウルの引き金を引いた。

 その瞬間――銃声と共に、エクリシスの視界からレヴが消える。

「っ!?」
「視線を爆発させているのなら――攻撃すればいいだけ」

 そんな声と共に、人の身では到底出せないほどの速度でエクリシスの背後へとレヴが回り込む。それはあの中庭でイクスに対してやったものと全く同じだった。

 しかし今度は本気で、ムーンハウルをエクリシスの首へと振り抜く。

 完全なる死角からの攻撃。エクリシスの視線からも外れており、起爆の魔眼も使えない。

 これで終わりだ。

 そう思った瞬間――
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