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第五章『開戦』
155話 恐怖の手紙
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愛するイント君へ
わたしは怒っています。手紙で前置きを忘れるぐらいには怒っています。
滅多に怒らないわたしが、なぜ怒ってるかわかるでしょうか?
婚約者なのに、戦場でのお手柄について教えてくれなかったからではありません。
わたしの誕生日を忘れていたからでもありません。戦場に赴くにもかかわらず、婚約の指輪をいただけなかったからでもありません。
もちろん、こちらでは雪が降り始めたのにイント君が帰ってきていないことでもありません。
お願いしていた教科書の原稿はどこでしょうか? とても楽しみにしていたのですが、まさか手つかずということはありませんよね? こちらでは小学校の校舎や寮が一部完成し、他の工事も順調です。イント君も、国王陛下へ来年の春には開校出来ると報告していましたよね?
このまま行けば、春には五百人程度を受け入れられるでしょう。イント君の教科書の原稿さえあれば、ですが。
原稿は、あればすぐに授業が開始できるわけではありません。筆頭教師役と一緒に読み込んでわかりやすくなるよう手直しし、誤字脱字を直し、印刷して、まずは教師の方々に配る必要があります。時間がかかるのです。
わたしは怒っています。置いていかれたせいでわたしの授業は中断し、街づくりなどというやったことのない仕事に忙殺され、研究も進みません。その上、イント君からの原稿も届かないのです。
少しぐらい怒っても良いのではないでしょうか?
街の工事は、予定以上に進んでいます。各地の塩砦の建設に派遣されていた村の神術士の皆さんが戻ってきて、手伝ってくれたのです。帰ってきたら、きっと驚くでしょう。
お早いお帰りをお待ちしています。
追伸1
ご指示のあった戦死者の遺族については、補償をしました。しかし、十分な説明がなく不満を持っているものや、残っていた片親を失って途方に暮れている子がいます。お帰りになったら、対応をお願いします。
追伸2
イント君のことだから忘れていると思うのですが、今のわたしはただ働きです。お金がなく、私的な研究資料さえ取り寄せられません。いくら婚約者でも、この扱いは酷いのではないでしょうか?
と、いうわけで、ワガママを言います。聖霊が見えるようになる聖紋布をわたしにプレゼントしてください。ついでに、あちらの文字や言葉も、つきっきりで手取り足取り教えてください。
これが果たされないと、わたしはイント君を許しません。
あなたの婚約者のマイナより
◆◇◆◇
冷や汗が背骨を流れ落ちていく。こんな殺気のこもった手紙を読むのは生まれて始めてだ。
「ね、ねぇシーピュ。マイナ先生から婚約破棄されたらどうしよう?」
読み終わった手紙を元の封筒にしまい、ソファの背もたれに沈み込んで、ハンカチで顔を拭う。ハンカチは汗を吸ってグッショリだ。
「マイナ先生が? それはねえでしょう」
応接室内で腕立て伏せをしながら、シーピュはぞんざいに返事してくる。毎日ストリナから治癒神術を受けていて、もう調子は良さそうだ。
「いや、ありうるよ。これは相当怒ってると思う」
教科書の原稿のことなど、今の今まで忘れていた。誕生日を忘れていたのも言語道断だし、婚約式もやってない。散々タダ働きさせていたのも、言われるまで知らなかった。
というか、手紙には書いてなかったけど、結納も用意しなきゃならないって誰か言ってた気がする。
まずい。うちが貧乏貴族だという言い訳は、さすがにもう使えない。これは人生最大の危機だ。
「痴話喧嘩は魔狼も食わねえですからね。プレゼントでもしたらいいんじゃないですかね? そんなことより、さっき持ってきた王太子府からの手紙ですよ。至急って書いてますぜ?」
こっちは深刻なのに、本気にしないシーピュにイラっとする。マイナ先生より重要な案件などない気がするが、王族から至急と言われれば、無視もできない。
さらっとそちらの手紙も読む。
どうやら、公国との戦争が泥沼化しているらしい。公国のすべての要塞と公都が軒並み籠城戦を選んだのだ。
親父得意の兵站破壊や指揮官暗殺も、兵糧を蓄えて防備を固めた要塞相手では勝手が違うようで、思ったような戦果をあげられずにいるらしい。
「近衛騎士団用の飛行船を建造、可能なら量産せよって命令みたい。あとなんかパラシュートの納品と降下訓練の教官派遣してくれって」
どうやら僕がやったパラシュート降下による奇襲が評価されているようだ。要塞や公都に上空から奇襲をかけたいのが手に取るようにわかる。
「パラシュート降下、効果絶大でしたもんね」
あくまで他人事として腕立て伏せを続けるシーピュに、イライラする。応接室を汗臭くするな。
「そうだね。だから、近衛騎士団への教官はシーピュが行ってね」
「へ?」
間抜けな声と共に、シーピュが床に崩れ落ちる。
「ちょ、ちょい坊ちゃん、無理に決まってるじゃないですか! 相手近衛騎士なんでしょ?」
「大丈夫大丈夫。本調子じゃなくても、実演ぐらいできるでしょ」
これで教官の問題は解決だ。あとは飛行船の材料をそろえないといけない。とりあえず、ガラスペンをインク壺に差し込んで、手元のサラサラとメモを書く。
「あ、シーピュ、これを急いでハーディさんの商会に届けて。買い入れの上限は決めないから、とりあえず三日間で買えるだけ買い集めるよう伝えてくれる?」
「もしかして、教官ってのは冗談でなく決定ですかい?」
諦めの悪いことを言いながら、メモを受け取る。
「雷竜たくさん落としてるから名声の面でも適任だし、飛行船からの降下も一緒に練習したんだからいけるでしょ。僕は今家庭崩壊のピンチなんだから、家臣なら手伝って」
「でも近衛騎士って言ったら貴族っすよ? やだなぁ」
「僕なんか宰相とか王太子殿下とか国王陛下とかなんだから、近衛騎士ぐらいなら何とかなるよ」
くっくっく。シーピュも僕の苦しみを味わうがいい。
「坊ちゃんは別枠なんだから一緒にしないでくださいよ」
しぶしぶ、といった様子で、シーピュは紙を受け取り、背後の扉から部屋を出て行く。
「さて、ここからが正念場だな」
筋トレの激しい息遣いが聞こえなくなった室内で、思考を加速させる。
三日後にはフロートの街へ帰る。
それまでに必要な資材を王都で買い集めて、義母さんに聖紋推進の設計図をもらわなければならない。
それから婚約者たちのために指輪や結納の品やプレゼントを準備して、領内の遺族たちへの補償を考えないといけない。
もちろん、振り子の原理を誰かに教えて、時計の共同開発を主導してもらわないとダメだろう。
「今から教科書原稿の執筆とか、無理だよね」
教科書の原稿は、実は手付かずのままだ。小学一年生から算数などの科目の教科書をこちらの言葉で書き写すだけの仕事ではあるのだが、僕しかできないのがネックだ。
「あ、やっぱりやってなかったんだ」
「だって時間がない上に、面白くないんだよ。1たす1とか社会に出て役に立つのかな」
「そりゃ、最初は基礎からでしょう」
「そうなんだけどね~。なんかつまらなくってさ」
「へぇ。わたしのお願いってつまらないんだ」
「ん?」
「んん?」
わたしは怒っています。手紙で前置きを忘れるぐらいには怒っています。
滅多に怒らないわたしが、なぜ怒ってるかわかるでしょうか?
婚約者なのに、戦場でのお手柄について教えてくれなかったからではありません。
わたしの誕生日を忘れていたからでもありません。戦場に赴くにもかかわらず、婚約の指輪をいただけなかったからでもありません。
もちろん、こちらでは雪が降り始めたのにイント君が帰ってきていないことでもありません。
お願いしていた教科書の原稿はどこでしょうか? とても楽しみにしていたのですが、まさか手つかずということはありませんよね? こちらでは小学校の校舎や寮が一部完成し、他の工事も順調です。イント君も、国王陛下へ来年の春には開校出来ると報告していましたよね?
このまま行けば、春には五百人程度を受け入れられるでしょう。イント君の教科書の原稿さえあれば、ですが。
原稿は、あればすぐに授業が開始できるわけではありません。筆頭教師役と一緒に読み込んでわかりやすくなるよう手直しし、誤字脱字を直し、印刷して、まずは教師の方々に配る必要があります。時間がかかるのです。
わたしは怒っています。置いていかれたせいでわたしの授業は中断し、街づくりなどというやったことのない仕事に忙殺され、研究も進みません。その上、イント君からの原稿も届かないのです。
少しぐらい怒っても良いのではないでしょうか?
街の工事は、予定以上に進んでいます。各地の塩砦の建設に派遣されていた村の神術士の皆さんが戻ってきて、手伝ってくれたのです。帰ってきたら、きっと驚くでしょう。
お早いお帰りをお待ちしています。
追伸1
ご指示のあった戦死者の遺族については、補償をしました。しかし、十分な説明がなく不満を持っているものや、残っていた片親を失って途方に暮れている子がいます。お帰りになったら、対応をお願いします。
追伸2
イント君のことだから忘れていると思うのですが、今のわたしはただ働きです。お金がなく、私的な研究資料さえ取り寄せられません。いくら婚約者でも、この扱いは酷いのではないでしょうか?
と、いうわけで、ワガママを言います。聖霊が見えるようになる聖紋布をわたしにプレゼントしてください。ついでに、あちらの文字や言葉も、つきっきりで手取り足取り教えてください。
これが果たされないと、わたしはイント君を許しません。
あなたの婚約者のマイナより
◆◇◆◇
冷や汗が背骨を流れ落ちていく。こんな殺気のこもった手紙を読むのは生まれて始めてだ。
「ね、ねぇシーピュ。マイナ先生から婚約破棄されたらどうしよう?」
読み終わった手紙を元の封筒にしまい、ソファの背もたれに沈み込んで、ハンカチで顔を拭う。ハンカチは汗を吸ってグッショリだ。
「マイナ先生が? それはねえでしょう」
応接室内で腕立て伏せをしながら、シーピュはぞんざいに返事してくる。毎日ストリナから治癒神術を受けていて、もう調子は良さそうだ。
「いや、ありうるよ。これは相当怒ってると思う」
教科書の原稿のことなど、今の今まで忘れていた。誕生日を忘れていたのも言語道断だし、婚約式もやってない。散々タダ働きさせていたのも、言われるまで知らなかった。
というか、手紙には書いてなかったけど、結納も用意しなきゃならないって誰か言ってた気がする。
まずい。うちが貧乏貴族だという言い訳は、さすがにもう使えない。これは人生最大の危機だ。
「痴話喧嘩は魔狼も食わねえですからね。プレゼントでもしたらいいんじゃないですかね? そんなことより、さっき持ってきた王太子府からの手紙ですよ。至急って書いてますぜ?」
こっちは深刻なのに、本気にしないシーピュにイラっとする。マイナ先生より重要な案件などない気がするが、王族から至急と言われれば、無視もできない。
さらっとそちらの手紙も読む。
どうやら、公国との戦争が泥沼化しているらしい。公国のすべての要塞と公都が軒並み籠城戦を選んだのだ。
親父得意の兵站破壊や指揮官暗殺も、兵糧を蓄えて防備を固めた要塞相手では勝手が違うようで、思ったような戦果をあげられずにいるらしい。
「近衛騎士団用の飛行船を建造、可能なら量産せよって命令みたい。あとなんかパラシュートの納品と降下訓練の教官派遣してくれって」
どうやら僕がやったパラシュート降下による奇襲が評価されているようだ。要塞や公都に上空から奇襲をかけたいのが手に取るようにわかる。
「パラシュート降下、効果絶大でしたもんね」
あくまで他人事として腕立て伏せを続けるシーピュに、イライラする。応接室を汗臭くするな。
「そうだね。だから、近衛騎士団への教官はシーピュが行ってね」
「へ?」
間抜けな声と共に、シーピュが床に崩れ落ちる。
「ちょ、ちょい坊ちゃん、無理に決まってるじゃないですか! 相手近衛騎士なんでしょ?」
「大丈夫大丈夫。本調子じゃなくても、実演ぐらいできるでしょ」
これで教官の問題は解決だ。あとは飛行船の材料をそろえないといけない。とりあえず、ガラスペンをインク壺に差し込んで、手元のサラサラとメモを書く。
「あ、シーピュ、これを急いでハーディさんの商会に届けて。買い入れの上限は決めないから、とりあえず三日間で買えるだけ買い集めるよう伝えてくれる?」
「もしかして、教官ってのは冗談でなく決定ですかい?」
諦めの悪いことを言いながら、メモを受け取る。
「雷竜たくさん落としてるから名声の面でも適任だし、飛行船からの降下も一緒に練習したんだからいけるでしょ。僕は今家庭崩壊のピンチなんだから、家臣なら手伝って」
「でも近衛騎士って言ったら貴族っすよ? やだなぁ」
「僕なんか宰相とか王太子殿下とか国王陛下とかなんだから、近衛騎士ぐらいなら何とかなるよ」
くっくっく。シーピュも僕の苦しみを味わうがいい。
「坊ちゃんは別枠なんだから一緒にしないでくださいよ」
しぶしぶ、といった様子で、シーピュは紙を受け取り、背後の扉から部屋を出て行く。
「さて、ここからが正念場だな」
筋トレの激しい息遣いが聞こえなくなった室内で、思考を加速させる。
三日後にはフロートの街へ帰る。
それまでに必要な資材を王都で買い集めて、義母さんに聖紋推進の設計図をもらわなければならない。
それから婚約者たちのために指輪や結納の品やプレゼントを準備して、領内の遺族たちへの補償を考えないといけない。
もちろん、振り子の原理を誰かに教えて、時計の共同開発を主導してもらわないとダメだろう。
「今から教科書原稿の執筆とか、無理だよね」
教科書の原稿は、実は手付かずのままだ。小学一年生から算数などの科目の教科書をこちらの言葉で書き写すだけの仕事ではあるのだが、僕しかできないのがネックだ。
「あ、やっぱりやってなかったんだ」
「だって時間がない上に、面白くないんだよ。1たす1とか社会に出て役に立つのかな」
「そりゃ、最初は基礎からでしょう」
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