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第五章 俺の気持ちは重すぎて(麗夜side)
27.舐めて※
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寝室へ蒼を連れて入り、エプロンと衣服を奪うように脱がせた。
ふっくらとした胸筋の上で硬く尖った胸の先、甘イキしたせいで漏らしたみたいに先走りを垂らしピクピク震えている肉棒に、俺はゴクッと喉を鳴らした。
袋の奥でぶるぶる震える玩具はそのままに、自分のズボンの前を緩めてバキバキに反り返っている性器を取り出した。
会陰を刺激されているせいで後ろが疼いて仕方がないのだろう。彼は物欲しそうな目で俺のペニスを見ていた。
「ふふ、舐めて」
「えっ……」
性的なことに疎い彼にはそんなことをする発想なんてなかったのだろう。戸惑った様子で目を泳がせていたが、早く挿れてほしい欲望には勝てないようで、ベッドの上に膝立ちになった俺の前へ四つん這いになって、俺の怒張へだ液まみれの熱い舌を這わせた。
「ん、……ちゅっ、ふっ……」
遠慮がちにペロッ……れろっ……、とアイスクリームを舐めるみたいにたどたどしい愛撫の仕方にじれったさを感じながらも、俺は蒼に男性器を舐められている事実だけで頭が沸騰しそうだった。彼のサラサラな髪に指を絡ませて頭を撫でる。
「ッン……、気持ちいいよ、蒼っ……」
お世辞にも上手とは言えない。以前の俺なら風俗でこんな子が来たら正直に「下手だね」と言って、色々手ほどきしてやるところだ。けれど、蒼に対してはそんな気にならない。
彼の頭を掴んで喉の奥まで挿入して腰を振り立てたら気持ちがいいだろうな……と思いながらも蒼相手にはする気にはなれない。
「……んっ、……っ」
彼は俺のモノにぬるぬると赤くて柔らかな舌を這わせながら、突き上げた腰をゆらゆらと揺らしていた。相変わらず玩具はブブブ……と音を立てて震え、彼の会陰を容赦なく刺激している。
俺は髪を撫でていない方の手を彼の双丘へ伸ばして指先でそっと蕾へ触れた。
「あっ……」
急に秘部を触られた彼はビクッと震えて俺の性器から舌を離したが、ヒクつくそこは柔らかく熟れていて俺の指を飲み込もうとした。
指先を挿入しようとしたとき、蒼が俺の胸にしがみついてきた。
「……もう、早くください……」
会陰を玩具でくすぐられ続けていた彼はもう早く俺の怒張で奥を突かれたくてたまらないようだった。彼は理性を失いかけているようで、俺を押し倒して馬乗りになった。
「ふふ、いつになく積極的だね……」
「だって……、だってぇっ……!」
天使みたいな蒼をこんなに淫魔みたいにしちゃうなんて、本当に悪魔の性感帯だな、と俺は思いながら、彼の背中を撫でた。
だ液まみれの俺の性器へ自分で蕾を宛がい、蒼はぬぬぬ……と腰を下ろした。
「あはああっ」
「ンッ……」
ふっくらとした胸筋の上で硬く尖った胸の先、甘イキしたせいで漏らしたみたいに先走りを垂らしピクピク震えている肉棒に、俺はゴクッと喉を鳴らした。
袋の奥でぶるぶる震える玩具はそのままに、自分のズボンの前を緩めてバキバキに反り返っている性器を取り出した。
会陰を刺激されているせいで後ろが疼いて仕方がないのだろう。彼は物欲しそうな目で俺のペニスを見ていた。
「ふふ、舐めて」
「えっ……」
性的なことに疎い彼にはそんなことをする発想なんてなかったのだろう。戸惑った様子で目を泳がせていたが、早く挿れてほしい欲望には勝てないようで、ベッドの上に膝立ちになった俺の前へ四つん這いになって、俺の怒張へだ液まみれの熱い舌を這わせた。
「ん、……ちゅっ、ふっ……」
遠慮がちにペロッ……れろっ……、とアイスクリームを舐めるみたいにたどたどしい愛撫の仕方にじれったさを感じながらも、俺は蒼に男性器を舐められている事実だけで頭が沸騰しそうだった。彼のサラサラな髪に指を絡ませて頭を撫でる。
「ッン……、気持ちいいよ、蒼っ……」
お世辞にも上手とは言えない。以前の俺なら風俗でこんな子が来たら正直に「下手だね」と言って、色々手ほどきしてやるところだ。けれど、蒼に対してはそんな気にならない。
彼の頭を掴んで喉の奥まで挿入して腰を振り立てたら気持ちがいいだろうな……と思いながらも蒼相手にはする気にはなれない。
「……んっ、……っ」
彼は俺のモノにぬるぬると赤くて柔らかな舌を這わせながら、突き上げた腰をゆらゆらと揺らしていた。相変わらず玩具はブブブ……と音を立てて震え、彼の会陰を容赦なく刺激している。
俺は髪を撫でていない方の手を彼の双丘へ伸ばして指先でそっと蕾へ触れた。
「あっ……」
急に秘部を触られた彼はビクッと震えて俺の性器から舌を離したが、ヒクつくそこは柔らかく熟れていて俺の指を飲み込もうとした。
指先を挿入しようとしたとき、蒼が俺の胸にしがみついてきた。
「……もう、早くください……」
会陰を玩具でくすぐられ続けていた彼はもう早く俺の怒張で奥を突かれたくてたまらないようだった。彼は理性を失いかけているようで、俺を押し倒して馬乗りになった。
「ふふ、いつになく積極的だね……」
「だって……、だってぇっ……!」
天使みたいな蒼をこんなに淫魔みたいにしちゃうなんて、本当に悪魔の性感帯だな、と俺は思いながら、彼の背中を撫でた。
だ液まみれの俺の性器へ自分で蕾を宛がい、蒼はぬぬぬ……と腰を下ろした。
「あはああっ」
「ンッ……」
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