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第三章 僕の借金苦 (蒼side)
17.アナルパール※
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彼は背中を優しく撫でたり、キスしたりして僕の体から余分な力を抜くよう促した。
突然、蕾にぬるりとした何かが這った。熱い息が吹きかかってそれが麗夜さんの舌だと気付いた。
「え、うそ、そんな場所、舐めちゃっ」
僕はその行動が信じられなくて振り返ったけれど、彼は何でもないことのようにいつも通り爽やかな顔でにこにこしていた。
「痛くないようによくほぐしてあげるからね、じっとしてて」
ペロペロと舐めていた彼の舌先が、ぬぬぬ……と僕の秘孔をこじ開けて侵入した。温かくて柔らかなそれがぬるぬると出入りする。
……ちゅ、れろ、ちゅっ、ぬぷっ……。
「あああっ、やだっ……」
今まで味わったことのない不思議な快感に僕は背筋を痺れさせた。硬く怒張している性器の先からポタポタと先走りがシーツへ垂れ落ちていた。
「ああ、はぁんっ……」
舌を引き抜かれても僕は余韻で目の前をチカチカさせシーツを掴んで突っ伏していた。
するとローションをまとってぬるぬるになっている球体が、ちゅぷんっ……とほぐされた蕾のナカに押し込まれた。
「あああっ!」
「痛くないよね? こんなにすんなり飲み込むんだから……ふふ、むしろ君のここはもっとちょうだいってヒクヒクしてるよ?」
確かに異物感はあるが、痛みはない。
ちゅぷん、ちゅぷん、と彼は次々に僕の体内へ球体を押し込んでいく。
「ッんっ!」
たくさん入り込んだ球同士が僕の肉癖をゴリゴリ押し合って、僕はもどかしい刺激に甘い声を漏らした。
高く突き上げている尻をもじもじと揺らす僕を彼はしばらく楽しそうに見ていたが、持ち手のリングの部分を引っ張ったのだろう、僕の体内から球体を一つ、ちゅぷんと引っ張り出した。
「ッああんっ……」
すぼまっていた蕾からにゅるんと球が出る快感と共に、体内に入っているいくつもの球体が動いて肉癖をごりっと刺激する感覚に僕は体を震わせた。
麗夜さんは焦らすようにゆっくりとそれを引く。僕の肉ひだが球の形にぬぷっと広がって、きゅぽんと異物を吐き出して縮こまる。一粒一粒大事に産卵しているみたいだ。
「ああっ、……んああっ」
もどかしいような気持ちよさに僕は声を漏らす。
この様子を彼にじっくりと見られているかと思うと顔から火が出そうだった。
じれったいほどゆっくりゆっくりとそれを引き抜いていた彼が突然、球体を引き抜く勢いを速めた。
「ッひあああっ……!」
キュポッ、キュポッ、キュポッ……! と3つの球が僕の秘孔から一気に引き出され、僕は悲鳴を上げた。
体内でずるりと残りの球が狭い肉癖の間で動く。たまらない刺激が僕の背筋を駆け抜けた。
「あはあぁっ……」
「ふふ。いい声……もっと聴かせて……」
よだれを垂らしてはあはあ呼吸する僕の耳元へ彼が唇を寄せて吐息を吹き込みながらうっとりと甘い声で囁いた。
突然、蕾にぬるりとした何かが這った。熱い息が吹きかかってそれが麗夜さんの舌だと気付いた。
「え、うそ、そんな場所、舐めちゃっ」
僕はその行動が信じられなくて振り返ったけれど、彼は何でもないことのようにいつも通り爽やかな顔でにこにこしていた。
「痛くないようによくほぐしてあげるからね、じっとしてて」
ペロペロと舐めていた彼の舌先が、ぬぬぬ……と僕の秘孔をこじ開けて侵入した。温かくて柔らかなそれがぬるぬると出入りする。
……ちゅ、れろ、ちゅっ、ぬぷっ……。
「あああっ、やだっ……」
今まで味わったことのない不思議な快感に僕は背筋を痺れさせた。硬く怒張している性器の先からポタポタと先走りがシーツへ垂れ落ちていた。
「ああ、はぁんっ……」
舌を引き抜かれても僕は余韻で目の前をチカチカさせシーツを掴んで突っ伏していた。
するとローションをまとってぬるぬるになっている球体が、ちゅぷんっ……とほぐされた蕾のナカに押し込まれた。
「あああっ!」
「痛くないよね? こんなにすんなり飲み込むんだから……ふふ、むしろ君のここはもっとちょうだいってヒクヒクしてるよ?」
確かに異物感はあるが、痛みはない。
ちゅぷん、ちゅぷん、と彼は次々に僕の体内へ球体を押し込んでいく。
「ッんっ!」
たくさん入り込んだ球同士が僕の肉癖をゴリゴリ押し合って、僕はもどかしい刺激に甘い声を漏らした。
高く突き上げている尻をもじもじと揺らす僕を彼はしばらく楽しそうに見ていたが、持ち手のリングの部分を引っ張ったのだろう、僕の体内から球体を一つ、ちゅぷんと引っ張り出した。
「ッああんっ……」
すぼまっていた蕾からにゅるんと球が出る快感と共に、体内に入っているいくつもの球体が動いて肉癖をごりっと刺激する感覚に僕は体を震わせた。
麗夜さんは焦らすようにゆっくりとそれを引く。僕の肉ひだが球の形にぬぷっと広がって、きゅぽんと異物を吐き出して縮こまる。一粒一粒大事に産卵しているみたいだ。
「ああっ、……んああっ」
もどかしいような気持ちよさに僕は声を漏らす。
この様子を彼にじっくりと見られているかと思うと顔から火が出そうだった。
じれったいほどゆっくりゆっくりとそれを引き抜いていた彼が突然、球体を引き抜く勢いを速めた。
「ッひあああっ……!」
キュポッ、キュポッ、キュポッ……! と3つの球が僕の秘孔から一気に引き出され、僕は悲鳴を上げた。
体内でずるりと残りの球が狭い肉癖の間で動く。たまらない刺激が僕の背筋を駆け抜けた。
「あはあぁっ……」
「ふふ。いい声……もっと聴かせて……」
よだれを垂らしてはあはあ呼吸する僕の耳元へ彼が唇を寄せて吐息を吹き込みながらうっとりと甘い声で囁いた。
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