【R-18】私を乱す彼の指~お隣のイケメンマッサージ師くんに溺愛されています~【完結】

衣草 薫

文字の大きさ
上 下
65 / 69
第十二章 臨月から出産(蓮side)

64.もうすぐお産の朋美さんのために……※

しおりを挟む
 仕事から帰宅し、自宅マンションのリビングに向かうと、
「お帰りなさい」
 にっこりと笑顔で朋美さんが出迎えてくれて僕は安堵した。
「ただいま、朋美さん」

 朋美さんが切迫早産で入院したときは焦った。
 僕が妊娠中の彼女をマッサージしたり、セックスしたりしたことが原因なんじゃないかと気になって、僕はそのことを先生にこっそり尋ねた。
 妊娠しているとむくみやすいので全身をマッサージすることは悪いことではないし、妊娠中は感染症に注意が必要だからコンドームをつけることは薦めるが、お腹を圧迫しない性交は問題がないと言ってくれたので、僕はホッと胸を撫でおろした。

 幸いにも入院してすぐに朋美さんの切迫早産の症状は回復して、数日後には退院することができた。


 浴室から出た僕は、エプロンをつけてキッチンに立っている彼女の体を背後から優しく抱きしめて、大きなお腹に触れた。
 彼女の肩口に顔を埋めて、彼女の匂いに酔いしれる。

「今日は蓮くんの好きなハンバーグよ」
 フライパンの中で出来上がっているそれをもう一度温め直している彼女は嫌がりもせずに微笑む。朋美さんのこの優しい表情が僕は大好きだ。

 お腹は減っているし、ハンバーグは大好物だけど、それ以上に僕はドキドキして下腹部が熱くなり、我慢できなくなってしまった。
 彼女の美しい瞳と視線が絡み合って、僕は彼女の分厚い唇へ自身の唇を押しつけた。そっとコンロの火を止めて、舌と舌をにゅるにゅると絡ませ合う。
「ちょっと、れんくん……」
 性欲をこらえられない僕に、彼女は困ったように笑いながらも、拒絶はしない。

 僕はリビングのソファーへ座らせた彼女に再び深い口づけをしながら彼女のエプロンを脱がせ、ゆったりとしたワンピースのすそをたくし上げた。
「こんな明るい場所で……」
 彼女は恥ずかしそうだが、僕は構わずに彼女のワンピースを奪い取った。大きく膨らんだお腹とブラジャーをつけていない彼女の胸が丸出しになった。

 元々とても大きな乳房をしていた彼女だけど、妊娠してからはさらに大きく垂れさがるほどの巨乳になっているし、乳輪や乳頭も大きく浅黒くなって一層存在感を増していて、今の彼女の姿に僕はもうめまいがするほど興奮してしまっている。

 僕は大きな乳首にしゃぶりついた。
「ちょっと蓮くん……、っぁ……」
 柔らかな口の内側でねっとりと扱くようにチュウチュウ吸うとねっとりとした液体がにじみ出てきた。
 朋美さんの母乳……っ! そう思うと、ズボンの中で僕のイチモツがビクンと震えあがり硬さを増した。
「もう……赤ちゃんみたい……。蓮くんはもうすぐパパになるのに……」
 彼女は笑って、僕の髪を撫でて子供に授乳するように僕の頭を支えた。

 ズボンの生地を大きく押し上げている僕の股間へ、彼女の手が触れた。布越しにフニフニと硬さを確認するみたいに触れられ、部屋着のズボンと下着を下ろされて、硬く反りかえった性器がブルンと飛び出した。

 僕に胸を吸わせたまま、血管の浮き上がった怒張を彼女はシコシコと上下してくれる。僕が先端から溢れ出している先走りを指先に絡めて、彼女の手からヌチュヌチュと泡立つような音が上がる。
 気持ち良すぎて頭がおかしくなりそうだ。

「あはぁ……んんっ……」
 強弱をつけてお乳を吸うと彼女も肩を震わせて、甘い声を漏らした。
 僕は身を起こして、ソファーに座っている彼女の下着を脱がし、足を開かせた。彼女の股の間に座り込んで、指先でトロトロに濡れている花弁を舌先で舐め上げ、ぬちゅぬちゅとマッサージする。
 彼女の秘部は僕を求めてぷしゅぷしゅと愛液を溢れさせ、ヒクヒクと震えていた。
「んふぅっ……」

 早く欲しいと彼女が熱い視線を向けているので、僕は焦らさずにゆっくりと彼女のナカへ、ぬぷぷぷっ……と怒張を挿入した。
「……ッあはぁんっ」
 とろけるように熱い肉癖がキュウゥ……ッと、僕のモノを締め上げる。
 ……っ、はぁっ……と肩で息をし、僕はすぐにでも射精しそうになるのをこらえた。

「このキツキツの場所からもうあと何日かで赤ちゃんが生まれるのですから、今のうちになるべく柔らかくほぐしておいてあげましょうね……」
 いつもの前後のピストン運動じゃなくて、円を描くように腰を回して彼女の膣口を広げるような動きを繰り返した。
 僕が腰を大きく回すたびに、膣内に空気が入り込んで結合部からジュボッ、グボッ、ズジュッ……とすごい音が上がった。
「や、いやぁっ……」
 朋美さんはそれを恥じて両手で顔を覆いながらも、花芽も乳首もピンピンに尖らせてひどく気持ちよさそうだった。

 Gスポットやポルチオを狙って責め立てるいつもの僕の抜き差しとは全然違うこの動きに、彼女も感じているようだった。
「これも、気持ちいいですね、……すごい音、してますっ……」
 僕はのの字を描く腰のスピードを上げた。グボグボグボグボと荒々しくかき混ぜられて彼女の性器は泡立っている。

「ッん、……あはぁっ、やん、はげし……ッ、ああんっ……も、もうだめっ!」
 背筋を震わせた彼女の肉壺が僕にきゅううぅと吸いついた。
「……ッ、朋美さんっ……」
 グボグボ腰を回して、僕もあっけなくビュルビュルと射精してしまった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる

ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。 幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。 幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。 関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。

お見合いから始まる冷徹社長からの甘い執愛 〜政略結婚なのに毎日熱烈に追いかけられてます〜

Adria
恋愛
仕事ばかりをしている娘の将来を案じた両親に泣かれて、うっかり頷いてしまった瑞希はお見合いに行かなければならなくなった。 渋々お見合いの席に行くと、そこにいたのは瑞希の勤め先の社長だった!? 合理的で無駄が嫌いという噂がある冷徹社長を前にして、瑞希は「冗談じゃない!」と、その場から逃亡―― だが、ひょんなことから彼に瑞希が自社の社員であることがバレてしまうと、彼は結婚前提の同棲を迫ってくる。 「君の未来をくれないか?」と求愛してくる彼の強引さに翻弄されながらも、瑞希は次第に溺れていき…… 《エブリスタ、ムーン、ベリカフェにも投稿しています》

ウブな政略妻は、ケダモノ御曹司の執愛に堕とされる

Adria
恋愛
旧題:紳士だと思っていた初恋の人は私への恋心を拗らせた執着系ドSなケダモノでした ある日、父から持ちかけられた政略結婚の相手は、学生時代からずっと好きだった初恋の人だった。 でも彼は来る縁談の全てを断っている。初恋を実らせたい私は副社長である彼の秘書として働くことを決めた。けれど、何の進展もない日々が過ぎていく。だが、ある日会社に忘れ物をして、それを取りに会社に戻ったことから私たちの関係は急速に変わっていった。 彼を知れば知るほどに、彼が私への恋心を拗らせていることを知って戸惑う反面嬉しさもあり、私への執着を隠さない彼のペースに翻弄されていく……。

ハイスペック上司からのドSな溺愛

鳴宮鶉子
恋愛
ハイスペック上司からのドSな溺愛

二人の甘い夜は終わらない

藤谷藍
恋愛
*この作品の書籍化がアルファポリス社で現在進んでおります。正式に決定しますと6月13日にこの作品をウェブから引き下げとなりますので、よろしくご了承下さい* 年齢=恋人いない歴28年。多忙な花乃は、昔キッパリ振られているのに、初恋の彼がずっと忘れられない。いまだに彼を想い続けているそんな誕生日の夜、彼に面影がそっくりな男性と出会い、夢心地のまま酔った勢いで幸せな一夜を共に––––、なのに、初めての朝チュンでパニックになり、逃げ出してしまった。甘酸っぱい思い出のファーストラブ。幻の夢のようなセカンドラブ。優しい彼には逢うたびに心を持っていかれる。今も昔も、過剰なほど甘やかされるけど、この歳になって相変わらずな子供扱いも! そして極甘で強引な彼のペースに、花乃はみるみる絡め取られて……⁈ ちょっぴり個性派、花乃の初恋胸キュンラブです。

【R18】深層のご令嬢は、婚約破棄して愛しのお兄様に花弁を散らされる

奏音 美都
恋愛
バトワール財閥の令嬢であるクリスティーナは血の繋がらない兄、ウィンストンを密かに慕っていた。だが、貴族院議員であり、ノルウェールズ侯爵家の三男であるコンラッドとの婚姻話が持ち上がり、バトワール財閥、ひいては会社の経営に携わる兄のために、お見合いを受ける覚悟をする。 だが、今目の前では兄のウィンストンに迫られていた。 「ノルウェールズ侯爵の御曹司とのお見合いが決まったって聞いたんだが、本当なのか?」」  どう尋ねる兄の真意は……

処理中です...