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第八章 寝取られからの逆転(蓮side)

41.彼女からむぎゅっと抱き着かれて※

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 僕は勤めていたリラクゼーションサロンを辞めた。
 今回の淳士の件で、地下室に監禁されたり強引に性交されたりして心に大きな傷を負ったことであろう朋美さんに寄り添い、癒してあげる時間を作りたかった。それにしばらく前から祖父にノウハウを教わりながら僕自身もいくつか不動産を余裕して家賃収入を得ていたので、これから僕はそのお金で自分のサロンを開業して経営者になることに決めていたのだ。
 
 淳士から解放された翌日。心身ともに疲れ切っていた朋美さんは寝室のダブルベッドで寝たりぼんやりしたりして過ごしていた。その間に僕はワンルームマンションの部屋にあった荷物を売却したり運んで来たりしていた。

 夜、僕がワインを飲んでいると、朋美さんは入浴を終えてリビングへやって来た。
「一緒に飲みませんか?」
 ソファーから立ち上がり、ワイングラスを食器棚から取ろうとした僕の背中に、彼女はむぎゅっと優しく抱きついた。
 風呂上がりの温かくしっとりとした彼女の腕、背後に当たるむにゅっと柔らかな大きな乳房の感触に、頭がくらっとした。心の中でそっとフタをしていた感情を、僕はもう抑えることができなくなった。

 彼女の方を向いてちゅっと唇を押しつけ、その潤んだ瞳を見つめた。乱暴に剥ぎ取りたいのを必死にこらえ、彼女を怖がらせないようにそっと優しくネグリジェを脱がせた。パンティ一枚になった彼女は恥ずかしそうにたわわな胸を隠している。
 僕は優しくその手を取り、彼女の両手の指と僕の指をしっかり絡ませた。

「や、はずかしっ……」
 彼女の乳頭は期待に激しく勃起している。
 再び彼女の唇へ自分の唇を重ねた。ちゅっ、ちゅっと彼女の分厚く魅力的な唇を啄む。
「舌、出してください」
 躊躇いながらも彼女は素直に応じて、唇の間から赤い舌を出した。
 その温かくて柔らかな舌先を、僕はレロレロ舐め上げた。

「やっ……」
 腰を引こうとした彼女の両手を引き、彼女は僕にぴったりと寄りかかった。ティシャツ越しの胸板に彼女の胸の硬い突起が触れている感触がした。
 彼女にも僕の下半身の猛りが伝わってしまったことだろう。僕は興奮のあまりめまいを感じた。

 れろっ、ぬちゅっ、ちゅ、れろ、れろっ……。
 僕は舌先と舌先をにゅるにゅると夢中で擦り合わせた。
 なんて気持ちがいいんだろう……。
「ん……、……ふぅっ……、……ん……」
 朋美さんもひどく感じている様子だ。

 僕は唇を離して、彼女をダイニングテーブルへ寄りかからせた。
 彼女の股を軽く開かせ、僕は秘部へこれ以上ないほど顔を近づけた。いやらしい香りにさっきからズボンの中で硬く反りかえっている僕自身がビクッと脈打つ。
 薄い生地のパンティに女性器の形のシミができていた。
「だめ、……そんなに、見ないでっ」
 彼女が懇願すると同時にさらにじわっと愛液が染みた。
 花芽がツンと布を押し上げ、ビラビラの形もくっきりと浮かび上がっている。
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