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第七章 こうするしかなかった(朋美side)
36.蓮くんの見ている前で…※
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外が見えないから実感はないけど、壁のデジタル時計では夜になっていた。私はシャワーを浴びて歯を磨き、もう眠ろうかと思っていた。起きていても後悔ばかりしていて、ろくなことを考えないから。
そう言えば淳士はまだ今日ここへ来ていない。もちろん来てほしいわけではないけれど、何だか嫌な胸騒ぎがする。
……蓮くん、どうか無事でいて……。
私がベッドでそんなことを思っていると、ドアがガチャっと音を立てた。
「ほら、さっさと歩けっ」
ドアの向こうの階段の方から舎弟の声と複数人の足音がした。
「……んんっ!」
誰かのうめき声が聞こえる。
たばこを咥えた淳士が一番に入ってきて、
「よう、トモミ……。楽しい時間の始まりだ」
と言って私のあごを掴み、顔を近づけてたばこの煙をフーッと吹きかけた。
「ケフッ、ゲフッ……」
私はむせながらドアから部屋に入って来た人物を見つめた。
舎弟二人に連れられているのは蓮くんだった。
頬に殴られたようなアザがあり、後ろ手を縛られて口にガムテープを貼られている。
「蓮くんっ……」
名前を呼ぶと蓮くんは少しだけ安堵したような目で私を見つめた。
「蓮くんを離してっ! 私がここへ来れば蓮くんには手を出さないって約束だったじゃないっ!」
私は淳士に向かって叫ぶように訴えた。
「フン、お前が俺に生意気な態度を取ったのが悪いんだ。朋美、俺を怒らせるとどうなるか、よく覚えておけよ」
淳士はケラケラ笑った。
金髪の太った舎弟が部屋の中にあった椅子をベッドの近くに持ってきた。そして蓮くんはそこに座らさせられ、縛られている縄を椅子に固定されているらしかった。
「終わったら呼ぶ。一旦下がれ」
「はいっ」
舎弟二人は出て行って、部屋には私と淳士と蓮くんの三人だけになった。
淳士はたばこをコンクリートの壁に押しつけて消し、ポケットから折り畳み式ナイフを取り出した。
……ま、まさか拷問するつもり!?
私はゾクッと背筋を震わせた。
淳士の太い腕が私の左腕を掴んだ。
「い、いやああっ」
刺されるっ……!
恐怖に私の体はガクガク震えた。
ビリッ……! 着ていたネグリジェが音を立てて破れた。淳士は強引に左右にビリビリ引き裂いて、私は下着一枚になった。
ぶるんっと飛び出して揺れる乳房の先を慌てて両手で隠す。
そんな私を見て淳はククッと笑い、着ていた黒いワイシャツを脱ぎ捨て、金のネックレスだけになった。ちらりと蓮くんの方を向いた際に、背中に入っている大きな虎のタトゥーが見えた。
続いて下もズボンと下着を脱いで丸裸になった。逞しく天を仰ぐ黒くて大きなペニスと重たそうな袋が見える。
「だめ、やめてっ……」
今日こそ犯されるっ……。それも蓮くんの見ている前で!
私は恐怖にシーツを蹴って、後ろへ下がった。
そんなことをしても淳士はベッドへ上がり、私をドンっとベッドへ押さえつけ、下着を強引に足から引き抜いた。
「ほら、朋美。大人しくしろよ」
「いやぁっ……」
どうにか抵抗しようと、宙を蹴っていた私の足が淳士の手に当たった。
淳士はチッと舌打ちし、私を睨みつけて頬をパシンッと平手打ちした。そして私の髪を掴んで目を合わせさせた。
そう言えば淳士はまだ今日ここへ来ていない。もちろん来てほしいわけではないけれど、何だか嫌な胸騒ぎがする。
……蓮くん、どうか無事でいて……。
私がベッドでそんなことを思っていると、ドアがガチャっと音を立てた。
「ほら、さっさと歩けっ」
ドアの向こうの階段の方から舎弟の声と複数人の足音がした。
「……んんっ!」
誰かのうめき声が聞こえる。
たばこを咥えた淳士が一番に入ってきて、
「よう、トモミ……。楽しい時間の始まりだ」
と言って私のあごを掴み、顔を近づけてたばこの煙をフーッと吹きかけた。
「ケフッ、ゲフッ……」
私はむせながらドアから部屋に入って来た人物を見つめた。
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「蓮くんっ……」
名前を呼ぶと蓮くんは少しだけ安堵したような目で私を見つめた。
「蓮くんを離してっ! 私がここへ来れば蓮くんには手を出さないって約束だったじゃないっ!」
私は淳士に向かって叫ぶように訴えた。
「フン、お前が俺に生意気な態度を取ったのが悪いんだ。朋美、俺を怒らせるとどうなるか、よく覚えておけよ」
淳士はケラケラ笑った。
金髪の太った舎弟が部屋の中にあった椅子をベッドの近くに持ってきた。そして蓮くんはそこに座らさせられ、縛られている縄を椅子に固定されているらしかった。
「終わったら呼ぶ。一旦下がれ」
「はいっ」
舎弟二人は出て行って、部屋には私と淳士と蓮くんの三人だけになった。
淳士はたばこをコンクリートの壁に押しつけて消し、ポケットから折り畳み式ナイフを取り出した。
……ま、まさか拷問するつもり!?
私はゾクッと背筋を震わせた。
淳士の太い腕が私の左腕を掴んだ。
「い、いやああっ」
刺されるっ……!
恐怖に私の体はガクガク震えた。
ビリッ……! 着ていたネグリジェが音を立てて破れた。淳士は強引に左右にビリビリ引き裂いて、私は下着一枚になった。
ぶるんっと飛び出して揺れる乳房の先を慌てて両手で隠す。
そんな私を見て淳はククッと笑い、着ていた黒いワイシャツを脱ぎ捨て、金のネックレスだけになった。ちらりと蓮くんの方を向いた際に、背中に入っている大きな虎のタトゥーが見えた。
続いて下もズボンと下着を脱いで丸裸になった。逞しく天を仰ぐ黒くて大きなペニスと重たそうな袋が見える。
「だめ、やめてっ……」
今日こそ犯されるっ……。それも蓮くんの見ている前で!
私は恐怖にシーツを蹴って、後ろへ下がった。
そんなことをしても淳士はベッドへ上がり、私をドンっとベッドへ押さえつけ、下着を強引に足から引き抜いた。
「ほら、朋美。大人しくしろよ」
「いやぁっ……」
どうにか抵抗しようと、宙を蹴っていた私の足が淳士の手に当たった。
淳士はチッと舌打ちし、私を睨みつけて頬をパシンッと平手打ちした。そして私の髪を掴んで目を合わせさせた。
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