【R-18】私を乱す彼の指～お隣のイケメンマッサージ師くんに溺愛されています～【完結】

第六章 別れたくない(蓮side)

３１．最高の絶頂と、彼女との別れ※

　朋美さん、僕にこんなにも感じてくれるなんて、なんて愛おしいんだろう……。
　僕は彼女のふっくらと柔らかな唇に自分の唇を重ねて、ちゅっ、ちゅぱっとキスをし、彼女の垂らした唾液を吸う。
　狭い肉癖の中で怒張をギリギリまで引き抜き、ズパンッ！　と一気に最奥へ叩きつけた。
「い、あああんっ……」
　彼女は悲鳴みたいな声を上げたが、彼女の蜜壺はじゅぷっ、じゅぷっ、と嬉しそうに音を立てて悦んでいるから、僕は容赦なくその動きを繰り返す。
　彼女の大きくて形のいい乳房が僕の動きに合わせて激しく揺れ動いている。
　結合部はズボッ、ズボッ、ヌチュッ、ヌチュッと泡立ち、僕たちの足の付け根がパンッ、パンッ、とぶつかり合う音が施術室に響いている。

「ああんっ、れんくぅん……」
　彼女がぎこちなく僕の肩へ腕を伸ばしてきた。
　そんなことされたら、もうたまらない……。
「ともみさんっ……」
　僕は彼女に覆いかぶさりガツガツと腰を振って、ズンズン夢中で最奥を突いた。
「ッんほおおっ……」
　一番感じちゃう膣の入口をゴリゴリされて、彼女が漏らしたちょっと下品な喘ぎ声に僕の肉棒は喜んでドクンと脈打つ。
「おほぉん、……だめっ、……おかしくな…ちゃうっ……」
「なって、いいですよっ……」

　グボグボグボグボグボとはしたなく上がる音に合わせて、頑丈な施術台がギッ、ギッ、ギッ、ギッと揺れた。
「ッああっ……、イキそう……っ」
「ぼくも…です……っ」
　彼女の肉壺にキュンキュン締め上げられ、僕はこらえきれなくて背筋を震わせた。
「ッんぅ……！」
　腰を突き上げ、彼女の最奥でビュッビュルル……ッと皮膜の中に大量の体液を放った。
「あはあぁんっ！」
　彼女も全身を硬直させてプシャアアッ！　と潮を吹いて絶頂した。

　僕たちの間に薄いゴムなんてなければいいのに。彼女の子宮にたっぷりと僕の子種を注いで、彼女が僕の子供を妊娠すればいいのに……と、頭をクラクラさせ、強烈な快感の余韻でぴゅるっと漏らすみたいに管に残った精液を溢れさせながら僕は思った。

　はあ、はあ、はあ、はあ……。
　彼女は気を失っていた。僕は呼吸を整えながら彼女にキスをして、彼女のナカから性器をずるりと引き抜いた。
　オイルと愛液でぬるぬるの彼女の秘部を丁寧に清めて、バスタオルに包んで寝かせておいた。

「……ごめんなさい、私」
　しばらくして目を覚ました彼女は気まずそうにしていた。今日ここへ来るまでは僕とセックスなんてするつもりじゃなかったのだろう。オイルの催淫効果のせいだけど、もちろんそれは黙っておく。

　身支度を終えた彼女に、
「僕はいつでもここにいますから、またマッサージ受けに来てくださいね」
　無料サービスチケットを差し出すが、彼女は悲しそうな顔をするだけでそれを受け取らずに、
「蓮くん、今までありがとう……」
　と言って店を出て行った。
　彼女が向こうを向く瞬間、彼女の目尻から大粒の涙がこぼれるのを僕は見逃さなかった。