上 下
31 / 69
第六章 別れたくない(蓮side)

30.彼女の本心※

しおりを挟む
「それに朋美さんは僕のことが嫌で、引っ越しまでするつもりなんですよね? なのに、僕としたいんですか?」
 ここぞとばかりに僕は彼女の本心を探った。聞き出すチャンスはきっと今しかない。
「そ、それは……」
 施術台の上で仰向けに寝ていた彼女はゆっくりと起き上がった。
「違うの……、ごめんなさい、それには事情があって……」
「事情って?」

「ごめんなさい、言えないの。でも誤解しないで、蓮くんは何も悪くないのよ。それだけは本当……」
 彼女は質問には答えず、困り果てた顔をしながら、僕の腰へ飛びついた。
 そして僕のズボンの前をはだけさせて、強引にズボンと下着を擦り下ろした。
「……ッ!」
 激しく勃起している男性器がボロンと勢いよく飛び出した。

 朋美さんがこんなことをするなんて……。
 僕が呆気に取られている間に、彼女は僕の充血した亀頭をレロッと柔らかな舌先で舐めた。
「……ンッ!」
 僕の性器はビクンと脈打ち、先端の孔からとろっと先走りを溢れさせた。彼女の舌がねっとりとそれを舐め上げた。
「ん……、朋美さんっ……」
 ちゅぱっと彼女の女性らしい分厚い唇が僕のペニスをしゃぶった。
 口の中は温かくて柔らかくて、僕の腰はもうとろけそうだった。

「……ッふ、……んっ、……んふぅ……」
 じゅぱ、ちゅぱっ、じゅぱっ……と彼女は頭を上下させ、窄めた頬の内側で僕の肉棒を扱いてくれる。
 僕は頭をクラクラさせながら、イキそうになるのをどうにかこらえた。僕の屹立は情けないほど先走りを吹き出していて、彼女は時折じゅるっ、チュッ、ゴクッ……と音を立てて吸い取ってくれた。

 僕のモノをしゃぶりながら、彼女は腰をゆらゆら揺すっていた。我慢が限界なのだろう。
「僕のこれで膣の奥をマッサージしてほしくて、たまらないんですね……?」
 彼女は羞恥に震えながら、こくっと頷いた。
 僕の理性ももう限界だった。

 彼女の口からペニスを抜き、僕はポケットに入れていたコンドームを装着した。
 彼女のⅤ字水着を脱がせると、秘部が濡れすぎていて水着との間に愛液の銀糸がとろりと伝った。施術台のぎりぎりのところへ彼女を寝かせ、大胆に開脚させた。
 びしょびしょな彼女の淫花は花芽をピンピンに尖らせ、パクパクとはしたないほど期待に震えているのに、彼女自身は心底恥ずかしそうに両手で真っ赤に染まっている顔を覆っていた。

 僕は床に立ったまま彼女の足の間へ体を入れて、はち切れそうなほど勃起しているそれで彼女のビラビラをクチュクチュと愛撫して、秘口へ宛がった。
 軽く体重をかけると、ぬぷぷ……と彼女の狭いそこが僕の先端をズプンと飲み込んだ。
「ッあぁあんっ……」
 彼女はうっとりと甘い声を上げ、僕をもっと奥へ引きずり込もうときゅうぅと締め付けた。

 僕は勢いよく腰を進めて、ズジュンッ……! と一気に最奥まで挿入した。
「ひぃんっ!」
 彼女は斜め上を見つめながら、だらしなく口角から唾液を垂らした。この前の正常位よりも僕のモノが深く挿入されているから気持ちがいいのだろう。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

お知らせ有り※※束縛上司!~溺愛体質の上司の深すぎる愛情~

ひなの琴莉
恋愛
イケメンで完璧な上司は自分にだけなぜかとても過保護でしつこい。そんな店長に秘密を握られた。秘密をすることに交換条件として色々求められてしまう。 溺愛体質のヒーロー☓地味子。ドタバタラブコメディ。 2021/3/10 しおりを挟んでくださっている皆様へ。 こちらの作品はすごく昔に書いたのをリメイクして連載していたものです。 しかし、古い作品なので……時代背景と言うか……いろいろ突っ込みどころ満載で、修正しながら書いていたのですが、やはり難しかったです(汗) 楽しい作品に仕上げるのが厳しいと判断し、連載を中止させていただくことにしました。 申しわけありません。 新作を書いて更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 お詫びに過去に書いた原文のママ載せておきます。 修正していないのと、若かりし頃の作品のため、 甘めに見てくださいm(__)m

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

森でオッサンに拾って貰いました。

来栖もよもよ&来栖もよりーぬ
恋愛
アパートの火事から逃げ出そうとして気がついたらパジャマで森にいた26歳のOLと、拾ってくれた40近く見える髭面のマッチョなオッサン(実は31歳)がラブラブするお話。ちと長めですが前後編で終わります。 ムーンライト、エブリスタにも掲載しております。

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる

ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。 幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。 幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。 関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。

【R18】深層のご令嬢は、婚約破棄して愛しのお兄様に花弁を散らされる

奏音 美都
恋愛
バトワール財閥の令嬢であるクリスティーナは血の繋がらない兄、ウィンストンを密かに慕っていた。だが、貴族院議員であり、ノルウェールズ侯爵家の三男であるコンラッドとの婚姻話が持ち上がり、バトワール財閥、ひいては会社の経営に携わる兄のために、お見合いを受ける覚悟をする。 だが、今目の前では兄のウィンストンに迫られていた。 「ノルウェールズ侯爵の御曹司とのお見合いが決まったって聞いたんだが、本当なのか?」」  どう尋ねる兄の真意は……

処理中です...