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第一章 恥ずかしすぎる誤配事件(朋美side)

0.オイルマッサージ☆

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 リラクゼーションサロンの一室。
 受付のスタッフに渡された極小白ビキニに着替えた私は、鏡に映った自分の姿に戸惑っていた。

 お店でマッサージされるのって初めてだからわからないけど、これが普通なのかな?
 どう考えても布面積が小さすぎるし、生地が薄すぎると思うんだけど。
 これじゃ大事な部分がポロッと出てしまったり透けたりしてしまいそう……。

「失礼します」
 カーテンの向こうでれんくんの声がした。
 ……やっぱり蓮くんが施術するんだ。……こんな格好なのに、と私はひどく動揺していた。

朋美ともみさん? ゆっくりで大丈夫ですけど、準備できましたらこちらに来てくださいね。ちなみに更衣室内のカゴにあるタオルは自由に使ってもらって大丈夫です」
 ああ、このタオル使っていいんだ……、よかった。
 頼りないビキニの上にカゴの中の茶色いバスタオルを巻いて、私は更衣室のカーテンから出た。

「タオルを巻いたまま、施術台へうつ伏せになってくださいね」
 蓮くんは後ろを向いてカルテへなにやら記入しながら爽やかな声でそう言った。
 言われた通りベッドへうつ伏せになると、
「失礼します」
 と彼は私のタオルを解いた。

「オイル塗っていきますね」
 お尻とか背中とかほとんど丸出しでちょっと恥ずかしいなと思っていると、オイルをたっぷりと馴染ませた彼の温かな手が私の緊張を解くように肩や首筋をほぐし始めた。
「……んっ、……んぅ……」
「やっぱりこの辺りが凝ってますね。でもこの前と比べると少しよくなってますよ。続けるうちにどんどん改善していくと思います」
 彼の甘い声に体の奥がトクンと疼く。
「……この前少し揉んでもらっただけでも、だいぶ楽になったの」
「それはよかったです」

 蓮くんの手、気持ちいい……。
 アロマオイルじわじわ温かくて、すごくいい香り……。

 ケーシータイプの白衣に身を包んでいる蓮くんの姿、初めて見たけどなんかいつも以上に格好よくてドキドキしちゃう……。
「ン……、……んぅ……」
 彼の手が腰の方へ移動してきた。
 凝り固まっているところを的確に探り当ててクイ、クイ、とほぐしていく。
「……気持ちいいですか?」
 普通のことを聞かれているだけのに、私は妙に意識して背筋をゾクゾクさせてしまう。
「うん……、いいかも……」

 彼の細くて長い指先がにゅるりとビキニの中へ入り込んで双丘を揉み揉みとほぐし、そのまま足の付け根や股の内側へ滑り込んだ。
「……ッ!」
 ひいいっ、こんなデリケートな場所までマッサージされちゃうの!?
 性器のすぐ近くを触られて、ドキドキせずにはいられない。
 どうしよう……、なんか変な気分になって来ちゃった……。

「じゃあ仰向けになりましょうか」
 蓮くんは私の体についたオイルで服が汚れるのも構わずに、男らしい太い腕で私を優しく抱き起して仰向けにしてくれた。
 さり気なくバスタオルを外されて、私の体は小さくて薄いビキニしかまとっていない。

 私の乳首は硬く勃ち上がり、胸の先を覆う布は小さなテントのようになっていた。
 うう恥ずかしい……。
 私は右腕を胸の上へ乗せて、ビキニから透けている左右のバストトップを隠そうとしたが、
「恥ずかしがらなくて大丈夫です……。血行がよくなると、どうしても……」
 と彼に優しく腕を掴まれ、体の横へ下ろされてしまった。

 オイルたっぷりの蓮くんの掌がタプタプ、ヌルヌル、と脇へ流れた私の胸をかき集めるように動き、乳房をフニフニと優しく揉みしだく。
「……ン、……はぁっ……」
 異様なほど敏感になっている私の乳首はビクビク震えている。
「……あぁっ!」
 蓮くんの指先が布越しに透けている私の乳輪のふちをゆっくりとなぞった。
「こうやってこの辺りをほぐすと肩こりも改善します」
 まじめな表情の彼は落ち着いた声でそう言い、布越しに私の乳首を二本の指で摘まみ上げた。

 うそ、マッサージってこんなことまでされちゃうの!?
「あっ! やっ……、だめっ! だめ!」
 彼の指の腹が私の胸の先をクニクニと押しつぶすように刺激する。
 コロコロ、ふにふに、と巧みな指使いで弄ばれ、ビリビリと背筋へ電流が流れるように私の体は痺れた。
「……ッひいぃんっ!」
 私は腰を反らせて、体を強張らせた。
 甘イキしてしまったのだ。

 ぐったりと施術台へ体を預けて、私は快感の余韻に全身をピクピクさせながら肩で呼吸していた。
「はあっ、はあっ、はあ……」
 彼の手が脇腹を通り、私のヒザを掴んで大きく開脚させた。
「や……、やだっ……」
 泣きそうな声を出した私を、蓮くんは心配そうに見つめていた。

「……ちょっと痛かったですか? 股関節の付け根をほぐしてリンパの流れをよくすると、体の色々な不調が改善しますので」
 やっぱり蓮くんは何も変なことしてないのに。
 あんな声を出して、恥ずかしい……。
 私は大人しく彼に従うことにした。

 彼が私の股関節をほぐし始めると、今度は意識が陰部へ集中してしまい、じくじくと陰核が痺れ始めた。
「っン……、ぁっ……、ぁはあぁっ……」
 足を大きく開かれている格好が落ち着かない。
 きっと私の秘部は小さなビキニ越しにもわかるほどとろとろに濡れて、花芽が大きくなっているだろう……。
 うう、恥ずかしい……と私は生きた心地がしなかったが、蓮くんはふふと微笑んで、
「リラックスしててくださいね。……そうだ、目の疲れが取れるようにちょっと温めましょう」
 と言ってホットタオルで私の目元を覆ってくれた。

 視界が奪われ、私の体は余計に感度を増してしまった。
 股の内側を彼の指先が往復し性器をかすめそうになるたびに、私は胸を弄られたときのように大きな刺激を与えられるのではないかと期待に震えているのに、彼の指はなかなか私の淫花へ触れてくれない。
「っん……、はぁっ……」
 私はじれったくて施術台から腰を浮かせて、もじもじと揺らしていた。
 すると彼の指先が私の敏感な尖りを弾くように撫で上げた。
「ひいいっ!」
 私の陰核を摘まんだ彼の指がそれをこね回し、私のあそこは愛液をとぷとぷと溢れ出す……。

「ぁん……、……ああんっ、……ッあはぁっ……」
 蜜で濡れた花弁を布越しに彼の指にニュルニュルと愛撫され、それと同時にツンと尖った肉芽をコリコリと弄られた。
「……ッああぁん……」
 私は込み上げる強烈な絶頂感をこらえらきれなくなり、体を強張らせた。

 長年、彼氏がいないし、おまけにいい歳をして処女だから。
 若くてイケメンな蓮くんにマッサージされただけで、こんなに感じてしまって恥ずかしい……。
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