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第十四章 その後の生活
140.マッサージ1※
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会見を開いていた部屋を出ると、ルークはいつものように俺の後ろへついて来た。
何か言わないのかと、ルークの方へ耳を澄ましているがただ歩く足音しか聞こえない。
なんだよ、相変わらずすまし込みやがって。「もう誰とも結婚しない」と言った俺の言葉の意味を知りたいとは思わないのか。
沈黙がじれったくなって俺の方から口を開いた。
「なんだかひどく疲れた。風呂に入ってもう休むから、あとでマッサージしにきてくれ」
部屋のドアを開ける際に、ぶっきらぼうにそう言うとルークは目を見開いて強張っていた表情を緩ませた。
「……かしこまりました」
俺は一人でバスルームに向かい、よく泡立てたソープで全身をくまなく洗う。もちろんピーナッツ大のクリトリスにも女性器にも泡を馴染ませ、シャワーで丁寧にすすいだ。
会見の場であんなことを言えば明日からまた面白おかしく記事を書かれてしまうだろう。
けれど不思議なほど俺の気分はすっきりとしていて、清々しささえ感じていた。
「……ふぅ……」
バラの花びらが浮かんでいるバスタブに浸かり、手足を伸ばした。
バスローブ一枚を羽織って、部屋に戻るとルークが待っていた。
「全身を揉んでくれるか?」
「はい、シュライフェ様」
バスローブを脱ぎ捨てて、ベッドへうつ伏せになった。
ルークの喉がゴクッと鳴るのが聞こえた。
「失礼します」
ゆっくりとした手つきで首から肩、背中、腰……と揉みほぐされる。
「いかがですか?」
くいくいと優しい力で押されて、思わずため息が出るほど気持ちがいい。
「ああ……」
それにコリコリに硬い乳首や陰核がうつ伏せのせいでシーツに押しつぶされ、ジンジンと甘く疼いている。
気持ちよくて自ら胸板や腰を押しつけると秘部がとろりと潤うのを感じる。
「……んっ……♡」
「もう背中はいい……」
俺はごろりと寝返って、体の前をルークに晒した。大きく尖っている乳首もクリトリスもルークの視線を受けてピクピクと震えている。
「凝っているところ……全部ほぐしてくれ」
火が出そうなほど顔を熱くしながら言った俺の様子をルークは目を見開いていた。そして頷き、両指を左右の胸の突起に絡めて強弱をつけてクイクイと揉み扱き出した。
「あ♡ ……ああっ♡♡」
思わず声が出てしまう。刺激を受けていないクリトリスだけがもどかしくて、俺は左右のヒザをすり合わせていた。乳首と子宮は繋がっていると言われたが、胸の突起を扱かれるたび穴がヒクついて汁がトプトプ滴ってしまう。
何か言わないのかと、ルークの方へ耳を澄ましているがただ歩く足音しか聞こえない。
なんだよ、相変わらずすまし込みやがって。「もう誰とも結婚しない」と言った俺の言葉の意味を知りたいとは思わないのか。
沈黙がじれったくなって俺の方から口を開いた。
「なんだかひどく疲れた。風呂に入ってもう休むから、あとでマッサージしにきてくれ」
部屋のドアを開ける際に、ぶっきらぼうにそう言うとルークは目を見開いて強張っていた表情を緩ませた。
「……かしこまりました」
俺は一人でバスルームに向かい、よく泡立てたソープで全身をくまなく洗う。もちろんピーナッツ大のクリトリスにも女性器にも泡を馴染ませ、シャワーで丁寧にすすいだ。
会見の場であんなことを言えば明日からまた面白おかしく記事を書かれてしまうだろう。
けれど不思議なほど俺の気分はすっきりとしていて、清々しささえ感じていた。
「……ふぅ……」
バラの花びらが浮かんでいるバスタブに浸かり、手足を伸ばした。
バスローブ一枚を羽織って、部屋に戻るとルークが待っていた。
「全身を揉んでくれるか?」
「はい、シュライフェ様」
バスローブを脱ぎ捨てて、ベッドへうつ伏せになった。
ルークの喉がゴクッと鳴るのが聞こえた。
「失礼します」
ゆっくりとした手つきで首から肩、背中、腰……と揉みほぐされる。
「いかがですか?」
くいくいと優しい力で押されて、思わずため息が出るほど気持ちがいい。
「ああ……」
それにコリコリに硬い乳首や陰核がうつ伏せのせいでシーツに押しつぶされ、ジンジンと甘く疼いている。
気持ちよくて自ら胸板や腰を押しつけると秘部がとろりと潤うのを感じる。
「……んっ……♡」
「もう背中はいい……」
俺はごろりと寝返って、体の前をルークに晒した。大きく尖っている乳首もクリトリスもルークの視線を受けてピクピクと震えている。
「凝っているところ……全部ほぐしてくれ」
火が出そうなほど顔を熱くしながら言った俺の様子をルークは目を見開いていた。そして頷き、両指を左右の胸の突起に絡めて強弱をつけてクイクイと揉み扱き出した。
「あ♡ ……ああっ♡♡」
思わず声が出てしまう。刺激を受けていないクリトリスだけがもどかしくて、俺は左右のヒザをすり合わせていた。乳首と子宮は繋がっていると言われたが、胸の突起を扱かれるたび穴がヒクついて汁がトプトプ滴ってしまう。
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