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第十三章 現実逃避のバカンス

136.タコ1※

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「うああっ……♡♡」
 ブチュブチュ、グジュゥ……。
 体内のゼリーが音を立てながら出ていく。

「こりゃすごい」
 観衆が嘲笑する声が聞こえて頭がおかしくなりそうだった。

 もう止まってほしくて力を込めると余計に恥ずかしい音が上がるだけで、ゼリーは次々と出ていく。
「……あはぁあっ♡」
 クリトリスがビクビクわなないていた。

「あはああ、……イ、イクゥッ……♡♡♡」
 膣内をとめどなくゼリーが駆け抜けて行く感覚に俺は極まってしまった。
 背筋を強張らせたせいで、ドブブブッ、ブチュゥッ! とひと際大きな音が上がり、体内のゼリーは全て出きった。

「……はぁ♡ ……はあ……♡ ……はぁっ……♡」
 全身から力が抜けた俺はぐったりとして、青くて美しい空を眺めていた。
 甘イキの余韻で時折体がピクピクなり、膣からわずかに残ったゼリーと愛液の混じったものがくぷっと出ていた。

 耐えがたいほどの屈辱だった。しかしもう終わった。
 心の中でそう安堵していた。

 椅子から投げ出していた左足に違和感を覚えた。何かぬるりとしたものがまとわりついた気がしたのだ。
 顔を上げて妙な感触のした足を見ると、なんと、そこには大きなタコがいた。

「な、なんだこれは……!?」
 タコは俺の体に這い上がってこようとしていた。
 足をバタつかせて払い落そうとしたが、島民の男たちが俺の足を押さえつけた。

「おやおや、タコが来ましたね。実はこのゼリーにはタコの大好物が入っているんですよ。我々から逃げた罰として、このタコに後処理をお願いしましょう」

 タコに後処理をお願いするって、つまりこのタコに俺の体内をきれいにさせようとしているのか!?
「じょ、冗談じゃないっ……!」

 俺は抵抗を試みたが、男たちに押さえつけられて何もできない。
 大きなタコはぬるぬると俺の太ももを這いあがって、おまんこへ近づいてしまった。

「おい、さすがにやりすぎじゃないか! シュライフェ様を離せっ!」
 黙って見ていたルークもさすがにまずいと思ったのだろう。島民の男たちに飛びかかろうとした。

「おっと、邪魔をするなら容赦しませんよ」
 別の島民たちがルークを押さえつけた。

 タコは黄色い目に黒くて横長な瞳孔で俺の局部を凝視していた。そして8本ある腕の1本を俺の女性器へ向かって伸ばした。
「や、やめろぉ!!」

 俺の叫びは虚しく、くねくね動くタコの触手がくちゅっと音を立ててビラビラを撫でた。
「あああっ!」

 そして細い先端がぬるりと膣口へ押し入ってしまった。
「ひあああぁ……っ♡♡♡」
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